週刊映画鑑賞記(2017.8/21~2017.8/27)
CATEGORY週刊映画鑑賞記
トガジンです。
毎週日曜日の夜は、この一週間に観た映像作品について徒然なるまま書き連ねております。
8/21(月))
この日、仕事はお休みです。
そして、毎週月曜日といえばメンズ・デー。
お隣石川県まで足を延ばし、イオンシネマで映画を3本ハシゴしてきました。
一本観終えてその約20分後には次の映画が始まるというハードスケジュールな一日。
昼メシは2本目の『トランスフォーマー』を観ながら食ったLサイズのポップコーンでありました。
いや~、我ながらまだまだ若い!。
『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』🈠
(劇場:イオンシネマ新小松)

あれ?、『打ち上げ花火〜』ってこんな『アバウト・タイム ~愛おしい時間について~』みたいなタイムリープものだったっけ?。
両親の離婚で夏休み中に引っ越すことになったヒロインと主人公の少年の一夜限りの逃避行と、小学生たちが「花火を真横から見たら丸いか平べったいか」を言い争って街の花火大会で確かめようとするエピソードが同時進行する話だったと記憶していますがよく覚えていません。
憶えているのは奥菜恵がとにかく可愛かったということだけです(笑)。
原作ドラマは小学生の話だったはずですが、それを中学生に置き換えているために男子キャラクターのバランスがおかしなことになっています。
今風のイケメンと子どもっぽい容姿のキャラが入り混じっていますが、その行動や言動はドラマ版同様の幼稚なままなのです。
例えば、イケメン男子が「俺、なずな(ヒロイン)に告りたい。」と言うのは分かりますが、それを見透かされた時に「あんなブス、好きなわけないだろ。」なんて言うのは明らかに小学生の設定そのままです。
このように見た目と内面のバランスが全く取れていないのですが、おそらくこれは脚本の練り上げ不足が原因ではないでしょうか。
原作ドラマを今時のアニメファン向けにキャラクターをリファインして、後半のSF要素を水増ししただけのように感じます。
このストーリーの骨格は「時間を戻して過去の悔恨を無かったことにする」というものです。
プロデューサーに川村元気氏の名前がありますが、今このストーリーをアニメで蒸し返すという企画に昨年の大ヒット作『君の名は。』の影響が無いはずはありません。
「夢よもう一度」と色々横槍を入れられたために、非常に中途半端なものになってしまったのではないかと想像します。
『物語シリーズ』や『魔法少女まどかマギカ』の新房昭之監督作品ということで、内心期待していたのですがとても残念です。
『君の名は。』と同じ川村元気プロデュースということですが、本作のために新房監督の評価が低く見られてしまうことが心配です。
『トランスフォーマー:最後の騎士王』(3D:吹替版)🈠
(劇場:イオンシネマ新小松)

あえて吹替え版での鑑賞です。
シリーズ過去作の教訓から、ストーリー云々よりも映像(3D効果も含む)を楽しむタイプの映画なので吹替えのほうが良いと判断しました。
目まぐるしく変化する画面を追うにはこれが正解でしたが、一人だけ素人タレントが混ざっていたのはいただけません。
廃墟で逞しく生き抜いてきた少女:イザベラ役に桜井日奈子を起用していますが、イザベラの生命力やしたたかさが表現出来ていたとはとても言い難いです。
ラストで主人公:ケイドと家族同然になったわけですが、数年後に続編に登場した時にもこのアイドルタレントは芸能界で生き残っているんでしょうかね。
巨大ロボットが頭上を闊歩する画を観たかっただけなので、ストーリーは正直どうでもいい感じです。
回を追うごとにエスカレートはしているものの、似たような話の繰り返しです。
『トランスフォーマー』好きな中国市場に飽きられない限り、終わらせるつもりはないのでしょうね。
ところで。

この三つ首のドラゴンを見た瞬間、「キングギドラや!」と思ったのは私だけではないはずです(笑)。
これはやはりハリウッド版ゴジラがモスラ、ラドン、キングギドラと戦うと言われる、2019年3月公開予定の『ゴジラ:キング・オブ・モンスターズ』への牽制なのでしょうか?。
『スパイダーマン:ホームカミング』(3D:吹替版)🈠
(劇場:イオンシネマ新小松)

前の2本はハズレ続きでしたが、これは面白かった!。
以前の『アメイジングスパイダーマン』の3D効果が良かったことから、今作も3D版を選択しました。
本当は3D字幕版を観たかったのですが、福井・石川近辺ではどの劇場にもそのバージョンの上映がありません。
この作品の吹替はプロの声優さんで固めているので、声の演技に関しては不満はありませんでした。
病気療養のため休業していた藤原啓治氏がアイアンマン役に復帰していることも安心材料の一つです。
今回のスパイダーマンは最初から『アベンジャーズ』シリーズの一環に組み込まれています。
そのため、ピーター・パーカーが蜘蛛に噛まれてスパイダーマンになったいきさつはピーターが友達に軽く語って聞かせるだけで終了してしまいますし、自分のせいで叔父さんが死んだという重いエピソードもバッサリ割愛されていました。
物足りなさが無いといえばウソになりますが、サム・ライミ版と『アメイジング~』で散々見せられた重苦しいエピソードをすっ飛ばしてくれたのもこれはこれで良かったように思います。
敵の設定にしても「神様」とか「人工知能」とかいった突飛なものではなく、町工場の親父がウルトロンの残骸から超兵器を作って大儲けを企むという、しっかり地に足の着いた設定になっていて私好みのストーリーです。

生活のために手を染めた悪事がエスカレートしていくヴァルチャー役はマイケル・キートン。
翼が付いた自作の鎧を着た仇役なわけですが、かつてはバットマンを演じ『バードマン』でそのセルフパロディまで演じた彼にこの役をキャスティングすたというのも面白いです。
初めてガールフレンドを誘ったピーターが「ホーム・カミング」パーティーに行く道中、彼女の父親こそが敵のボスであることを知ってしまうシーンでは鳥肌が立つほどの凄味がありました。
ここはそれまで子供の「ヒーローごっこ」でしかなかったスパイダーマンが、大人の裏世界に踏み込んでいく転換期だったように思います。
マイケル・キートンの顔芸と合わせて、大川透さんの吹替えも素晴らしかったです。

あと気に入ったのがこのデブ・・・いや、ピーターの相棒:ネッドです。
スパイダーマンの正体をバラしそうになったりする頭の悪いお邪魔キャラかと思いきや、ピーターの協力者としてスーツの改造やナビゲーター役にと大活躍でした。
ナビゲーターとして視聴覚室のPCを勝手に使ったことの先生への言い訳が最高でした(笑)。

これから観に行く方には是非3D版をおすすめします。
特にワシントン記念塔のシーンは『ザ・ウォーク』以上の高所表現が楽しめます。
高所恐怖症でなくとも股間がムズムズするほどでした(笑)。
8/23(水))
『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』(TVドラマ版)
(自室32インチ液晶テレビ:日本映画専門チャンネル録画)

アニメ版を観たとき、『打ち上げ花火~』がタイムリープSFジュブナイルになっているのに違和感を感じていました。
それで原作ドラマ版を観返したいと思っていたところ、折よく日本映画専門チャンネルで放映してくれていました。
ありゃ?。
ドラマ版でも、一度だけ時間が巻き戻っていたんですね!。
アニメ版ではビー玉みたいなガラス玉を投げることで何度でもタイムリープ出来る設定になっていましたが、このドラマ版は主人公が過去を悔やんだだけでいつの間にかプールの50m競走のシーンに戻っているというあっさりとした描写でした。
このあまりにも控えめな表現のために完全に忘れていたみたいです(恥)。
アニメ版で感じた違和感は実は別のところにあって、後半がタイムリープの連続になっているのに冒頭でその伏線が全く無いことによるものだったかも知れません。

このお話はやはり小学生のほうがしっくりきます。
彼女からの誘いに戸惑うばかりとか、母親連れていかれるなずなに何もしてやれないといった描写は、中学生にしてしまうと単にウジウジして見えるだけで後味が良くありません。
それにつけても・・・。

はやり、この作品の白眉は当時まだ14歳だった奥菜恵の可愛らしさであります。(*´~`*。
このドラマのストーリーも他の出演者も全く覚えていませんでしたが、この可愛さだけは今もはっきり覚えています。
(ただ、魔性のオンナと呼ばれた後の彼女を思うと切なくなってしまいますが・・・。)
8/27(日)
『デート・ウィズ・ドリュー』🈠
(自室32インチ液晶テレビ:レンタルDVD)

クイズ番組で獲得した1,100ドル(当時のレートで12万円位?)を資金として、かねてから大ファンだった女優のドリュー・バリモアとデートしようと奮闘する男の姿を追ったドキュメンタリー。
「30日以内に返品すれば全額無料」という販売店のシステムを悪用してビデオカメラを手に入れたその男:ブライアンは、ドリューと接点のある俳優やら脚本家やらに次々と接触することに成功し、ついには『チャーリーズ・エンジェル』のプレミア上映に潜入する。
しかし、せっかく目の前にしたドリューに対しても緊張のあまり想いを伝えることが出来ないブライアン。
やがて30日間の期限も資金も尽きてしまうが、思いがけない方向から再びチャンスが巡ってくる・・・。

こいつがブライアン。
いかにも能天気な面構えですね(笑)。
ブライアンの情熱と猪突猛進ぶりはややもするとストーカーと捉えられかねないものですが、そこはそれ彼のキャラクター性が救いになっています。
見ている間は素直にハラハラ・ドキドキしながら事の顛末を見守っておりました。

ネタバレしますが、結局ドリュー・バリモアとはデート出来ます。
ネットで同時展開していた「ドリューとデートしたい計画」を見て、ブライアンの行動と人となりを知ったプロデューサーがセッティングしてくれることになります。
全くの一般人であるブライアンの前に現れたドリュー・バリモアは、飾らない普段着姿で対等に彼と接していました。
ドリューは『E.T.』で有名になりすぎたために学校でいじめに遭い、薬物に溺れた時期もあったそうです。
そんな苦労人の彼女がブライアンの酔狂に快く付き合ってくれたのもなんだか分かる気がします。
いやぁ、ドリュー・バリモアっていい子やなあ~。(*´_ゝ`)
ところで・・・。

修理のためメーカーに送ったAVアンプがなかなか戻って来ないため、このところプロジェクターに灯を入れる機会が全然ありません。
来週前半には戻って来るものと思いますが、そろそろフラストレーションが溜まってきました。
9月中旬まで少しヒマになるので、この時期にゆっくり映画三昧といきたいところなのですがねえ。
今週もお付き合いいただきありがとうございました。
毎週日曜日の夜は、この一週間に観た映像作品について徒然なるまま書き連ねております。
8/21(月))
この日、仕事はお休みです。
そして、毎週月曜日といえばメンズ・デー。
お隣石川県まで足を延ばし、イオンシネマで映画を3本ハシゴしてきました。
一本観終えてその約20分後には次の映画が始まるというハードスケジュールな一日。
昼メシは2本目の『トランスフォーマー』を観ながら食ったLサイズのポップコーンでありました。
いや~、我ながらまだまだ若い!。
『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』🈠
(劇場:イオンシネマ新小松)

あれ?、『打ち上げ花火〜』ってこんな『アバウト・タイム ~愛おしい時間について~』みたいなタイムリープものだったっけ?。
両親の離婚で夏休み中に引っ越すことになったヒロインと主人公の少年の一夜限りの逃避行と、小学生たちが「花火を真横から見たら丸いか平べったいか」を言い争って街の花火大会で確かめようとするエピソードが同時進行する話だったと記憶していますがよく覚えていません。
憶えているのは奥菜恵がとにかく可愛かったということだけです(笑)。
原作ドラマは小学生の話だったはずですが、それを中学生に置き換えているために男子キャラクターのバランスがおかしなことになっています。
今風のイケメンと子どもっぽい容姿のキャラが入り混じっていますが、その行動や言動はドラマ版同様の幼稚なままなのです。
例えば、イケメン男子が「俺、なずな(ヒロイン)に告りたい。」と言うのは分かりますが、それを見透かされた時に「あんなブス、好きなわけないだろ。」なんて言うのは明らかに小学生の設定そのままです。
このように見た目と内面のバランスが全く取れていないのですが、おそらくこれは脚本の練り上げ不足が原因ではないでしょうか。
原作ドラマを今時のアニメファン向けにキャラクターをリファインして、後半のSF要素を水増ししただけのように感じます。
このストーリーの骨格は「時間を戻して過去の悔恨を無かったことにする」というものです。
プロデューサーに川村元気氏の名前がありますが、今このストーリーをアニメで蒸し返すという企画に昨年の大ヒット作『君の名は。』の影響が無いはずはありません。
「夢よもう一度」と色々横槍を入れられたために、非常に中途半端なものになってしまったのではないかと想像します。
『物語シリーズ』や『魔法少女まどかマギカ』の新房昭之監督作品ということで、内心期待していたのですがとても残念です。
『君の名は。』と同じ川村元気プロデュースということですが、本作のために新房監督の評価が低く見られてしまうことが心配です。
『トランスフォーマー:最後の騎士王』(3D:吹替版)🈠
(劇場:イオンシネマ新小松)

あえて吹替え版での鑑賞です。
シリーズ過去作の教訓から、ストーリー云々よりも映像(3D効果も含む)を楽しむタイプの映画なので吹替えのほうが良いと判断しました。
目まぐるしく変化する画面を追うにはこれが正解でしたが、一人だけ素人タレントが混ざっていたのはいただけません。
廃墟で逞しく生き抜いてきた少女:イザベラ役に桜井日奈子を起用していますが、イザベラの生命力やしたたかさが表現出来ていたとはとても言い難いです。
ラストで主人公:ケイドと家族同然になったわけですが、数年後に続編に登場した時にもこのアイドルタレントは芸能界で生き残っているんでしょうかね。
巨大ロボットが頭上を闊歩する画を観たかっただけなので、ストーリーは正直どうでもいい感じです。
回を追うごとにエスカレートはしているものの、似たような話の繰り返しです。
『トランスフォーマー』好きな中国市場に飽きられない限り、終わらせるつもりはないのでしょうね。
ところで。

この三つ首のドラゴンを見た瞬間、「キングギドラや!」と思ったのは私だけではないはずです(笑)。
これはやはりハリウッド版ゴジラがモスラ、ラドン、キングギドラと戦うと言われる、2019年3月公開予定の『ゴジラ:キング・オブ・モンスターズ』への牽制なのでしょうか?。
『スパイダーマン:ホームカミング』(3D:吹替版)🈠
(劇場:イオンシネマ新小松)

前の2本はハズレ続きでしたが、これは面白かった!。
以前の『アメイジングスパイダーマン』の3D効果が良かったことから、今作も3D版を選択しました。
本当は3D字幕版を観たかったのですが、福井・石川近辺ではどの劇場にもそのバージョンの上映がありません。
この作品の吹替はプロの声優さんで固めているので、声の演技に関しては不満はありませんでした。
病気療養のため休業していた藤原啓治氏がアイアンマン役に復帰していることも安心材料の一つです。
今回のスパイダーマンは最初から『アベンジャーズ』シリーズの一環に組み込まれています。
そのため、ピーター・パーカーが蜘蛛に噛まれてスパイダーマンになったいきさつはピーターが友達に軽く語って聞かせるだけで終了してしまいますし、自分のせいで叔父さんが死んだという重いエピソードもバッサリ割愛されていました。
物足りなさが無いといえばウソになりますが、サム・ライミ版と『アメイジング~』で散々見せられた重苦しいエピソードをすっ飛ばしてくれたのもこれはこれで良かったように思います。
敵の設定にしても「神様」とか「人工知能」とかいった突飛なものではなく、町工場の親父がウルトロンの残骸から超兵器を作って大儲けを企むという、しっかり地に足の着いた設定になっていて私好みのストーリーです。

生活のために手を染めた悪事がエスカレートしていくヴァルチャー役はマイケル・キートン。
翼が付いた自作の鎧を着た仇役なわけですが、かつてはバットマンを演じ『バードマン』でそのセルフパロディまで演じた彼にこの役をキャスティングすたというのも面白いです。
初めてガールフレンドを誘ったピーターが「ホーム・カミング」パーティーに行く道中、彼女の父親こそが敵のボスであることを知ってしまうシーンでは鳥肌が立つほどの凄味がありました。
ここはそれまで子供の「ヒーローごっこ」でしかなかったスパイダーマンが、大人の裏世界に踏み込んでいく転換期だったように思います。
マイケル・キートンの顔芸と合わせて、大川透さんの吹替えも素晴らしかったです。

あと気に入ったのがこのデブ・・・いや、ピーターの相棒:ネッドです。
スパイダーマンの正体をバラしそうになったりする頭の悪いお邪魔キャラかと思いきや、ピーターの協力者としてスーツの改造やナビゲーター役にと大活躍でした。
ナビゲーターとして視聴覚室のPCを勝手に使ったことの先生への言い訳が最高でした(笑)。

これから観に行く方には是非3D版をおすすめします。
特にワシントン記念塔のシーンは『ザ・ウォーク』以上の高所表現が楽しめます。
高所恐怖症でなくとも股間がムズムズするほどでした(笑)。
8/23(水))
『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』(TVドラマ版)
(自室32インチ液晶テレビ:日本映画専門チャンネル録画)

アニメ版を観たとき、『打ち上げ花火~』がタイムリープSFジュブナイルになっているのに違和感を感じていました。
それで原作ドラマ版を観返したいと思っていたところ、折よく日本映画専門チャンネルで放映してくれていました。
ありゃ?。
ドラマ版でも、一度だけ時間が巻き戻っていたんですね!。
アニメ版ではビー玉みたいなガラス玉を投げることで何度でもタイムリープ出来る設定になっていましたが、このドラマ版は主人公が過去を悔やんだだけでいつの間にかプールの50m競走のシーンに戻っているというあっさりとした描写でした。
このあまりにも控えめな表現のために完全に忘れていたみたいです(恥)。
アニメ版で感じた違和感は実は別のところにあって、後半がタイムリープの連続になっているのに冒頭でその伏線が全く無いことによるものだったかも知れません。

このお話はやはり小学生のほうがしっくりきます。
彼女からの誘いに戸惑うばかりとか、母親連れていかれるなずなに何もしてやれないといった描写は、中学生にしてしまうと単にウジウジして見えるだけで後味が良くありません。
それにつけても・・・。

はやり、この作品の白眉は当時まだ14歳だった奥菜恵の可愛らしさであります。(*´~`*。
このドラマのストーリーも他の出演者も全く覚えていませんでしたが、この可愛さだけは今もはっきり覚えています。
(ただ、魔性のオンナと呼ばれた後の彼女を思うと切なくなってしまいますが・・・。)
8/27(日)
『デート・ウィズ・ドリュー』🈠
(自室32インチ液晶テレビ:レンタルDVD)

クイズ番組で獲得した1,100ドル(当時のレートで12万円位?)を資金として、かねてから大ファンだった女優のドリュー・バリモアとデートしようと奮闘する男の姿を追ったドキュメンタリー。
「30日以内に返品すれば全額無料」という販売店のシステムを悪用してビデオカメラを手に入れたその男:ブライアンは、ドリューと接点のある俳優やら脚本家やらに次々と接触することに成功し、ついには『チャーリーズ・エンジェル』のプレミア上映に潜入する。
しかし、せっかく目の前にしたドリューに対しても緊張のあまり想いを伝えることが出来ないブライアン。
やがて30日間の期限も資金も尽きてしまうが、思いがけない方向から再びチャンスが巡ってくる・・・。

こいつがブライアン。
いかにも能天気な面構えですね(笑)。
ブライアンの情熱と猪突猛進ぶりはややもするとストーカーと捉えられかねないものですが、そこはそれ彼のキャラクター性が救いになっています。
見ている間は素直にハラハラ・ドキドキしながら事の顛末を見守っておりました。

ネタバレしますが、結局ドリュー・バリモアとはデート出来ます。
ネットで同時展開していた「ドリューとデートしたい計画」を見て、ブライアンの行動と人となりを知ったプロデューサーがセッティングしてくれることになります。
全くの一般人であるブライアンの前に現れたドリュー・バリモアは、飾らない普段着姿で対等に彼と接していました。
ドリューは『E.T.』で有名になりすぎたために学校でいじめに遭い、薬物に溺れた時期もあったそうです。
そんな苦労人の彼女がブライアンの酔狂に快く付き合ってくれたのもなんだか分かる気がします。
いやぁ、ドリュー・バリモアっていい子やなあ~。(*´_ゝ`)
ところで・・・。

修理のためメーカーに送ったAVアンプがなかなか戻って来ないため、このところプロジェクターに灯を入れる機会が全然ありません。
来週前半には戻って来るものと思いますが、そろそろフラストレーションが溜まってきました。
9月中旬まで少しヒマになるので、この時期にゆっくり映画三昧といきたいところなのですがねえ。
今週もお付き合いいただきありがとうございました。
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