週刊映画鑑賞記(2018.7/23~2017.7/29)
CATEGORY週刊映画鑑賞記
トガジンです。
毎週日曜日はこの一週間に観た映像作品について徒然なるまま書き留めております。
「暑い暑い暑い~」とか言っていたら週末は半時計回りコースの台風襲来。
こうもおかしな天気ばかり続くと帰宅後も疲れがなかなか取れず、2時間近い映画を腰を据えて見ることさえ困難な状況になってきています。
そのため今週はテレビドラマ『チア☆ダン』第3話と映画一本を見るのがやっとでした。
ところがその一本の映画が私にとって大当たり!。
7/24(火)
『スターシップ9』🈠
(ホームシアター:WOWOW)

私には、毎年夏になると無性にB級SF映画が見たくなってしまうという習性があるようです。
この時期になるとWOWOWが大量にB級SF映画を放映してくれるせいです(笑)。
そんな中でも宇宙船ものは大好物の一つですから、このタイトルに目が止まるのも当然のことでありました。
<あらすじ>
エレナはまだ見ぬ未知の星を目指して、一人恒星間飛行を続けていた。
一緒に飛び立った両親は既にいない。
近未来、過度の公害に汚染された地球には未来はなく、人類は新しい星への移住を必要としていた。
ある日、スペースシップの給気系統が故障し、エレナは近隣のスペースシップに救援信号を送る。
その呼びかけに応えて姿を現したのが、エンジニアの青年アレックスだった。
一目見て、互いに恋に陥る二人。
しかし、エレナはこの飛行に隠された秘密を知らなかった。
観ていて、この冒頭部分には何となく違和感がありました。
「どうして彼女の乗る宇宙船の全容を見せようとしないんだろう?。」
この展開からすると宇宙船はエレナが乗っている一隻ではなく何隻か(タイトルから考えて9隻以上)の船団を組んでいるように思えます。
こうした宇宙SFものの映画では冒頭の掴みとして無くてはならない絵であるはずです。
ところがこの映画は、9隻以上の宇宙船団はおろかエレナの乗る船一隻の外観さえも見せようとしません。
単に私が見落としただけなのか、それとも低予算のために宇宙船ミニチュアやCG映像が作れなかったのか?。
理由はアレックスがエレナの元を立ち去るシーンで判明しました。
エレナが宇宙船と思い込んでいた場所は実はなんと・・・!。
アレックスがある場所に出るシーンで思わず「えッ?」と声を上げてしまいました。
ネタバレになるのでこれ以上書くことは控えますが、冒頭の細かな宇宙船内描写と『スペースシップ9』というタイトルに完全にダマされました(笑)。
しかもその見せ方が実に巧い!。
ひと言のセリフもなくただひたすらアレックスの行動を映像で追うだけで<意外な展開>というやつを見せてくれるのです。
中盤やや大味な展開だったり敵側キャラの掘り下げが不十分な印象なのは気になりましたが、それでも「そこまで行くの?。」と思える着地の仕方には素直に感動してしまいました。
しかも、このラストもセリフ説明一切なしで映像だけで押し通してくるのが清々しかったです。
今週もお付き合いいただきありがとうございました。
毎週日曜日はこの一週間に観た映像作品について徒然なるまま書き留めております。
「暑い暑い暑い~」とか言っていたら週末は半時計回りコースの台風襲来。
こうもおかしな天気ばかり続くと帰宅後も疲れがなかなか取れず、2時間近い映画を腰を据えて見ることさえ困難な状況になってきています。
そのため今週はテレビドラマ『チア☆ダン』第3話と映画一本を見るのがやっとでした。
ところがその一本の映画が私にとって大当たり!。
7/24(火)
『スターシップ9』🈠
(ホームシアター:WOWOW)

私には、毎年夏になると無性にB級SF映画が見たくなってしまうという習性があるようです。
この時期になるとWOWOWが大量にB級SF映画を放映してくれるせいです(笑)。
そんな中でも宇宙船ものは大好物の一つですから、このタイトルに目が止まるのも当然のことでありました。
<あらすじ>
エレナはまだ見ぬ未知の星を目指して、一人恒星間飛行を続けていた。
一緒に飛び立った両親は既にいない。
近未来、過度の公害に汚染された地球には未来はなく、人類は新しい星への移住を必要としていた。
ある日、スペースシップの給気系統が故障し、エレナは近隣のスペースシップに救援信号を送る。
その呼びかけに応えて姿を現したのが、エンジニアの青年アレックスだった。
一目見て、互いに恋に陥る二人。
しかし、エレナはこの飛行に隠された秘密を知らなかった。
観ていて、この冒頭部分には何となく違和感がありました。
「どうして彼女の乗る宇宙船の全容を見せようとしないんだろう?。」
この展開からすると宇宙船はエレナが乗っている一隻ではなく何隻か(タイトルから考えて9隻以上)の船団を組んでいるように思えます。
こうした宇宙SFものの映画では冒頭の掴みとして無くてはならない絵であるはずです。
ところがこの映画は、9隻以上の宇宙船団はおろかエレナの乗る船一隻の外観さえも見せようとしません。
単に私が見落としただけなのか、それとも低予算のために宇宙船ミニチュアやCG映像が作れなかったのか?。
理由はアレックスがエレナの元を立ち去るシーンで判明しました。
エレナが宇宙船と思い込んでいた場所は実はなんと・・・!。
アレックスがある場所に出るシーンで思わず「えッ?」と声を上げてしまいました。
ネタバレになるのでこれ以上書くことは控えますが、冒頭の細かな宇宙船内描写と『スペースシップ9』というタイトルに完全にダマされました(笑)。
しかもその見せ方が実に巧い!。
ひと言のセリフもなくただひたすらアレックスの行動を映像で追うだけで<意外な展開>というやつを見せてくれるのです。
中盤やや大味な展開だったり敵側キャラの掘り下げが不十分な印象なのは気になりましたが、それでも「そこまで行くの?。」と思える着地の仕方には素直に感動してしまいました。
しかも、このラストもセリフ説明一切なしで映像だけで押し通してくるのが清々しかったです。
今週もお付き合いいただきありがとうございました。
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