今、NHKが来ています!
表題の通り、今、NHKがグイグイ来てます。
受信料の集金ではありません。
番組の話です。
ただし、普通の番組の話ではありません。
『チコちゃんに叱られる!』も『ダーウィンが来た! 』も『ガッテン』も『日本人のおなまえっ!』も『ブラタモリ』も好きでよく見てますけど今回はそれらの話ではありません。
私には決して無視できない特撮がNHKに増えてきているのです。

正月休みに餅を喉に詰まらせそうになるほどビックリしたのがこのドラマの番宣。
26歳OL隠れ特撮オタク女子の複雑かつデリケートな葛藤を描いた作品・・・だそうです。
原作は「ビッグコミックスピリッツ」で連載中の同名マンガとのこと。
少年時代は「ジャンプ」より「サンデー」派だった私はごく自然に「スピリッツ」も読むようになり、その結果『めぞん一刻』『YAWARA!』『美味しんぼ』などといった傑作の数々にリアルタイムで接することが出来たのであります。
話が脱線しましたが、それくらい私には信頼性の高い出目を持つマンガが原作であるということであります(笑)。
そして何より、この内容のドラマをNHKが連続ドラマとして制作・放送するという事実にビックリです。
作中で登場するヒーロースーツを見ても、『●●戦隊』とか『仮面ライダー■■■』に比べて微塵も遜色ありません。
「スキなモノはスキ!」
いいですね~、このキャッチコピー。
男女の違いはあれども、これは私の物語として見れそうな気がします。
来週金曜日が楽しみです。

もう一つ、コレを見た時コーヒーを吹きそうになりました。
『トクサツガガガ』の翌日から始まる『ゾンビが来たから人生見つめ直した件』です。
とある地方都市でゾンビが大量発生!。
立ち向かうはアラサー女子とその仲間たち。
現代日本の問題点をあぶり出す社会派コメディ。
ゾンビものは好きではないのですが、一話目だけでも見てみたい気がします。
深夜ドラマとはいえNHKですからそれほど悪趣味だったり残酷ではないはずですから。
それにしても、NHKがゾンビとは・・・。

あと、昨年12月から始まったBS新4K放送のNHKコンテンツの中には4Kリマスター版『ウルトラQ』も入っています。
正直なところ、開始後一ヶ月足らずで全く興味を失っている4K放送ですが、私もこれだけはなんとか見てみたいと思っているのであります。
もしも、4K『ウルトラQ』の次に4K『ウルトラマン』、そしてさらに4K『ウルトラセブン』『怪奇大作戦』『帰ってきたウルトラマン』と円谷特撮4Kリマスター化が進むのであれば・・・もう有機ELだ液晶だとか迷ってる場合ではありません。
すぐにでもBS4Kチューナー搭載の4Kテレビを買わねばなりますまい。

あ、『ウルトラ』といえば去年の紅白歌合戦でウッチャンが巨大化してましたっけ。
しかもウルトラセブンのワイドショットポーズをしてました。
NHKに4K『ウルトラマン』・・・本当に来るかも?。

そういえば、NHKは昨年の今頃にも宮部みゆき原作の特撮時代劇『荒神』を放送していました。
時間の関係で原作後半で怪獣が二足歩行化するあたりが簡素化されていたのがやや不満でしたが、テレビ特撮で、しかもNHKが大河ドラマばりのセットと出演者を奢って作られた”怪獣もの”には楽しませてもらいました。

BSではUFO、ネッシー、雪男、予言&占い、心霊現象、超古代文明、妖怪、吸血鬼、魔女などの超常現象・オカルトを理論で否定する科学ドキュメンタリー番組『幻解!超常ファイル ダークサイド・ミステリー』を放送してました。
まるでリアル『怪奇大作戦』とも呼べそうな番組で、栗山千明は 差し詰め牧史郎(岸田森)の役どころでしょうか?。


さらに遡れば『怪奇大作戦』の平成リメイク版「セカンド・ファイル」(2007年)と「ミステリー・ファイル」(2013年)もNHKでした。
うん、やっぱり来てますね~
トクサツが
NHKに!
でもどうしてなんでしょう?。
視聴率になんか左右されないはずのNHKが、特定のジャンルにこれほど力を傾けるなんてなんだか奇異な感じがします。
ちょっと気になっているのは「これがシビリアンコントロールの一種ではないか」という疑念です。
近いうちに起こり得る何らかの一大事に対して、国民に備えさせるようフィクションの形を借りて深層意識に警告を刷り込もうとしているとか・・・?。
それこそSFの見過ぎかも知れませんが(笑)、国の公共放送であるNHKの動向を見ているとそんな不思議な気分にもなろうというものです。
ともあれ、今月18日の『トクサツガガガ』放送開始を楽しみに待つといたしましょう。
こんなとりとめのない記事に最後までお付き合いいただきありがとうございました。