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映画と日常

『ターミネーター:ニュー・フェイト』とターミネーターシリーズ

トガジンです。

今回は久し振りの単体映画レビュー記事です。

『ターミネーター ニュー・フェイト』ポスター画像
前々から楽しみにしていた『ターミネーター:ニュー・フェイト』を観てきました。
興行成績不振と伝え聞いておりますが、特に最近では『アナと雪の女王2』の大ヒットに押されて急速に小スクリーン館に追いやられてしまった感があります。

20191202 『ターミネーターNF』チケット
この日の仕事が午前中で終わり(その代わり朝6時出発でしたが・・・)だったので、帰りに国道8号線沿いの映画館:福井コロナシネマワールドに立ち寄って観てきました。
私としてはこの日まだ字幕版上映があるかどうかを心配していたのですけど、幸運にもちょうどよい時間帯(14:55スタート)の字幕版上映回がありました。
この日を逃したら、私が劇場で字幕版『ニュー・フェイト』を観る機会は無かったかも知れません。



新作『ターミネーター:ニュー・フェイト』を語る前に旧作についてのおさらいを少々・・・

『ターミネーター』1、2ポスター画像
『ターミネーター』(1985年日本公開)
「人工知能が人間に反旗を翻す」というSFアイデア自体は昔からありましたが、それを低予算でこうも面白く実現出来るとは!。
低予算映画ながらもそのアイデアと見せ方のうまさに圧倒されました。
当時の私はアマチュア映画作りに熱中していた大学生でしたが、「これなら自分たちにも作れるんじゃないか?」と錯覚して8ミリフィルムでコピー映画を作って周囲の失笑を買ったものでした(笑)。
でも、そのときビデオで1カット・一コマ単位でこの映画を研究したことは、自分の今の仕事に役立ち続けています。

『ターミネーター2』(1991年)
「続編はオリジナルを超えられない」などというカビの生えたジンクスは、『エイリアン2』を成功させたジェームズ・キャメロン監督には当てはまりません。
『ターミネーター2』はシリーズ最高傑作にして大ヒット作品となりました。
注目の続編は単なる一作目の繰り返しではなく、子供時代のジョン・コナーをつけ狙う新型ターミネーターと彼を守るために送られた旧式ターミネーターの闘いが描かれました。
当時の私は『ターミネーター』続編のストーリー予想として「未来からターミネーターが殺しに来るのではなく、スカイネットを作る事を阻止しようとするサラの味方になるターミネーターの登場」を考えていたのですが、結果的にダイソンが犠牲になることでその予想は当たりました。

演出面では、一作目の大ヒット後に急速に人気が出たシュワルツェネッガーを善玉にするべく、とにかく彼をカッコ良く魅力的に見せることに特化していたように思います。
つい先日、『ニュー・フェイト』の予習として見返したのですが、最近のスピーディでど派手なハリウッド大作と比べると『T2』はCGもアクションもカメラワークもかなり大人しいものでした。
でも、『2』のカッコいいアクションや気の利いたセリフの数々は、映画を見た私たちも真似したくなるようなものばかりです。
(あのバイクアクションの真似は危険ですが・・・)

『ターミネーター』3、4、5ポスター画像
『ターミネーター3』(2003年)
大人の事情からキャメロン監督が一切関わることのないまま制作された作品です。
女性型ターミネーターが唯一の見どころでした。
前作から12年も経っていたため、世間ではすでに『ターミネーター2』の記憶も影響力もほとんど失われていたと思います。
そういえば、リンダ・ハミルトンに出てもらえなかったためかこの作品でのサラ・コナーは病死したことにされてました。
ジョン・コナー役も別の俳優で、キャメロン監督ほどの絵作りの巧みもなかったため私たち旧作ファンからもそっぽを向かれたというシリーズ最初の黒歴史作品でした。

『ターミネーター4』(2009年)
意外に思うかも知れませんが、実は私が『2』『1』の次に好きな『ターミネーター』作品です。
『3』『ジェニシス』『ニュー・フェイト』がいずれも現代を舞台にして『1』『2』の焼き直しに終始しているのに対し、この作品だけは未来の人間VSスカイネットの戦いを描いていましたから。
『アバター』で名を上げたばかりのサム・ワーシントン演じるサイボーグに話が集中しすぎでジョン・コナーの印象が弱いことと、カイル・リース役の俳優がマイケル・ビーンに似てないことをなんとかすれば評価はもっと変わっていたと思うのですがね。
ターミネーター未来編全三部作になるはずでしたが、結局これ一本で終わってしまいました。
おそらく三本目のラストで最初のターミネーターとカイルが過去に飛び、一作目冒頭に戻っていく構想だったものと思います。

『ターミネーター: 新起動/ジェニシス』(2015年)
まるで最新作『ニュー・フェイト』の行く末を暗示しているかのような作品でした。
本作から新しい3部作を始めるつもりだったのが、あまりの低評価ぶりにシリーズ化が頓挫してしまったのです。
シリーズのリブートを図ったとかで一作目の冒頭を精密に再現するところから始めたはいいものの、その後のストーリーはどんどんあらぬ方向へと向かってしまいます。
旧作を知らない世代を置いてけぼりにするだけでなく、困ったことに『1』『2』をよく知る私たちでさえ「なにそれ?」状態でした。
なにせ後半ではジョン・コナー自身がサラとカイルの敵になってしまうのですから!。
個人的には若いサラ・コナーを演じたエミリア・クラークさんが可愛かったことだけが救いです。

『ターミネーター:サラ・コナー・クロニクルズ』
『サラ・コナー・クロニクルズ』(2シーズン全31話)
『ターミネーター4』と同じ頃に放映されたTVシリーズ作品。
当然ながらアーノルド・シュワルツェネッガー(T-800)は登場しませんし、サラ役もジョン役も全て違う人ばかりです。
でもその潔さがかえって良かった気がします。
女子高生型ターミネーターがジョンの妹と称して彼の護衛をするという設定が面白かったのですが、残念なことに視聴率低下のため未完のまま終了してしまいました。

『T5』にかっ
『2』以後、『ターミネーター』シリーズが凋落していった理由は様々です。

リンダ・ハミルトンがサラ役で出てくれないこと。
エドワード・ファーロングを諸事情(笑)からジョン役に使えなくなったこと。
老いたシュワルツェネッガーがいつまでもターミネーター役を手放したがらないこと。
製作権利が生みの親であるジェームズ・キャメロンに無いこと。
私たちファンも『1』『2』の再来を望むばかりで、製作者の新しい試みを受け付けなくなっていたこと。

等々いろいろあると思いますが、一番の問題は『ターミネーター2』からかなりの年数が経ってしまったことではないでしょうか?。
『2』から数えた場合、『3』はその12年後『ジェニシス』は24年後です。
’91年当時『ターミネーター2』に熱狂した私でさえ「今更またターミネーター?」と疑問に思うくらいなのに、当時を知らない(劇場で『T2』を体験していない)若い世代に『ターミネーター』と『ターミネーター2』の神通力が通じるとは思えません。

しかも困ったことに『ターミネーター』シリーズの制作権は作った本人であるジェームズ・キャメロンの手にないのです。
そのため、昔の幻想に取りつかれた凡俗プロデューサーたちが性懲りもなく何度も何度も同じような話をリブートし続けました。
そこへ俳優復帰以来大きなヒット作がないシュワルツェネッガーが乗っかってきてしまうために、全く新しいイメージを発掘することも出来なくなっているように思います。
(ちなみにシュワルツェネッガーは自分が出演していない『4』を公の場で酷評していました)

『ターミネーターNF』宣伝
でも、今度の『ターミネーター:ニュー・フェイト』は違います。
生みの親であるジェームズ・キャメロンが自らプロデューサーとしてストーリー作りから参加しているうえに、サラ・コナー役としてリンダ・ハミルトンが戻ってくるのです。
リンダが『3』出演を断ったのは「脚本が面白くないから」とのことでしたが、今回彼女が出演を決めたということはつまりリンダも納得するストーリーであるということになりますね。
さらに、『2』と同じくエドワード・ファーロングがジョン・コナー役でスクリーン復帰するという噂も!?。
オリジナルを知る世代としては、これに期待しないはずはありません。



『ターミネーター ニュー・フェイト』キャラポスター
前置きが長くなりましたが、ここからが本題です(笑)。

『ターミネーター:ニュー・フェイト』の良かった点👍と気に入らなかった点👎を箇条書きにしてみました。
まだ字幕版を一度見ただけなので思い込みによる間違いや記憶違いなどもあるかも知れませんが、そこは寛容な気持ちで笑って許してください。
それと、以下はネタバレ全開で書いております。
公開から一か月近く経っていますのでもういいかと思いますが、まだ見ていない方はここで読むのを止めていただくのがよろしいかと思います。

👍その1:リンダ・ハミルトンのサラ・コナー
『ターミネーターNF』サラ
『ターミネーター:ニュー・フェイト』の見どころは、やはりこのチョイ悪おばさんサラ・コナーを演じたリンダ・ハミルトンのシリーズ復帰であります。
『ジェニシス』や『サラ・コナー・クロニクル』では別の女優さんを代役に立てていたせいか、かつての『ターミネーター1』と『2』と地続きの世界であるとはどうしても実感出来なかったのです。

考えてみれば、『ターミネーター』1と2はT-800の話でもジョン・コナーの話でもありません。
「将来自分が産む息子が世界の運命を握っている」などというワケの分からない理由で命を狙われる羽目になり、そしてその息子を守ることに全生涯を賭けた一人の女性:サラ・コナーの物語だったはずなのです。
それなのに、『3』以降の4作品(TVシリーズも含む)は全てジョン・コナーを話の中心に据えてしまいました。
しかも、大人の事情から毎回ジョン役の俳優が変わるという悪循環。
それでは我々古参のファンだけでなく新しく見始めた若い人たちまでも、シリーズの世界に入り込むことは難しいでしょう。

これでようやくかつての『ターミネーター2』から作品世界が延長されるに至りました。
ただ、冒頭に起こるある衝撃的な事件(後述)のために、ちょっと気持ちが醒めた部分もあるのですが・・・

👍その2:オリジナル・キャスト揃い踏み
『ターミネーターNF』リンダ&シュワ
リンダ・ハミルトン演じるオリジナルのままのサラと(別個体ですが)T-800型ターミネーターの共闘。
しかも彼らが守っているのはかつてのジョン・コナーと同じ運命を背負う少女:ダニーです。
T-800が敵の銃弾から身を盾にしてサラを守るシーンもあったりして、映画のそこかしこに『T2』オマージュが散りばめられていました。

👍その3:女性メインのターミネーター映画
『ターミネーターNF』グレース
新しい登場人物に好感を持てたことも良かったです。
特にグレースが本当に素晴らしい!。
彼女は後に人類軍の指揮官となるダニーを守るため未来から来たサイボーグ兵士で、これは一作目のカイル・リースと同じ役回りです。

『ターミネーターNF』女性陣
『2』になぞらえるなら、ダニーがジョン、グレースはサラ。
そして映画前半ではサラが『2』のターミネーターの役回りを担っています。
前半は女性3人で逃げ続けてそれはそれで結構面白いのですが、観客がそれに飽きてきたころにT-800が登場します。
ただし今回のT-800は彼女たちの助っ人にしか過ぎません。

👍その4:さすがのアクションシーン
『ターミネーターNF』アクション
新型ターミネーターの特異な動きを盛り込んだアクションシーンの数々は、過去のシリーズ作品の中でも最もスピーディで迫力があったと思います。
本作ではティム・ミラー監督とキャメロン(プロデューサー)がケンカしながら編集作業したそうです。
昨今のハリウッドCG大作にありがちな「今何が起こっているのか理解できない」ほど目まぐるしいカメラアングルや早すぎる展開などは影をひそめて、登場人物たちが今何をどうしているのかをきちんと分からせてくていれました。

『ターミネーターNF』4DX向き
唯一、輸送機内での戦闘シーンだけは状況が分からなくなるほど天地左右がぐりぐり回ります。
もしかするとこのシーンは4DX向けに特化された作りになっていたのかも知れません。

👍その5:新型ターミネーター:REV-9
『ターミネーターNF』REV-9
今回は敵の新型ターミネーター:REV-9が意外に良かったです。
これまでの敵の中では一番しぶとくてしつこくて嫌らしい手を使う奴でした。
この手のアクション映画は敵が強くて狡猾なほどカタルシスが高まるものです。

最初登場したときは「このターミネーター、人間臭すぎ!。」と思ったのですが、よくよく考えてみるとターミネーターは人間社会に紛れ込んで標的を狙うのが任務です。
新型であればあるほど、ニコニコと人懐っこい顔で相手に近づくという術を心得ているはずです。
それこそが、無表情なT-1000(ロバート・パトリック)やT-800からの大きな進化なのです。

👎その1:あっけなさすぎるジョン・コナーの死
『T2』のジョン・コナー
今回の物語を進めるためにどうしても必要であることは分かりますが、それでも冒頭すぐジョン・コナーを殺してしまったのには心の底から「えええ~?、なにすんねん!」となりました。
これではまるで、前作で生き延びたニュートとヒックスを「目覚めたらもう死んでました」と映画冒頭であっさり殺した『エイリアン3』と同じではないですか!。

そして、彼の死を直接的な表現で見せたのもいかがなものかと思います。
せめて死に顔は見せないで欲しかった。
しかも殺したのが『2』で心を通わせたターミネーターと(別個体とはいえ)同じ姿形のT-800型だとは・・・。
かつて『ターミネーター2』に感動した私たちの気持ちが土足で踏みにじられたような気持になりました。

エドワード・ファーロングが本作の撮影に参加したということから、私はてっきりこの年代のジョン・コナーをエドワード自身が歳相応に演じるものと思っていました。
ところが、画面に登場したジョンは『2』の頃と変わらない少年の姿のままでした。
おそらく表情や動きをモーションキャプチャーしてCGの若い姿に反映させただけなのでしょう。
なんだかエドワードを映画の宣伝に利用しただけのようにも感じました。

エドワード・ファーロング近影
もっとも、エドワードにこんな姿で出てこられても困ってしまいますがね(笑)。
『ニュー・フェイト』のスタッフは、こんなジョン・コナーの姿を世間に晒すよりも美しい伝説のままシリーズから退場させてあげるほうがジョンというキャラクターにとって幸せだと考えたのだと思います。
もしも、エドワードが『2』の後まっとうな生活をしていて今も歳相応に俳優活動を続けてくれていたなら、『ターミネーター』シリーズはもっと幸せな流れになっていたかも知れません。

👎その2:またA.I.の暴走ネタ?
『ターミネーターNF』運命は変わらず
残念ながら、ストーリーについては目新しいことは何一つありませんでした。
ほぼ一作目の焼き直しであり、単なる新しい三部作の第一話です。
その意味で『スター・ウォーズ:フォースの覚醒』を観たときと同じような感覚を覚えました。

『2』で開発を阻止したスカイネットは確かに存在しなくなったものの、リージョンと呼ばれる別のA.I.が台頭してスカイネットと全く同じことをしていたというのが今回の基本設定です。
リージョンを作ったのは誰(あるいはどんな企業や組織)なのかといった情報は全く示されません。
これはおそらく2作目以降のネタとして温存しているのでしょう。
2作目ではサラとダニーの師弟関係を軸にリージョンを作った連中に戦いを挑み、そして未来のリージョンが開発中の自分を守るためにまたターミネーターを送り込んでくるといった内容になるのでしょうか?。
それはそれで確かに今までとは一味違う『ターミネーター』映画になり得るかも知れません。
でも一作目が面白くなければ、そして客が入らなければ一本だけでシリーズ化が頓挫した『ジェニシス』と同じことです。
もうあと一つか二つ、次を感じさせてくれる新しい要素を盛り込んでおいて欲しかったと思います。

👎その3:この人、もういらんやろ
『ターミネーターNF』カール(笑)
『ターミネーター:ニュー・フェイト』を見ていて思ったのは「この映画、シュワルツェネッガーいらんやろ。」てことでした。
今回の役どころではこのターミネーターがシュワルツェネッガーの姿形をしている必要が全く感じられません。
むしろ旧作ファンにしてみれば、無慈悲にジョンを殺したただの殺人マシーンにあの顔を付けるのはやめて欲しかったです。
そしてその後22年かけて人間らしさを身に着けたというターミネーター(人間名:カール)の行き過ぎた人間っぽさもウソ臭くていけません。
どんなに善いターミネーターを演じたとしても、それは私たち観客が愛した『2』の個体ではないのですから。

現在のアーノルド・シュワルツェネッガーにどれだけの集客力があるのかは知りませんが、純粋に『ターミネーター』を再起動させるためには早い時期にあの姿から脱却するべきでした。
今回はT-800(シュワルツェネッガー)は「 I'll be back(また戻る)」ではなく「もう戻らない」と言っていました。
次回作からが本作スタッフの力の見せ所になるかも知れません。
ただし、今回の興行成績を見る限り3部作構想を完遂できる可能性は低そうですが・・・。



『ターミネーター ニュー・フェイト』海外ポスター画像
👍が5つに👎が3つですから、割合として私の満足度は63%ということになりますかね~。
でも、新キャラ:グレースが良かったので満足度70%にオマケしておきます(笑)。
旧作ファンとしては言いたいことも色々ありますが、映画館で楽しんで見る分には十分面白い映画でしたから。


最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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COMMENTS

2 Comments

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ヨッシィー  

おはようございます トガジンさん
ガッカリポイントの1 ジョン・コナーの死
ヨッシィーはジョン・コナーが出るとは思っていなかったので
あっという間に亡くなっても、これが2の続きと言う事かと思いました
その3 これは、同感です
しかし、REV-9は強いですからね 3人が必要だったのでしょう
ダニーは将来は強くなりますが、ここではまだ守られる立場ですからね
REV-9はもう少しクールな人が良かったです
サイボーグより人間らしいって・・・ トガジンさんはそこが新型と理解したようですが

もう、続編はないでしょう
作られたとしても見ないかな

2019/12/08 (Sun) 09:07 | EDIT | REPLY |   
トガジン

トガジン  

そう言えば今回のシュワちゃん「アイル・ウォント・ビー・バック(もう戻らない)」と言ってましたね

ヨッシィーさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。

>ジョン・コナーの死

あれでは私が好きな『ターミネーター2』で溶鉱炉の中に消えていった2台目ターミネーターは犬死にだったことになってしまうと思います。
みんなが好きな善人ターミネーターT-800は、『3』で棺桶担いでた奴でも『ジェニシス』でおじさん呼ばわりされてた奴でも、ましてやカールと人間名を名乗っている今度の奴でもありません。
『2』でジョン・コナーを守り抜いたあの個体だけです。

>REV-9は強いですからね 3人が必要だったのでしょう

ただの戦力増員、助っ人でしかないですね。
ロートル

>REV-9はもう少しクールな人が良かったです
>サイボーグより人間らしいって・・・ トガジンさんはそこが新型と理解したようですが

究極のA.I.とはどれだけ人間に近いかということだと思うのですよ。
そう考えればあの配役もニコニコ顔も頷けます。
人間だって本当に腹黒い奴は人懐っこい顔をして近づいてくるものだといいますし・・・。

>もう、続編はないでしょう
>作られたとしても見ないかな

考えようによっては『ターミネーター』っていくらでも続編を作れるのですよ。
将来人類の指導者になるべき人物を殺す(歴史から抹消する)ために、いつの時代にどんなターミネーターを送るかで何パターンも企画を立てられますから。
でもそれと同時にどれも似たような話にしかなり得ないんですよね。
唯一視点が違っていたのは、未来世界での出来事を描いて「ターミネーター0」をやろうとした『4』くらいのものです。

『ニュー・フェイト』の続編でも、あるいは新しいリブート作品でも面白ければ見に行きます。
でも、『1』と『2』を超えることはないでしょうし、これまでのように心ときめくこともないと思います。

2019/12/08 (Sun) 23:29 | EDIT | REPLY |   

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