週刊映画鑑賞記(2019.3/25~2019.3/31)
毎週日曜日は、この一週間に観た映像作品について日記代わりに書き留めております。
現在ローカルTV局では春の番組改変期に知事選と統一地方選挙が重なり、しかも人事異動で慣れないスタッフが増えたこともあってかなり大変なことになっています。
下請けの私にも連日大量の発注が舞い込んできて嬉しい悲鳴を上げているところではありますが、そのせいで映画館に行く時間を確保出来ないのが悩みのタネではあります。
『バンブルビー』も『キャプテン・マーベル』も『運び屋』も『翔んで埼玉』もまだ見に行けていませんし、見たかった『アクアマン』『移動都市/モータル・エンジン』はいつの間にやら上映終了しておりました。
せめて選挙が終わればもう少し自分の時間を取れるようになると思うのですが、実際のところはどうなりますことやら・・・。
3/27(水)
『怪獣大戦争』
(ホームシアター:日本映画専門チャンネル録画)

『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』公開(5/31)を前に、3月から日本映画専門チャンネルで「東宝チャンピオンまつり版ゴジラ」とそのオリジナル版一緒放送が始まりました。
この日放送されたのは『怪獣大戦争』オリジナル版(昭和40年)です。
短縮版であるチャンピオンまつり版『モスラ対ゴジラ』と『怪獣大戦争 キングギドラ対ゴジラ』はHDリマスター処理が施された高画質なものでとても喜んでいましたが、続く『モスゴジ』オリジナル版の画質は以前のままでガッカリしたものです。
今回のオリジナル版『怪獣大戦争』はその辺どうなのかということを気にしながら見始めました。
・・・が!。

伊福部昭先生の「怪獣大戦争マーチ」でスイッチが入ってしまった私はもう画質のことなんか忘れて、このままラストまで一気に見てしまったのでありました(笑)。

じっくりと見比べてみれば、確かにリマスター処理されたチャンピオンまつり版(上)のほうが血色が良く、コントラストがはっきりしていて色もこってり乗っていると分かります。
でも、今回私は画質のことより、グレン(演:ニック・アダムス)と富士(演:宝田明)二人のヘルメットを見ているうちに・・・

昨年夏に明石で見てきた「特撮のDNA展」のことを思い出してしまうのであります。
>「「特撮のDNA~平成に受け継がれた特撮”匠の夢”~」展を見てきました」(2018/8/22)

そこには、54年前『怪獣大戦争』の撮影で実際に使われた小道具や模型が展示されておりました。

P1号乗組員のヘルメットも当時撮影に使われたオリジナルが展示されていました。
宝田さん、アダムスさん、田崎潤さんの3人が着用したもののうちの一つです。
(キャプションの写真からすると宝田さんが使ったものか?)

宇宙船P1号の模型も展示されていました。
私はこのP1号を眺めながら、映画の中のP1号を思い出していたものです。

そして今度は、映画を見ながら昨年夏の展示を思い出していたわけです。

それはこのX星人のメガネと帽子も同じことであります。

こうして映画を見ていても「あの展示されていたメガネや帽子はこの中のどれだろう?。誰が使っていたものだったんだろう?。」と想像を巡らせてしまいます。

私はこれから『怪獣大戦争』を見返すたびに、まるでパブロフの犬の如く「特撮のDNA展」のことを思い出すことになるのでしょうね(笑)。
3/29(金)
『ちはやふる-結び-』
(居間37インチ液晶テレビ:金曜ロードSHOW!録画)

ちょうど昨年の今頃劇場公開されていた『ちはやふる-結び-』が、この日地上波で初放送されました。
実は私、このブログでも何度か書いておりますがこの映画にエキストラとして数カット写っているのですよ。
>『ちはやふる-結び-』~かるたの聖地にて~(2018/4/18)
映画そのものはブルーレイを購入済(当然メイキング入りのやつです)なので今更気合を入れて見返すつもりはないですが、私が写っている場面がどうなっているかが気になります。
帰宅後、録画しておいたものを見てみました。
『ちはやふる-結び-』の総上映時間は128分です。
それに対し、今回の金曜ロードSHOW!は標準の2時間枠で延長はありません。
そのうちCMを除いた本編尺はわずか93分!。
35分もカットされているうえに、画面もシネマスコープから16:9に両端をトリミングされてしまっています。

画面の端に観客役で写っていたこのカットも、私の姿はものの見事にフレーム外に追いやられておりました(涙)。

また、私がしっかり写っていた藤岡東高校VS北央学園の試合シーンに至っては丸ごとカットです・・・。_| ̄|○
映画『ちはやふる』シリーズは、広瀬すず・松岡茉優・上白石萌音・真剣佑などといった今が旬の若手俳優を多数起用している作品で、しかも日本テレビも出資しています。
初回放送くらいノーカットでやってもバチは当たらないと思うのですがね。
3/30(土)
『まんぷく』最終回
(居間37インチ液晶テレビ:NHK総合)

『シン・ゴジラ』で主人公:矢口蘭堂を演じた長谷川博己さんが出演しているということもあり、NHK朝ドラの中では比較的よく見ていた『まんぷく』もいよいよ最終回です。
この日はたまたま家を出る時間が遅かったので、珍しく朝食後に妻と母と3人で見ておりました。

ラストエピソードは歩行者天国でカップ・・・じゃなくて、まんぷくヌードルの試食販売会を行い大成功を収めるというものでした。
全話を通して見たわけではないですが、『まんぷく』は一人のラーメン好きの目からも面白いドラマだったと思います。
大阪池田市にあるカップヌードルミュージアムにも行ってみたくなりました。

この日はなんだか無性にカップヌードルが食べたくなって、お昼にもう一品追加して買ってしまいました。
こうしてカップの素材とか具の肉や卵を見ていると、ドラマの中の福ちゃんと萬平さんとその仲間たちの姿が目に浮かびます。
私はカップヌードルを食べるたびに、ドラマ『まんぷく』のシーンを思い出すことになるかも知れませんね(笑)。
ごちそうさまでした。
今週もお付き合いいただきありがとうございました。