週刊映画鑑賞記(2018.2/12~2017.2/18)
CATEGORY週刊映画鑑賞記
トガジンです。

あの記録的な大雪から一週間、日常生活も仕事周りも次第に元の状態へと戻りつつあるようです。
私個人の被害(損失)といえば、大雪の期間中キャンセルしたりされたりした計7日分の仕事の稼ぎと、連日の雪かきで奪われた体力と自分の自由時間くらいのものです。
この程度で済んで幸いでした。
亡くなったり怪我をされた方のことを思えば全然大したことはありません。
私自身も当事者の一人ではありますが、今回の豪雪被害に遭われた全ての皆様にお見舞い申し上げたいと思います。

とはいえ、道路状況についてはまだまだ完全回復とは言い難いですね。
道路の両脇にはこんな具合に除雪された雪が壁のようにそびえ立ち、片側二車線だったはずの道が二台すれ違うのもやっとというところも多いです。
ただ通るだけならなんとかなりますが、前方で除雪車が作業中だったり車道を歩く人たちが大勢居たり、最悪の場合事故で道を塞がれたりでもしたらもうどうすることも出来ません。
移動時間には平常時の3倍を想定してはいますが、それでも「すみません、道が混んでいて●時には間に合いそうにありません。」と謝りの電話を入れることもしばしばでした。
こんな状況ですから、仕事帰りに映画館にでも立ち寄ろうなどとはまだ考え難いところです。
また、同じ仕事内容でも疲れが倍化しているため家でもゆっくり映画を愉しめる体調でもありません。
毎週日曜の夜はこの一週間に観た映像作品について徒然なるまま書き留めているわけですが、今週観た映像作品は結局これ一本だけでありました。
2/17(土)
『荒神』🈠
(ホームシアター:BSプレミアム)

うん、面白かった!。
原作を知る者としては満足度100%とはいきませんでしたが、それでも特撮怪獣映画(ドラマ)の新作に接することが出来ただけでもポイント3割増しです。
4K撮影によるNHKドラマということで、ここ数年の大河ドラマを思い起させるような画面作りになっていたと思います。
これなら『西郷どん』の屋外シーンに混ぜても違和感なく繋がるんじゃないかと思いました(笑)。

朱音役の内田有紀さんをはじめとした出演者の皆さんも、架空の怪物との共演でありながら真摯な演技を披露してくれて特撮と本編演技がしっかり融合していたと思います。
ただ、(演技は別として)榊田宗栄役を演じた平岡祐太さんだけはかなりイメージが違って困惑していました。
あの修羅場を戦って生き延びるキャラクターにしては線が細すぎる感がありますし、年齢もあと10歳くらい年上でなければ朱音とつり合いがとれない気がします。
1時間50分のドラマではありますが、それでも尺が足りない様子です。
語り口全般がかなり駆け足気味に感じましたし、朱音に付き従う無口な少年:やじが登場しないとか、終盤で朱音たちを助けてくれるはずの弾正の部下:左平次があっさり死んでしまったりとか色々と物足りなさを感じたのは事実です。

それでも最後まで気持ちが途切れることなく楽しめたのは、おそらくこの作品にみなぎっている制作者たちの怪獣愛のおかげではなかったかと思います。
松浦善之助監督は子供の頃から『ウルトラQ』や怪獣映画が大好きな方で、怪物が登場するシーンの撮影現場では監督自ら身振り手振りで怪獣の動きを説明しながら演技指導していたそうです。
そんな”我々のお仲間”が作り上げた作品とあって怪獣ものとしてのツボは決して外していません。
フルCGで作られている怪物にもあえて”着ぐるみ感”を表現していると思える部分が多々あって、「好きな人が楽しんで作っている」ことがビシビシ伝わってきます。
概ね満足してはおりますが、個人的にはとても残念だったことがありました。
先週の記事にも書いたとおり、原作には「4本足の怪物が立ち上がってゴジラみたいな2足歩行怪獣に進化する」場面があったはずなのですが、今回のドラマではそこが完全にカットされていて最後まで巨大サンショウウオ状態のままで終わってしまいました。
特撮の見せ場として、そして『シン・ゴジラ』の元ネタとしてこのシーンを楽しみにしていたのですがね~。
先週に引き続き、今週もあまり映画を愉しむことが出来ない一週間となってしまいました。
いつの間にか、アカデミー賞候補の『スリー・ビルボード』も、モーション・ストップ・アニメーション作品『ぼくの名前はズッキーニ』もすでに上映が始まっています。
そして・・・。

私もエキストラとして撮影に参加した『マンハント』もまだ観ることが出来ていません。
あの日の私の奮闘ぶりはいかなる形で画面に生かされているのか?。
いや、そもそもカットされることなくちゃんと映画本編に使われているのか?(笑)。
来週はなんとしてでもこの目で確かめなければなりません!。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。

あの記録的な大雪から一週間、日常生活も仕事周りも次第に元の状態へと戻りつつあるようです。
私個人の被害(損失)といえば、大雪の期間中キャンセルしたりされたりした計7日分の仕事の稼ぎと、連日の雪かきで奪われた体力と自分の自由時間くらいのものです。
この程度で済んで幸いでした。
亡くなったり怪我をされた方のことを思えば全然大したことはありません。
私自身も当事者の一人ではありますが、今回の豪雪被害に遭われた全ての皆様にお見舞い申し上げたいと思います。

とはいえ、道路状況についてはまだまだ完全回復とは言い難いですね。
道路の両脇にはこんな具合に除雪された雪が壁のようにそびえ立ち、片側二車線だったはずの道が二台すれ違うのもやっとというところも多いです。
ただ通るだけならなんとかなりますが、前方で除雪車が作業中だったり車道を歩く人たちが大勢居たり、最悪の場合事故で道を塞がれたりでもしたらもうどうすることも出来ません。
移動時間には平常時の3倍を想定してはいますが、それでも「すみません、道が混んでいて●時には間に合いそうにありません。」と謝りの電話を入れることもしばしばでした。
こんな状況ですから、仕事帰りに映画館にでも立ち寄ろうなどとはまだ考え難いところです。
また、同じ仕事内容でも疲れが倍化しているため家でもゆっくり映画を愉しめる体調でもありません。
毎週日曜の夜はこの一週間に観た映像作品について徒然なるまま書き留めているわけですが、今週観た映像作品は結局これ一本だけでありました。
2/17(土)
『荒神』🈠
(ホームシアター:BSプレミアム)

うん、面白かった!。
原作を知る者としては満足度100%とはいきませんでしたが、それでも特撮怪獣映画(ドラマ)の新作に接することが出来ただけでもポイント3割増しです。
4K撮影によるNHKドラマということで、ここ数年の大河ドラマを思い起させるような画面作りになっていたと思います。
これなら『西郷どん』の屋外シーンに混ぜても違和感なく繋がるんじゃないかと思いました(笑)。

朱音役の内田有紀さんをはじめとした出演者の皆さんも、架空の怪物との共演でありながら真摯な演技を披露してくれて特撮と本編演技がしっかり融合していたと思います。
ただ、(演技は別として)榊田宗栄役を演じた平岡祐太さんだけはかなりイメージが違って困惑していました。
あの修羅場を戦って生き延びるキャラクターにしては線が細すぎる感がありますし、年齢もあと10歳くらい年上でなければ朱音とつり合いがとれない気がします。
1時間50分のドラマではありますが、それでも尺が足りない様子です。
語り口全般がかなり駆け足気味に感じましたし、朱音に付き従う無口な少年:やじが登場しないとか、終盤で朱音たちを助けてくれるはずの弾正の部下:左平次があっさり死んでしまったりとか色々と物足りなさを感じたのは事実です。

それでも最後まで気持ちが途切れることなく楽しめたのは、おそらくこの作品にみなぎっている制作者たちの怪獣愛のおかげではなかったかと思います。
松浦善之助監督は子供の頃から『ウルトラQ』や怪獣映画が大好きな方で、怪物が登場するシーンの撮影現場では監督自ら身振り手振りで怪獣の動きを説明しながら演技指導していたそうです。
そんな”我々のお仲間”が作り上げた作品とあって怪獣ものとしてのツボは決して外していません。
フルCGで作られている怪物にもあえて”着ぐるみ感”を表現していると思える部分が多々あって、「好きな人が楽しんで作っている」ことがビシビシ伝わってきます。
概ね満足してはおりますが、個人的にはとても残念だったことがありました。
先週の記事にも書いたとおり、原作には「4本足の怪物が立ち上がってゴジラみたいな2足歩行怪獣に進化する」場面があったはずなのですが、今回のドラマではそこが完全にカットされていて最後まで巨大サンショウウオ状態のままで終わってしまいました。
特撮の見せ場として、そして『シン・ゴジラ』の元ネタとしてこのシーンを楽しみにしていたのですがね~。
先週に引き続き、今週もあまり映画を愉しむことが出来ない一週間となってしまいました。
いつの間にか、アカデミー賞候補の『スリー・ビルボード』も、モーション・ストップ・アニメーション作品『ぼくの名前はズッキーニ』もすでに上映が始まっています。
そして・・・。

私もエキストラとして撮影に参加した『マンハント』もまだ観ることが出来ていません。
あの日の私の奮闘ぶりはいかなる形で画面に生かされているのか?。
いや、そもそもカットされることなくちゃんと映画本編に使われているのか?(笑)。
来週はなんとしてでもこの目で確かめなければなりません!。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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