『シン・ゴジラ』が終わってしまう
CATEGORY『ゴジラ』シリーズ
『シン・ゴジラ』
(劇場:テアトルサンク)
トガジンです。

福井県内では、本日限りで『シン・ゴジラ』の劇場公開が終了するとのことでしたのでご祝儀代わりに観てきました。
初日(7月29日)以来、かれこれ13回目の鑑賞です。
大阪エキスポシティのIMAXで3回。
大阪エキスポシティの通常上映を1回。
京都二条のIMAXで1回。
金沢コロナで4DXを1回。
金沢フォーラスで1回。
金沢ユナイテッドシネマで1回。
鯖江アレックスシネマで1回。
テアトルサンク゚で今日を入れて4回。
私が一つの映画を劇場公開時に観た回数としては『パシフィック・リム』に並んで一位です。
『パシフィック・リム』の場合は字幕版と吹替版があり、さらに4DXやそれぞれの3D版もあって味付けが違うバージョンが複数あったわけですが、『シン・ゴジラ』の場合は純粋に一本の作品をトータル13回観たたことになります。
そういう意味では本当に人生最多記録なわけですが、驚くべきことにこれだけ何回も観ていながら全く飽きていませんでした。

昨年10月に東京まで行ってエキストラとして撮影に参加させていただきました。
冒頭の防災オペレーションルームの職員役と、大杉蓮さん演じる総理大臣の記者会見シーンの記者役でした。
オペレーションルームでは、私のすぐ横を今をときめく長谷川博己さんと高良健吾さんが歩いていきました。
記者会見シーンでは、大杉蓮さんに直接声をかけていただくという嬉しい一場面もありました。
そして、百数十人もの『ゴジラ』ファンと一緒に「ゴジラ映画の一部になれる」喜びを味わうことが出来ました。

あれから一年余。
公開日までは期待と不安、公開後はその解釈のこと、『シン・ゴジラ』について考えなかった日はありません。
このブログを立ち上げたのも、『シン・ゴジラ』のような懐の深い作品に対して思う存分持論を展開する場所が欲しいと思ったからです。
(だからトップ写真はホーム・シアターでの『シン・ゴジラ』上映イメージにしました)
『この世界の片隅に』を観てしまった今となっては「今年一番の映画」ではなくなってしまいましたが、私の人生のうちの50分の1を支配した映画であった事は確かです。
さて、『シン・ゴジラ』は予想を遥かに上回る大ヒットを成し遂げました。
次の『ゴジラ』映画製作も当然ゴー・サインが出ることでしょう。
これだけの映画の次に来るのはどんなストーリーになるのでしょうか。
『シン・ゴジラ』の直接的な続編だけはやめていただきたいですね。
たとえ監督が庵野秀明氏再登板であっても、です。

「昭和29年を完全再現して第一作をリメイクする」というのが一番近い気がします。
『シン・ゴジラ』ではほとんど描かれなかったゴジラに蹂躙される市井の人々を丹念に描いてみるのもよろしいかと思います。
こんな考え方をするのも『この世界の片隅に』の影響ですかね。
あとはブルーレイの発売を待つばかりです。
もちろん、メイキングも収録された「全部入り」バージョンを買いますよ。

出来ることなら、ブルーレイ版では音楽を入れ替えてもらいたいですね。
以前このブログでも書きましたが、私の『シン・ゴジラ』に対する唯一にして最大の不満は音楽なのです。
音楽担当は鷺巣詩郎氏なのですが、ゴジラが第3形態に進化したシーンから故・伊福部昭氏の旧作楽曲が流れ始め音楽によるイメージが不統一になってしまっています。
終盤の「ヤシオリ作戦」シーンでは延々と『宇宙大戦争』のマーチが鳴り響きますが、あれではサントラを聴いても『宇宙大戦争』主演の池部良さんの顔が浮かんできてしまいます。
鷺巣氏の楽曲にも『エヴァンゲリオン』風のものがあり、音楽面での『シン・ゴジラ』のオリジナリティが感じられません。
せっかく映像面では新しいゴジラ映画のイメージを生み出したというのに、あの音楽の使い方でせっかくの映像や演出の素晴らしさが台無しです。
庵野総監督の映画作家としての部分よりファンとしての部分が勝ってしまったものと想像します。
ブルーレイにおける『シン・ゴジラ ver.2.0』を期待したいです。

私にとって『シン・ゴジラ』もひと段落つきました。
しかし、私にはやらなければならないことがあります。
それは『ゴジラ』シリーズ全作品のレビューを書き上げることです。
最後まお付き合いいただきありがとうございました。
(劇場:テアトルサンク)
トガジンです。

福井県内では、本日限りで『シン・ゴジラ』の劇場公開が終了するとのことでしたのでご祝儀代わりに観てきました。
初日(7月29日)以来、かれこれ13回目の鑑賞です。
大阪エキスポシティのIMAXで3回。
大阪エキスポシティの通常上映を1回。
京都二条のIMAXで1回。
金沢コロナで4DXを1回。
金沢フォーラスで1回。
金沢ユナイテッドシネマで1回。
鯖江アレックスシネマで1回。
テアトルサンク゚で今日を入れて4回。
私が一つの映画を劇場公開時に観た回数としては『パシフィック・リム』に並んで一位です。
『パシフィック・リム』の場合は字幕版と吹替版があり、さらに4DXやそれぞれの3D版もあって味付けが違うバージョンが複数あったわけですが、『シン・ゴジラ』の場合は純粋に一本の作品をトータル13回観たたことになります。
そういう意味では本当に人生最多記録なわけですが、驚くべきことにこれだけ何回も観ていながら全く飽きていませんでした。

昨年10月に東京まで行ってエキストラとして撮影に参加させていただきました。
冒頭の防災オペレーションルームの職員役と、大杉蓮さん演じる総理大臣の記者会見シーンの記者役でした。
オペレーションルームでは、私のすぐ横を今をときめく長谷川博己さんと高良健吾さんが歩いていきました。
記者会見シーンでは、大杉蓮さんに直接声をかけていただくという嬉しい一場面もありました。
そして、百数十人もの『ゴジラ』ファンと一緒に「ゴジラ映画の一部になれる」喜びを味わうことが出来ました。

あれから一年余。
公開日までは期待と不安、公開後はその解釈のこと、『シン・ゴジラ』について考えなかった日はありません。
このブログを立ち上げたのも、『シン・ゴジラ』のような懐の深い作品に対して思う存分持論を展開する場所が欲しいと思ったからです。
(だからトップ写真はホーム・シアターでの『シン・ゴジラ』上映イメージにしました)
『この世界の片隅に』を観てしまった今となっては「今年一番の映画」ではなくなってしまいましたが、私の人生のうちの50分の1を支配した映画であった事は確かです。
さて、『シン・ゴジラ』は予想を遥かに上回る大ヒットを成し遂げました。
次の『ゴジラ』映画製作も当然ゴー・サインが出ることでしょう。
これだけの映画の次に来るのはどんなストーリーになるのでしょうか。
『シン・ゴジラ』の直接的な続編だけはやめていただきたいですね。
たとえ監督が庵野秀明氏再登板であっても、です。

「昭和29年を完全再現して第一作をリメイクする」というのが一番近い気がします。
『シン・ゴジラ』ではほとんど描かれなかったゴジラに蹂躙される市井の人々を丹念に描いてみるのもよろしいかと思います。
こんな考え方をするのも『この世界の片隅に』の影響ですかね。
あとはブルーレイの発売を待つばかりです。
もちろん、メイキングも収録された「全部入り」バージョンを買いますよ。

出来ることなら、ブルーレイ版では音楽を入れ替えてもらいたいですね。
以前このブログでも書きましたが、私の『シン・ゴジラ』に対する唯一にして最大の不満は音楽なのです。
音楽担当は鷺巣詩郎氏なのですが、ゴジラが第3形態に進化したシーンから故・伊福部昭氏の旧作楽曲が流れ始め音楽によるイメージが不統一になってしまっています。
終盤の「ヤシオリ作戦」シーンでは延々と『宇宙大戦争』のマーチが鳴り響きますが、あれではサントラを聴いても『宇宙大戦争』主演の池部良さんの顔が浮かんできてしまいます。
鷺巣氏の楽曲にも『エヴァンゲリオン』風のものがあり、音楽面での『シン・ゴジラ』のオリジナリティが感じられません。
せっかく映像面では新しいゴジラ映画のイメージを生み出したというのに、あの音楽の使い方でせっかくの映像や演出の素晴らしさが台無しです。
庵野総監督の映画作家としての部分よりファンとしての部分が勝ってしまったものと想像します。
ブルーレイにおける『シン・ゴジラ ver.2.0』を期待したいです。

私にとって『シン・ゴジラ』もひと段落つきました。
しかし、私にはやらなければならないことがあります。
それは『ゴジラ』シリーズ全作品のレビューを書き上げることです。
最後まお付き合いいただきありがとうございました。
スポンサーサイト