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映画と日常

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トガジンです。
毎週日曜日は一週間分の見た映画作品について徒然に書き連ねているのですが、今日はその前に選挙のお話を書き記しておきたいと思います。
いつもの『週刊映画鑑賞記』は、日付が変わる頃に自動予約で投稿します。

【選挙のお仕事】
本日10月22日は衆議院選挙の投票日です。
実はテレビや新聞などマスコミ業にとっての選挙とは、宣伝費として公庫からおカネが落ちてくる特需のようなもので、そのクライマックスとも呼べる投開票日ともなるとたとえ地方といえどもお祭りみたいに無駄に盛り上がるものなのであります。
かく言う私も今夜は某地元局の投開票番組に携わることになりました。

仕事完了は日付が変わる頃になるのは確実で、本記事は投票締め切り時間である20時に予約投稿することにしてあります
人目に触れるのは投票終了後ですから、実名を出して福井の選挙事情などを少し書き記しておきたいと思います。

【福井一区】
私が住む福井県一区には、あの「(都議選候補者の当選を)防衛省、自衛隊、防衛大臣、自民党としてお願いしたい」発言をはじめ「森友学園への関与」「南スーダンPKO日報隠蔽問題」などにおける醜態が記憶に新しい元防衛大臣:稲田朋美女史が出馬しております。
前回の選挙までは常にSPに囲まれ上から目線な態度で不愉快でしたが、今回はさすがに厳しい状況で以前と打って変わってしおらしい印象を感じました(笑)。
とはいえ、かつて新聞・テレビを賑わした人物ですから、各局とも中央キー局との生中継が予定されていて、我々の仕事も彼女一人の為だけに深夜に及ぶことは必至です。

その対抗馬として希望の党の公認を得た新人:鈴木宏治氏が出てはいますが、その希望の党のご威光もすっかり地に落ちた今現在では「元防衛大臣」にどれだけ迫れるかは疑問です。
鈴木氏については生真面目な人物という印象はあるものの、これまで民主党から維新の会そして今回の希望の党と(言い方は悪いですが)選挙のたびにその都度勝てそうな党へ鞍替えしている印象もあってそこを快く思わない人達が多いのも事実です。

今回の選挙も、結局は稲田当選が前提の出来レースの様相で面白くもなんともない選挙に終わりそうです。
日本全国に無能をさらした元・防衛大臣を再び選良として国会に送り出すというのは福井の恥ですが、かと言って知名度も実績も皆無な鈴木氏を送り込んだところで稲田氏以上に福井に利はありません。
これでは投票率低下や若い世代の無関心を責めることは出来ませんね。

昔から思っていたのですが、いっそのこと選挙に減点方式を取り入れてみてはどうでしょう?。
投票用紙を二枚用意して、いつもの白い紙には当選させたい支持候補者名を、そして赤い投票用紙には「コイツは無能」「コイツは前科がある」とかで当選させたくない候補者の名前を書きそのプラス・マイナスの数値で当落を決めるのです。
集計が大変になるのは分かっていますが、このほうがよっぽど「国民の信を問う」選挙としてはふさわしいのではないでしょうか?。

【最高裁判所裁判官国民審査】
それと、衆議院選挙のたびにいつも当惑するのがこの「最高裁判所裁判官国民審査」です。
今回も7人の裁判官の名前が提示されて、「この中から辞めさせたい人の名前に×を付けろ」と迫られますが、実績も人柄も全く分からない人たちについて「誰を辞めさせたい?」とか聞かれても困ってしまいますよね。
ネットでこの7人のことを調べても、法律のことなどからきしで各事案の状況も全く知らない私には何が何やら・・・。
逆に何も知らない連中に「辞めろ」と言われる裁判官もたまったものではない気がします。
クビ候補(?)の裁判官たちにもPRの機会は必要でしょう。
何のための制度が全く分かりませんが、

我々マスコミも、小選挙区ばかりでなく比例の候補者とこの裁判官審査にも紹介する時間を割くべき気がします。
これも含めて国からお金を貰っているはずなのですから。

【選挙よりも・・】
本当なら今夜は、仕事よりも村田諒太とエンダムの再試合をリアルタイムでテレビ観戦したかったんですがねぇ。
どうか家に帰って録画を見るまでネタバレするYKな奴に遭いませんように・・・。
あと、台風21号が少しでも直撃コースから逸れてくれますように・・・。


堅苦しい話にお付き合いいただきありがとうございました。
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