「午前十時の映画祭」が来年度限りで終わってしまう
CATEGORY映画全般
トガジンです。
映画史に残る世界の名作を上映してきた「午前十時の映画祭」が来年4月からの開催分で終了することになりました。
理由は「通常の新作映画上映の場合と異なり、宣伝費やデジタル上映のための経費が当初の想定以上に増加してこれ以上の継続が難しくなったため」とのこと。
う~ん。
仕方ないこととはいえ、旧作を映画館で見られる貴重な機会が失われてしまうのは実に残念です。

一度、スクリーンで見たかった
もう一度、スクリーンで見たかった
この「午前十時の映画祭」のキャッチフレーズ、凄く好きなんですよね~。
『ローマの休日』『雨に唄えば』『初恋のきた道』など、それまでTV放送やビデオでしか見たこと無かった作品を映画館の大スクリーンで体験させてくれた「午前十時の映画祭」。
私もこのイベントのおかげで本当にどれだけの名作をスクリーンで体験させてもらったことか・・・。
鑑賞料金も一律1,100円(開始当初は1,000円)とリーズナブルなのも有難いです。
私が「午前十時の映画祭」で初めて”映画館で”鑑賞したタイトルを挙げてみます。
このうち🈠マークが付いている作品は、この時が人生初鑑賞です。
また、これ以前にテレビやビデオで見たことのある作品にしても当時は日本語吹き替えや4:3のテレビサイズにトリミングされたものがほとんどだったため、「午前十時の映画祭」でオリジナル音源&オリジナルスクリーンサイズを初体験した作品も多いです。
<2010年「赤の50本」>
『明日に向って撃て! 』
『雨に唄えば』
『ウエスト・サイド物語』🈠
『裏窓』
『エデンの東』🈠
『お熱いのがお好き』
『カサブランカ』
『激突!』
『ゴッドファーザー』
『十二人の怒れる男』
『スティング』
『第三の男』
『大脱走』
『チャップリンの独裁者』
『北北西に進路を取れ』
『ミクロの決死圏』
『ライトスタッフ』
『ライムライト』
『ローマの休日』
<2011年「青の50本」>
『アメリカン・グラフィティ』
『風と共に去りぬ』
『荒野の七人』
『荒野の用心棒』
『ゴッドファーザーPARTII』
『サウンド・オブ・ミュージック』
『ザッツ・エンタテインメント』 🈠
『タクシードライバー』🈠
『鳥』
『フレンチ・コネクション』
<2012年~>
『サイコ』
『タワーリング・インフェルノ』
『メリー・ポピンズ』
『燃えよドラゴン』
『ロッキー』
『幸福の黄色いハンカチ』
『砂の器』🈠
『オリエント急行殺人事件』
『東京物語』
『初恋のきた道』
『めまい』
『ポセイドン・アドベンチャー』
『グロリア』
『シェーン』
上に挙げた以外にも『2001年宇宙の旅』『エイリアン』『レイダース失われた聖櫃』『バック・トゥ・ザ・フューチャー』3部作『七人の侍』をはじめとする黒澤明監督作品などは、封切時や再上映で既に何度か映画館体験がありながらも喜び勇んで見に出かけたものでした。

そして、つい先日も新藤兼人監督の『裸の島』をスクリーンで初鑑賞してきたばかりです。
「午前十時の映画祭」でお世話になったこれらのタイトル群のうち、特にシネマスコープのワイド画面で作られた映画の印象が強いです。
『ウエスト・サイド物語』『サウンド・オブ・ミュージック』 『タワーリング・インフェルノ』 などの往年の名作は多少上映時間が長くても全く退屈することがありませんでした。

来年度に開催される最後の「午前十時の映画祭10」の上映ラインナップは、ファイナルに相応しい粒よりの作品が揃っていることを期待します。
(残念ながらリクエストの受付は10月で終了)
個人的には、これまで扱われたことが無かった昭和の日本特撮映画もラインナップに加えていただきたいです。
CGとデジタル合成しか知らない今の世代の人たちに、昭和のアナログ手作り特撮の味とド迫力を知ってもらいたい。
そして、あの戦争の忌まわしい記憶をSFや怪獣というオブラートに包んで残してくれた先人たちの想いに気付いて欲しい。
それは、映画館の大きなスクリーンで映像と音を浴びるようにして見ることでしか伝わらない気がするのです。
アニメも全然無かったですね。
例えば、子供たちがDVDで何度も繰り返し観るという『となりのトトロ』はすでに劇場公開から30年が経過しています。
当時あの名作アニメを劇場で見た子供たちは現在すでにアラフィフになっているわけですが、彼ら(彼女ら)の子たちはいまだに『トトロ』を映画館のスクリーンで体験する機会がないという不幸な状況が続いているわけです。
30年間変わることなく子供の心をつかんで離さない宮崎駿監督のアニメーション映画は、日本テレビが金曜ロードショーで定期的に放映するよりも、2~3年おきに映画館でリバイバル上映するべきではないでしょうか?。
今の子ども達のための良質な「マイ・ファースト・スクリーン」
「午前十時の映画祭」はそれを担うのにピッタリな催しだと思っていたのですがね。
あと、市川崑監督の『東京オリンピック』(1965年)も一度でいいから映画館のスクリーンで見たいですね。
来年は2020東京オリンピックの前年でもあるので、ラインナップに加わっている可能性は高いと思っています。
終わってしまう事はとても残念ですが、それとは関係なく私は来年も「午前十時の映画祭」に足を運びます。
なぜならば・・・
一度、スクリーンで見たかった
もう一度(いや、何度でも)、スクリーンで見たかった
私にはそんな映画がまだまだいっぱいあるのですから。
本日もお付き合いいただきありがとうございました。
映画史に残る世界の名作を上映してきた「午前十時の映画祭」が来年4月からの開催分で終了することになりました。
理由は「通常の新作映画上映の場合と異なり、宣伝費やデジタル上映のための経費が当初の想定以上に増加してこれ以上の継続が難しくなったため」とのこと。
う~ん。
仕方ないこととはいえ、旧作を映画館で見られる貴重な機会が失われてしまうのは実に残念です。

一度、スクリーンで見たかった
もう一度、スクリーンで見たかった
この「午前十時の映画祭」のキャッチフレーズ、凄く好きなんですよね~。
『ローマの休日』『雨に唄えば』『初恋のきた道』など、それまでTV放送やビデオでしか見たこと無かった作品を映画館の大スクリーンで体験させてくれた「午前十時の映画祭」。
私もこのイベントのおかげで本当にどれだけの名作をスクリーンで体験させてもらったことか・・・。
鑑賞料金も一律1,100円(開始当初は1,000円)とリーズナブルなのも有難いです。
私が「午前十時の映画祭」で初めて”映画館で”鑑賞したタイトルを挙げてみます。
このうち🈠マークが付いている作品は、この時が人生初鑑賞です。
また、これ以前にテレビやビデオで見たことのある作品にしても当時は日本語吹き替えや4:3のテレビサイズにトリミングされたものがほとんどだったため、「午前十時の映画祭」でオリジナル音源&オリジナルスクリーンサイズを初体験した作品も多いです。
<2010年「赤の50本」>
『明日に向って撃て! 』
『雨に唄えば』
『ウエスト・サイド物語』🈠
『裏窓』
『エデンの東』🈠
『お熱いのがお好き』
『カサブランカ』
『激突!』
『ゴッドファーザー』
『十二人の怒れる男』
『スティング』
『第三の男』
『大脱走』
『チャップリンの独裁者』
『北北西に進路を取れ』
『ミクロの決死圏』
『ライトスタッフ』
『ライムライト』
『ローマの休日』
<2011年「青の50本」>
『アメリカン・グラフィティ』
『風と共に去りぬ』
『荒野の七人』
『荒野の用心棒』
『ゴッドファーザーPARTII』
『サウンド・オブ・ミュージック』
『ザッツ・エンタテインメント』 🈠
『タクシードライバー』🈠
『鳥』
『フレンチ・コネクション』
<2012年~>
『サイコ』
『タワーリング・インフェルノ』
『メリー・ポピンズ』
『燃えよドラゴン』
『ロッキー』
『幸福の黄色いハンカチ』
『砂の器』🈠
『オリエント急行殺人事件』
『東京物語』
『初恋のきた道』
『めまい』
『ポセイドン・アドベンチャー』
『グロリア』
『シェーン』
上に挙げた以外にも『2001年宇宙の旅』『エイリアン』『レイダース失われた聖櫃』『バック・トゥ・ザ・フューチャー』3部作『七人の侍』をはじめとする黒澤明監督作品などは、封切時や再上映で既に何度か映画館体験がありながらも喜び勇んで見に出かけたものでした。

そして、つい先日も新藤兼人監督の『裸の島』をスクリーンで初鑑賞してきたばかりです。
「午前十時の映画祭」でお世話になったこれらのタイトル群のうち、特にシネマスコープのワイド画面で作られた映画の印象が強いです。
『ウエスト・サイド物語』『サウンド・オブ・ミュージック』 『タワーリング・インフェルノ』 などの往年の名作は多少上映時間が長くても全く退屈することがありませんでした。

来年度に開催される最後の「午前十時の映画祭10」の上映ラインナップは、ファイナルに相応しい粒よりの作品が揃っていることを期待します。
(残念ながらリクエストの受付は10月で終了)
個人的には、これまで扱われたことが無かった昭和の日本特撮映画もラインナップに加えていただきたいです。
CGとデジタル合成しか知らない今の世代の人たちに、昭和のアナログ手作り特撮の味とド迫力を知ってもらいたい。
そして、あの戦争の忌まわしい記憶をSFや怪獣というオブラートに包んで残してくれた先人たちの想いに気付いて欲しい。
それは、映画館の大きなスクリーンで映像と音を浴びるようにして見ることでしか伝わらない気がするのです。
アニメも全然無かったですね。
例えば、子供たちがDVDで何度も繰り返し観るという『となりのトトロ』はすでに劇場公開から30年が経過しています。
当時あの名作アニメを劇場で見た子供たちは現在すでにアラフィフになっているわけですが、彼ら(彼女ら)の子たちはいまだに『トトロ』を映画館のスクリーンで体験する機会がないという不幸な状況が続いているわけです。
30年間変わることなく子供の心をつかんで離さない宮崎駿監督のアニメーション映画は、日本テレビが金曜ロードショーで定期的に放映するよりも、2~3年おきに映画館でリバイバル上映するべきではないでしょうか?。
今の子ども達のための良質な「マイ・ファースト・スクリーン」
「午前十時の映画祭」はそれを担うのにピッタリな催しだと思っていたのですがね。
あと、市川崑監督の『東京オリンピック』(1965年)も一度でいいから映画館のスクリーンで見たいですね。
来年は2020東京オリンピックの前年でもあるので、ラインナップに加わっている可能性は高いと思っています。
終わってしまう事はとても残念ですが、それとは関係なく私は来年も「午前十時の映画祭」に足を運びます。
なぜならば・・・
一度、スクリーンで見たかった
もう一度(いや、何度でも)、スクリーンで見たかった
私にはそんな映画がまだまだいっぱいあるのですから。
本日もお付き合いいただきありがとうございました。
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