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映画と日常

週刊映画鑑賞記(2017.10/30~2017.11/5)

トガジンです。
毎週日曜日は、この一週間に観た映像作品について徒然なるままに書き留めております。

10/30(月)
八つ墓村』(1977年版)
(ホームシアター:BSプレミアム)
八つ墓村
寅さんこと渥美清さんが金田一耕助を演じた1977年:野村芳太郎監督版『八つ墓村』です。
久しぶりに、先日NHKのBDプレミアムで放送されたものを観ました。

私が中学1年生の年の秋に公開された作品で「たたりじゃあ!」のキャッチコピーが大流行した作品です。
当時映画館に観に行くことは叶いませんでしたが、その後テレビで放映された時に観たのが最初だったと思います。

金田一耕助もの映画というとやはり市川崑監督と石坂浩二コンビによる5作品が思い浮かびますが、それらと同時期に製作されたこの作品だけ主演俳優が違うのは「映画界の大人の事情」を知らない中学生には奇異に思ったことを今でもよく覚えています。

今見ると尼子家の武者8人を村人が惨殺するシーンはスプラッタ・ホラー要素が色濃く、また謎解きについても真犯人の手口の説明より8人の落ち武者の呪いを強調することに主眼が置かれています。
渥美清さんの温かくて尚且つ理知的な語り口がなければ、本当に救いのない陰惨な映画になっていたかも知れません。


10/31(火)
『ブレード・ランナー(ファイナル・カット版)』
(ホームシアター:Blu-ray)
ブレードランナー(ポスター3)
本記にも書きましたが、学生時代の私はこの作品のレーザーディスクを延々ループ再生させて部屋のBGM代わりにしていた時期がありました。
この映画、ヴァンゲリスによる音楽が本当に素晴らしいのですが、どういうわけかオリジナル・サウンドトラックが待てど暮らせど発売されなかったのです。
LDを繰り返し再生していたのは、映画を何度も観るということよりあの楽曲を常に部屋に流していたい欲求がそうさせていました。
このLDのエンディング部の楽曲だけを抜き出して自分たちで作った映画に使ったこともあったりして、色々と思い出深い映画であります。
続編『ブレード・ランナー2049』は来週観に行く予定です。


11/3(金)
『ゴジラ』(昭和29年)
(ホームシアター:WOWOW録画)
1954 ゴジラ
11月3日は「ゴジラの日」。
63年前のこの日に公開された一本の映画を嚆矢とする幾多の怪獣映画たちが、昭和39年生まれの私の人格形成に今も大きな影響を与え続けていることに改めて驚かされます。

全編通して見返したのは、今年の一月にレビューを書いた時以来ですから約10ヶ月ぶりになります。
この日が「ゴジラの日」ということも当然ありましたが、現在進行中のローランド・エメリッヒ版『GODZILLA[1998]』のレビューにもこの第一作について触れていることもあって真剣に見入っておりました。
以後の「ミレニアムシリーズ」の作品群も全てこの一作目に続くものとして作られていることから、このタイミングで見返す機会を得たことは好都合だったかも知れません。

今年に入って始めた『ゴジラ』シリーズ全作品レビューも、当初はこの日に『シン・ゴジラ』を取り上げて完了するという予定でいたのですが、現在のペースだと終わりはいつになりますことやら(笑)。


11/4(土)
ジェーン』🈠
(ホームシアター:レンタルBlu-ray)
ジェーン ポスター
女性が主人公の西部劇って初めて観た気がします。

南北戦争直後のニューメキシコ。
悪名高いビショップ一味から逃れてきた夫婦が住んでいたが、ある日夫が撃たれて重傷を負って帰ってきた。
かつて逃走した組織に自分も狙われていると悟った妻は、「逃げる」より「戦う」ことを選択する。
その美人妻が助っ人として頼った男は、なんと彼女の元カレだった・・・。

一瞬、「うわ~、なんちゅう切ない話や!。」と思ったものの、登場する俳優さんの顔ぶれを眺めているうちにいつの間にか引き込まれてしまいました。
なぜならば、この映画の主要登場人物のうち3人が『スター・ウォーズ』新三部作のキャストで占められていたのです。

主演女優は、製作も兼ねているナタリー・ポートマン(パドメ・アミダラ)
彼女を助ける元カレ役はジョエル・エドガートン(若き日のオウエン叔父さん)
そして冷酷非情な敵のボスをユアン・マクレガー(若き日のオビワン・ケノービ)が演じています。

そういえば『スター・ウォーズ 最後のジェダイ』の公開が来月15日に迫ってきました。
『ブレードランナー』と同じく、『スター・ウォーズ』も過去作をおさらいしておかねばなりませんなあ。



ところで、今日(11月5日)は当ブログにちょっとした異変が生じておりました。
ランキングの順位です。

81位?
ジャンル「映画」:81位(昨日;289位)
サブジャンル「レビュー」:38位(昨日:137位)

百の桁がすっぽりと抜けているみたいです。
絶対なにかのバグだと思いました。

学校のテストで言えば、「全学年で200番抜き、教科別で100番抜き」みたいなものでしょうか?。
お母ちゃんが泣いて喜んで、お赤飯でも炊いてくれそうな成績アップであります(笑)。

アクセスカウンターは標準的数値
しかしアクセスカウンターを見てみると、昨日一日のご来訪者様の数は「26」で当ブログとしては平均値といった数字です。
どれかの記事に興味を持っていただけたということなのか、どこかに何か検索に引っ掛かりやすいワードが含まれていたのか・・・。
このランキングの定義がよく分かっていないため、何かキツネにつままれたみたいな気分であります。


今週もお付き合いいただきありがとうございました。
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