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映画と日常

『スター・ウォーズ 最後のジェダイ』(その1)「素晴らしい!その全ての言葉が間違っている」

トガジンです。

スター・ウォーズ 最後のジェダイ
『スター・ウォーズ 最後のジェダイ
先日(18日)、大阪エキスポシティにてIMAXで2回観てきました。
鑑賞料は一回につき2.400円で、計4.800円。
移動費が往復でおよそ7.000円。
9時からの回に確実に間に合うようにと前日入りしたため、食費と宿泊費も含めると約2万円弱を費やしてしまいました。

言いたいことは山のようにありますが、今はまだ公開から1週間しか経っていません。
今回は極力ネタバレを避けつつ、昨年11月30日にアップした『フォースの覚醒』記事で書いた私の仮説の「答え合わせ」でもしてみようかと思います。
ちなみにその記事とはこちら↓。
http://eizo22.blog.fc2.com/blog-entry-47.html

実は私、『帝国の逆襲』でピンチに陥ったルークを感知したレイアを見た時に「この二人、兄妹かも知れない。」と直感したのですが、それが3年後の『ジェダイの復讐帰還』では当たっていたのです。
あの喜びが忘れられず、『スター・ウォーズ』は新作が出るごとに各エピソード間の出来事や次回作の展開を夢想することに脳細胞を消耗させております。


最後のジェダイ レイとルーク
◆トガジンの仮説:その1「レイはルークの娘ではない」◎正解
「レイはルークの娘だろ。」
当時、友人・知人のほとんどがこういう固定観念で『フォースの覚醒』を観ていたことに驚きました。
確かにこれまでの『スター・ウォーズ』シリーズの流れとか、レイの潜在能力の高さを見ていると彼女がスカイウォーカー家の血筋の一員だと思うのも当然のことだとは思います。
しかし、それではルークが育児放棄したことになってしまいます。
仮にもジェダイ・マスターを継いだ彼がそんな無責任な真似をするとは思えません。
スカイウォーカー家の末裔としてはベン・ソロがいるわけですから、『スター・ウォーズ』の新しい物語として別の血筋のフォースの使い手が登場することも十分に考えられることです。


最後のジェダイ スノークどアップ
◆トガジンの仮説:その2「レイの父親はスノークかもしれない」×間違い
これは間違っておりました。
今回、私はいつスノークが「私がお前の父親だ」と言って彼女の片腕を切り落とすかとハラハラしながら見ていたのですがね(笑)。

ところで、スノークって結局何者だったのでしょうか?。
『シスの復讐』で名のみ語られ、未だ映像として姿を見せていない皇帝パルパティーンの師:ダース・プレイガスが生きていたのかも知れません。
額の傷を見るとダース・ベイダーのマスクを取った老アナキンのようでもあります。
最後のジェダイ』ではその正体について最後まで語られることはありませんでしたが、あのスノークが影武者でないとも言い切れません。

レイの両親はスカイウォーカーでもジェダイでもないというお話でありました。
ただし、この事実は映像として明示されてはいません。
ですから、これがスノークによって見せられた虚偽の記憶である可能性もまだ否定は出来ません。


最後のジェダイ レイ
◆トガジンの仮説:その3「レイはかつてジェダイの訓練を受けていた」×間違い
全然違ってました(笑)。
レイは、そのフォースの潜在能力をルークに見出されてベン・ソロ(カイロ・レン)たちと一緒に訓練を受けていた弟子の一人だったんじゃないかと思っていました。
それがベンの反乱事件に遭遇し仲間の死を目の当たりにしてしまい、幼い少女に刻まれたその忌まわしい記憶をルークが消してあげていたのではないかと・・・。
記憶が消されていたためカイロ・レンが彼女の意識を探った時にも気付かれませんでしたし、この頃のレイはまだ幼かったためカイロ・レンは彼女を見た時も修行場に一緒に居た女の子であることに気付かなかったのでしょう。
この設定なら、レイがフォースを使えたうえにライトセーバーでカイロ・レンと対等以上に戦えた説明が付くと思ったのですがね。


最後のジェダイ レイア
さらに追加の仮説があります。
昨年の12月17日以降、ずっと脳裏に渦巻いていた予想・・・というより確信していた事がありました。
◆トガジンの仮説:番外「エピソード8でレイアが死ぬ」×大間違い
昨年の『フォースの覚醒』の記事の時点ではまさかキャリー・フィッシャーが急逝するなどとは思ってもいませんでした。
『最後のジェダイ』は撮り終えていましたが、次の『エピソード9』はまだクランクインすらしていないはずです。
私はてっきりキャリー・フィッシャーの逝去を受けて、今作でレイアの死が描かれるものとばかり思っていました。
もちろんその部分は過去の撮影素材とCGや代役を使っての再撮影・再編集になろうかと思いますが、それも状況を考えれば仕方のないところでしょう。

しかし。
ネタバレになりますが本作でレイアは最後まで生き残ります。
(途中「え?」と目が点になるほどのトンデモシーンはありましたが・・・)

エピソード9はどうするつもりなんでしょうね。
まさか代役として別の女優さんを起用とは思えませんし、『ローグ・ワン』の若い頃のレイアやピーター・カッシングを蘇らせた技術で全編作るというのも無理がある気がします。
一番心配なのは、オープニングの前説でいきなり「レイアが死んだ!」の一行で済まされてしまうことですね。
ディズニーさん、どうかそれだけはご勘弁を。
他のキャラならいざ知らず、彼女はレイア・オーガナなのです。
アナキンとパドメの娘にしてルークの妹、そしてベン(カイロ・レン)の母親なのですから!。


◆トガジンの疑問:「この人、本当に死んだ?」?謎のまま
ep7 マックス・フォン・シドー
『フォースの覚醒』序盤でカイロ・レンに斬り殺されたこの人。
ルーク・スカイウォーカーの居場所の地図の一部だけを持っていて、レイアたちレジスタンスとも幼い頃のベン・ソロ(カイロ・レン)の事もよく知っているというこの爺さん。
彼は、あの時本当に死んだのでしょうか?。

ep7 死んだ?
彼が殺される瞬間には不自然に広い画に切り替えられて、わざと彼の死を見せないようにしている気がします。
しかも演じたマックス・フォン・シドーは、『スター・ウォーズ』の元ネタとされる『フラッシュ・ゴードン』で宿敵ミン皇帝を演じた俳優さんなのです。
これだけで終わるはずはありません。
今回は全く触れられていませんでしたが、エピソード9で意外な再登場を果たすのか、あるいは単なる私の深読みに過ぎないのか(笑)、2年後の楽しみにとっておきたいと思っております。


最後のジェダイ マスター・スカイウォーカー
「素晴らしい!その全ての言葉が間違っている。」
不満だらけだった『最後のジェダイ』ですが(あ、言っちゃった)、ルークのこのセリフに関しては日常でも真似したいくらい気に入っております(笑)。
何事も固定観念に捉われていてはいけないってことですね。
一応、「レイがルークの娘ではない」件だけは当たっていましたが、これは前作本編を注意深く見ていれば誰でも分かることでした。


ひとまず今回はここまで。
次回「その2」はネタバレ&酷評全開で語らせていただきます。
IMAX2回分、4.800円を払って観ているのですから一切遠慮はいたしません。

お付き合いいただきありがとうございました。
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