メインPCが壊れました(パート2:道程編)
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トガジンです。
今月20日にメインPCが突然起動不能状態に陥ってから丸々10日が経過しました。
事態は無事解決・・・と言いたいところですが、実はかなりややこしいことになっております。
【6月20日(火)】

先週の段階では、マザーボード:P8Z68-V PROにCPU:Core i7 2600Kを取り付けて電源を入れるとファンが弱々しく数回転して止まってしまい「CPU_LED」が赤く点灯するという現象に遭遇して頭を悩ませておりました。
マザーボードの取扱説明書によると「CPU_LED」はCPUに異常が認められたときに点灯する警告灯とのことでしたので、今回の原因はCPUの異常である可能性があります。
マザーボードやグラフィックボードなどの基板系やHDDなどのモーター内蔵機械は経年劣化で壊れることも珍しくありませんが、CPUはよほどの高温状態で使い続けるとか無茶なオーバークロックでもしない限り壊れるなどということは無いと思っていました。
そこで、故障したのがCPUかマザーボードかをきちんと見極めるため、1,000円で購入した中古CPU:Pentium G850を取り付けて動かしてみることにしました。
これで問題なく起動出来ればCore i7 2600Kに問題があることが確定します。
そして、前回と同様に起動出来なかったとしたら、マザーボードに未確認の不具合が生じているということになります。
【6月24日(土)】

この日、ようやくその検証用CPUが届きました。
ヤフオクで落札したのが先週火曜日のことなので随分時間がかかっていますが、決して出品者さんがグズグズしていたわけではありません。
いかんせん相手が北海道の方だったため、これだけの時間がかかってしまいました。
仕方がないこととはいえ、時間を大幅にロスしてしまったのは事実です。

検証用CPUをマザーボードに取り付けます。
グリスを縫ってヘラで均等に伸ばします。

クーラーは今回別のものを取り付けることにしました。
これまで使っていたサイズ製の大型クーラーは取り付け・取り外しが非常に面倒くさいのです。
クーラーマスター製のこのクーラーは以前サブPCで使っていたものですが、性能的には当時のインテルCPUに付属していたリテール・クーラーよりも若干高性能で静かなものです。
サブ機は現在オンボードCPUのものに変更したため出番が無くなり、このクーラーも死蔵していたのですがまさかこんな形で役立つ日が来るとは思ってもいませんでした。

SATAにつなぐのはCドライブのSSDのみ、メモリは2枚。
グラボのHDMI出力からテレビのHDMI入力に接続します。

電源ON!。
クーラーのファンがしゅるんと弱々しく回ったきり動きません。
映像はおろかBIOSすら表示されません。
以前と同じ状態です。

いや、一つ大きな違いがありました。
「CPU_LED」が点灯しないことです。
今回はマザーボードがCPU異常を感知していないにも関わらず起動出来ずにいるのです。

念のため、もう一度Core i7と付け替えてみました。
(見た目は全く変わりありませんが、今度はケースに入れています)
結果は同じです。
何故か「CPU_LED」も点灯しません。
理屈からすると、Core i7を取り付けた場合「CPU_LED」は点灯するはずなのですが・・・。
前と変わったことといえばクーラーを替えたことだけです。

もちろん、そのクーラーも元の馬鹿デカいやつに戻してみました。
しかし先ほどと全く同じ状況で、起動出来ず「CPU_LED」も点灯せず・・・。
【6月25日(日)】
すっかり分からなくなってしまいました。
しかし考えられることが一つだけあります。
二つのCPU(Core i7 2600kとPentium G850)はどちらも同じように起動出来ず、更に今回はCPU_LEDが点灯しませんでした。
もしかしたら、この二つのCPUはどちらも正常であって、先日のCPU_LED反応はマザーボード(P8Z68-V PRO)がCPU情報を正しく読み込めずに出した誤報だったのかも知れません。
このことを確かめる方法はただ一つ。
P8Z68-V PROと同じソケット1155のマザーボードを手に入れて取り付けてみることです。

そう考えて、日曜日(25日)にヤフオクで同じASUSU製の1155ソケット用のマザーボードP8P67を落札しました。
現在のマザーボードがP8Z68ですから、その弟機ということになります。
これはグラフィック機能を内蔵していない機種ではありますが、もとより映像はグラボからDisplayportでWQHD(2560x1440)出力するのですから全然問題ありません。
落札価格は6,250円、送料を入れても7,000円ちょっとでした。
しかも、なんとこれ新品未開封品なのです。
これで修理完了出来るとなれば安いものです。
【6月27日(火)】


そのP8P67が届いたのは27日の火曜日のこと。
早速Core i7 2600Kを取り付けてみました。

おお~っ、動いたーッ

起動したーッ

Windows復活!。

でも認証されてない・・・。
これまでも何度か起動ドライブやCPUを交換したことはありましたがWindowsのライセンス再認証を求められたことはありませんでした。
Windows10は最初にライセンス認証を行った時の情報がマイクロソフトに記録されていて、その情報と大きく差異があると認証が通らないというシステムになっています。
やはりマザーボードを交換したとなると「別のコンピューター」と認識されて撥ねられてしまうのでしょう。

そういえばWindows10でライセンス再認証するのは今回が初めてです。
Windows7までならカスタマーセンターに連絡してシリアル・ナンバーを伝えて入力番号を聞き出せばよかったのですが、10ではやり方が全く変わっています。
「設定」→「更新とセキュリティ」→「ライセンス認証」と入って行って再認証しようとしましたが・・・

何度やっても認証が通りません。
「ハードウェアを最近変更しました」を押すと変更したマザーボードが表記されて、OSがそれを認めて終了のはずなのですがここに何も出ないのです。
これはもう一度Windows10のライセンスを買え、ということなのでしょうか?。
正規のライセンスは2万7~8千円くらいです。
現在使っているWindows10は以前使っていたWindows7から無料アップグレードしたもので、その元となった7はれっきとした正規品を購入したものです。
ハードウェアを交換したからといってライセンスを失効される謂れはありません。
【6月29日(木)】

・・・とかなんとか考えているうちに、突然次のトラブルが降りかかってきました!。
Windows10ライセンス関係の情報をネットで調べているうち、突然画面がブラックアウトしたのです。
マウスカーソルも全く表示されず、モニターも「無信号状態」ということで電源が切れてしまいました。
その後何度起動させても映像だけが全く出ません。
再起動音時には「ピー、ピッ、ピッ、ピッ」というリズムのビープ音が鳴っていました。
取扱説明書によると、これは「グラフィック・ボードの異常を示すもの」とあります。
「マジですかぁ~!?」
起動した際には、あの涼やかなWindowsの起動音がちゃんと聞こえてきます。
私は音声はHDMI経由ではなく本体からアナログで直接スピーカーに入力しています。
つまりパソコン自体はちゃんと起動しているにもかかわらず、映像だけが出力されていない状態になってしまったのです。
グラボのドライバは以前のままですし、ついさっきまで何事もなく表示出来ていたのですからソフトウェアの問題ではない気がします。
ビープ音の情報からしても、ここに来てグラボまでもが故障を起こしたということになります。
一難去ってまた一難。
何という不運。

「ようやく終わりが見えてきた」と思った矢先の急転直下のこの展開。
まるでこの『バック・トゥ・ザ・フューチャー パート2』ラストシーンのマーティみたいな心境になっております。
とりあえず映画カテゴリのブログですから、映画ネタで締めてみたところで次回へと続きます。
現在はグラボの故障を疑いつつ、対応策を思案中といったところです。
私の個人的備忘録にお付き合いいただきありがとうございました。
次こそは完全に解決を見たうえで「パート3:解決編」としたいところです。
今月20日にメインPCが突然起動不能状態に陥ってから丸々10日が経過しました。
事態は無事解決・・・と言いたいところですが、実はかなりややこしいことになっております。
【6月20日(火)】

先週の段階では、マザーボード:P8Z68-V PROにCPU:Core i7 2600Kを取り付けて電源を入れるとファンが弱々しく数回転して止まってしまい「CPU_LED」が赤く点灯するという現象に遭遇して頭を悩ませておりました。
マザーボードの取扱説明書によると「CPU_LED」はCPUに異常が認められたときに点灯する警告灯とのことでしたので、今回の原因はCPUの異常である可能性があります。
マザーボードやグラフィックボードなどの基板系やHDDなどのモーター内蔵機械は経年劣化で壊れることも珍しくありませんが、CPUはよほどの高温状態で使い続けるとか無茶なオーバークロックでもしない限り壊れるなどということは無いと思っていました。
そこで、故障したのがCPUかマザーボードかをきちんと見極めるため、1,000円で購入した中古CPU:Pentium G850を取り付けて動かしてみることにしました。
これで問題なく起動出来ればCore i7 2600Kに問題があることが確定します。
そして、前回と同様に起動出来なかったとしたら、マザーボードに未確認の不具合が生じているということになります。
【6月24日(土)】

この日、ようやくその検証用CPUが届きました。
ヤフオクで落札したのが先週火曜日のことなので随分時間がかかっていますが、決して出品者さんがグズグズしていたわけではありません。
いかんせん相手が北海道の方だったため、これだけの時間がかかってしまいました。
仕方がないこととはいえ、時間を大幅にロスしてしまったのは事実です。

検証用CPUをマザーボードに取り付けます。
グリスを縫ってヘラで均等に伸ばします。

クーラーは今回別のものを取り付けることにしました。
これまで使っていたサイズ製の大型クーラーは取り付け・取り外しが非常に面倒くさいのです。
クーラーマスター製のこのクーラーは以前サブPCで使っていたものですが、性能的には当時のインテルCPUに付属していたリテール・クーラーよりも若干高性能で静かなものです。
サブ機は現在オンボードCPUのものに変更したため出番が無くなり、このクーラーも死蔵していたのですがまさかこんな形で役立つ日が来るとは思ってもいませんでした。

SATAにつなぐのはCドライブのSSDのみ、メモリは2枚。
グラボのHDMI出力からテレビのHDMI入力に接続します。

電源ON!。
クーラーのファンがしゅるんと弱々しく回ったきり動きません。
映像はおろかBIOSすら表示されません。
以前と同じ状態です。

いや、一つ大きな違いがありました。
「CPU_LED」が点灯しないことです。
今回はマザーボードがCPU異常を感知していないにも関わらず起動出来ずにいるのです。

念のため、もう一度Core i7と付け替えてみました。
(見た目は全く変わりありませんが、今度はケースに入れています)
結果は同じです。
何故か「CPU_LED」も点灯しません。
理屈からすると、Core i7を取り付けた場合「CPU_LED」は点灯するはずなのですが・・・。
前と変わったことといえばクーラーを替えたことだけです。

もちろん、そのクーラーも元の馬鹿デカいやつに戻してみました。
しかし先ほどと全く同じ状況で、起動出来ず「CPU_LED」も点灯せず・・・。
【6月25日(日)】
すっかり分からなくなってしまいました。
しかし考えられることが一つだけあります。
二つのCPU(Core i7 2600kとPentium G850)はどちらも同じように起動出来ず、更に今回はCPU_LEDが点灯しませんでした。
もしかしたら、この二つのCPUはどちらも正常であって、先日のCPU_LED反応はマザーボード(P8Z68-V PRO)がCPU情報を正しく読み込めずに出した誤報だったのかも知れません。
このことを確かめる方法はただ一つ。
P8Z68-V PROと同じソケット1155のマザーボードを手に入れて取り付けてみることです。


そう考えて、日曜日(25日)にヤフオクで同じASUSU製の1155ソケット用のマザーボードP8P67を落札しました。
現在のマザーボードがP8Z68ですから、その弟機ということになります。
これはグラフィック機能を内蔵していない機種ではありますが、もとより映像はグラボからDisplayportでWQHD(2560x1440)出力するのですから全然問題ありません。
落札価格は6,250円、送料を入れても7,000円ちょっとでした。
しかも、なんとこれ新品未開封品なのです。
これで修理完了出来るとなれば安いものです。
【6月27日(火)】




そのP8P67が届いたのは27日の火曜日のこと。
早速Core i7 2600Kを取り付けてみました。

おお~っ、動いたーッ

起動したーッ

Windows復活!。

でも認証されてない・・・。
これまでも何度か起動ドライブやCPUを交換したことはありましたがWindowsのライセンス再認証を求められたことはありませんでした。
Windows10は最初にライセンス認証を行った時の情報がマイクロソフトに記録されていて、その情報と大きく差異があると認証が通らないというシステムになっています。
やはりマザーボードを交換したとなると「別のコンピューター」と認識されて撥ねられてしまうのでしょう。

そういえばWindows10でライセンス再認証するのは今回が初めてです。
Windows7までならカスタマーセンターに連絡してシリアル・ナンバーを伝えて入力番号を聞き出せばよかったのですが、10ではやり方が全く変わっています。
「設定」→「更新とセキュリティ」→「ライセンス認証」と入って行って再認証しようとしましたが・・・

何度やっても認証が通りません。
「ハードウェアを最近変更しました」を押すと変更したマザーボードが表記されて、OSがそれを認めて終了のはずなのですがここに何も出ないのです。
これはもう一度Windows10のライセンスを買え、ということなのでしょうか?。
正規のライセンスは2万7~8千円くらいです。
現在使っているWindows10は以前使っていたWindows7から無料アップグレードしたもので、その元となった7はれっきとした正規品を購入したものです。
ハードウェアを交換したからといってライセンスを失効される謂れはありません。
【6月29日(木)】

・・・とかなんとか考えているうちに、突然次のトラブルが降りかかってきました!。
Windows10ライセンス関係の情報をネットで調べているうち、突然画面がブラックアウトしたのです。
マウスカーソルも全く表示されず、モニターも「無信号状態」ということで電源が切れてしまいました。
その後何度起動させても映像だけが全く出ません。
再起動音時には「ピー、ピッ、ピッ、ピッ」というリズムのビープ音が鳴っていました。
取扱説明書によると、これは「グラフィック・ボードの異常を示すもの」とあります。
「マジですかぁ~!?」
起動した際には、あの涼やかなWindowsの起動音がちゃんと聞こえてきます。
私は音声はHDMI経由ではなく本体からアナログで直接スピーカーに入力しています。
つまりパソコン自体はちゃんと起動しているにもかかわらず、映像だけが出力されていない状態になってしまったのです。
グラボのドライバは以前のままですし、ついさっきまで何事もなく表示出来ていたのですからソフトウェアの問題ではない気がします。
ビープ音の情報からしても、ここに来てグラボまでもが故障を起こしたということになります。
一難去ってまた一難。
何という不運。

「ようやく終わりが見えてきた」と思った矢先の急転直下のこの展開。
まるでこの『バック・トゥ・ザ・フューチャー パート2』ラストシーンのマーティみたいな心境になっております。
とりあえず映画カテゴリのブログですから、映画ネタで締めてみたところで次回へと続きます。
現在はグラボの故障を疑いつつ、対応策を思案中といったところです。
私の個人的備忘録にお付き合いいただきありがとうございました。
次こそは完全に解決を見たうえで「パート3:解決編」としたいところです。
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