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映画と日常

週刊映画鑑賞記(2019.2/18~2019.2/24)

トガジンです。
毎週日曜日は、この一週間に観た映像作品について思いつくまま気の向くままつらつらと書き留めることにしております。

2/18(月)
『トクサツガガガ』(第5話)🈠
(ホームシアター:NHK総合録画)
『トクサツガガガ』5話 写真
この日帰宅後に見たのは、先週金曜日に放送された『トクサツガガガ』第5話「ウミノジカン」。
当日は趣味のエキストラのため京都に行っていて見られなかったのです。
(京都のホテルで見られるかと思ったのですが移動に手間取ってしまって間に合いませんでした)

ちょっと嬉しかったのは、嫁が録画したこのドラマを見ずに待っていてくれたことです。
実はこの『トクサツガガガ』だけは1話からずっと夫婦一緒にあれこれ喋りながら見ていて、彼女も私と同様にそれを楽しみにしているのだと思うとなんだか無性に可愛く見えてしまいました(*´~`*)。

『トクサツガガガ』5話 遊べる時間
第5話では、学生のみやびさんに対して3人の社会人女子が趣味に充てられる時間について語ります。

「遊ぶ時間は減るけど、ゼロじゃない。」

私「う~ん、いいセリフだなあ。」
嫁「アンタの場合は遊びすぎなの!」

遊びの時間
ですよね~

う~む、返す言葉が見つからない・・・。
ここは逆に攻めてみることにしましょうかね。

私「あれは一度やったら病み付きになるからな。今度お前も一緒に映画のロケ行ってみようや。」
嫁「ええっ!?。」

女性同伴募集
私「ほら、こないだ行った時代劇なんかは女の人の募集も多いんやぞ。夫婦で来てた人もいっぱいいたぞ。」
嫁「無理無理無理無理!。あたし演技なんか出来んもん。」
私「俺も演技なんかしてないわ。カメラを気にせずに道を歩くだけでいいんや。」
嫁「でも知ってる人に見られたら恥ずかしいよお。」
私「大丈夫、着物着てカツラも着けるんやから、言わんかったら絶対分からんて。」
嫁「とか言うて、あたしをダシにして当選率上げようとか思ってるんやろ。」

やっぱり駄目か・・・。
『トクサツガガガ』を機に彼女をエキストラの趣味に誘おうとしたのですがね。



2/20(水)
『いぬやしき』🈠
(ホームシアター:WOWOW録画)
実写映画『いぬやしき』
劇場公開時、「見たい」と思ってはいたものの、結局タイミングを逸して見逃がした作品です。
先日WOWOWで放映されたものを見ることにしました。

映像的には見所も多い特撮映画でしたが、獅子神皓が最初に一家惨殺した理由がよく分からないまま物語が進むのが残念です。
先に母親の末期癌の話が描かれていたならば、もう少し獅子神に感情移入することも出来たと思うのですがね。

『いぬやしき』ばん!
宇宙人(?)の手によって超人的な力を手に入れた少年:獅子神皓を演じるのは佐藤健。
そういえば、彼の初主演作品『仮面ライダー電王』第一話にもそんな場面があったような?。
『電王』では、野上良太郎(佐藤)が初めてイマジンに憑依されたとき、彼は自分を痛めつける不良たちをと圧倒的な力でぶちのめしたと記憶しています。
私はその時「今度の『仮面ライダー』は『デビルマン』をやろうとしているのか!?」と期待してしまったのでした(笑)。
今回の獅子神皓=佐藤健というキャスティングは『電王』を意識してのものだったかも知れません。

『いぬやしき』なんじゃこりゃあ
ライダー繋がりで言えば、もう一人の主人公:犬屋敷を演じる木梨憲武もかつて『仮面ライダー』のパロディ版『仮面ノリダー』だった人です。
どうせなら伊藤淳史(ちびノリダー)と渡辺満里奈(マリナさん)にも出てもらえばよかったのに(笑)。



2/22(金)
『トクサツガガガ』(第6話)🈠
(ホームシアター:NHK総合)
『トクサツガガガ』6話 蘇るトラウマ
うわあああ。
このお母ちゃん怖えええええ。

嫁「うちのお母ちゃんもまさにこんな感じやった。」
私「へえ~、あのお義母さんが?。」

『トクサツガガガ』6話 テレビきっず焼きイモ事件
実は彼女、小学生の頃から『勇者ライディーン』とか『キャプテン・ハーロック』などといった男子向けアニメばかりに夢中な女の子だったそうです。
あと『ルパン三世』も大好きで、最初の劇場版(マモー編)の時は「(同時上映の)『ナイル殺人事件』が見たい」と言って映画館に連れて行ってもらったとか。
そして中学に入ってからも『あしたのジョー2』や『スペースコブラ』といった出崎統監督作品が好きで、アニメージュなどの雑誌にも投稿が載ったことがあるというかなり気合の入ったアニメファンでした。

ところが、年頃の娘がアニメ(それも男の子向け)に夢中になり続けているのを心配したご両親(特にお義母さん)にアニメ雑誌や映画のパンフレットを捨てられてしまったり、女の子らしい習い事を強要されたりして、「自分はどこかおかしいのか?」と悩んだ時期もあったようです。
その上さらに、アニメキャラが描かれた文具を持っているのをクラスメートに馬鹿にされたことで、すっかり隠れアニメファンになってしまったとのことでした。

その点では私は運が良かったのかも知れません。
私には中学・高校を通じてアニメ・特撮好きを公言し合える(叶にとっての吉田さんのような)友達がいましたから。

『トクサツガガガ』6話 じゃかあしい、クソババア!
そんな彼女のことですから、ラストシーンで母親に逆襲する叶の行動にはさぞかしスカッとしたのでは?。

嫁「すっごくよく分かる。でも、やっぱり親に「クソババア」は言っちゃダメかな。」

良かった・・・。
実は私も同じことを思いながら見ていたのですよ。

ここまで悪意を持って子供の心を傷つける親はいないと信じたいです。
このドラマのお母ちゃん(演:松下由樹)は少々カリカチュアライズされ過ぎな気がしますね。
(そんな私も、友達の悪口まで言い始めた時はさすがにムカッとしましたが・・・)

こんな風に親子関係がこじれたままで終わるはずはありませんから、次回でどう関係修復するのかに注目です。

『トクサツガガガ』6話 キューカード
『トクサツガガガ』はコメディドラマとしての面白さもさることながら、私自身や嫁の秘めた過去(笑)の話を引き出してくれるという効能をも併せ持っておりました。
その『トクサツガガガ』も次回で早くも最終回。
あああ、このままだと『ガガガ』ロスに陥りそうな予感・・・。
最終回終了後に「第2期放送決定!」と予告でも出てきたら嬉しいのですがね~。


今週もお付き合いいただきありがとうございました。
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COMMENTS

4 Comments

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ヨッシィー  

こんにちは、トガジンさん
「トクサツガガガ」(第6話) 最後の親子のシーンはショックでした
自分の育った世界ではないですね 親に強制されることも
(無意識にはあるのでしょうが)なかったです
子どもたちには、どうだったのかな 強制してしまったかな
今は、悪い親子関係では、ないので、
あったとしても大丈夫な範囲だったと思いたいですね

2019/02/25 (Mon) 11:31 | EDIT | REPLY |   
トガジン

トガジン  

あの母親の描き方はかなり極端なので気に病む必要はないと思いますよ

ヨッシィーさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。

私もあのラストには本当に驚きました。
(妻のように原作を読んでいれば心の準備が出来たかも知れませんが・・・)

趣味について同じ悩みを持つ若い特撮ファンの中には、ラストで叶が言い放った啖呵にスカッとしたと言う人も大勢いたと思います。
でも、ヨッシィーさんのように親の立場から見ると気に病んでしまう方もいるはずです。
あの場面を見て「自分の場合は?」と悩まれたヨッシィーさんは、きっとお子さんたちのことを本当に心配して叱る優しいお父さんだったのだと思います。
お子さんも大人になって振り返ってきっと分かっていらっしゃると思いますよ。

次回で最終回ですが、あのままで終わるはずはありません。
母と娘の歩み寄り。
趣味とリア充との間で揺れ動く吉田さん。
そしてダミアンくんと小野田くんの切なくて淡い恋心(笑)。

3月1日、どんな見事な着地を見せてくれるのか楽しみです。
あと、続編のお知らせなんかもあると嬉しいのですがね。

2019/02/25 (Mon) 20:20 | EDIT | REPLY |   

へろん  

こんばんは。
『いぬやしき』は連載中に偶然見かけて時々追いかけていましたが、
大量殺戮に走る獅子神と救済に奔走する犬屋敷とを描きながら
最終的には犬屋敷寄りではあったと思うのですが、そこまで
大量殺戮に走らんでもええやろうに、という部分は感じました。
最後に話が宇宙スケールにぶっ飛びましたが、共感したり身に
つまされる部分が多々あった犬屋敷が結局報われなかったのが残念です。
映画ではそのあたりがどうだったか興味はあるのですが、木梨憲武が
イメージが違うような気がして・・・

2019/02/28 (Thu) 22:14 | EDIT | REPLY |   
トガジン

トガジン  

映画版は続編制作前提みたいな感じでした

へろんさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。

私は原作を全く知らずに見たせいか、ノリダー・・・じゃなくて木梨の犬屋敷は抵抗なく受け入れられました。
特に娘との関係を丁寧に描いていて、最後は世界とか人類を救うことより娘を助けることに特化していた気がします。
ただ、嫁さんや息子との関わりについては描写が薄くて、単なる二階堂ふみ推しだっただけかも知れませんが(笑)。

消化不良感が強いのはやはり獅子神のほうです。
母親や直行に対しては優しい少年でありながら、特殊能力を得た途端大量殺戮に走った彼の変化の瞬間が描かれていないため彼の行動が理解しづらかったです。
もちろん、母と自分を捨てた父親に原因があることは分かりますが、肝心の父親がその後一切ストーリーに絡んでこないというのは作劇の上で不自然だった気がします。

ネタバレになるので映画版のラストについては書きませんが、「宇宙スケールに話か飛ぶ」とか「犬屋敷が報われない」という展開ではなかったです。
二人をサイボーグ化した連中(宇宙人?)も結局登場しませんでしたし、もしかすると続編制作を視野に入れていたのかもしれませんね。
でも、興行的にはあんまりヒットしたとは思えませんのでこれ一本で終わりかも?。

2019/03/01 (Fri) 12:38 | EDIT | REPLY |   

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