2019年コレ観るリスト
「映像学科22番」毎年恒例の新春企画「20XX年これ見るリスト」。
今年も公開予定の作品の中から、私が「絶対見たい!」作品をピックアップします。
>「2017年コレ観るリスト」(2017/1/2)
>「2018年コレ観るリスト」(2018/1/3)
昨年、一昨年と、このブログを立ち上げて以来2年連続毎年書いてきたこの企画。
一応恒例行事ということで今年もやります。
では、なぜ今年に限って年明けから3週間以上もかかってしまったかというと・・・。
忘れてました
お恥ずかしい・・・
『クリード 炎の宿敵』
(公開日:1月11日)

前作『クリード チャンプを継ぐ男』は、見るまでは「要するに『ロッキー7』ってことでしょ?」と鼻で笑っていたのですが、そのあまりの良さに己の見識の浅さを深く反省させられた作品です。
クライマックスの試合シーンで「ロッキー」のテーマが流れた時には身体が震えてボロボロ泣きながら観ておりました。
今度の相手は『ロッキー4 炎の友情』でクリードの父アポロを殺したドラコの息子とか。
ロッキーの身体の具合も気になる一作です。
『クリード 炎の宿敵』は1月24日現在すでに劇場公開が始まっています。
今度の月曜日に休みが取れそうなので観に行く予定です。
『ファースト・マン』
(公開日:2月8日)

今年は「アポロ11号月面着陸成功50周年」の年です。
ニール・アームストロングが月に降り立ったのは1969年7月でしたが、全米公開が50周年より一足早い昨年秋だったのはアカデミー賞を意識してのことでしょうか?。
この映画、一部にIMAX70ミリフィルムで撮影されたシーンがあるとか。
ならば、私がこれを観る映画館は決まりです。
行くぜ、109シネマズ・大阪エキスポシティ!。
『アリータ バトル・エンジェル』
(公開日:2月22日)

ここ数か月、劇場に行くたびに何度も何度も予告編を見せられて期待が高まりつつある作品です。
原作は日本のSFマンガ『銃夢』(木城ゆきと作)。
エグゼクティブ・プロデューサーは『ターミネーター』のジェームス・キャメロン!。
『ドラゴンボール』『ゴースト・イン・ザ・シェル』と日本のマンガ・アニメの実写化は失敗続きでしたが、この『アリータ』には内心期待していたりなんかします。
でも、邦題は『銃夢』に、主人公の名前も原作通りガリィにして欲しかったなあ。
最初は主演女優の異様に大きな目が気になっていました。
でも、CG処理で描かれたあの大きな瞳がそのままガリィ・・・じゃなくてアリータの感情表現に繋がっているのなら、今までにない面白いSFアクションものになりそうな気がします。
『劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>』
(公開日:2月22日)

予告編を見て無性に嬉しくなってしまいました。
メインキャラクターの声優さんは、故人となられた方以外は全てオリジナルのままなのが嬉しいです。
特に神谷明さんの声を新作アニメで聴けるのは何年ぶりでしょうか?。
『勇者ライディーン』『ゲッターロボ』『大空魔竜ガイキング』『メカンダーロボ』『闘将ダイモス』『ダンガードA』・・・
私が子供の頃には毎週必ずTVのロボットアニメで神谷さんの雄叫びが聴こえたものでした。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』
(公開日:4月26日)

前作『インフィニティ・ウォー』は昨年劇場で(しかもIMAXで)で見ていますが、実は100%楽しめたわけではありませんでした。
なぜならば、私は時間軸的に直前の作品となる『マイティ・ソー/バトルロイヤル』を見逃した状態のまま『インフィニティ・ウォー』を観てしまったためです。
どうしてソーがロキの目の前でサノスにいたぶられているんだ?。
冒頭からいきなり???状態で最初は見たことを後悔したほどでしたが、それでも終盤はそんなことも忘れてヒーローたちが次々命を落としていく衝撃的展開に見入っていました。
あの話の結末を見ないまま放りだすわけには参りません。
『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』
(公開日:5月31日)

前作『GODZILLA(2014)』に私が期待していたものは「ゴジラvs核保有国アメリカ」といったものでした。
’54年の初代『ゴジラ』を下敷きにして、核兵器を保有する彼の国がどう向き合うかを描く映画であって欲しかったのです。
しかし、核云々は綺麗にスルーされて中身はまるっきり『ガメラ 大怪獣空中決戦』な映画でありました。
やはり彼の国はゴジラと核の関係について正面から向き合うつもりはないようです。
でも、そんな重いお話は『シン・ゴジラ』で充分満足出来ましたからもうお腹いっぱいであります(笑)。
ハリウッドのメタボなゴジラは中途半端に深刻ぶるのはやめにして、東宝・・・ならぬレジェンダリー・チャンピオンまつりをやってもらいたいですね。
お次はレギオン・・・じゃなくて、ラドン・モスラ・キングギドラも登場するハリウッド版『三大怪獣地球最大の決戦』になる模様。
この作品も、私は無条件でエキスポシティのIMAXシアターへ観に行きますよ。
『きみと、波にのれたら』
(公開日:6月21日)

『マインドゲーム』『夜は短し歩けよ乙女』など、独特のアニメーション表現が際立っている湯浅政明監督の最新作です。
先日もNETFLIXで『デビルマン クライベイビー』を見たばかりですが、あの難しい原作を自分の世界に取り込んで監督ご自身の解釈も盛り込んだ新しい『デビルマン』に昇華させていらっしゃいました。
『きみと、波にのれたら』についてはストーリーなど何も分かっていませんが、期待しても決して損することはない監督さんです。
『トイ・ストーリー4』
(公開日:7月12日)

これには私も嫁も期待度MAXであります。
私のストーリー予想。
実年通り『3』の9年後とすれば、アンディは26歳になっていて結婚して子供が出来てもおかしくない年代。
一方、彼がおもちゃを譲ったボニーは13歳になっていて、さすがにもうおもちゃで遊ぶような年ではない。
ジェシーなどは、かつて自分を捨てた最初の持ち主の少女を思い出して戦々恐々。
そんなこんなで、ウッディやバズたちは元の持ち主であるアンディの子供の元に・・・。
う~ん、なんかありきたりですねえ(笑)。
『天気の子』
(公開日:7月19日)

『君の名は。』の記録的大ヒットが記憶に新しい新海誠監督の新作です。
現時点でスタッフ名簿に川村元気氏の名前が見当たらないのが少々気になります。
東日本大震災を思わせる大災害をモチーフにしていた『君の名は。』では、「辛いことは無かったことにしてしまおう」と(良くも悪くも)能天気な作りになっていました。
過去の新海監督の作風からは違和感があって、ラストをそう導いたのは川村氏のチューニングによるものだと見ています。
川村氏のいない『天気の子』は新海監督の本当の実力を示す良い機会かもしれません。
『ターミネーター新作』
(公開予定:11月)

またやりますか~。
しかも今度はリンダ・ハミルトンさんまで引っ張り出しましたか~。
でも私としては、サラ・コナーはこの前の映画(『新起動/ジェニシス』)のエミリア・クラーク様のほうが好みであります(笑)。
そういえば2月には『ターミネーター2』の4K-UHDと3D版のブルーレイが出るそうです。
それ見て予習しとけってことですかね。
『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』
(公開予定:12月)

従来版も十分すぎるほど傑作ですが、今回は予算の都合で泣く泣くカットした原作の重要エピソードを描き足した【ディレクターズカット版】です。
当初は2018年内に公開予定だったはずが、制作が遅れているらしく2019年公開予定になってしまいました。
焦らず急がず、最大限に良い作品に仕上げていただきたいです。
ただ、あまり時間がかかり過ぎて旧バージョンと整合が取れなくなるのは困りますがね。
タイトルを安易に【完全版】などとせず、(原作者の許諾を得て) 『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』と独立した作品として作っている点に片渕監督の作品愛を感じます。
それだと私が愛した元のバージョンが【不完全版】ということになってしまいますからね。
『カツベン!(仮題)』
(公開予定:12月)

昨年9月、私もエキストラとして京都太秦撮影所のロケに参加してきた作品です。
↑の写真に写っているオープンセット、大正時代の映画館「青木館」前をウロウロしている町人の役でした。
スタッフさんからは「夏ごろ公開予定」と聞いたのですが、12月に延びたようですね。
周防正行監督の作品に外れはありませんので、公開を楽しみに待ちたいと思います。
それと、私がどれくらい画面に映っているのかも(笑)。
まだまだ私が知り得ていない作品もたくさんあるはずですが、とりあえず今回はここまでとします。
お付き合いいただきありがとうございました。