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映画と日常

週刊映画鑑賞記(2019.11/11~2019.11/17)

トガジンです。
毎週日曜日は、この一週間に観た映像作品について日記代わりに書き留めております。

今週も何かと忙しくて、観たい観たいと思っていた「午前10時の映画祭」の『レオン』にとうとう行けずじまいでした。
福井県内の映画館であれば午前中空いてる日もあったのでなんとかなったかも知れませんが、「午前10時の映画祭」は一番近い劇場でも金沢まで足を運ばなければなりません。
『レオン』はまだ映画館で見たことなかったので今回が千載一遇のチャンスだったのですがね・・・。



11/12(火)
『ドラゴンボール 最強への道』🈠
(ホームシアター:WOWOW録画)
『ドラゴンボール 最強への道』ポスター画像
この日帰宅してシアタールームのディーガを立ち上げてみると予約した覚えのないこのアニメが録画されておりました。
妻に訊いてみると、最近WOWOWでは劇場版『ドラゴンボール』全作品一挙放送をやっていて、彼女はその中でも一番好きなこの映画を予約録画したとのことでした。
(WOWOW・日専CH・ファミ劇を契約登録しているのはシアタールームのレコーダー(パナソニック:DMR-BZT720)だけなのです)

『ドラゴンボール 最強への道』悟空とブルマ
『ドラゴンボール』は、最初のほうは私も大好きで原作漫画もTVアニメもよく見ておりました。
悟空が大人になってから・・・具体的にはドラゴンボールが単なる生き返りの道具になり下がってからはほとんど見なくなりましたが、『ドラゴンボール 最強への道』は、その最初の部分を新しくリメイクした作品です。
プロジェクターを立ち上げたついでに私も一緒に見てしまいました(笑)。

『ドラゴンボール 最強への道』亀仙人
気になったのは、亀仙人の声優がTVアニメ版の宮内幸平さんから愛川欣也さんに交代していたことです。
「また劇場版だからって馴染んだ声の主要キャラを有名タレントに替えやがって!」と一瞬腹を立てましたが、調べてみると宮内幸平さんは『最強への道』公開前年にお亡くなりになっていたそうです。
私は『ルパン三世 カリオストロの城』(庭師役)を何度も見返していたため、てっきり1996年当時もお元気でいらっしゃったものと思い込んでおりました。

『ドラゴンボール 最強への道』ばーん!
やっぱり『ドラゴンボール』は、悟空が子供だった初期(TVアニメ版でいえば、主題歌が♪手に入れろ ドラゴンボール)の頃が楽しくて好きですね。
ブルマもえっちだし・・・(ノ´▽`*)b☆

キャプチャ WOWOW「宝島」
あと、妻は今週から始まるTVアニメ『宝島』も予約してました。
彼女は中高生時代から大のアニメ好きで、なかでも出崎統監督作品の大ファンだったのです。
『宝島』なら私も見たいぞ!。
そのうち『ガンバの冒険』も頼みますよ、WOWOWさん!。



11/13(水)
『ウルトラQ』第15話「カネゴンの繭」
(49インチ4K液晶テレビ:BS4K録画)
」『ウルトラQ』第15話 カネゴン
『ウルトラ』シリーズの中でも1、2を争う高い知名度を誇る怪獣カネゴン登場。
その人気度はどれほど凄いか?、というと・・・。
カネゴンは『ウルトラQ』にたった一回登場しただけなのに、ウルトラシリーズに何度も何度も繰り返し登場したバルタン星人等と同じくらいの知名度があるのです。

この回はいつもの主人公チーム(万城目、由利子、一平)が一切登場しません。
いつものオープニングテーマも流れませんし、いつもの石坂浩二のナレーションもありません。
そんな特異な回でありながら一番人気というのも不思議な気がしますが、実はこれも『ウルトラ』シリーズの特徴の一つなのかも知れません。
『ウルトラマン』でストレート勝負の円谷一監督や飯島敏弘監督に交じって、変化球ばかり投げていた実相寺昭雄監督作品の印象がやたら強いのと同じです。

」『ウルトラQ』第15話 金男
実を言うと、初めて「カネゴンの繭」を見たときは(失礼ながら)カネゴンそのものより、この金男少年の笑顔のほうがよほど印象に残りました(笑)。
金男役を演じた辻沢敏さんは当時小学6年生。
最初は『ウルトラQ』の別のエピソードにオーディションで選ばれたそうですが、その時もあの印象的な笑顔が審査員の目に止まって選ばれたのだそうです。
その後「カネゴンの繭」で主役に抜擢されましたが、当時辻沢少年は変声期だったため声のイメージが合わず全てのセリフは女性の声優さんに吹き替えられてしまいました。
あの独特の違和感は吹き替えの声にも一因があると思うのですが、そのことがかえって「カネゴンの繭」の寓話性を高めていたような気がします。

」『ウルトラQ』第15話 ゲリラ撮影
もう一つ「カネゴンの繭」で印象的なのは、街中に等身大の怪獣が現れるゲリラ撮影のシーンです。

カネゴンを見てギョッとする人。
あるいは無関心を装う人。
そして大喜びの子供たち。

おそらく当時の円谷プロの近所で撮影したものと思われますが、この撮影時にはまだ『ウルトラQ』は放映されていません。
周辺の人たちは本当に「一体何事か?」と思っていて、その微妙な表情やリアクションがこの画面にリアリティをもたらしています。
もし本当にこんなクリーチャーが街の中に現れたとしても、私たちはこんな風に微妙な距離感を保ちながらいつもの日常を過ごそうとするのでしょうかね?。

それにしても、こうしてカネゴンと同じ画面に収まることが出来たご当地の皆さんが羨ましいです。
『ウルトラQ』という不朽の名作の中に、その姿が永久に残り続けることになるのですから。

」『ウルトラQ』第15話 パラシュート
占い師のお告げ(ヒゲ親父を逆立ちさせる)を実現したカネゴンは突然ロケットのように飛び上がり、落ちてきたパラシュートのかなから人間に戻った金男少年が現れます。

このシーンを金男役の辻沢敏さんのその後を知ったうえで見るとなんだか運命的なものを感じてしまいます。
なぜならば・・・。
大人になった辻沢さんは海上自衛隊に入隊して哨戒機のパイロットになったのです!。
おそらく、パイロット訓練中にもこのようなパラシュート訓練があったのではないでしょうか。
また、後年は後輩の指導に従事されていたそうですが、その時のあだ名は「カネゴン教官」だったそうです(笑)。

」『ウルトラQ』第15話 カネゴン夫婦
意外にブラックなラストシーン!。
ようやく人間に戻れた金男が「お金はもうコリゴリ」とか言って終わるのかと思ったら、今度は両親が二人揃って(他人のお金をネコババして)カネゴンに?。
この両親はどんな無茶振りを実現すれば元の姿に戻れるのでしょうかね(笑)。



11/15(金)
『ダーククリスタル:エイジ・オブ・レジスタンス』第9話🈠
(居間49インチ4K液晶テレビ:NETFLIX)
『ダーククリスタル エイジ・オブ・レジスタンス』ポスター
8月末から全10話の配信が始まった『ダーククリスタル:エイジ・オブ・レジスタンス』ですが、3ヶ月近くかかってようやく第9話までたどり着きました。
視聴が進まない理由は、決して面白くないわけでも途中で飽きたわけでもありません。
主人公のリアンたちのその後の運命を知っているだけに、彼らに感情移入すればするほど回を追うごとに見るのが辛くなっていくからです。

『ダーククリスタル エイジ・オブ・レジスタンス』タヴラ
今回もブレアの理解者だった次姉:タヴラが命を落としました。
そして、いずれゲルフリン族を根絶やしにするガーシム軍団の誕生が仄めかされます。

次回でひとまずシーズン1最終回ですが、このペースではとてもゲルフリン敗北までは描けないでしょう。
ストーリーはシーズン2に続くことになるみたいですがちゃんと作ってくれるのかな?。
どんなに時間をかけても最後まで付き合う覚悟なので、中途半端のまま「制作中止」というのだけは勘弁してよ、NETFLIXさん。



11/16(土)
『発表!全るーみっくアニメ大投票』🈠
(49インチ4K液晶テレビ:BSプレミアム)
発表!全るーみっくアニメ大投票 タイトル
実は、今週これが一番楽しかったりします(笑)。
9月からNHK-BSで募集していた高橋留美子原作アニメ人気投票の発表です。
いい歳した夫婦(二人とも50代)がTVの前に二人揃って3時間半ず~っと見ておりました。(´∀`*;)ゞ

我が本棚
ちなみに、私にとっての高橋留美子作品は『うる星やつら』と『めぞん一刻』と『人魚』シリーズ、あとは短編漫画になります。
『らんま1/2』は途中リタイア、『犬夜叉』『境界のRINNE』は原作もアニメも見たことありません。

『うる星やつら』については原作漫画と押井守監督作品としてのアニメ版をきっちり分けて同時並行で楽しんでいました。
『めぞん一刻』については元々連載当初から読んでいた原作漫画のファンであったことと、アニメ版後半がかなり駆け足気味の展開で物足りなかったことから今回のアニメ版ランキングには入れませんでした。

作品:『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』(作品部門5位)
キャラクター:諸星あたる(キャラ部門12位)
エピソード:『うる星やつら』第87話「さよならの季節」(圏外)
歌:「 愛はブーメラン 」(歌部門9位)


私が投票したのは全て『うる星やつら』からでした。
ちなみに妻の投票内容は・・・

作品:『1ポンドの福音』(作品部門30位)
キャラ:五代裕作(キャラ部門18位)
エピソード:『うる星やつら』第180話「ダーリンのやさしさが好きだっちゃ…」(エピソード部門3位)
歌:「悲しみよこんにちは」(歌部門4位)


作品賞が出崎統監督(さきまくら名義)の『1ポンドの福音』というのが実に彼女らしいです(笑)。
キャラクター賞の五代君は最終回(原作・アニメとも)の「あなた(惣一郎さん)もひっくるめて響子さんをもらいます」に号泣したからだそうな。
エピソードは『うる星』からですが、これも泣けるラブコメが好きだという妻らしいチョイスであります。

それぞれの投票内容を見ると二人の性格がはっきり表れてますね~。
私は『うる星』に偏っていますが、妻は各作品からまんべんなく選んでいます。

『うる星やつら』古川登志夫さん&平野文さん
あたる役の古川登志夫さんとラム役の平野文さんが登場したときは驚きました。
古川さんは(あたるの声で)ゲストの中川翔子さんと栗山千明さんにナンパを仕掛け、それに平野さんが(ラムの声で)突っ込みを入れたのです。
声とキャラクターが当時と少しも変わっていません。
目を閉じて聴いていると、1980年代前半のTVアニメ『うる星やつら』の絵がはっきり浮かんでくるほどです。

『うる星やつら』生アフレコ4択
さらに番組中声優さんたちによる生アフレコも披露。
そのシーンは視聴者参加方式で決まるとのことで、『うる星やつら』では↑の4択でした。
ところが私と妻の間で意見が真っ二つ!。
私は青の第一話所望でしたが、妻は緑の「君去りし後」のあたるのセリフが聞きたいと譲りません。
結局、私がレコーダーのリモコン、妻はTVのリモコンでそれぞれリクエストを送りました(笑)。

『うる星やつら』生アフレコ①
結果は「君去りし後」。
残念?・・・いや、私も古川さんと平野さんの生アフレコが見られた(聴けた)だけで十分満足です。

『うる星やつら』生アフレコ「青も~」
・・・と思ったら、しょこたんが「お願い、青も、青も!」と生リクエスト!?。

さすがはNHKであります。
それに応えて、私が所望していた第一話ラストシーンの生アフレコもやってくれることになりました。(((o(*゚▽゚*)o)))
かなり押して(番組進行が遅れて)いたはずですから、ディレクターさんもプロデューサーさんも気が気じゃなかったんじゃないかと思います(笑)。

『うる星やつら』生アフレコ②
昔ビデオに録って何度も見返したあのシーンが、当時の記憶そのままに甦りました。
電撃食らったあとの力ない「あたる笑い」もしっかり盛り込まれています。
古川登志夫さん、最高です!。

この喜びは番組を見た人(なおかつ当時『うる星やつら』に夢中になった人)にしか伝わらないかも知れませんね。
平にご容赦を。m(_ _ )m

島本須美さん
あと、島本須美さんのお声も全く変わっておらず素敵でした。
でも、私にとっては音無響子より永遠のクラリス姫(『ルパン三世 カリオストロの城』)なのですがね。

日高のり子さん
そして日高のり子さん。
『らんま』にも『犬夜叉』にも『タッチ』にもほとんど思い入れがない私ですが、実は毎朝毎夕日高さんの声を聞きながら車を走らせております。
というのは、わが愛車のETCカードリーダーの音声は日高さんの声なのです。
「ETCカードが挿入されていません」と優しく注意してくれる日高さんの声に癒されながら日々闘い続けているのであります(笑)。



さて、来週こそは『ジョーカー』と『ターミネーター:ニュー・フェイト』を観にいかねば。
で、『ニュー・フェイト』を観る前に・・・

『ターミネーター2』4K-UHD BD
今日届いたこいつで予習しておくといたしましょう。


今週も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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