週刊映画鑑賞記(2019.6/10~2019.6/16)
毎週日曜日は、この一週間に観た映像作品について日記代わりに書き留めております。
6/10(月)
『トクサツガガガ』(6話&7話)
(居間37インチ液晶テレビ:BSプレミアム録画)
4月28日深夜に全7話一緒再放送されたドラマ『トクサツガガガ』。
5話までは(録画チェックも兼ねて)一気に観返しましたがラスト2話だけはずっと未確認のままでした。
最終的にBD-R DLに保存する予定なので、録画チェックを兼ねて最後まで見返すことにしました。

主人公:叶は自分の最大の趣味である特撮を全否定する母親と真っ向から向き合うことに。
この時、大事にしていたフィギュアを目の前で壊された叶は母親を平手打ちして「クソババア」呼ばわりしてしまいます。
5話までは「解かる解かる~」と楽しんで見てきた私にも、この母娘の関係性はカリカチュアライズされすぎに思えて現実味が感じられないのであります。
続いて第7話(最終回)。

この回は内容そのものより、背景に映っているちょっとしたアイテムを気にしながら見ておりました。
例えば叶が見ているブルーレイ内蔵液晶テレビ。
これはシャープのアクオス LC-32DX2に間違いありません。

NHKのドラマなのでメーカー名は隠されていますが、右上のブルーレイロゴと下部のスピーカー形状が判別の決め手です。
サイズはラック内のDVDプレーヤー(幅42センチ)を基準に判定しました。
32インチの画面幅は約71センチなので間違いないと思います。
LC-32DX2は2009年製ですからもう十年も前の機種です。
叶の年齢は20代前半くらいなので新品購入のはずはありません。
お兄さんのお古を就職祝いとかで譲ってもらったのかも?。

ちなみに、VHSで再生しているのに16:9画面にフルに映っているということは、『救急機エマージェイソン』は4:3からハイビジョンへ移行する間の過渡期の番組だったことになります。
左上に「映像判別動作中」と表記が出ていますので、テレビが映像上下の黒味を自動検知して「拡大モード」で表示していることが分かります。

地上アナログ放送末期はこんな風に常時レターボックス状態で放送が行われていました。
(末期には上下の黒味部分に地デジ化を促すメッセージが書かれるようになりました)
アナログ放送がこの状態だったのは2010年から地デジ移行までの約一年間です。
つまり『救急機エマージェイソン』はこの期間中の番組だったということになります。

ラックの中のDVDプレーヤーはパイオニア製であることは確かですがこの画面からは型番までは分かりません。
なぜならパイオニアは2006年から2007年にかけてこの形状のプレーヤーを何種類も発売していたからです。
(実は私もこれと同型のDV-600AVという機種を使っていました)
これもお兄さんのお下がりなのかな?。
でも12年以上前のプレーヤーが現役とは物持ちが良い子ですね(笑)。
・・・とまあ、こうやって画面の端々から裏設定を想像してみるのも楽しいものです。
お暇な方は一度お試しください(笑)。
もう一つ・・・

一挙再放送の直前に放送されていた特番で、音響スタッフが「最終回の宮内洋さん登場シーンで変身ベルトの音を付けた」と言っていたのを思い出し、このシーンはそこに注意しながら見て(聞いて)おりました。
ビュウウウ~ン
おおっ?。
力と技の風車が回る音が聞こえる!。
こんなスタッフのこだわりと愛が嬉しいドラマです。
秋の番組改変期あたりで続編やってくれませんかねえ。
6/14(木)
『キングコング対ゴジラ』
(居間37インチ液晶テレビ:日本映画専門チャンネル録画)

日本映画専門チャンネルの「東宝チャンピオンまつり版ゴジラ」一挙放映も終わり、今週は4Kリマスター映像&音声5.1ch化『キングコング対ゴジラ』の再放送です。

今回は現在絶賛上映中の『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』のことを考えながら見ておりました。
なぜならば、来年には『キング・オブ~』の続編『ゴジラ vs キングコング(邦題未定、原題:Godzilla vs Kong)』が公開されるからであります。

あのラストを受けてのゴジラとコングの闘いとはいかなるものになるのか?。

岩を投げつけ・・・

どつきあい!

ドロップキック!

ジャイアントスイングに・・・

一本背負い!

熱海城は大迷惑。
う~む。
「絶対こうはならないだろうな~。」とか思いながら微笑ましく見ておりました(笑)。
やっぱり共通の敵(地球外生物)が現れて最後は一緒に戦うのですかね?。
でもアダム・ウィンガード監督は「必ず決着をつける」と明言しているしなあ。
そして、『キンゴジ』を見終わってしばらくすると・・・

モスラ?

アルファ号?

ミステリアン?

またコング?

おっ?。
8月からはゴジラ以外のチャンピオンまつり版特撮映画も放送してくれるんですね。
・・・ってことは?。

次の機会にはこれも放送してくれませんかねえ。

あとこれとか・・・

これとか・・・

あと、これも。
もちろんHDリマスター高画質版で!。
『オール怪獣大進撃』から『メカゴジラの逆襲』までのゴジラ映画は全て東宝チャンピオンまつり作品なのですから。

さらに来月は『連合艦隊』が放送されるとのことです!。
『連合艦隊』は、昨年3月京都みなみ会館最後の特撮オールナイト上映で『84ゴジラ』『シン・ゴジラ』と合わせて見た思い出深い作品なのです。
「現在の日本の繁栄は無名の英霊達の犠牲の上に成り立っている」という視点の上に立って作られた本作の後に『84ゴジラ』を見ると、終戦から約30年後に出現したゴジラには本当に太平洋戦争で亡くなった英霊が乗り移っているかのように見えてきます。
また『シン・ゴジラ』の「先の戦争では・・・」のセリフがより重みを持って聞こえました。
来月はこの『連合艦隊』のあとに『84ゴジラ』と『シン・ゴジラ』を続けて見て、あの旧・京都みなみ会館での至福の一夜を再現してみたいなどと考えております。
今週もお付き合いいただきありがとうございました。