2019年(平成31年&令和元年)あれこれ
令和元年(2019年)も残すところあと一日です。
当ブログでは毎年最後の記事として一年間の「映画ベストテン」を書いていましたが、今年からはそんな無粋なことはやめることにしました。
「これは!」と思える映画が10本に満たなかったことと、映画以外にも印象に残るドラマやイベントなどが数多くあったためです。
そこで今年は、この一年間に起きた印象的な出来事(映像関連)を思いつくままに並べてみることにしました。
■1月
【TVドラマ】NHKドラマ『トクサツガガガ!』スタート

まさかNHKでこんなドラマに出会えるとは!?。
毎回毎回「うんうん、わかるわかる!」の連続で、普段はTVドラマなど見ないこの私がものの見事に引き込まれてしまいました。
元(いや今も現役の)アニメファンの妻にも好評で、我が家の居間には毎週欠かさずTVの前に夫婦並んでドラマを見ているという珍しい光景が見られました(母談)。
終わってしまったあとの喪失感たるや筆舌に尽くしがたいものがあり、今はひたすら続編を熱望するばかりであります。
■2月
【エキストラ】映画『るろうに剣心』の撮影に参加

来年7月公開の『るろうに剣心 最終章』2部作の撮影にエキストラとして参加してきました。
場所は『カツベン!』と同じく京都太秦撮影所のオープンセットです。
真冬の京都で真夏のシーン(祇園祭)の撮影ということでもぉ寒いのなんの!。
それでも初めてのちょんまげ姿で気分はすっかり花のお江戸の町民であります(笑)。
しばらくの間、職場の女の子たちにこの写真を見せびらかして「俺、有村架純と佐藤健のすぐ横を歩いたんやぞ~」と自慢しまくっておりました。
『るろうに剣心 最終章 The Final』は2020年7月3日(金)、『るろうに剣心 最終章 The Beginning』は8月7日(金)より公開です。
私が参加した祇園祭のシーンはどっちに入るのかな?。
■2月
【探訪】30ウン年ぶりの母校

『るろうに剣心』ロケの翌日。
午前中ぽっかり時間が空いてしまったため、急な思い付きで母校の大阪芸大を訪ねてみることにしました。
OBとはいえいきなり行っても構内に入れてくれるどうかが心配ではありましたが、幸運にもこの日は「卒業制作展」開催期間中で一般の人も出入り自由とのことでした。
なんだか母校が温かく迎えてくれたみたいで嬉しかったです。
あれこれ思い出に浸りながら構内を散策し、卒業以来30数年ぶりに学食で昼ご飯を食べたときは懐かしさで泣きそうでした。
一つだけ心残りだったのは、時間が無かったため映像学科の後輩たちの作品を一本も見られなかったこと。
もしもまた機会があれば、次は同級生たちと一緒に訪ねてみたいと思います。
■3月
【エキストラ】滋賀県大津市「びわ湖大津館」で映画撮影に参加

当時はまだタイトル非公開だったためブログにも詳しいことは書いていませんでした。
作品は伊藤俊也監督の『日本国憲法』。
びわ湖大津館を皇居に見立てて国民たちが新憲法施行を祝って憲法音頭を踊るというシーンでした。
琵琶湖に面した広場に大きなやぐらを2つ組み、その周囲を250人ものエキストラが取り囲んで全員一緒に盆踊りみたいなのを踊りました。
帰り際、監督さんが自ら250人のエキストラ一人一人に「ありがとうございました」と頭を下げて見送ってくれました。
実は伊藤俊也監督は福井県の出身なのですよ。
同郷の一人として、私もこの映画のお役に立てるよう一所懸命演技したつもりです。
もちろん、最もカメラに映りやすい場所を確保して撮影に挑んだことは言うまでもありません(笑)。
■4月
【ニュース】新元号は「令和」

4月1日、新元号「令和」が発表されました。
映画とは何の関係も無い出来事ですが、実は私がこの発表を見たのは映画『キャプテン・マーベル』を観に行った石川県のイオンモール内の大型ビジョンでした。
日本人としては絶対に外せないニュースですから一応映画と関連付けてピックアップしてみました(笑)。
■4月
【エキストラ】劇場版『騎士竜戦隊リュウソウジャー』の福井ロケに参加

恐竜博物館と福井駅前ロケに参加しました。
映画公開は7月。
大人お一人様(しかもハッピー55利用)で劇場に入るのはかなりの勇気を要しましたが、思っていた以上にガッツリ写っていて嬉しいやら照れ臭いやら。
■6月
【PC】メインPCをCore i7 9700Kにグレードアップ

8年間使い続けたCore i7 2600Kから最新(当時)のCPUとマザーボードに換装しました。
ケースや電源、SSDやBDドライブなどは以前のものを流用しましたがそれでも結局10万円近くかかってしまいました。
エンコードや編集時のレンダリングが爆速で快適です。
あとはBDドライブをUHD対応のものに替えればPCでも4K UHD-BDを見られると考えていましたが、現在使用中のモニター(EIZO製)がHDCP非対応だったため当分の間デスクトップ4K UHD-BD再生はおあずけです。
■7月
【ホームシアター】プロジェクター買い替え

先行して数枚買い込み済みだった4K UHD-BDをちゃんと4Kで見たいという欲求にどうしても勝てず、4K液晶テレビより先にプロジェクターを買い替えることにしました。
状態の良いDLA-X990Rの中古が半額近い値段で売っていたのを見つけて、6年間月1~2万円づつこつこつ積み立ててきた「次のプロジェクター買い替え資金」を使って買い替えました。
前機種のDLA-X75R下取り金を差し引くと約45万円でしたからほとんど半額です。
ネイティブ4Kではないですが、画質・機能ともX75Rから格段に向上していて微塵も後悔はありません。
■7月
【ニュース】京都アニメーション放火殺人事件

『けいおん!』『たまこマーケット』『氷菓』『響けユーフォニウム』『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』など、優れたアニメ作品を生み出し続けてきた京都アニメーションが一人の大馬鹿者に放火され36人もの優れたスタッフが命を失いました。
『氷菓』は私もWOWOWで放映されたときに全話見てその映像美とストーリーの見せ方の上手さに感心した覚えがありますが、その『氷菓』の監督さんもこの事件でお亡くなりになられたそうです。
早い時期から京都アニメーション作品のクオリティの高さに着目していた妻は、このニュースを知ってかつてないほど取り乱しておりました。
改めまして、犠牲者の皆様に哀悼の念を表します。
■8月
【ホームシアター】4KテレビとBS4Kチューナー内蔵BDレコーダー導入

プロジェクター買い替えで使ってしまったAV積立基金の残額はまだ30万円ほどありました。
そこで居間のテレビを4Kのものに買い替え、さらにBS4Kチューナーを内蔵した新型BDレコーダーも導入することにしました。
BS4Kには大して期待もしていなかったのですけど、毎週水曜日に放送(再)している4K版『ウルトラQ』の鮮明な画質には感服してしまいました。
あとは4K映画をもっと充実させて欲しいですね。
■8月
【映画館】新・京都みなみ会館オープン

一昨年3月に初めて特撮オールナイト上映に参加して以来すっかりその虜になってしまった京都みなみ会館。
残念ながら老朽化のため一時閉館となってしまい寂しい思いをしていましたが、この夏ついに新館オープンとなりました。
最初の特撮特集(昭和メカゴジラ2部作連続上映)こそ逃しましたが、オープンから一週間後に早速出向いて『シン・ゴジラ』を鑑賞。
映像・音響・椅子・そしてスタッフさんの対応などその上映環境の良さに改めて感激した次第です。
あと、トイレが目茶苦茶キレイです(笑)。
京都みなみ会館は109シネマズエキスポシティIMAXシアターと並び私の県外行きつけ劇場となりました。
ここでなければ絶対に味わえない”何か”があるからです。
■8月
【NETFLIX】『ダーク・クリスタル:エイジ・オブ・レジスタンス』配信スタート

私の生涯最愛の映画の一本『ダーク・クリスタル』('83年日本公開)。
その前日譚が36年ぶりにNETFLIX配信作品として登場しました。
しかも、今どきの作品でありながら極力CGを使わずに旧作と同じマペットとアニマトロクスで世界を構築しています。
リアンや侍従長たちは確かにカメラの前に存在していたという実在感はCG特撮に慣れた目にはかえって新鮮に映るものでした。
ひとつだけ残念なことは、私たち視聴者はこの物語の悲しい結末をすでに知ってしまっているということです。
出来れば無理に話を引っ張らず、1シーズンで完結させて欲しかったです。
■11月
【イベント】「ゴジラ誕生祭2199」 in 京都みなみ会館

京都みなみ会館の存在を知った時から一度は参加してみたいと思っていた「ゴジラ誕生祭」。
今年、ついにその想いを遂げることが出来ました。
いい歳(55歳)してゴジラポーズをとりながら記念写真に収まっております(笑)。
ゲストは『ゴジラ2000』で子役として大活躍した鈴木麻由さん(篠田イオ役)とスーツアクターの喜多川務さん。
イオちゃんがとてもステキな女性に成長しているのを見てなんだか嬉しくなってしまいました。
なんでも最近ママになったばかりだそうで、いつの日か母子揃って日本のゴジラ映画に出てほしいなと思います。
あと、劇中のタイミングに合わせてコロッケを食べながら映画を楽しんだのも良かったです。
今までにないくらい映画とのシンクロ率が上がりました(笑)。
映画館に勝手に食べ物を持ち込むのはダメですが、家で見るときはやってみようと思います。
【2019年統計】
私の2019年映画鑑賞に関する統計をまとめてみました。
映画館と家庭内での鑑賞を合わせて、私が2019年に観た映画タイトル(劇場公開及びパッケージソフトとTV放送も含む)は新旧合わせて延べ110タイトルでした。
昨年は116タイトルでしたから微減といったところです。
次に今年観た110タイトルを視聴メディア別に分類すると・・・。
■映画館(再上映やイベント上映も含む):43(39.1%)【昨年:47(40.5%)】
■衛星放送:33(30.0%)【昨年:44(37.9%)】
<内訳>
WOWOW:13(11.8%)【昨年:25(21.5%)】
日本映画専門チャンネル:19(17.2%)【昨年:17(14.6%)】
BSプレミアム:1(0.09%))【昨年:2(0.17%)】
■ブルーレイ(レンタル含む):22(20%)【15(12.9%)】
■4K-UHD ブルーレイ:7(6.3%)
■ネット配信:2(1.8%)【昨年:6(5.2%)】
■地上波TV:2(1.8%)【昨年:1(0.1%)】
■DVD(レンタル):1(0.9%)【昨年:3(2.6%)】
WOWOW視聴がかなり減りました。
録画は貯まっていく一方なので、この正月休みは少し録画消化に励みますかね。
あと録画した中から「これを見ることはないだろうなあ」というタイトルは心を鬼にして消去することも・・・。
ブルーレイは従来のフルHD版と4K-UHD版を合わせると27タイトル(24.5%)になり、昨年の12.9%から大幅増となりました。
あと、4K-UHD ブルーレイを7つも見ていたことに改めて驚きました。
4Kプロジェクター導入にともなって、より高画質なソースを無意識のうちに求めていたのかも知れません。
あと、ついにDVD視聴が1%を切りました。
DVDしか視聴手段がない作品もあるのですけど、4Kプロジェクターや4K液晶テレビを導入した今ではどのくらい需要があるか・・・。
でも、その代わりNETFLIXやアマゾンプライムが増えたかというとそうでもないんですよね。
4Kソースがほとんど無いに等しいのでNETFLIXをプレミアムプラン(4K対応)にすることも考えたのですが、結局観る時間がなかなかないというのが現状です。
今年一年間お付き合いいただきありがとうございました。
来年もよろしくお願い申し上げます。
皆様良いお年をお迎えくださいませ。