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映像学科22番

映画と日常

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週刊映画鑑賞記(2022.5/9~2022.5/15)

トガジンです。

毎週日曜日はこの一週間に観た映像作品を日記代わりに書き留めています。

これまでも再三お伝えしてますが、私、週の前半は山崎貴監督の『超大作怪獣映画(仮題)』にエキストラとして参加するため長野県へ行っておりました
撮影自体はたった半日で終わってしまいましたが、その内容の濃さと当日ご一緒させていただいたエキストラ仲間たちと怪獣映画について語り合えた楽しさが未だに忘れられず、精神的にはまだ日常生活には戻り切れていません。
子供のころ、修学旅行や運動会などビックイベントの後って2~3日は余韻に浸り続けたものですがまさにあんな感じです。
ふと時計を見るたび「ああ、10日(撮影の日)の今頃は●●をしてたんだったなあ」と、ふと長野の方向を見てしまいます(笑)。

そのため、今週は何を見ても全く頭に入って来ない気がして、録画しておいた4Kリマスター版『モスラ』を今朝ようやく観たのみです。
しかし、これについても長野の撮影現場でエキストラ仲間と語り合った作品だったため、やはりあまり集中して見ることは出来ませんでした。
それで、今回の記事は昨年末の「午前十時の映画祭」の時の感想記事に加筆補正を加えたものにしています。
「手抜き」と言われれば返す言葉もありませんがどうかご容赦願います。



5/15(日)
『モスラ』(ピュア4K放送)
(ホームシアター:日本映画+時代劇4K)
『モスラ(1961年)』ポスター画像(総天然色バージョン)
最近発見されたという冒頭の「序曲」から始まっていることから、昨年の「午前十時の映画祭」上映に使われたのと同じマスターと思われます。

ゴジラ1983復活フェスティバル パンフレット
私が『モスラ』(1961年版)を初めて観たのは、大学に入った最初の年の昭和58年夏でした。
東宝が全国展開した「ゴジラ1983復活フェスティバル」の中の一本としてです。

私が見た大阪の劇場では『三大怪獣地球最大の決戦』とペアで上映していました。
『三大怪獣~』には幼虫モスラがボロボロにやられるシーンがありますが、このとき客席から「モスラ、早うチョウチョになれ!」と必死に応援する子供の声が上がったことを今でもよく覚えています。
あの子は先に『モスラ』を観ていたのでしょうね。
映画館で見た映画の記憶って、こういったノイズも含めて丸ごと刻み込まれているものです。

■ミニチュアが素晴らしい!
『モスラ』ミニチュアセット
ミニチュアセットは実際の東京の街並み写真と見比べながら丹念に組まれたものだそうです。
とある有名映画監督は公開時に東京の映画館で『モスラ』を観たときの思い出話として、見終わって劇場を出た瞬間、目の前に先刻映画の中で幼虫モスラに破壊されていた街並みがそのまま存在していたことに軽いデジャブを味わったと語っておられました。
私は特撮映画全盛期に東京に住んでいた人が本当に羨まくて仕方ありません。

■幼虫モスラのうねうね感が素晴らしい!
『モスラ』幼虫前進
その幼虫モスラは高さ2メートル、全長10メートルの着ぐるみで、内部には8人の俳優やスタッフが節ごとに入っています。
それぞれが息を合わせて歩行するわけですが完璧には動きが合わず、しかしその動きのバラつきがかえって生物らしさを際立たせています。
3年後の『モスラ対ゴジラ』ではここまでの着ぐるみは作られず、動く全身像はリモコンで動く自走式ミニチュアになってしまいました。
それで動きが直線的になってしまい一部タイヤが見えてしまう部分もあったりして生物感は失われていました。
(それでも平成『ゴジラvsモスラ』の猪突猛進する幼虫に比べれば100倍マシですが・・・)

■スッポンの善ちゃん(フランキー堺さん)のユーモアセンスが素晴らしい!
『モスラ』すっぽんの善ちゃん
報道シャットダウンの場所に忍び込んだり、数人のチンピラをポイポイ投げ飛ばしたり、崩落する橋から間一髪赤ちゃんを助け出すヒーロー的活躍を見せたりと、普通なら「主人公贔屓」とか「ご都合主義」と揶揄されそうな場面でも「善ちゃんなら全然OK!」と思えてしまいます。

『モスラ』善ちゃんとネルソン
ネルソンさえ彼と一緒にいるときは間抜けな奴に見えてしまうから不思議です。
これが人徳ってやつでしょうか?。

■花村女史(香川京子さん)の笑顔が素晴らしい!
『モスラ』花村ミチ
あのいたずらっぽい笑顔を高画質で拝めるだけでも元を取った気になります。
「最近のギロチンは音がしませんのよ」と出来る子アピールしておきながら、ラストでは感動(あるいは緊張)のあまり写真を撮り忘れるという大チョンボ。
でも、結果的には最後の美味しいところを全部かっさらっていきました。

現在も気品とオーラが全く衰えていない香川京子さん。
いつまでもお元気で映画やドラマに出ていただきたいです。

■小美人(ザ・ピーナッツ)の妖精感が素晴らしい!
『モスラ』小美人
双子の方たちには失礼に当たる発言かも知れませんがどうかご容赦願います。
日常生活の中で、本当にソックリな一卵性双生児を見たとき、「え?、あの二人双子?」と思わず二度見してしまうことってありませんか?。
モスラという神秘的存在に対する巫女のような存在に双子の小人という設定を持ち込んだセンスが本当に素晴らしいと思います。
平成以後のモスラ登場作品では小美人ペアは全て別の個体でした。
この『モスラ』の直接の続編とされる『ゴジラ・モスラ・メカゴジラ 東京SOS』に登場した小美人は本作の二人と同個体という設定だったはずなのにやはり別人。
せめて双子の女優を起用して欲しかったです。

■ネルソンの嫌らしい笑いが鬱陶しい・・・じゃなくてこれはこれで素晴らしい!
『モスラ』ネルソン笑い
ニタ~ッと口の端を捻じ曲げるジェリー伊藤さんの典型的悪人笑いが印象深いキャラクターです。
しかし、ジェリーさんご本人はとても人懐っこくてユーモラスな方だったそうで、映画の中では敵対関係になる小泉博さんとも本当はとても仲が良かったそうです。

■古関裕而先生の楽曲が素晴らしい!
『モスラ』ラストシーン
古関先生は本来オペラをやりたがっていた方だそうです。
映画音楽を担当するときもただ場面を盛り上げるだけでなく、音楽全体を聴くことによって物語を反芻出来るようなサウンドトラックになるよう心掛けていらしたのでしょう。
初公開時に冒頭に序曲が奏でられたのもその現れだと思います。

■カツラが取れても素晴らしい!(笑)
『モスラ』慌てて拾う
インファント島民のダンサーのカツラが取れてしまうカットもよく見えます(笑)。
わずか1秒ほどの出来事ですが、カットが変わる直前で男性ダンサーが外れたカツラを慌てて拾い上げています。
本多監督が撮影や編集中にこれに気付いていなかったとは考えにくいのですが、どうしてこのハプニングをあえて本編に残たのか不思議です。

実は私、『モスラ』は'85年にレーザーディスクが発売されたときに買って何度も繰り返し観ていて、このハプニングには当時既に気付いておりました。
37年前は何かのノイズかと思ってコマ送りで見返してやっと何が起こっていたか分かりましたが、今回は4Kの高解像度とリマスター効果のせいか特に目を凝らさなくてもカツラが落ちる瞬間がスッと目に飛び込んできました。
それでも全ダンサーがうろたえることなく演技を続けていたことには感心してしまいます。

そういえば、数年前『ゴジラ』一作目が4Kリマスター化されたとき、高精細化の反作用で新聞記事のアップに「エロ本の・・・」という余計な文字までハッキリ見えてしまった弊害がありました。
今回のカツラもあれに近い気がします。

「午前十時の映画祭2022」空の大怪獣ラドン
昨年の「午前十時の映画祭」で一番客入りが多かったのは『モスラ』だったそうです。
そのためか、今年の「午前十時の映画祭」では年末に『空の大怪獣ラドン』がラインナップされています。
『ラドン』は以前日本映画専門チャンネルで放送されたHDリマスター版がとても綺麗だったんですが、今度の4Kリマスター版『ラドン』はあれ以上の画質で楽しませてくれるに違いないと今から楽しみにしています。
4K解像度とハイコントラストで見るメガヌロンはさぞ不気味なことでしょう(笑)。


<(_ _)>
今週もお付き合いいただきありがとうございました。
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一期一会の戦友たち

CATEGORYエキストラ
トガジンです。

2022-05-10 快晴
今月9日(月)と10日(火)の二日間、私はとある怪獣映画の撮影にエキストラとして参加するべく長野県へ行っておりました。

当日の撮影は主演俳優もいらっしゃる重要な場面でした。
また、伏せられている登場怪獣の正体も判明しました。
ご一緒させていただいたエキストラの皆さんとも仲良くさせていただきましたし、私自身もかなり良いポジションをいただけてしっかり画面に映ることが出来たと思ってます。
短いながらも、とても濃厚で充実した時間を過ごさせてもらいました。

「あの楽しかった長野での二日間を是非ブログに書き残したい。」
そう考えて、帰宅後すぐにキーボードを叩き始めました・・・が!。

募集規約
残念ながら、撮影内容についてブログに書くことは規約で固く禁じられております。
そのため、撮影に関する部分については明記することが出来ません。

本当は映画が公開されるまで記事に書くのは控えるべきなのかも知れませんが、1年以上も時間が空いてしまうと現地の好印象や今回ご一緒したエキストラ仲間との楽しい思い出も全て色褪せてしまう気がします。
それらの記憶が生々しく残っているうちにどうしてもブログに書き残したい!。

そこで、今回は撮影内容や具体的な名称(人名・建物名)は極力伏せて、あくまでも「エキストラ目的の長野県遠征記」として書き残すことにしました。
内容的にはただの旅行記なのでカテゴリー違いになりそうですが(笑)、そもそも旅行の目的が映画の撮影のためなのでどうかご勘弁願います。


地名については応募要項にも明記されているので書いても文句は言われないでしょう。

長野県岡谷市です。
この地が選ばれたのは、この映画の監督さんが長野県出身だからでしょうか?。



【5月9日(前日入り)】
5月10日集合時間変更
撮影当日(10日)の集合時間はなんと朝6時!!。
福井県在住の私には当日対応することなど絶対不可能です。
そのため、前日のうちに長野入り(=前泊)する必要がありました。

グーグルナビでは福井から岡谷市へは車で4時間半とのことだったので朝6時頃に家を出たんですが、途中何度も休憩を挟んだため最終的に5時間以上かかってしまいました(笑)。
ガソリン満タンで出発したのに、着いたらもう20%くらいしか残っておらず、高速代も7千円以上・・・(汗)。

2022-05-09 雨天
この日の現地はあいにくの雨でした。
気温も前日までとは打って変わってひどく寒かったです。

(大変失礼ながら)最初は岡谷市を(それこそ福井みたいな)昭和レトロな田舎町だとばかり思っておりました。
なぜなら今回の映画の時代設定が昭和22年頃だったからです。
ところが、実際に着いてみると、市役所や病院がすごく立派だったり、現場のすぐ近くには大きなショッピングモールもあったりして昭和レトロな街というイメージとはまるで違ってました。

あと、感心したというか感動すら覚えたのは長野の人たちの運転マナーの良さです。
道に慣れていないため右折でなかなか動けずにいることが多かったんですが、そんな時ほとんどの車が道を譲ってくれました。
また、歩行者に対しても完全に渡り終えるまで待ってくれるドライバーさんが多く、長野の皆さんのおおらかさを見た気がしました。

2022-05-09 昼食をとった浜丑さん
到着したらなにはともあれお昼ごはんです。
諏訪湖を有する岡谷市はウナギ料理が名物とのことで、街の人に「あそこが美味しい」という店を教えてもらってそこでお昼を食べました。

入ったのは濱丑さんというお店です。
店内の写真は撮ってませんが、清潔で感じの良いお店でした。

2022-05-09 昼食・うな丼
私が注文したのはうな丼の上セット
お値段1,980円!。
普段だったら「高っ」と絶対頼まないメニューですが、せっかく長野まで来たのにご当地ものを食べないでは意味がありません。
コシがあって噛み応えあるウナギと甘辛い出汁とのコンビネーションが最高でした。

お腹を満足させたら、次は撮影現場の確認(ロケハン)です。

2022-05-09 自撮り現場建物玄関前にて(顔マスク)
私の背後に写っている古めかしい建物が今回の撮影現場です。
昭和11年に建てられた鉄筋コンクリート2階建ての建物で、今は国の有形文化財になっているそうです。
スタッフさんの姿は見えませんでしたが、周囲には機材車らしき関東ナンバーの車が多数停められていました。
せっかくなので建物前で自撮りでパチリ!。
雨の中、翌日の撮影に向けて気分を盛り上げました(笑)。

2022-05-09 ホテル・オークニ
今回泊まったホテルはホテルオークニさん。
1泊4,500円ほどでした。
ちなみにこのホテル、撮影現場へは歩いて2分程度の近距離です。

2022-05-09 ホテル室内
お部屋はまあ・・・普通のビジネスホテルです。
大浴場は無く、風呂はユニットバスになります。

夕食は当地の美味しいラーメン屋を探して食べに行きました。
知識も土地勘も無いので食べログ情報が頼りです。

ところが!。
2022-05-09 なんですと?
第1候補に挙げていた店がよりによって9日と10日は連休?。
おいおい、食べログには「営業中」って書いてあったぞ?。
「よろしくお願いします」じゃねーよ、商売する気あんのか!。

2022-05-09 虎の羽
仕方なく第2候補のお店へ。

2022-05-09 麻婆ラーメン
ここは麻婆ラーメンが美味しいとのことだったので迷わず注文。
この日は雨で寒かったこともあり、辛くて熱い麻婆ラーメンが身体を温めてくれました。



【10日(本番!)】
2022-05-10 快晴!
そして撮影当日。
天気はご覧の通り晴天です。

朝6時に集合し、衣装への着替えとメイクを澄ませて撮影現場へ移動します。
各エキストラの役柄は、応募時に提出した顔写真や服のサイズをもとにあらかじめ決定されていました。
(衣装姿もお見せしたいところですが、今は公開するわけにいきません)
この日のエキストラは総勢30名と聞いていましたが、午前と午後の部に分かれていて私は午前のチームでした。

2022-05-10 撮影現場
現場となる建物ではすでに撮影準備が整っていました。

私たち午前中チームは建物内で復員庁シーンの撮影です。
内容については書けませんが、主演のKさんの熱演ぶりからかなり大事なシーンであることが分かりました。
私も素人ながら全力で演技したことは言うまでもありません。

2022-05-10 映画のための交通規制
今回驚いたのは、この撮影のために現場前の道路を一時通行止めにしていたことです。
看板には「路上作業のため」と書かれてますが、これは完全にウソ(笑)。
車やバイクによる騒音対策のためと思われます。
もちろん許可は取ってあるのでしょうけど、日本映画でも撮影のためにここまでやるんですね。
初めて見ました。

感染対策
撮影隊は感染対策に非常に気を使っていました。
参加するにも2回以上のワクチン接種証明書が無ければ門前払いされてしまいますし、部屋一つ移動するたびに手指の消毒を求められました。
また、リハーサルはマスク装着で行い、本番のときだけマスクを外します。
その外したマスクは提供された専用マスク袋に入れて保管し、衣装のポケットや小道具に直接入れないよう厳重に注意されました。
別のシーンで同じ衣装を使った人同士で感染でもしたら大変ですからね。



最初に書いた通り、現場で見聞きした内容については一切書くわけにいきません。

でもひとつだけ・・・。
この映画の正体がハッキリしました。

俳優さんのセリフの中に日本の怪獣映画で有名なある島の名前が出てきたこと。(「インファント」ではない)
監督が持っていた台本の表紙にあの独特な形の背ビレがデザインされていたこと。
そしてなにより、監督が演技指導中に口を滑らせて主役怪獣の名を出してしまったこと(笑)。

みんな小声で、「やっぱりアレやな」とヒソヒソ言い合っておりました。



【エキストラさんたち】
今回は私の顔馴染みのエキストラ仲間は一人もいませんでした。
それどころか、「エキストラに参加するのは初めて」という地元の人がほとんどで、逆に私のエキストラ体験をお聞かせすることのほうが多かったです。

私の初めてのエキストラ体験が『シン・ゴジラ』だった話には皆さんガッツリ食いついてくれました。
やっぱり怪獣映画好きな人が集まっていたのですね。
そうして打ち解けてからは、今回の映画の予想はもちろんのこと『シン・ゴジラ』のことや公開間近の『シン・ウルトラマン』のことなど特撮映画の話題が尽きませんでした。
エキストラ出演の一番の楽しさって実はコレなんですよね。
「この人たちとなら絶対友達になれる!」と思える人ばかりでした。

地元の人ばかりではなく、埼玉から来たという方もいました。
この方は私のすぐ近くで演技していたので同じフレームに映っている可能性が高いです。
彼は翌週の茨城ロケにも参加するとのことだったので、映画が公開されたら群衆シーンの中に彼の姿を探してみようと今から楽しみにしています。
あと、偶然同じホテルに泊まっていた人もいて、お互い初めて会話を交わしたときそのことを知って大笑いしてしまいました。
彼らの顔は決して忘れません。



【一期一会】
私たちのチームの撮影は順調すぎるくらい順調に進み、なんとお昼前には全ての出番が終わってしまいました。
「翌日を予備日として用意している」と聞いていたくらいだったのにビックリです(笑)。
午後からは2階で別のシーンを撮るそうで、そちらに出演するエキストラさんたちと入れ替わりました。

2022-05-10 昼食はカレーでした
衣装や小道具を返却して昼食を食べたら私たち復員庁チームは解散です。
お昼のメニューはスタッフさんの炊き出しカレーでした。

この日の撮影をご一緒し、怪獣映画について楽しく語らった皆さんともここでお別れです。
「では画面の中で!」
「出来ればまたどこかの現場で!」

と、最後にお互い声を掛け合いました。

現実的には、彼らと直接再会できる機会は無いでしょう。
でも、みんなたった半日とはいえ同じ映画のために協力し合った戦友たちです。
本当に名残惜しかった・・・。



【さらば岡谷よ】
2022-05-10 諏訪湖
午後はタップリ時間が余ったうえに天気も最高。
せっかくなので諏訪湖を見物して帰ることにしました。

でも、こういうとこってオッサンが一人で行っても全然つまんないですね(笑)。
この時ばかりは「妻が一緒だったら良かったのに」と思いました。

2022-05-10 別の階の撮影中らしい
諏訪湖から岡谷インターへ向かう途中、再び撮影現場の近くを通りました。
ふと見上げると、私たちのときには無かった大きな照明が上階部分を照らしています。
あの辺りの部屋で別の場面を撮影しているのですね。
「俺も参加したいなあ・・・」と、少々後ろ髪引かれる思いで高速道路へと向かったのでありました。


なにはともあれ、今回も本当に楽しいエキストラ体験となりました。
岡谷市は本当に良いところでしたしウナギも旨かったです(笑)。

私にとって最高のゴールデンウィークになりました。
そして最高の誕生月プレゼントにもなりました。

ありがとう、岡谷市!。
ありがとう、一緒に参加したエキストラの皆さん!。

忘れません!。




肝心な映画撮影の部分を意図的にボカしているため、後半はモヤモヤした感じの記事になってしまいました。
映画の公開が近づいた時、必ずもっと具体的な描写を加えた完全版をアップします。
・・・ていうか、その記事は既に書き上げてあるのですがね(笑)。


最後までお付き合いいただきありがとうございました。

週刊映画鑑賞記(2022.5/2~2022.5/8)

トガジンです。

毎週日曜日はこの一週間に観た映像作品を日記代わりに書き留めています。

世の中はゴールデンウィークとか言う長期休暇に浮かれているようでありますが、私は基本的に他人様が楽しく遊んでいる時こそが稼ぎ時という因果な商売をしているため、ここ数週間は長編映画を観る時間など全く取れずにいました。

それでも連休狭間の金曜日に休みが取れたため、久し振りに映画館へ行くことにしました。
映画館へは3月7日の『ナイル殺人事件』ですから丸2ヶ月ぶりです。(;゚Д゚)エエー

20220508 「週刊映画鑑賞記」トップ画像
今週記事にするのはこの2本。
他にも、毎週2話づつ放送されてる『ザ・カゲスター』白黒版『サイボーグ009』、そして先週始まった『パンドラの果実』の第2話など短めのものも見てますが、今夜は明日からの長野行き準備に時間を割いたためそれらについては割愛します。



5/4(水)
『伝説のコンサート 中森明菜』4Kリマスター版🈠
(ホームシアター:BSプレミアム録画)
AKINA EAST LIVE INDEX-XXIII
先日BSプレミアムで放送された中森明菜の全盛期のコンサートビデオです。
同じ内容のブルーレイやDVDが市販されていますが、今回の放送はその4Kリマスター版です。

実は私、’80年代以後の女性アイドル歌手には全くと言っていいほど知識がありません。
大ファンだったキャンディーズが解散してしまったことで映画やアニメに興味が移って(戻って)しまい、歌謡界への興味を完全に無くしていたからです。
松田聖子も河合奈保子も小泉今日子もまともに歌を聴いたことはなく、その他のアイドルに至ってはほとんど顔と名前が一致しないくらいでした。
3歳下の妹に「お兄ちゃん、今どき聖子ちゃんを聴いたことないなんて原始人過ぎる!」と呆れられていたものでした。

しかし、そんな私の目にも一人だけ異彩を放って見える女の子がおりました。
それが中森明菜さんです。

中森明菜 笑顔で歌う
今回彼女が歌っている姿を30数年ぶりに見たんですが、「あれ?、こんな朗らかな笑顔を見せる子だったっけ?。」というのが正直な感想です。
中森明菜って、いつもツンと澄ましているか不貞腐れてるイメージしか無かったんですが、こうして見るとビックリするほど表情豊かな子だったのですね。

歌の途中で感極まって涙を流したり。
踊りか歌詞を間違えて自分の頭をこづいて照れ笑いしたり。
前列のお客さんに「寒い?」と声をかけたり。
風でスカートがめくれて「見たな~」「あ~ん、どうしよう」としゃがみこんでしまったり。

もう可愛くて可愛くて仕方ないです。(#^.^#)
それでいて(プロの歌手なので当たり前ですが)抜群に歌が上手い!。
音圧が強く声の伸びもあって、歌いあげる強弱を自由自在にコントロールしていることが分かります。

中森明菜 イースト・ライヴ インデックス23 CDジャケット
ここに映し出されているのは1989年4月に開催されたデビュー8周年記念コンサートです。
その3ヶ月後、彼女は当時交際中だった男性アイドルのマンションで自殺未遂事件を起こします。
そう考えるとまことに貴重な笑顔であると申せましょう。



5/6(金)
『オードリー・ヘプバーン』🈠
(劇場:テアトルサンク)
『オードリー・ヘップバーン』ポスター画像
”銀幕の妖精”と謳われた名女優:オードリー・ヘプバーンさんの生涯を描いたドキュメンタリー作品。

私はオードリーさんの映画を全部観ているわけではありません。
『ローマの休日』だけは「午前十時の映画祭」など機会あるごとに見返していますが、それ以外で見ているのは『麗しのサブリナ』『シャレード』『マイ・フェア・レディ』と晩年に特別出演した『オールウェイズ』くらいです。
そんな私が2ヶ月ぶりの映画館観賞にこのドキュメンタリーを選んだのは、ポスターのオードリーさんのこの目力に引き寄せられたためです。


私がオードリーさんの魅力を初めて知ったのは、80年代後半頃に放映されていたこのCMがきっかけでした。

初めて見たオードリー・ヘップバーンの姿
当時の私は恋愛映画なんかに一切興味が無かったため、オードリー・ヘプバーンという名前だけは知ってはいても実際に作品を見たことはありませんでした。
しかし、この抜群の笑顔に一発で心掴まれてしまった私は猛烈に『ローマの休日』が観たくなり、早速レーザーディスクを買ってきて全編観たのでした。

『ローマの休日』初回盤LD
私に7,800円のレーザーディスクを衝動買いさせてしまうくらいあの笑顔は素敵だったのです。
まだ20代だった当時の私にはアン王女の恋のお相手役がオッサン(グレゴリー・ペック)だったことにちょっと抵抗がありましたが、それがオードリーさんの魅力を陰らせることは一切なく、むしろラストの潔い別れをより情感溢れるものにしていたように感じました。

バレエダンサー時代のオードリー
このドキュメンタリーには、映画デビュー前のオードリーさんの映像も数多く登場します。
元々はバレエダンサーを目指していたとのことでしたが、あるとき才能の限界を悟って別の方向に前進することを選びます。
それが演技の道でした。

無名時代のオードリー
無名時代に出演した映画の場面もいくつか登場しますが、どの役にもオードリー・ヘプバーンという稀代の女優のオーラが輝いて見えます。
オードリー・ヘプバーンは映画界に登場した瞬間からオードリー・ヘプバーンだったのですね。

『マイ・フェア・レディ』オードリーの歌
また、『マイ・フェア・レディ』の完成映画では他の歌手の声に吹き替えられていたオードリー本人の歌声も(ほんの一部ですが)披露されています。
私にはこのオードリーの歌のどこに吹き替える必要があったのかさっぱり分かりません。

ユニセフ親善大使としてのオードリーさん
そして、このドキュメンタリーは映画女優としてのオードリーさんの姿よりも、不幸と言える少女時代とユニセフ親善大使として活動した晩年の姿に重きを置いています。

戦前のナチズムに傾倒した挙句家族を捨てて去った父親。
ドイツ領オランダに住むにはオードリーというイギリス風の名前では危険だと偽名を名乗っていた少女時代。
ナチスに伯父が処刑されたこと。
終戦前後の食糧難でチューリップの球根を食べて飢えを凌いだこと。

オードリーさんのあの笑顔の裏側にそんなつらい過去があったことを今回初めて知りました。
晩年の彼女が、映画界で得た全ての名声を捨てて(逆に利用もして)ユニセフ親善大使として飢餓や疫病に苦しむ子供たちの力になろうとした理由がようやく分かった気がします。

2022-05-06 テアトルサンク4&5
今回『オードリー・ヘプバーン』を観た劇場は、福井の老舗映画館テアトルサンクさん。
テアトルサンクさんは1~3番スクリーンはテアトルビル、4盤5番はアップルビルという二つの建物に分かれていて、今回の劇場はアップルビルの5番スクリーンでした。
アップルビルの2館は元々松竹系と東宝東和系の劇場でテアトルさんとは別の興行主だったと思うのですが、確か2000年頃に合併吸収されテアトルサンクの一部になったと記憶してます。
(間違っていたらゴメンナサイ)

2022-05-06 『オードリー・ヘプバーン』チケット
ここは今でも窓口で「『●●●(映画のタイトル)』大人一枚」と対面でチケットを買う昭和スタイルの映画館です。
稀に口に出すのが恥ずかしいタイトルの場合は困りますけど(笑)、ネットで事前に予約・支払いを済ませてしまう最新シネコンにはない味わいがあって今でも好きな劇場です。

2022-05-06 テアトルサンク5
ただ、(以前1番スクリーンを紹介したときも書いたんですが)テアトルサンクさんは天井が白いのが欠点です。
画面の光が天井に反射し、それがスクリーンに戻ってコントラストを低下させてしまうんですよね。
また、頭上で光がテカテカ反射されると映画に集中出来ない場合も多いです。
真っ黒にしてドルビーシネマを導入しろとまでは言いませんが、せめて天井は無反射素材に変えて欲しいです。
S支配人さん、T副支配人さん、お願いしますよ~。




【長野へ行って参ります】
『超大作怪獣映画』エキストラ募集
先週、念願のエキストラ参加当選通知が届いた山崎貴監督の『超大作怪獣映画(仮題)』。
ゴールデンウィークまではみっちり仕事が入っていましたが、明日から9日・10・11日の2泊3日で行ってきます。
もちろんホテルも予約済みです。

ちなみに福井から長野へは車で4時間以上かかります。
私が撮影に参加するのは10日と11日(予備日)で9日は撮影日ではありませんが、集合時間が朝6時半(!)とのことなので前日のうちに現地入りして現場周辺をロケハンしておくことにしました。

それと、10日と11日は撮影現場から離れられないと思うので、当地の美味しいものをゆっくり食べられるのは9日だけです。
どうやらウナギが名物の土地らしいですね。
あと、地元の美味しいラーメン屋さんも探してみようかな。

長野ロケ
今回私が参加するのは、病院や復員局前の通行者や利用者のシーンらしいです。

『ゴジラ』病院の内外シーン
病院の内外シーンというと、初代『ゴジラ』で言えばこんな場面でしょうか?。
ケガをして運び込まれる被災者の役?。
まさかのお医者さん役?。
いや、もしかするとご遺体役だったりして?。

復員省
あと、復員局というのは海軍省や陸軍省の代わりに出来た元兵隊さん(復員兵)の世話をする省庁らしいです。
ここでは元兵隊として相談に来る役かな?。
それとも相手をする役人の役でしょうか?。

いずれにせよ、この日の募集人数は男性22人とかなり少なめなので、画面に映る確率は高そうです(喜)。

ワクチン接種証明(コピー)
今回、絶対に忘れてはならないのがこの2回以上のワクチン接種済証明書
これを提示しないと、たとえ当選者でも門前払いされてしまうとのことです。
オリジナルは無くすといけないのでコピーを持っていきます。

長野への出発準備
なんかもう小学生の時の遠足前日みたいな気分です(笑)。
妻も準備を手伝ってはくれましたが、「この道楽もん・・・」みたいな感じの生温か~い目で亭主を見ておりました(汗)。


<(_ _)>
今週もお付き合いいただきありがとうございました。

週刊映画鑑賞記(2022.4/25~2022.5/1)

トガジンです。
毎週日曜日はこの一週間に観た映像作品を日記代わりに書き留めています。

20220424 「週刊映画鑑賞記」トップ画像
今週も仕事が忙しく、自分の時間を確保するのが難しい一週間でした。
観たのは、ロシアのプーチン大統領のドキュメンタリーと、新しく始まった民放SFドラマの第1話のみです。

あと、今日はもの凄~く嬉しいことがありました。
詳しくは記事の最後に!。



4/26(火)
『パンドラの果実〜科学犯罪捜査ファイル〜(第1話)』🈠
(自室液晶テレビ:TVer)
『パンドラの果実』
私は民放のTVドラマにはほとんど関心が無い人なのですが、これだけは番宣を見たときから「見たい!」と思っていました。


「想像できる未来はすべて現実となる」
「ロボットが人殺しなんてあり得ないでしょ」
「たかが機械が我々人間を超える日が来るんです」
「だいたいロボットをどう裁くんだ?」

なんか私の大好物っぽい匂いがプンプンしてきます(笑)。

福井では一週遅れ
ただ、福井では一週間遅れの30日(土)放送開始とのことでした。
FBC(福井放送)は日本テレビ系のくせに、福井に系列局が無い朝日系やTBS系の番組をクロスネットしていて、時々日テレの番組をスルーしてしまうことが多いのです。
久し振りに田舎の悲哀というやつを味わいました(苛)。

TVer リスト(1)
待ちきれなかった私は、妻が教えてくれた「民放公式テレビ配信サービス”TVer”」なるものを初めて利用しました。
便利な世の中になったものです。
40年以上前のビデオテープ録画に始まり、HDD録画、全チャンネル丸ごと録画とテレビの視聴環境は大きく変化してきましたが、民放番組に限ればもう録画する必要さえ無くなったのですね。

『パンドラの果実』被疑者はロボット
面白い!
最初は「どうせアイザック・アシモフの”ロボット3原則”の話だろう」とたかをくくっていたんですが良い意味で裏切られました。
(ネタバレになるので詳細は書きません)

2話以降も「脳にマイクロチップを埋め込み」「動く屍体」「VRの罠」「若返りウィルス」と続きますが、まるで『怪奇大作戦』みたいではないですか!(笑)。
毎週視聴決定です!。

「SCIS 科学犯罪捜査班 天才科学者・最上友紀子の挑戦」表紙
原作は中村啓さんの『SCIS 科学犯罪捜査班 天才科学者・最上友紀子の挑戦』。
このドラマでは脇に回っている最上友紀子(演:岸井ゆきの)が原作小説の主人公らしいです。

『パンドラの果実』ディーンとユースケ
主役の小比類巻を演じるのはディーン・フジオカさん。
TVドラマに疎い私は全然知りませんでしたが、イケメン好きの妻によると最初は台湾でドラマデビューして最近日本に凱旋してきた人だそうです。
あと、科学に疎い長谷部警部を演じるユースケ・サンタマリアさんが良いですね。
コメディリリーフ的ポジションですが、決して話の流れを邪魔しないバランスを保っていて良い意味でのアクセントになってました。
上司役の板尾創路さんと小比類巻の後輩にして協力者役の佐藤隆太さんもいい味だしてます。

『パンドラの果実』一場面
唯一物足りなかったのが岸井ゆきのさん。
一話を見た限りでは、破天荒さばかりが強調されていて肝心の「若き天才科学者」という部分が見えてきませんでした。
次回以降に期待します。

SFミステリードラマというジャンルは最近は海外作品でしか見られなくなりましたが、昔は日本でも『ウルトラQ』『怪奇大作戦』『緊急指令10-4・10-10』など本気のSFミステリーがいっぱい作られていました。
日本のTV局も再びこうしたSFドラマにも目を向けるようになってきた気がします。
1話を見た限りでは出来も良いですし、とても喜ばしいことです。



4/28(木)
『アメリカが最も恐れた男”プーチン”』
(ホームシアター:Amazon PRIME VIDEO)
『アメリカが最も恐れた男”プーチン”』(横長)
2017年アメリカで制作されたドキュメンタリー映画です。
ここ数年、ロシアではプーチン政権を批判するジャーナリストや政敵が次々と暗殺されたり生命の危険に晒される事件が頻発しています。
この作品発表以後も、野党の指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏が毒を盛られる暗殺未遂事件が発生しています。
誰がどう見てもプーチン大統領の指図によるものとしか思えませんが、プーチンとロシア政府が徹底して真実を隠蔽しているため誰もプーチンを罪に問えないという歯痒い状況が続いています。

プーちん
現在のウクライナ侵略を一方的に正当化し、露軍の残虐行為も「ウクライナ軍の自作自演だ」と平気でうそぶくプーチン。
この卑劣で残虐極まりない独裁者がいかにして誕生し、ロシアの良識ある人々をどれだけ踏みにじってきたかを分かりやすく教えてくれるドキュメンタリー作品です。

ただし、戦争やテロについての描写が多いためご遺体がそのまま映っている場面が多々あります。
中には幼い子供のご遺体も映っていて、生理的にそうした描写が苦手な方にはお勧め出来ません。

プーチン 可愛げないガキ
前半はプーチンの生い立ちについて時間を費やしています。
昔のプーチンの写真が何枚か出てきますが、不気味なことに彼が心から笑っている写真が一枚もありません。
笑っていても何かを企んでいるような気味の悪い笑い方のものばかりです。
幼い頃の写真でも何か思いつめたような暗い目をしています。

プーチン 少年時代
こちらは少年時代のプーチンですが、やはり死んだ魚のような目をしています。
『ホーム・アローン』のマコーレー・カルキンに似ている気もしますが、そういえばカルキンも常人とは異なる育ち方をさせられて歪んだ価値観を持ったまま大人になってしまった人でした。

父親プーチン
見ていて思わずゾッとしたのがこの写真です。
二人の幼い娘と一緒に写真に収まっていますが、目が・・・目が全く笑っていません。
まるで誘拐犯がさらってきた人質を抱きかかえているかのようです。

写真を撮られるときこうした威嚇するような目つきをするのはプーチンの癖なのかも知れません。
でも、子供と一緒にいるときくらいもう少し朗らかな表情をしていてもよさそうなものですがね。

今の世界情勢に少しでも興味があるなら絶対見ておくべき作品です。
ただし、一つだけ留意すべき点があります。
このドキュメンタリー映画はあくまでもアメリカ視点で制作された作品であるということです。

笑顔のプーチンパパ
子供と一緒に写るプーチン氏の写真も、探せばこのように穏やかな表情を見せているものも見つかります。
本作品に使われる写真の選別には監督やプロデューサー(あるいは米国政府も?)の思惑が確実に絡んでいるということです。

もちろん、プーチンとロシア政府による非道の数々は疑うべくもありません。
しかし、このドキュメンタリー映画がアメリカ政府によるプロパガンダである可能性もゼロではないのです。
そのことを頭の片隅に置きながら見ることをお勧めします。



【朗報】
私、5月7日から11日にかけて山崎貴監督最新作『超大作怪獣映画(仮題)』の長野ロケのエキストラ募集にエントリーしておりました。
「当落発表は当選者にのみメールを送る」とのことだったのでドキドキしながら待っていたのですが・・・。

山崎貴監督『超大作怪獣映画(仮題)』エキストラ当選通知
当選しましたぁ~
(๑˃̵ᴗ˂̵)و ヨッシャア!

たった一日(+予備日)ではありますが、それでも怪獣映画に参加出来ることに変わりはありません。
7年前の『シン・ゴジラ』の現場では、周りの参加者が怪獣と特撮が好きな人ばかりだったので誰とでもすぐ仲良くなれて本当に楽しかったんですよね。
またあのワクワク感を味わえるかと思うと今から楽しみで仕方ありません。

不祥トガジン、素晴らしい怪獣映画作りに少しでも貢献出来るよう頑張って参ります!。


今週もお付き合いいただきありがとうございました。

週刊映画鑑賞記(2022.4/18~2022.4/24)

トガジンです。
毎週日曜日はこの一週間に観た映像作品を日記代わりに書き留めています。

『ULTRAMAN』ウルトラスーツ6人衆
今週はちょっと忙し過ぎて観れたのはこれだけでした。



4/18(月)~4/22(金)
『ULTRAMAN SEASON2』🈠
(ホームシアター:NETFLIX)
『ULTRAMAN season2』ポスター画像
先日配信開始されたばかりのCGアニメ『ULTRAMAN』のシーズン2です。
全6話を一晩に1~2話づつ五日かけて視聴しました。

『ULTRAMAN season2』6人揃い踏み
シーズン2では新たに粳寅満太郎・・・じゃなくてウルトラマン・タロウが登場。
右端でボーボー燃えてる奴がタロウです。

ULTRAMAN TARO
東光太郎は感情の起伏に合わせて身体がバーストしてしまうという特異体質になってしまい、その暴走エネルギーを封じ込めるためにウルトラスーツを装着することになったとのことです。
私は原作漫画を読んでいないのでまだうまく基礎設定を呑み込めていないのですが、この全身エネルギー炎に包まれるというのはタロウの必殺技「ウルトラダイナマイト」を想定してのものでしょうかね。

『ULTRAMAN』帰りマンとタロウ(旧名)
前シーズンではスーツ装着シーンが無かった帰ってきたウルトラマンことジャックも今回初めてパワードスーツを着用しました。
彼だけアメリカ人という設定で、スーツ装着後もガタイが一回り大きくパワー感を前面に押し出しています。
私は全ウルトラシリーズで『帰ってきたウルトラマン』が一番好きなんですが、あの最も人間味がったウルトラマン(郷秀樹)とはイメージが変わり過ぎです。

『ULTRAMAN』不自然な動き
『ULTRAMAN』はキャラクターの動きを3D-CGで作成し、それをセルアニメ風の見た目に変換する「セルシェーダリング」という技法で作られています。

しかし、(言葉で表現するのが難しいですが)セリフを喋る度にやたら頭を揺らしたり腕を振り上げたりと異様なくらいオーバーアクションで見ていてなんだか気持ち悪いです。
昔、日本のリミテッドアニメに慣れた目で『白雪姫』などのディズニーのフルアニメーション作品を見ると、ぐにゃぐにゃと動き過ぎて気持ちが悪かったものですが、あれと似た感覚です。
この点はシーズン1や神山監督の前作『永遠の831』でも気になっていたことですが今回も改善されていませんでした。

神山監督は10年前の『009 RE:CYBORG』でも同じ技法を使っていましたが、今回のような不自然さは感じませんでした。
同じ監督が同じ技法で作った10年前の作品と現在の作品とで逆転現象が起きているのです。

現在のCGアニメ制作にはモーションキャプチャーが取り入れられており、モーション担当の俳優さんが余計な動きを付け過ぎて、それがそのまま完成画面に反映されてしまったせいだろうと思われます。
しかし、これは俳優さんの責任とは言い切れません。
俳優は目の前に相手役がいたり衣装を着けたりロケ現場やセットの中に入るなりすれば、現在の役柄と状況を感じ取って適切な演技をしてくれるはずです。
しかしモーションキャプチャーの収録では、相手役は不在、マーカーが付いてるだけの専用スーツを着せられ、モーション撮影カメラしかない淋しいスタジオで台本に書かれた演技をさせられるわけです。
完成画面をイメージ出来ないため、台本に書かれた動きを想像しながら身振り手振りを加えて大袈裟に演じるしかなく、その不自然な演技がそのままアニメーションに転化されているのだと考えます。

対して『009 RE:CYBORG』の時のモーションキャプチャーはまだ未完成な部分が多く、そのためモーションデータだけでなく腕の立つアニメーターが描いた手書きアニメーションも取り入れていました。
そのため、ここまで機械的で不自然な動きにはなっていませんでした。

CGアニメーションも既に20年以上の歴史を積み重ねているのですから、日本もそろそろ作り方を考え直すべき時にきているのではないでしょうか?。




『シン・ウルトラマン』公開まで残り3週間を切りました。

「怪獣」ではなく「禍威獣」、「宇宙人」ではなく「外星人」なんですね。
そして「科特隊」は「禍特対」(禍威獣特設対策室専従班)に。

『シン・ウルトラマン』予告編より ザラブ星人
最新の予告編ではザラブ星人がハッキリ映っています。
庵野監督は以前「ザラブ星人が一番好きだ」と仰ってましたから、これは予想出来ておりました。


2003年のこの動画の中で企画・脚本の庵野さんは・・・
1、ウルトラマンと真逆の立場のザラブ星人が好き
2、怪獣にはあまり興味は無く、ウルトラマンそのものが好き。
3、地球防衛軍の組織をきちんと描いてみたい(ウルトラマンの登場は最後に1カットだけもいい)

そして樋口監督は・・・
1、宇宙人の侵略ものをやりたい
2、ウルトラマンを許容しているあの世界観が素晴らしい。
3、「もし現代社会にウルトラマンが現れたら?」を突き詰めると現代社会が見えてくる


と、語っておられましたが、今回の予告編を見ていると20年近く前に撮られた対談動画の内容に限りなく近い気がしています。

『シン・ウルトラマン』予告編より シュワッ
あと、予告編に映っているこの変身シーン。
何かの建物を突き破って巨大化してますが、確かオリジナルのザラブ星人回の変身もこんなシチュエーションでした。
これであとにせウルトラマンが出てきたら完璧です(笑)。

『シン・ウルトラマン』予告編より ウルトラマン抹殺?
「ウルトラマン抹殺計画書」などという物騒な書類も出てきますが、これは禍特対がザラブのにせウルトラマンに騙されて作成した作戦計画でしょうか?。

ていうか、あの巨人を「ウルトラマン」と命名するのは誰なんでしょうかね。
あと、それ聞いて「ウルトラにいいでしょう」と受け入れる人は?(笑)。

『シン・ウルトラマン』予告編より メフィラス
あと、(人間の姿しか見せてませんが)メフィラス星人も登場です。
メフィラス星人登場ということは、長澤まさみさんがそのまま巨大化して都市破壊するとか?(笑)。

『シン・ウルトラマン』予告編より 浮いてる?
実は私、庵野監督の「ウルトラマンは最後に1カットだけでもいい」という言葉が引っかかっています。
ここからは私の想像(妄想とも云う)ですが・・・。

現在予告編に映っているウルトラマンは全てザラブが化けた(あるいは操っている)にせウルトラマンではないかと思えるのです。
本物のウルトラマンは人間の姿に化けてザラブやメフィラスと水面下で調査や交渉を続け、映画の最後3分間だけ姿を現して外星人を撃つ・・・みたいな?。

ここまで読んで気付いた方もいらっしゃるかと思いますが、「本物の主人公が最後の数分しか出てこない」というのは『ルパン三世』第2シリーズ最終回「さらば愛しきルパンよ」で宮崎駿監督が使った手法です。
庵野監督は宮崎監督と親しい間柄なのでこんな構成もあり得るかも知れません。

そして最後に現れる本物のウルトラマンというのが・・・。

『帰ってきたウルトラマン』庵野秀明顔出し版
じゅわっ!

な~んてね(笑)。
そもそもこんな展開を円谷プロが許すはずないですよね。

『シン・ウルトラマン』予告編より スペシウム光線
なにはともあれ、今一番楽しみにしている映画です。
初日は仕事が決まっているため無理ですが、公開から一週間以内には観に行きたいなあ。


今週もお付き合いいただきありがとうございました。