FC2ブログ

映画と日常

首長竜と婆羅陀巍さまと雪男を見た日 ~超大怪獣大特撮大全集2020 in 京都みなみ会館~

CATEGORY映画全般
トガジンです。

先週の土日。
新型コロナウィルス感染拡大の影響で予定されていた仕事が急遽中止となりました。
両日合わせて十万円強もの大損失であります。
しかし、「転んでもタダでは起きない」を信条とする私はこれを「好機」と捉え、逆に前から行きたいと思っていた京都でのイベント上映に参加することを決めたのでした。

京都みなみ会館超大怪獣大特撮大全集2020パート1
参加したのは京都みなみ会館毎月恒例の「超大怪獣大特撮大全集」。

妻には「なんでこんな時期にわざわざ感染しやすい映画館に?。しかも(陽性感染者が出た)京都へ?」とバカ呼ばわりされましたが気にしません。
今回上映される『大怪獣バラン』も『獣人雪男』もまだ映画館では見たことがない作品なのです。
一度は仕事の都合で諦めたこの機会を手放すつもりはありません。

京都みなみ会館スケジュール 2223
幸いにも木曜の時点でまだ座席が残っておりました。
ただし土曜日と日曜日ではタイムスケジュールが大きく違っていて、土曜の上映終了は22時25分、日曜は18時10分です。
「18時10分終わりなら高速バスで日帰りも可能」ということで日曜に決めかけたのですが、ふと土曜日の『狭霧の國』の★マークが私の目に留まりました。

狭霧の国と村瀬さん
なんと、『狭霧の國』に参加している怪獣造形のレジェンド:村瀬継蔵さんが舞台挨拶にいらっしゃるというではないですか!。
村瀬さんは『大怪獣バラン』にも怪獣造形スタッフとして参加されていますので、これが超大怪獣全集とリンクした企画であることは明らかです。
これに気づいた瞬間、私は迷うことなく土曜日の『狭霧の國』と『超大怪獣大特撮大全集』のチケット(特撮大全集は整理券)を購入したのでした。

しかし、22時25分に終了ですから翌朝まで高速バスの便はありません。
その時間から京都から福井まで自分で運転して帰るのもシンド過ぎます(どんなに急いでも帰宅は午前3時頃)。
やむを得ず京都市内で安いカプセルホテルを予約しておきました。
これで翌日曜日に京都でもう一本映画を見ていくことも、福井には無いものを買って帰ることも出来ます。



【2/22(土)】
正午頃に福井を出発。
バカ呼ばわりしていた妻も、出発前にはマスク2枚とイソジンとアルコール除菌ティッシュを持たせてくれました。

20200222 京都みなみ会館
そして、17時前には京都みなみ会館に到着です。
いつものように正面から一枚パチリ!。
昨年8月末から約半年の間に4回もここに来ていることに我ながら驚きです。
このペースなら3,000円払って会員登録してしまってもいいかも?。

20200222 旧みなみ会館跡地
ちなみに旧館跡地の建設工事は以前来た時(2019年12月9日)より大幅に進んでおりました。
どうやら旧館と駐車場スペースまでの全部が建物になりそうです。
ここの一角に新みなみ会館の専用駐車場(あるいは提携でも)が用意されるんじゃないかと期待していたのですが、残念ながらそれは望み薄そうです。



『狭霧の國』
『狭霧の國』ポスター画像
『狭霧の國』は、生身の俳優は一切登場せず、人形(パペット)とミニチュアのみで世界を構築した怪獣映画とのことです。
最初その概要を聞いたとき、私は『ダーククリスタル』を連想しておりました。
予算(笑)と規模は比較にならないほど違いますが、やろうとすることとその成果は同じです。

20200222 『狭霧の國』チケット
狭霧は「さぎり」と読むそうです。
・・・と、最初は読み方さえ分からなかった 『狭霧の國』ですが、『バラン』の前にこの作品を見たことと怪獣造形師:村瀬継蔵さんのトークショーを聞けたことが思いも寄らぬ相乗効果を生んでこの日本命の旧作2本を数倍楽しめることに繋がりました。
上映時間が1時間にも満たないせいか料金は1,000円ポッキリです。

『狭霧の國』人形と怪獣
登場する怪獣ネビラには、この世界に生息する怪獣ならばこんな姿をしているのが当然だろうと思わせてくれるようなデティールがありました。

『狭霧の國』着ぐるみ怪獣ネビラ
普段は山と同化しているため、その表皮には苔が生えていて背中にはゴジラの背ビレみたく樹木が生えていたのです。
それが見えた瞬間、私は一気にこの作品世界に引き込まれてしまい、そして久しぶりに見た手作り特撮に目も耳もハートもどっぷり浸って楽しませてもらいました。

『狭霧の國』怪獣と人形
生身の俳優さんと着ぐるみの怪獣という全く縮尺が違うものを同一フレームに収める場合にはその質感の違いがどうしても気になります。
最近はCGを使うことでその質感差を埋められますが、今度は反対に怪獣の生物感が損なわれている気がします。
しかし、『狭霧の國』は登場人物を全て人形にしたことで同じ縮尺と同じ質感をもって人物と怪獣を画面の中で違和感なく両立させていました。
(ただし、観客側にも人形をキャラクターとして認識して感情移入出来る「見立て」のスキルが必要かも知れませんけど。)

大学時代に何度も「怪獣映画を作りたい」と企画を立ち上げては予算も時間も技術力もないからと断念させられてきた私としては、「どうして学生時代の私にこの発想が出来なかったのか!?」と悔しいような思いさえありました。

『狭霧の國』人形
ただし、人形造形に関してはさすがに川本喜八郎さんの作品には遠く及びません。
しかし、この作品世界に特化した作りと、霧を多用した撮影技法、そして怪獣と同一フレームに収まっても違和感のないトータルの絵作りによって見ているうちに生きたキャラクターとして見るようになっていきました。



20200222 トークショー
上映終了後には佐藤大介監督と怪獣造形の村瀬継蔵さんの舞台挨拶です。
村瀬さんはこの後上映される『大怪獣バラン』にも参加されています。
また、大映の特撮怪獣映画やTVの『仮面ライダー』『キカイダー』『スペクトルマン』『超人バロム1』なども手掛けた昭和特撮レジェンドのお一人です。

『狭霧の國』このマタギのモデルは?
作中には村瀬さんをモデルにしたマタギのキャラクターも登場します。
鉄砲がまるで効かない怪獣に向かって花火を打ち込んでいました。

20200222 村瀬さん
86歳にしてなお少年のようなイタズラっぽい目をした村瀬さんは怪獣作りの苦労話を面白おかしく聞かせてくださいました。

『狭霧の國』キンゴジと同じ尻尾
例えば、ネビラの尻尾の仕掛けには『キングコング対ゴジラ』の時のゴジラの尻尾と同じギミックを使っているそうです。
そのこだわりのために、佐藤監督と村瀬さんはあちこちその材料を探して駆けずり回ったとか。
あと、首を動かすのは『メカゴジラの逆襲』のチタノサウルスと同じギミックにしたかったものの、そのための部品が高すぎてやむなく断念した話とかもしてました。

『大怪獣バラン』バラン羽田沖に現る
村瀬さんはこのあと上映される『大怪獣バラン』にも参加しておられます。
当然バラン造形の裏話も聞かせてくれました。

まるでクリスタルのようなバランの背中のトゲトゲの正体は、透明なホースを鋭角に切ったものだそうです。
私はてっきりガラスかアクリルで作ったものとばかり思っていました。
また、表皮のイボイボは監督が発注しながらポリポリ食べていたピーナッツの殻を見て思いついたとか。
お金も時間も限られている中で、いかにして監督の要望に応え、そしてどれだけ観客を楽しませられるものを作り出すか。
いつもそればかりを考えていたそうです。

そしてトークショーの終わり際、村瀬さんはとても印象深いお話を聞かせてくれました。

特撮は手品と同じ。
「どうやって作ったのか?」とビックリさせてやろうと、苦労しながらも楽しんで作ってきた。
それを観た観客のみんなが喜んでくれるのが何より嬉しい。


作り手のそんな言葉を聞いた瞬間、私が今でも着ぐるみやミニチュアを使った昭和の手作り特撮が好きでたまらない理由が少しだけ分かった気がしました。
この日に京都みなみ会館に来て本当に良かった!。



20200222 『超大怪獣』整理券
続いて同じスクリーン1で「超大怪獣大特撮大全集2020」のスタートです。

私の整理番号はかなり後のほうでしたが、先に入ったフリーパスの人たちのほとんどが一席づつ空けて座っていたため、(私好みの)前寄りの列のほぼ真ん中近くにポッカリ空いてる席がありました。
「そこいいっすか?」と言いながらグイグイ入り込んで行って中央寄りの席を確保しました。
こういうイベント上映の場合は入りきれないほど大勢の客が来るのですから、最初から詰めて座ればいいのにと思うのですがね。
まあ、そのおかげで良い席を確保出来たのですから私としては有難かったです。

20200222 吉田館長と藤村さん
上映は新婚ほやほやの吉田館長(現在は苗字は変わっているのでしょうけど)とキャスト社の藤村さんのオープニングトークから始まりました。
以前参加した時は補助席とか最後尾列だったため表情まではあまりよく見えなかったのですが、今回は前寄りの席であの二人の掛け合いを今までになく近い距離で楽しませていただきました。



『大怪獣バラン』
『大怪獣バラン』ポスター画像
続いて村瀬さんも怪獣造形スタッフの一人として参加した『大怪獣バラン』上映開始です。
・・・が。
フィルムの痛みが激しくて、しょっちゅう音が途切れたりセリフの途中で次のシーンに移ってしまったりして落ち着いて見ること自体が大変でした(笑)。

最初はTV用として企画されたものの、途中で劇場用映画に企画変更されたという珍しい経緯を持つ作品です。
そのためTV用の4:3フレームで撮影した映像の上下を切って無理やりシネスコに変換したシーンがいくつかあって、時々やけに窮屈な画角の絵や極端に画質の悪いカットなどが出てきます。
また、一部に初代『ゴジラ』の映像を流用したカットもあったりして、「東宝はこんな昔から過去作映像の流用をやっていたのだな~」と変なところに感心しておりました。

『大怪獣バラン』トゲトゲとイボイボ
それでも、ほんの数分前に村瀬継蔵さんのお話を聞いたばかりだったおかげで、バランが登場してからは一コマも見漏らすまいとスクリーンを凝視しておりました。
背中のトゲトゲの材料が実は水撒きに使うホースだったなんて、そう知ったうえで見ていてもとてもそうは思えません。
あれはやっぱり怪獣バランの背中に生えた神秘的なクリスタルです。

『大怪獣バラン』スチール(こんな場面は無かった)
人間パートでいえば、ついつい主演の野村浩三さんにばかり目が行ってしまいました。
というのも、私はつい最近まで『ウルトラQ』全話を見返していたばかりでして、野村さんが出演した「変身」も先月見返したばかりだったのです。

『ウルトラQ』第22話 野村浩三さん
そういえば「変身」も『大怪獣バラン』も、事の発端は「日本にいるはずのないチョウチョが見つかった」というものでした。
『バラン』の7年後に野村さんが「変身」の主役に抜擢されたのは必然だったのですね(笑)。

『大怪獣バラン』ヒロイン
残念でならないのは本作のヒロイン新庄由利子(演:園田あゆみ)に1ミリも魅力を感じられないことであります。
容姿についてどうこう言うつもりはないですが、冒頭で兄が死んだというのにその悲しみとか怒りとかほとんど表さず新聞記者として「特ダネ」狙いで動いているだけなのです。
ハッキリ言って全然可愛げがありません。
当時はこういった私情を捨てて仕事に打ち込む職業婦人がもてはやされていたのでしょうか?。

あ・・・?、そういえば由利子という名の女性新聞記者がもう一人。

『ウルトラQ』江戸川由利子
ここにも『大怪獣バラン』と『ウルトラQ』との意外な繋がりが・・・ってそんなわけないか(笑)。



『大怪獣バラン』終了後、スタッフさんがスクリーン脇のカーテンを手で動かしてアスペクト比を変え始めました。
『バラン』はシネスコでしたが、次の『獣人雪男』は4:3のスタンダードサイズなのです。
新京都みなみ会館は映像も音響設備も非常に質が高いものだと思うのですが、こうした部分は手作業なのですね。
「なんだかこの劇場らしいなあ。」とその作業を微笑ましく見ておりました。



『獣人雪男』
『獣人雪男』
差別的表現があるとの理由でTV放送もビデオ化もされていない幻の特撮映画と呼ばれる作品です。

・・・しかし!。

実は私、かなり昔に一度だけレンタルビデオで見たことがあるのですよ。
もちろん正規版ではありません。
国内では『獣人雪男』のビデオは一切発売されていないのですから。
私が見たのは、最初から最後まで画面上にタイムコードが表示されている謎の海賊版でした。
画質は何世代かダビングを繰り返したものでセリフも効果音も聞き取りにくいという酷い代物でしたが、それでも「あの幻の『獣人雪男』が見られるのか!?」と喜んで借りたものでした。

現在ではとても考えられないことですが、ビデオテープ時代のレンタルビデオ屋にはそんなまがい物でも堂々と棚に並べている店がいくつもあったのです。
しかも、その店では特別会員証を持つ者に限り無●正の裏ビ●オも・・・
(以下自粛)

しかし、そういった違法なレンタル店は2000年に入って次々と淘汰されていきました。
もちろん摘発されて廃業した店もあったのでしょうが、ほとんどは正規流通ルートを介するDVDという新媒体に移行出来なかったものと思われます。

・・・閑話休題

雪男
「一度だけ見たことある」は言ってもストーリーなどは全く覚えていません。
おかげで完全に初見と言っていいほど新鮮な気持ちで鑑賞しておりました。

『北京原人 Who are you?』ポスター画像
雪男の子供が出てきた時、私は一瞬日本映画屈指のトホホ映画『北京原人 Who are you?』('97)を連想してしまいました(笑)。

『獣人雪男』雪男親子
しかし『北京原人』より42年も前に作られたこの作品のほうが、はるかにストーリーに整合性と哀愁がありますね。
それはたぶん、この雪男親子が滅びゆく運命にある種族という設定だからなのでしょう。

『獣人雪男』根岸明美サマ
出演者で一番印象に残ったのは、やはり村娘:チカ役の根岸明美さんでした。
この7年後にキングコングの前で妖艶な踊りを披露してくれる人です。

『獣人雪男』お仕置き
村の掟を破ったとして長老にビシバシ鞭打たれて色っぽい悲鳴を聞かせてくれます。
しかもそのとき短パンから延びる白いふとももがまたなんとも・・・。
って、自分でもどこ見とんのじゃと思うくらい、怪獣映画には不似合いな妙な艶めかしさを醸し出していました。
それでいて大怪我をした飯島(演:宝田明)にほのかな恋心を抱いたときの切ない表情も絶品です。
そんな彼女の気持ちに一切無反応な飯島の態度に「優しい言葉の一つくらいかけてやれよ」と苛立ちを越えて怒りさえ感じたほどでありました。

『大怪獣バラン』と違ってフィルム状態はかなり良いほうだったので、その分余計にふともも・・・じゃなくて根岸さんの美貌に目を奪われていたのだと思います。

そうして、観終わった感想を一言で言うならば・・・

なんかエロい!

もちろん根岸明美さんのふとももが私にそう思わせたのであろうことは素直に認めます(笑)。
でもそれだけではないのです。
後半に進むにつれて、私はどこか背徳感にも似たエロスを感じていたのであります。
もしかすると、その背徳感の中身こそがこの映画を封印に追いやったものの正体かも知れません。
(最初に観たのが裏●デオも扱っているレンタル店で借りたものだったからそんな風に感じたわけではないはずです)

『獣人雪男』村人たち
中盤あたりから外界とは隔離された未開の村が出てきます。
ところが、この村の住人たちには片目が潰れていたり片腕片足が無かったりと身体の一部に何らかの障碍を負った人が多いのです。
雪男にまつわる遭難事件が起きるまでは、掟により外の世界とは一切関りを持たずにきた村です。

ということは?。
この村人たち全員、近親者同士で交わることで子孫を残してきたことになるのです。
だったらこの村に障碍者が異常に多いことにも説明が付きます。
さすがにこれをTVで放送するのはマズいですよね。

あと、雪男を捕獲して見世物にしようとする動物ブローカーの一団の中にひどい吃りの男がいて、その彼をリーダーたちが蹴ったり叩いたりして笑いものにするシーンもありました。
昭和の特撮映画を愛してやまないこの私も、あれだけは見ていて不愉快に感じました。
いかに現在とは倫理観念が違うとは言え、あの描写を笑って見ている輩の神経は理解に苦しみます。

『獣人雪男』何する気?
この作品にはもう一つの不可解な部分がありました。

雪男はどうして武野道子(演:河内桃子)を自分の棲家に連れ去ったのか?。
キングコングみたいに人間の女性に恋をしたのでしょうか?。
もしそうだとして、巨大なキングコングとは違って人間と同じサイズの雪男が彼女に対して次にすることは・・・。
そのことを考えているうち、ゾッとするような考えが浮かんでしまいました。

雪男の種族は毒キノコに当たって彼と息子の二人を除いて全滅したとのことです。
男二人だけでは繁殖は出来ません。
しかも息子は動物ブローカーのせいで死んでしまいました。
このままでは雪男一族は絶滅を待つばかりなのです。

ということは・・・?。
”彼”は人間の女性と交わって種を残すために道子を連れ去ったのではないでしょうか?。
それ以外に雪男が道子を生きたまま寝座へ運ぶ理由が考えられないのです。

しかし、よりによってあの清楚な河内桃子サマをそんな不埒な目的で拉致するとは!。
そういえば、河内さんは『地球防衛軍』でもミステリアンのお相手として拉致される役でした。
河内さんがその後特撮映画から距離を置くようになってしまった理由はコレだったのかも?。(本当は違います、多分)



そんなこんなで悶々としているうちに無事上映が終了しました。
時間は予定通り22時25分。
藤村さんのお見送りを受けてみなみ会館を後にした私は、そのままホテルのある二条城方面へと向かったのでありました。



『平成ガメラ降臨祭』ポスター画像
この日は、3月の『平成ガメラ降臨祭』に呼んでいるゲストさん情報も聞くことが出来ました。
今はまだ公開NGとのことなのでここに書くことは出来ませんが、その予定ゲストは私も一度はお会いしてみたかった方なのです。
3月14日~15日はなんとしてでも参加したいところです。
でも、絶対競争率高そうだな~。

いや、それ以前にコロナウィルス感染拡大がこのまま収まらなかった場合「中止」という最悪の事態も・・・?。
今度の『平成ガメラ降臨祭』が成功すれば、『小さき勇者たち』以降ガメラ制作に消極的な角川も重い腰を上げてくれるかも知れません。
なんとか無事に開催されるよう願っています。


長文に最後までお付き合いいただきありがとうございました。
スポンサーサイト



COMMENTS

4 Comments

There are no comments yet.

しろくろshow  

こんばんは。

私は6年前に高知の美術館で「バラン」を見たのですが、フィルムの状態が酷かったので或いは同じプリントだったのかもしれませんね。もう「グラインドハウス」も真っ青なレベルで(ーー;)コマは飛ぶは音は飛ぶはでほとんどチャップリンかキートンの映画を見ているような気分でした。

「54ゴジラ」の流用はまるっきりゴジラの尻尾が映っていてバレバレでしたね( ̄。 ̄;) あとヒロインの園田あゆみさんについてはわたしも全く同感でした。失礼ながらなんでこんなおばちゃんみたいな華の無い人が主演女優に選ばれたのか不思議でなりませんでしたよ。

「獣人雪男」の方は未だに「東宝怪獣・SF大百科」というビデオでダイジェストを見たきりで本編は未見でした。ほとぼりが冷めた頃に(?)またみなみ会館がプログラムに入れてくれることを待ちたいと思っています。当然その際は「獣人<根岸さん」の比重で鑑賞するつもりでいます(^_^;)

2020/02/27 (Thu) 19:46 | EDIT | REPLY |   

へろん  

こんばんは。
先週お出かけになることが出来て良かったですね。私も観たい映画があったのですが、コロナを恐れる妻からのダメ出しで断念。次の週末は妻も楽しみにしていた日帰りのお出かけを予定していたのですが、今度は会社の方で昨日から出張や会議が次々中止となり、今日になって移動禁止令に近いものが出されて、お出かけも中止。
仕方ないとはいえ、残念なことです。それに映画業界や観光業界や、ものすごい大変なことですね。一刻も早く終息してくれることを願うばかりです。

2020/02/27 (Thu) 19:48 | EDIT | REPLY |   
トガジン

トガジン  

>しろくろshowさん、コメントありがとうございます。

おはようございます。

>『バラン』

上映開始前にキャストの藤村さんが「いつフィルムが切れてもおかしくない。今日はなんとか持っても明日は切れるやろ。」と言って吉田館長にどつかれてました(笑)。
あと、7~8年前に日本映画専門チャンネルで放送された時はそれほど酷くはなかったと思うのですがね。
余談ですけど、帰宅後にそのディスクを見返そうとしたんですが非日本製の安物メディアを使ったせいか再生出来なくなっていました(泣)。
是非もう一度東宝特撮王国で放送してもらいたいです。

>『獣人雪男』

あれはひたすら21歳の根岸明美さんを愛でる映画でした。(n*´ω`*n)

私の場合は、根岸明美さん>河内桃子さん>雪男>>>宝田明といったところですかね(笑)。

2020/02/28 (Fri) 08:17 | EDIT | REPLY |   
トガジン

トガジン  

>へろんさん、コメントありがとうございます。

おはようございます。

コロナウィルス、本当にシャレにならなくなってますね。
東京オリンピックも無事に開催出来るかどうか・・・。

今週に入って次々と大口のイベント関係の仕事が中止・もしくは規模縮小になって、私にもかなり大きな影響が出てきています。
特に3月中旬に2週間予定されていた食関係のイベントが完全に無くなってしまったのは本当に痛いです。

先週の土日はまだ行かせてもらえましたけど、今週に入って政府が正式にイベント中止や小中校校の休校を求めたりしたので3月いっぱいまではさすがにうちの嫁も許してはくれないでしょうね。
記事の最後に書いた14・15日の『平成ガメラ降臨祭』には行きたいと思っているのですが、そもそも無事に開催されるかどうかすら分かりませんし・・・。

2020/02/28 (Fri) 08:32 | EDIT | REPLY |   

REPLY

Leave a reply