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映画と日常

宿題

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トガジンです。
平成29年(2017年)も残すところあと僅かとなりました。
今回は「宿題」と題して、これから本ブログで書かねばならないネタをいくつか挙げておきたいと思います。


【エキストラ参加話】
私の趣味の一つに「映画やドラマへのエキストラ出演」があります。
これまで参加した作品が今度の2月と3月に立て続けに公開されるのを受けて、それらの撮影現場の様子を書き留めておきたいと思っております。

『マンハント』(2018年2月9日公開)
マンハント(エキストラ参加作品)
監督:佐藤純彌x主演:高倉健による1976年公開の日本映画『君よ憤怒の河を渉れ』のリメイク作品。
今回は日中合作で、監督はあの『男たちの挽歌』のジョン・ウー監督!。

昨年(2016年)の7月15日にエキストラの一人としてこの映画の撮影に参加してきました。
しかも!。
なんと、その時の映像が予告編のファースト・カットとして使われているじゃありませんか!。

>映画『マンハント』公式サイト - GAGA

どれとは言いませんが、小型TVカメラを手にした私の後ろ姿がハッキリと映っています。
これはもう、我がブログ「映像学科22番」で自慢・・・じゃなくてご報告しないわけにはいきません。

でも、実は記事を書くにあたって困っていることがあるのですよ。
画像はありません
現場の写真が全く無いのです。
『マンハント』に限らず、こうした映画の撮影現場って写真撮影は厳禁なのですよ。
休憩時間に仕事の電話のために携帯を取り出すだけでもスタッフさんに一声かけなければならない現場もあったくらいで、どこの撮影現場も情報漏洩や出演者の肖像権保護にピリピリしているのです。

この日のロケ現場には福山雅治さんをはじめ有名俳優は一人もいませんでしたが、それでもあのジョン・ウー監督が私たちの目の前で演出説明をしてくれていたなんて状況は他人様(特に映画ファン)に自慢の一つもしたいじゃないですか。
「自分は確かにこの現場に居た」と証明する写真が無いのが歯がゆくて仕方がありません。

記事は予告編から抜き出した場面写真と文章とで構成することになると思います。
私としても、日本側のチーフ助監督さんから大事な役割を仰せ付かったとても思い出深い現場ですので、是非とも公開前にブログに書き残しておきたいのです。

映画『マンハント』は平成30年2月9日公開。
エキストラ参加記事はその公開日までにお披露目したいと思っております。


『ちはやふる-結び-』(2018年3月17日公開)
ちはやふる-結び- ポスター
今年の5月31日から3日間連続、そして6月12日の合計4日間、『ちはやふる-結び-』の競技かるた試合シーンの撮影に参加してきました。
当選通知を受け取った私の浮かれ具合は、下記の記事に赤裸々に書いております。(笑)。

>映画『ちはやふる-結び-』にエキストラ参加決定!

こちらの作品も写真が無いことは同じですが、なにせネタは4日分もありますから今のところ結構な長尺になってしまっております。
原作単行本と照らし合わせてながらシーンの内容とか、私の出演時の服装の再現写真orイラストとか、あと撮影時のエピソードなんかも交えながら書くつもりでおります。
実はこの記事、文章だけはある程度書き上がってはいるのですが、ちょっと考えることがあって映画の封切直前まで公開を控えることにしておりました。

初参加となった5月31日、現場である事件が起こりました。
参加者の一人が撮影現場からこっそりとスマホで現場中継をしていたのです。
自分の顔写真も交えてリアルタイム配信していたその間抜けな男はスタッフに見つかってそのまま強制退去させられていました。

この時驚いたのは、スタッフさんが彼の問題行動に気付いたその経緯です。
彼が撮影現場内でスマホをいじっているところを見咎めたのではなく、実際にリアルタイムでネット上に流布されていた実況ページを見つけて彼の行動を察知したというのです。
なんと恐るべき情報収集力!。

そんなスタッフさんの迅速な仕事ぶりを見てしまったら、あまり早い時期に撮影現場のレポートをアップするのは控えたほうがいい気がしました。
このブログに「●●と■■の試合シーンで自分はこの位置でこんな服装をしてこういう役柄をやりました~」なんて喜び勇んで書いたとします。
それを見た監督さんが怒って私が映ったシーンをカットしたり別アングルのものに差し替えてしまうのではないか?と心配になってしまうのです(笑)。

というわけで、こちらのエキストラ参加の話もカット差し替えされないように公開直前にアップします。
『ちはやふる-結び-』は平成30年3月17日(土)公開です。


【ゴジラシリーズ全作品レビュー再開】
ローランド・エメリッヒ版『GODZILLA』(1998年)のあとしばらくお休みしていたゴジラシリーズ全作品レビュー。
次に俎上に上げる作品はこちら!。

1999 ゴジラ2000
・・・になるはずだったんですが、先日観返してみたところなんだかしっくり来ないのですよ。

エメリッヒ版に対する「あんなのゴジラじゃない」「ただの巨大イグアナやんけ」「弱すぎ」といった酷評を受けて、本家東宝が(いつものことながら)大急ぎでこしらえた『ゴジラ2000<ミレニアム>』。
その本意は「ゴジラはやっぱり強くてカッコ良くなくっちゃね」と内外のゴジラファンにアピールすることだったと思うのですが、その目線の先にはもう一つ、とある別の特撮作品に対する対抗意識が見え隠れするのですよ。

ガメラ2 レギオン襲来(1996年) ガメラ3 邪神<イリス>覚醒
それは監督:金子修介/脚本:伊藤和典/特技:樋口真嗣のトリオによる平成ガメラシリーズ。
『ゴジラvsデストロイア』から『ミレニアム』までの4年間には、『レギオン襲来』と『邪神<イリス>覚醒』という2本の平成ガメラ作品が公開されていてどちらも国内の特撮ファンから高い評価を得ていたのです。
ゴジラ不在の間に着実にその存在感を確立してきたライバル怪獣ガメラに、ゴジラ制作サイドも心穏やかではなかったはずだと思うのです。
実際『『ゴジラ2000<ミレニアム>』を観ていると、そこかしこに平成ガメラを意識したかのような個所が見受けられました。

当初の予定では、平成『ガメラ』シリーズはゴジラとは別にレビューを書き進めるつもりでおりました。
しかし、私には平成『ゴジラ』と平成『ガメラ』はお互い対(つい)の存在になっているように思えてなりません。
というわけで、次に書く怪獣映画レビューは私がオールタイムベストテンの一つに挙げている『ガメラ2:レギオン襲来』に決まりました。

・・・さて。

2002 ゴジラxメカゴジラ 2003 ゴジラxモスラxメカゴジラ東京SOS
こうなってくると、後続の機龍(メカゴジラ)2部作にも似たような問題が生じてきてしまいますね。
これらは『モスラ』(昭和36年)と『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ』の出来事を前提としているため、この二作品について先に触れておく必要があると思うのです。

ええ、喜んでやりますよ!。

モスラとサンダ対ガイラのブルーレイ
だって『モスラ』も『サンダ対ガイラ』もブルーレイ買って何度も観ている大好きな作品ですから(笑)。

まだ方向性を決めたばかりで、『ガメラ2‐レギオン襲来‐』の記事もこれからですが、気長にお付き合いいただければ幸いです。
しかし、こんな調子では一体いつになったらゴジラ全作品レビューを完走出来るんでしょうかね(笑)。


【阪神淡路大震災のこと】
平成7年1月17日5時46分52秒。
阪神淡路大震災発生。

ポートアイランドから長田・兵庫方面を望む(1995年1月17日)
当時、大阪でTV制作プロダクションに在籍していた私は否応なくこの震災の取材に駆り立てられました。
人の生き死にの現場を目の当たりにして、仕事に対する考え方も映画を見る目も大きく変わったように思います。
たとえ作り話の登場人物であっても、その「死」をふざけて描く作品とその制作者に対して嫌悪感を抱くようになっていました。

この震災現場の体験記は、いつかどこかできちんと書き記しておくべきものだと思っております。
それと同時に、「映画」カテゴリに属するこのブログで5000人以上の死者を出したあの震災について書いてよいものかどうか、今もまだ迷っております。

※上の航空写真は、神戸市のオープンサイト「阪神・淡路大震災1.17の記録」より拝借させていただいております


【ブログ改装計画のこと】
去る10月19日、本ブログ開設一周年を記念して過去記事検索を容易にするための改造工事をするとぶち上げておりました。
気にしてくれている人がどれだけいるのか分かりませんが、実は遅々として進んでおりません。

とりあえず有料サービスへの切り替えは実行したものの、カテゴリー分けはいい名称アイデアが浮かばずにとりあえず分別だけ行ったという感じです。
そして、扱った全作品を50音順に並べてリンクさせる検索ページを作るという件ですが、これが実は大変なことになっておるのです。

私の場合、一本の作品について単独記事の他に毎週日曜日の「週刊映画鑑賞記」にも別ネタを盛り込むことが多いのですが、それらも全部検索ページに網羅しようとするとこんな風になってしまいます。


『シン・ゴジラ』
>実は私、『シン・ゴジラ』に映ってます
>『シン・ゴジラ』は、ある一点において初代『ゴジラ』を超えている!
>『シン・ゴジラ』唯一にして最大の不満は”音楽”
>週刊映画鑑賞記(2016.10/31~11/06)
>『シン・ゴジラ』が終わってしまう
>大みそか企画その1:戦国武将と今年の邦画三大ヒット作
>大みそか企画その2:トガジン的2016年映画ベスト10
>第40回日本アカデミー賞 祝『シン・ゴジラ』最優秀作品賞受賞!
>『シン・ゴジラ』襲来!
>『シン・ゴジラ』の2K盤とウルトラHD(4K)盤を見比べてみました
>続・『シン・ゴジラ』ウルトラHDブルーレイ騒動記~その先を調べるのも我々の仕事だ~
>週刊映画鑑賞記(2017.7/3~2017.7/9)
>『シン・ゴジラ』と子どもたち―我が家のプチ絶叫上映会ー
>週刊映画鑑賞記(2017.11/6~2017.11/12)

・・・で、この編集画面というのがこんな↓感じです。

索引編集画面~大変なことに~
一項目ごとにタイトルコピーとURLリンクを繰り返すという、私が苦手とする単純作業が延々と続くわけです。
しかも、先日出来上がった部分のリンクチェックを行ったところ、どこをどう間違えたのかリンク先に飛ばない項目が大量に発見されたりなんかして、今気持ちがボキボキに折れているところであります。

プレビューしてみても・・・。

検索用ページ、大変な割りにツマラナイ画面
面白くもなければ便利そうにも見えないツマラナイ画面です。
だからといってポスターなどの画像を入れると大変な物量になってしまいます。

検索ページ 「週刊映画鑑賞記」ばかり・・・
当ブログの場合、毎週日曜日に欠かさず書いている「週刊映画鑑賞記」に分散して書いたショート・レビューが問題です。
単独記事と変わらないボリュームで書いたものとか、単なる「追記」には収まらない内容のものとかもあって、それらも含めて記事を見つけ易い形式にしたいと考えております。
現在は「検索用ページ」の作成は保留にして、「週刊映画鑑賞記」からレビュー抽出→カテゴリ入りの方向で検討中です。



今回はなんだか言い訳みたいになってしまいした(笑)
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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