週刊映画鑑賞記(2017.3/13~2017.3/19)
CATEGORY週刊映画鑑賞記
トガジンです。
毎週日曜の夜は、この一週間に観た映画の感想をまとめて書き連ねています。
そろそろ春からの番組改編に向けて仕事が忙しくなってきました。
3/13(月))
『マジンガーZ対暗黒大将軍』
(ホームシアター:Blu-ray)

『ゴジラ対メカゴジラ』のレビューで触れたこの作品。
画面写真をキャプチャーするだけのつもりがついつい全編観てしまいました。


現在大人になってこの作品を観ていると、オープニングのバックに流れる当時の子供たちが描いた絵が可愛くて可愛くて仕方がありません。
描いたのはたぶん私と同年代の人たちでしょう。
この映画の一部になることが出来た彼らのことが本当に羨ましいと思います。


昔は「どうしてもっとロボットアニメらしい勇壮なオープニングにしなかったんだろう?」と不思議に思ったものでした。
しかし、この映画を観返すたびに『マジンガーZ』に夢中になった小学生時代の気持ちに即座に立ち返ることが出来るのは、実はあの絵のおかげではないかと思えてきます。
他の世代の人たちの目にはどう映るか分かりませんが、かつてリアルタイムで『マジンガーZ』に夢中になった私たちにとっては「永遠の名作」なのです。
3/14(火)
終日仕事の為、映画鑑賞無し
3/15(水)
『ゴジラ(昭和59年)』
(ホームシアター:WOWOW録画)

順番から言えば『メカゴジラの逆襲』を観るべきところですが、ちょっと思うところがあってこちらを先に見てしまいました。
先日『ゴジラ対メカゴジラ』について書いたとき、キングシーサーを呼び醒ます「ミヤラビの歌」のシーンが完全に無駄であることからこれを編集でカットしてしまうことを考えました。
これが私的にマイブームになっていまして、「他にもなにか編集で遊べるものはないか」と考えたところ・・・。
あった、ありました!。
この84年版『ゴジラ』です。
84年版『ゴジラ』は、第2作『ゴジラの逆襲』から『メカゴジラの逆襲』までのシリーズ作品14本を「無かったこと」にして、昭和29年の『ゴジラ』の直接の続編として強制的に原点回帰を図った作品でした。
昨年公開された『シン・ゴジラ』がリスペクトしていたのは、昭和29年版ではなく実はこの59年版だったんじゃないか?と思えるほど政治色の濃い硬派な作品です。
中途半端に人間の味方として敵怪獣や異星人と戦うゴジラではなく、あくまで初代と同様に人間社会に害を成す畏怖すべき存在として再スタートを切りました。
その志はとても気高いものだったと思うのですが、いかんせんビッグバジェットということで余計な連中の「いっちょカミ」が横行して作品を台無しにしてしまいました。

特に鬱陶しいのがコイツです。
「でっかい図体して歩いてんじゃねえ!この田舎もんが!」
ひとコマも残さずカットしてやりたいところですが、さすがにそれは難しかったです。
他にも設定上おかしいところとか特撮がチャチいところを可能な限りカットしまくって遊んでいます。
『ゴジラ』(昭和59年版)のレビュー本記は、当初準備していた内容から大幅に書き直しているところです。
3/16(木)
『バタフライ・エフェクト3/最後の選択』🈠
(ホームシアター:レンタルDVD)

『アバウト・タイム 愛おしい時間について』をはじめとした、最近流行り(?)のタイムリープものです。
(もっとも制作はこのシリーズのほうが何年も先です)
第一作『バタフライ・エフェクト』が面白かったので3作目にあたるこの作品を借りてみました。
『2』は駄作だという情報があったのでスルーしましたが、各編独立したストーリーでつながりは無いので問題ありません。
タイプリープ能力を利用して過去に戻り殺人事件の捜査に協力していた主人公は、過去の自分の恋人が惨殺された事件の真相を探ろうとします。
ところが、過去を探り救おうとするほど犠牲者が増えるばかりで、揚げ句の果てには自分がその犯人だと疑われてしまいます。
巧みな脚本でとても面白かったのですが、伏線が丁寧すぎて誰が真犯人なのか中盤で読めてしまったことと最後のケリの付け方が一作目とほとんど同じ方法だったのが残念なところではありました。
3/17(金)
『宇宙戦艦ヤマト2202 第一章/嚆矢篇』🈠
(配信:Amazonビデオ)

初のAmazonビデオ購入作品です。
わずか50分、テレビアニメ26話中の2話分に2'500円も払ってしまいました。
前作『宇宙戦艦ヤマト2199』の出来が良かったことで期待が高まっていたわけですが・・・。
実に残念です。
人物描写が希薄で、旧作の焼き直し以上のことが何も出来ていない脚本です。
かつて無理矢理シリーズを延長して愚作を連発し、ファンの失笑を買い続けた旧シリーズ後期の悪夢が蘇りそうです。
往年の『ヤマト』ファンとしては今後の巻き返しに期待するのみです。
3/18(土)
『メカゴジラの逆襲』
(ホームシアター:WOWOW録画)

『ゴジラ』シリーズ15作目にして昭和シリーズの区切りとなる作品です。
実は、私はこの映画を公開当時には観ていません。
初めて観たのは大学生の時で、特撮映画を何本か集めた何かの上映会でした。
「東宝チャンピオンまつり」の一篇でありながら、この作品を子供の視点で楽しむ機会を得られなかったのは残念です。
『メカゴジラの逆襲』は、内容について考察するよりも俳優さんたちの姿に目がいく作品です。
久し振りの本多猪四郎監督作品ということもあってか、過去の『ゴジラ』シリーズや東宝特撮映画を支えた主役級の俳優さんが多数出演しています。
さらに脇役の方たちの中にも懐かしい顔を大勢見つけることが出来て、違った意味でゴジラシリーズの終焉を感じさせる映画です。
『メカゴジラの逆襲』のレビュー本記は近日アップする予定です。
3/19(日)
終日仕事の為、映画鑑賞無し
さて、来週はいよいよ『シン・ゴジラ』のブルーレイが発売になります。
以前にも書きましたが、メイキングやカットされたシーンが収録されるという特典が楽しみです。
本日もお付き合いいただきありがとうございました。
毎週日曜の夜は、この一週間に観た映画の感想をまとめて書き連ねています。
そろそろ春からの番組改編に向けて仕事が忙しくなってきました。
3/13(月))
『マジンガーZ対暗黒大将軍』
(ホームシアター:Blu-ray)

『ゴジラ対メカゴジラ』のレビューで触れたこの作品。
画面写真をキャプチャーするだけのつもりがついつい全編観てしまいました。


現在大人になってこの作品を観ていると、オープニングのバックに流れる当時の子供たちが描いた絵が可愛くて可愛くて仕方がありません。
描いたのはたぶん私と同年代の人たちでしょう。
この映画の一部になることが出来た彼らのことが本当に羨ましいと思います。


昔は「どうしてもっとロボットアニメらしい勇壮なオープニングにしなかったんだろう?」と不思議に思ったものでした。
しかし、この映画を観返すたびに『マジンガーZ』に夢中になった小学生時代の気持ちに即座に立ち返ることが出来るのは、実はあの絵のおかげではないかと思えてきます。
他の世代の人たちの目にはどう映るか分かりませんが、かつてリアルタイムで『マジンガーZ』に夢中になった私たちにとっては「永遠の名作」なのです。
3/14(火)
終日仕事の為、映画鑑賞無し
3/15(水)
『ゴジラ(昭和59年)』
(ホームシアター:WOWOW録画)

順番から言えば『メカゴジラの逆襲』を観るべきところですが、ちょっと思うところがあってこちらを先に見てしまいました。
先日『ゴジラ対メカゴジラ』について書いたとき、キングシーサーを呼び醒ます「ミヤラビの歌」のシーンが完全に無駄であることからこれを編集でカットしてしまうことを考えました。
これが私的にマイブームになっていまして、「他にもなにか編集で遊べるものはないか」と考えたところ・・・。
あった、ありました!。
この84年版『ゴジラ』です。
84年版『ゴジラ』は、第2作『ゴジラの逆襲』から『メカゴジラの逆襲』までのシリーズ作品14本を「無かったこと」にして、昭和29年の『ゴジラ』の直接の続編として強制的に原点回帰を図った作品でした。
昨年公開された『シン・ゴジラ』がリスペクトしていたのは、昭和29年版ではなく実はこの59年版だったんじゃないか?と思えるほど政治色の濃い硬派な作品です。
中途半端に人間の味方として敵怪獣や異星人と戦うゴジラではなく、あくまで初代と同様に人間社会に害を成す畏怖すべき存在として再スタートを切りました。
その志はとても気高いものだったと思うのですが、いかんせんビッグバジェットということで余計な連中の「いっちょカミ」が横行して作品を台無しにしてしまいました。

特に鬱陶しいのがコイツです。
「でっかい図体して歩いてんじゃねえ!この田舎もんが!」
ひとコマも残さずカットしてやりたいところですが、さすがにそれは難しかったです。
他にも設定上おかしいところとか特撮がチャチいところを可能な限りカットしまくって遊んでいます。
『ゴジラ』(昭和59年版)のレビュー本記は、当初準備していた内容から大幅に書き直しているところです。
3/16(木)
『バタフライ・エフェクト3/最後の選択』🈠
(ホームシアター:レンタルDVD)

『アバウト・タイム 愛おしい時間について』をはじめとした、最近流行り(?)のタイムリープものです。
(もっとも制作はこのシリーズのほうが何年も先です)
第一作『バタフライ・エフェクト』が面白かったので3作目にあたるこの作品を借りてみました。
『2』は駄作だという情報があったのでスルーしましたが、各編独立したストーリーでつながりは無いので問題ありません。
タイプリープ能力を利用して過去に戻り殺人事件の捜査に協力していた主人公は、過去の自分の恋人が惨殺された事件の真相を探ろうとします。
ところが、過去を探り救おうとするほど犠牲者が増えるばかりで、揚げ句の果てには自分がその犯人だと疑われてしまいます。
巧みな脚本でとても面白かったのですが、伏線が丁寧すぎて誰が真犯人なのか中盤で読めてしまったことと最後のケリの付け方が一作目とほとんど同じ方法だったのが残念なところではありました。
3/17(金)
『宇宙戦艦ヤマト2202 第一章/嚆矢篇』🈠
(配信:Amazonビデオ)

初のAmazonビデオ購入作品です。
わずか50分、テレビアニメ26話中の2話分に2'500円も払ってしまいました。
前作『宇宙戦艦ヤマト2199』の出来が良かったことで期待が高まっていたわけですが・・・。
実に残念です。
人物描写が希薄で、旧作の焼き直し以上のことが何も出来ていない脚本です。
かつて無理矢理シリーズを延長して愚作を連発し、ファンの失笑を買い続けた旧シリーズ後期の悪夢が蘇りそうです。
往年の『ヤマト』ファンとしては今後の巻き返しに期待するのみです。
3/18(土)
『メカゴジラの逆襲』
(ホームシアター:WOWOW録画)

『ゴジラ』シリーズ15作目にして昭和シリーズの区切りとなる作品です。
実は、私はこの映画を公開当時には観ていません。
初めて観たのは大学生の時で、特撮映画を何本か集めた何かの上映会でした。
「東宝チャンピオンまつり」の一篇でありながら、この作品を子供の視点で楽しむ機会を得られなかったのは残念です。
『メカゴジラの逆襲』は、内容について考察するよりも俳優さんたちの姿に目がいく作品です。
久し振りの本多猪四郎監督作品ということもあってか、過去の『ゴジラ』シリーズや東宝特撮映画を支えた主役級の俳優さんが多数出演しています。
さらに脇役の方たちの中にも懐かしい顔を大勢見つけることが出来て、違った意味でゴジラシリーズの終焉を感じさせる映画です。
『メカゴジラの逆襲』のレビュー本記は近日アップする予定です。
3/19(日)
終日仕事の為、映画鑑賞無し
さて、来週はいよいよ『シン・ゴジラ』のブルーレイが発売になります。
以前にも書きましたが、メイキングやカットされたシーンが収録されるという特典が楽しみです。
本日もお付き合いいただきありがとうございました。
スポンサーサイト