冗談ポイです東宝さん!

うわああああ、こんなんありかああああ!
巨生対の安田(演:高橋一生)じゃないですが、アマゾンのページを見ていて思わず声が出てしまいましたよ。

それは『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』のブルーレイ購入ページです。
4K版が2万円以上!?
いや、それだけではありません。

「限定特典付きバージョン」はとっくに売り切れてしまっていたのですが、何故かその中古品が倍以上の値段で売りに出されているのです!。

こいつらがその中古売買業者たち。
明らかに転売目的です。
どんなに欲しくてもこいつらから買ってはいけません。

その2万円オーバーの商品内容を詳しく見てみると・・・
ディスク枚数:4
●4Kブルーレイ
●2Kブルーレイ
●DVD
●特典ディスク
・・・あれ?、3Dは?。
2万円もふんだくっておきながら3Dディスクが無い??。
DVDはあるのに???。
あんなに3Dが迫力満点だった映画なのに3D版を売る気が無いですと?
あほでねんか、東宝!(福井弁)
それでいながらオマケだけは無駄に凝っていて、クリアファイルやらスチールブックやら、挙句の果てには全高160ミリのフィギュアとかがゴタゴタと・・・。
そんなもん、要りませんて!
4K+2Kか4K+3Dのどちらかの組み合わせに特典ディスクがあればそれで十分です。
まったく・・・。
いつまでもこういう商売をしてるからパッケージメディアが廃れてしまうのですよ。
こんな殿様商売に嫌気がさしてUHDやBDを買ってもらえなくなったら、困るのは東宝さん自身のはずなのですがね。
いかにネット配信が普及してきたとはいえ、潤沢なビットレートに裏打ちされたパッケージメディアの高画質・高音質を愛する者はまだまだ大勢いるのです。
(現に此処に一人いるわけですし・・・)

ちょっとカッとなってしまって、一瞬某K国みたいに「不買運動」でもしてやろうかとも思ったのですけど、徐々に冷静さを取り戻してこれ↑をポチリました。
ブルーレイセットの中では一番安い2Kブルーレイと特典ディスクの組み合わせバージョンです。
もし、発売日までに4Kと3Dのカップリングが(手頃な値段で)発売されたらこちらの商品はキャンセルします。
海外では3D版も発売されるそうなので、安ければそっちを買い足してもいいかな?。
その場合は日本語対応してなくても構いません。
3Dに字幕は邪魔ですし、『キング・オブ・モンスターズ』の吹き替えは主人公の父親役がミスキャストで聞き苦しいだけですから。
なんだかんだ言いながら結局は買ってしまうんですよね~。
でもこれは単に「私がゴジラ好きだから」という理由だけではありません。
私たち日本のゴジラファン・怪獣映画ファンは『キング・オブ・モンスターズ』のパッケージメディア(4K/BD/DVD)を絶対に買わなければいけないのです。
なぜならば。
実は『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』の興行成績は、我々ファンが思ってるほど良くはなかったらしいのですよ。
日本(出身地)と中国(モスラは中国から登場)ではヒットしたものの、本国アメリカでは今一つだったとのことでした。
一般的に映画の製作会社が利益を得られるようになるのは、興行収入が製作費の3倍を超えてからと言われています。
現在のところ『キング~』の世界興行収入は製作費の2倍強程度ですから、それほど稼いだ映画とは言えない状況です。
その劇場公開時の興収不足を補うのが、グッズ販売やブルーレイなどのパッケージメディアの売り上げなのです。
こうやってお布施といいますかクラウドファンディングにでも参加するような気持ちで円盤を買って、製作会社の懐を少しでも潤してあげなければなりません。
そうしなければ
どこの会社も次の怪獣映画を作ってくれなくなってしまうのです
一応、来年『コングVSゴジラ』が公開されることは決まってますが、その興行成績次第で次以降どうなるか分からないのが現状です。
そしてその結果は、いつの日か再び作られるべき日本のゴジラ映画新作にも大きな影響を及ぼしかねません。
『シン・ゴジラ』の時のような心躍る日々を再び味わうためにも、私たち怪獣映画ファンは『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』の円盤を買わなければならないのです。
それは製作者たちに対する「怪獣映画好きはこんなにいっぱいいますよ!。」という意思表示になるのですから。
それなのに・・・。
そんなゴジラファンの気持ちも分からずに、目先の儲けばかり考えて滅茶苦茶な商品設定をしたうえに転売屋の横行を許した東宝ソフト販売担当者のバカさ加減に腹が立って仕方がありません。
まったくもう・・・

ありえませんよ!
先日の記事で「平日の更新は難しいだろう」と書いたばかりですが、ついつい頭に血が昇って書いてしまいました。
こんな愚痴にお付き合いさせてしまってごめんなさい。