トガジン的2020年物欲リスト
CATEGORYホームシアター
トガジンです。
突然ですが。
今回は趣味のAV(オーディオ・ビジュアル)システムに関する物欲リストです。
最近、気持ちが落ち込む出来事が続いたため「ここらでパ~ッと気分転換したい!」と思いつくまま書いてみました。
マイナス思考に陥りそうになった時、私は心の奥底で燻り続けてきた「小さなフラストレーション」を解消させることでそれと一緒に「大きなストレス」も一緒に吹き飛ばして「心のバランスを保つ」ということをしております。
最初は部屋の模様替えといった些細なことでしたが、思い切って大きな買い物をしたり、今まで行ったことのない土地へ旅行に行ってみたり、あるいは全く新しい趣味を始めたりしてきました。
妻や母からは「無駄使い」とか「オタク趣味」とか「いい歳して堪え性がない」とかボロクソ言われますけど、今までずっとこうやって生きてきたのですから仕方がありません(笑)。
ちなみに、私が初めてストレス解消のために大きな買い物をしたのは大学3回生の時でした。
その時買ったのは前々から欲しかったペアで28万円もするスピーカーです。
理由はいわゆる失恋のショックというやつでした(笑)。
欲しかったモノを思い切って手に入れたことで、ヤケ買いで失ったお金と一緒に心の痛みも薄らいだ気がしたのです。
それ以来、イライラや悩み事や悲しい出来事がある度に「前から欲しかった物」を買ったり、「前からやってみたかった事」をやってみたり、「前から行ってみたかった場所」に行ってみたりするようになりました。
まあ、女性が失恋してヤケ食いするのと同じことですね(笑)。
資金は「ホームシアター基金」と称して毎月2万円(あまり余裕がないときは1万円)づつコツコツと貯めたお金です。
もっとも、去年の夏に4K対応プロジェクターと4KテレビとBS4K内蔵レコーダーを買うのにほとんど使ってしまったため、1月現在16万円ほどしかありません(笑)。
従って、以下はあくまでも「現在私が欲しいモノ」のリストでしかなく、(一部を除いて)手に入れるのは当分先になりそうです。
【DOLBY ATMOS/DTS:X対応AVアンプ】

最近はUHD-BDだけでなく従来のブルーレイにも「DOLBY ATMOS」規格の音声が収録されたソフトが増えています。
DOLBY ATMOSは上方向の音情報を加えることで今まで以上に音に包み込まれる効果が楽しめる最新サラウンド規格です。

しかし、現在私が使用中のTX-NR5010は2012年発売の製品です。
そのため(当然ですが)DOLBY ATMOSは装備されていません。
今後ファームウェアのアップデートで追加実装される可能性もほぼ100%ありません。

つまり、私は今自分の手元にあるBDソフトに映画館と同じDOLBY ATMOS音声が収録されているというのにそれを正しく再生することが出来ないでいるのです。
このフラストレーションが私の中で溜まりに溜まって今や爆発寸前になっております。
一刻も早くDOLBY ATMOSとDTS:X対応AVアンプへの買い替えが必要です。

ATMOSに対応したいというだけなら、今すぐ買うことは出来るのですよ。
今なら新方式のサラウンド規格に対応したAVアンプは新品でも3万円くらいで買えるものもありますから。
ただ一つ、個人的に拘りたいのはその質といいますかグレードといいますか、ぶっちゃけ値段のことです。
実は現在使っているオンキョー:TX-NR5010は定価35万円(実売28万円)もした高級アンプなのです。
DOLBY ATMOSやDTS:Xにこそ未対応ですが、電源トランスやプリアンプ部に高級な部品を奢った当時の最上級機種で、最新規格に拘らなければ今でも十分通用するマシーンです。
私も現状5010の音自体にはとても満足しているので、あまり安いグレードのものには下げたくないという気持ちがあります。

そんな私の第一候補はINTEGRA:DRX-7.1です。
(INTEGRAはオンキョーの中の上位ブランド)
値段はTX-NR5010と同じ35万円(税別)。
仮に8掛けで28万円になったとしても、16万円しか予算が無い今の私にはとても手が届かない代物です。
・・・いや!。
実はなんとかなりそうなんです。
最近某有名AVショップでDRX-7.1のアウトレット商品(未使用品)が半額近い17万8千円で売り出されているのを見つけてしまったのです。
あまりにも安すぎるような気もしますが、ここは私も今までプロジェクター購入で何度かお世話になっている確実に信頼出来るお店です。
おそらく、モデルチェンジが近いため在庫処分しているものと思われます。
それでもあと2万円ほど足りません・・・が、問題はありません。
だって来月頭には2月分の2万円を貯金に加えることになっているのですから!。
いつまでもグズグズしていると17万8千円のDRX-7.1が売り切れてしまいそうで、決断を急ぐ必要がありそうです。

DRX-7.1を買った場合、現在使用中のTX-NR5010は用途がなくなりますので、知人かヤフオクに売ることを考えています。
TX-NR5010は、DOLBY ATMOSとDTS:Xに未対応とはいえ、電源トランスやプリアンプ部に高級パーツを奢った当時の最上級機種で、最新サラウンド規格に拘らなければ今でも十分以上に通用するはずです。

ところで、私がオンキョー製品に固執しているのは性能云々によるものではありません。
最近のAVアンプの中でフロントパネルに入力ソースを直接選択できるスイッチがあるのは、実はオンキョー(INTEGRA)製品だけなのです。
確かにリモコンで操作することの方が多いのも確かですが、アナログオーディオ時代からアンプを直接自分の手で操作する感覚が好きな私にとってアンプはオンキョー一択になっています。
他メーカーのものは本体セレクターがロータリーダイヤルになっていて、直接セレクトはリモコンのみというものがほとんどです。
【アナログレコードプレーヤー】

私が中高生だった時代のオーディオ界はアナログレコードが主流でした。
大学3年の時に('86)初めてCDプレーヤー(というよりLDとのコンパチ機)を買ってから徐々にCDに移行していき、当時買ったレコードの大半は処分してCDに買い替えてしまいました。
しかし、特に思い出深いレコードはどうしても手放せなくて今も大事に残してあります。
一昨年、物置きからその懐かしいレコードたちを発掘してからというもの、およそ30年ぶりにアナログレコード環境を再構築したくなってしまいました。

現在購入を考えているのはオンキョー:CP-1050。
ダイレクトドライブのマニュアルプレーヤーです。
「スイッチオン」で再生スタートからリフトアップまで自動でやってくれるタイプではありません。
値段はオープン価格で、市価は4万円前後といったところです。
上記のDRX-7.1を買った場合はTX-5010を下取りに出すか売却することになりますので、このプレーヤーを買う費用くらいは捻出出来ると思います。
自分の年齢(55歳)を考えると、もしかするとこれが私の最後のレコードプレーヤーになるかも知れません。
現在フルオートでもっと安いものとかUSBでデータ録音出来るものまであるというのに、どうして今さら扱いにくいマニュアルプレーヤーが欲しいのか?。
それはこのプレーヤーの型番にある1050という数字に惹かれたからです。

実は、中学時代に私が初めて買った(そして今のところ最後の)プレーヤーが、パイオニアのPL-1050という機種だったのです。
1050という数字を見た瞬間、私は何か運命のようなものを(勝手に)感じてしまったのでした(笑)。
しかもパイオニアは現在オンキョーの子会社となっています。
かつてパイオニアファンだった者としては寂しい限りですが、これはこれでやはり運命的ですね。
【張り込み型スクリーン】

現在私が使用しているシアタールームのスクリーンはオーエス製のシネマスコープ120インチ電動巻き上げタイプです。
現在の家が完成した2011年春に実売18万円くらいで購入しました。
使い始めてもうすぐ9年になりますが、実は最近張り替えをしたくて仕方がありません。

2年ほど前から気になり始めたのですが、よく見るとスクリーンの端の部分がうねうねと波打っているのです。
フィックス(カメラ固定)の映像なら全く気になりませんが、パン(カメラがゆっくり横に移動する画面)ではこの部分の映像がゆらゆらと揺れているように見えるため非常に気になります。
これは実写映像よりもシンプルな直線が多いアニメのほうが目につきやすいです。
買ったばかりの頃はこんな風ではありませんでしたから、長く使っているうちにスクリーン生地がヨレヨレになってきたのでしょう。
これは布を上から垂らす方式である以上逃れないことなのかも知れません。
一応スクリーン下部のバトンを回すことでテンションを張り直せるようになっていますが、もう何度やっても均一な平面性は戻ってきませんでした。

ちなみに映画館のスクリーンは、トランポリンのように周囲を均等に引っ張って固定する張り込み式になっています。
これならば何年経ってもスクリーン表面がヨレヨレになることはありません。

「よーし、次は張り込み式だ!」とオーエスに問い合わせてみたところ、なぜか張り込み式のほうが電動式よりも高くてシネスコ130インチで33万円(税込み)と言われました。
さらに専門業者に取り付け施工を頼むと、なんと工事費として10万円もボッタクリやがります。
しかもい一番ビックリしたのが、前に使っていた電動スクリーンは下取り不可であるとのこと。
「それじゃ「売りっぱなし」ってことじゃないか!。」
さすがの私も電話口で口調を荒げてしまいました。

一応4KとHDRに対応する最新生地サンプルを送ってもらいましたが、スクリーンの張替えはかなり先になりそうです。
【リクライニングチェア】

映画を観るうえで最も大事な要素とは何か?。
それはプロジェクターの画質でも、前後左右から音に包まれるサラウンド音響でもありません。
2時間以上快適に座り続けていられる椅子です。

現在、我が家のシアタールームで使っているリクライニング・チェアはニトリで買った3万円くらいのものです。
最初のうちはまあまあ良かったですが、最近では私の体重(約80キロ)に耐えきれなくなってきたらしく、お尻の部分が深く沈み込み過ぎて座り心地がよくありません。
今は座布団やクッションを重ねて騙し騙し使っていますが、早めに新しく買い替えたいところです。
リクライニング・チェア交換については妻も理解してくれてはいますが、彼女は次もニトリのやつでいいと考えているようです。
しかし、私が欲しいのはそんな安物ではありません。

高級リクライニング・チェアと聞いて誰もが真っ先に思い浮ぶのはノルウェー産のエコーネス:ストレスレスチェアでしょう。
しかし家具店で実際に座ってみたところ、私のような日本人体形には座面が高めで安定性が良くありません。
さらに困ったことに座面の高さは調整不可能ときています。

カリモク:THE FIRST RU-72(Mサイズ)
そこで私が目をつけているのは、日本のカリモクというメーカーが作ったTHE FIRSTシリーズです。
国産だけに我々日本人の体形にフィットしていて長時間座っていても疲れません。
しかし、値段は税込み25万円(本体のみ)ほど。
これでもストレスレスチェアより少し安いのですが、たかが椅子に25万だなんて絶対に妻の認可は降りそうにありません。
現実的にはニトリのちょっといいやつを3~4年スパンで買い替えていって、本当に余裕が出来たら・・・ということになりそうです・・・。
⑤左旋円偏波BSアンテナ(WOWOW対応)

スクリーンやリクライニングチェアとは違い、こちらは現実的に期限が決まっています。
費用は1~2万円といったところですが、遅くとも今年の12月までに現在のBSアンテナを左旋円偏波のものに交換する必要があります。

現在は従来からのBSアンテナ(右旋)を使用しており、NHKのBS4K放送はこれで問題なく視聴出来ています。
しかし、12月1日からスタートするWOWOWの4K放送は左旋円偏波に対応したBSアンテナでなければ受信出来ません。
私にとってWOWOWはブルーレイ(購入/レンタル)に次ぐ重要な映像ソースです。
その他、現在も週一回程度だけ4K放送を実施している日本映画専門チャンネルにも左旋BSアンテナが必要です。
マスプロでもDXアンテナでも日本アンテナでも、名の通った日本メーカー製であればどこでもいいので、12月までには必ずアンテナ交換を済ませなければなりません。
ただ、4K放送は雨風には極端に弱いようです。
現在使っている45センチ径よりもっと大きなものにしたほうが良さそうです。
ブースターや分配器なども4K対応のものと交換する必要もあるかも知れません。
⑥ネイティブ4Kプロジェクター

最後は、「いつか必ず・・・」のネイティブ4Kプロジェクターです。
現時点での第一候補はビクター:DLA-V7。
値段(定価)は税込み110万円!。
8掛けでも88万円です。
それでも毎月2万円づつ順調にお金を貯めていきさえすれば4年後くらいには資金が貯まる計算です。
(もちろん上記のスクリーンとかリクライニングチェアを買い替えなければの話ですが)
私がこのクラスを買える頃にはもう2~3世代あとの製品になっているはずだと思います。
それはお値段据え置きでレーザー光源になっていたりなんかすると嬉しいのですがね。
その時が来るまでは今のDLA-X990Rを大事に使っていこうと思っております。
でも、それ以前に日本の経済が悪化してAV業界が絶滅していないか心配だったりもしますけど・・・。
夢は膨らむ。財布は萎む。
買い物って、こうしてあれこれ考えているときが一番楽しいものかも知れませんね。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!。
突然ですが。
今回は趣味のAV(オーディオ・ビジュアル)システムに関する物欲リストです。
最近、気持ちが落ち込む出来事が続いたため「ここらでパ~ッと気分転換したい!」と思いつくまま書いてみました。
マイナス思考に陥りそうになった時、私は心の奥底で燻り続けてきた「小さなフラストレーション」を解消させることでそれと一緒に「大きなストレス」も一緒に吹き飛ばして「心のバランスを保つ」ということをしております。
最初は部屋の模様替えといった些細なことでしたが、思い切って大きな買い物をしたり、今まで行ったことのない土地へ旅行に行ってみたり、あるいは全く新しい趣味を始めたりしてきました。
妻や母からは「無駄使い」とか「オタク趣味」とか「いい歳して堪え性がない」とかボロクソ言われますけど、今までずっとこうやって生きてきたのですから仕方がありません(笑)。
ちなみに、私が初めてストレス解消のために大きな買い物をしたのは大学3回生の時でした。
その時買ったのは前々から欲しかったペアで28万円もするスピーカーです。
理由はいわゆる失恋のショックというやつでした(笑)。
欲しかったモノを思い切って手に入れたことで、ヤケ買いで失ったお金と一緒に心の痛みも薄らいだ気がしたのです。
それ以来、イライラや悩み事や悲しい出来事がある度に「前から欲しかった物」を買ったり、「前からやってみたかった事」をやってみたり、「前から行ってみたかった場所」に行ってみたりするようになりました。
まあ、女性が失恋してヤケ食いするのと同じことですね(笑)。
資金は「ホームシアター基金」と称して毎月2万円(あまり余裕がないときは1万円)づつコツコツと貯めたお金です。
もっとも、去年の夏に4K対応プロジェクターと4KテレビとBS4K内蔵レコーダーを買うのにほとんど使ってしまったため、1月現在16万円ほどしかありません(笑)。
従って、以下はあくまでも「現在私が欲しいモノ」のリストでしかなく、(一部を除いて)手に入れるのは当分先になりそうです。
【DOLBY ATMOS/DTS:X対応AVアンプ】

最近はUHD-BDだけでなく従来のブルーレイにも「DOLBY ATMOS」規格の音声が収録されたソフトが増えています。
DOLBY ATMOSは上方向の音情報を加えることで今まで以上に音に包み込まれる効果が楽しめる最新サラウンド規格です。

しかし、現在私が使用中のTX-NR5010は2012年発売の製品です。
そのため(当然ですが)DOLBY ATMOSは装備されていません。
今後ファームウェアのアップデートで追加実装される可能性もほぼ100%ありません。

つまり、私は今自分の手元にあるBDソフトに映画館と同じDOLBY ATMOS音声が収録されているというのにそれを正しく再生することが出来ないでいるのです。
このフラストレーションが私の中で溜まりに溜まって今や爆発寸前になっております。
一刻も早くDOLBY ATMOSとDTS:X対応AVアンプへの買い替えが必要です。

ATMOSに対応したいというだけなら、今すぐ買うことは出来るのですよ。
今なら新方式のサラウンド規格に対応したAVアンプは新品でも3万円くらいで買えるものもありますから。
ただ一つ、個人的に拘りたいのはその質といいますかグレードといいますか、ぶっちゃけ値段のことです。
実は現在使っているオンキョー:TX-NR5010は定価35万円(実売28万円)もした高級アンプなのです。
DOLBY ATMOSやDTS:Xにこそ未対応ですが、電源トランスやプリアンプ部に高級な部品を奢った当時の最上級機種で、最新規格に拘らなければ今でも十分通用するマシーンです。
私も現状5010の音自体にはとても満足しているので、あまり安いグレードのものには下げたくないという気持ちがあります。

そんな私の第一候補はINTEGRA:DRX-7.1です。
(INTEGRAはオンキョーの中の上位ブランド)
値段はTX-NR5010と同じ35万円(税別)。
仮に8掛けで28万円になったとしても、16万円しか予算が無い今の私にはとても手が届かない代物です。
・・・いや!。
実はなんとかなりそうなんです。
最近某有名AVショップでDRX-7.1のアウトレット商品(未使用品)が半額近い17万8千円で売り出されているのを見つけてしまったのです。
あまりにも安すぎるような気もしますが、ここは私も今までプロジェクター購入で何度かお世話になっている確実に信頼出来るお店です。
おそらく、モデルチェンジが近いため在庫処分しているものと思われます。
それでもあと2万円ほど足りません・・・が、問題はありません。
だって来月頭には2月分の2万円を貯金に加えることになっているのですから!。
いつまでもグズグズしていると17万8千円のDRX-7.1が売り切れてしまいそうで、決断を急ぐ必要がありそうです。

DRX-7.1を買った場合、現在使用中のTX-NR5010は用途がなくなりますので、知人かヤフオクに売ることを考えています。
TX-NR5010は、DOLBY ATMOSとDTS:Xに未対応とはいえ、電源トランスやプリアンプ部に高級パーツを奢った当時の最上級機種で、最新サラウンド規格に拘らなければ今でも十分以上に通用するはずです。

ところで、私がオンキョー製品に固執しているのは性能云々によるものではありません。
最近のAVアンプの中でフロントパネルに入力ソースを直接選択できるスイッチがあるのは、実はオンキョー(INTEGRA)製品だけなのです。
確かにリモコンで操作することの方が多いのも確かですが、アナログオーディオ時代からアンプを直接自分の手で操作する感覚が好きな私にとってアンプはオンキョー一択になっています。
他メーカーのものは本体セレクターがロータリーダイヤルになっていて、直接セレクトはリモコンのみというものがほとんどです。
【アナログレコードプレーヤー】

私が中高生だった時代のオーディオ界はアナログレコードが主流でした。
大学3年の時に('86)初めてCDプレーヤー(というよりLDとのコンパチ機)を買ってから徐々にCDに移行していき、当時買ったレコードの大半は処分してCDに買い替えてしまいました。
しかし、特に思い出深いレコードはどうしても手放せなくて今も大事に残してあります。
一昨年、物置きからその懐かしいレコードたちを発掘してからというもの、およそ30年ぶりにアナログレコード環境を再構築したくなってしまいました。

現在購入を考えているのはオンキョー:CP-1050。
ダイレクトドライブのマニュアルプレーヤーです。
「スイッチオン」で再生スタートからリフトアップまで自動でやってくれるタイプではありません。
値段はオープン価格で、市価は4万円前後といったところです。
上記のDRX-7.1を買った場合はTX-5010を下取りに出すか売却することになりますので、このプレーヤーを買う費用くらいは捻出出来ると思います。
自分の年齢(55歳)を考えると、もしかするとこれが私の最後のレコードプレーヤーになるかも知れません。
現在フルオートでもっと安いものとかUSBでデータ録音出来るものまであるというのに、どうして今さら扱いにくいマニュアルプレーヤーが欲しいのか?。
それはこのプレーヤーの型番にある1050という数字に惹かれたからです。

実は、中学時代に私が初めて買った(そして今のところ最後の)プレーヤーが、パイオニアのPL-1050という機種だったのです。
1050という数字を見た瞬間、私は何か運命のようなものを(勝手に)感じてしまったのでした(笑)。
しかもパイオニアは現在オンキョーの子会社となっています。
かつてパイオニアファンだった者としては寂しい限りですが、これはこれでやはり運命的ですね。
【張り込み型スクリーン】

現在私が使用しているシアタールームのスクリーンはオーエス製のシネマスコープ120インチ電動巻き上げタイプです。
現在の家が完成した2011年春に実売18万円くらいで購入しました。
使い始めてもうすぐ9年になりますが、実は最近張り替えをしたくて仕方がありません。

2年ほど前から気になり始めたのですが、よく見るとスクリーンの端の部分がうねうねと波打っているのです。
フィックス(カメラ固定)の映像なら全く気になりませんが、パン(カメラがゆっくり横に移動する画面)ではこの部分の映像がゆらゆらと揺れているように見えるため非常に気になります。
これは実写映像よりもシンプルな直線が多いアニメのほうが目につきやすいです。
買ったばかりの頃はこんな風ではありませんでしたから、長く使っているうちにスクリーン生地がヨレヨレになってきたのでしょう。
これは布を上から垂らす方式である以上逃れないことなのかも知れません。
一応スクリーン下部のバトンを回すことでテンションを張り直せるようになっていますが、もう何度やっても均一な平面性は戻ってきませんでした。

ちなみに映画館のスクリーンは、トランポリンのように周囲を均等に引っ張って固定する張り込み式になっています。
これならば何年経ってもスクリーン表面がヨレヨレになることはありません。

「よーし、次は張り込み式だ!」とオーエスに問い合わせてみたところ、なぜか張り込み式のほうが電動式よりも高くてシネスコ130インチで33万円(税込み)と言われました。
さらに専門業者に取り付け施工を頼むと、なんと工事費として10万円もボッタクリやがります。
しかもい一番ビックリしたのが、前に使っていた電動スクリーンは下取り不可であるとのこと。
「それじゃ「売りっぱなし」ってことじゃないか!。」
さすがの私も電話口で口調を荒げてしまいました。

一応4KとHDRに対応する最新生地サンプルを送ってもらいましたが、スクリーンの張替えはかなり先になりそうです。
【リクライニングチェア】

映画を観るうえで最も大事な要素とは何か?。
それはプロジェクターの画質でも、前後左右から音に包まれるサラウンド音響でもありません。
2時間以上快適に座り続けていられる椅子です。

現在、我が家のシアタールームで使っているリクライニング・チェアはニトリで買った3万円くらいのものです。
最初のうちはまあまあ良かったですが、最近では私の体重(約80キロ)に耐えきれなくなってきたらしく、お尻の部分が深く沈み込み過ぎて座り心地がよくありません。
今は座布団やクッションを重ねて騙し騙し使っていますが、早めに新しく買い替えたいところです。
リクライニング・チェア交換については妻も理解してくれてはいますが、彼女は次もニトリのやつでいいと考えているようです。
しかし、私が欲しいのはそんな安物ではありません。

高級リクライニング・チェアと聞いて誰もが真っ先に思い浮ぶのはノルウェー産のエコーネス:ストレスレスチェアでしょう。
しかし家具店で実際に座ってみたところ、私のような日本人体形には座面が高めで安定性が良くありません。
さらに困ったことに座面の高さは調整不可能ときています。

カリモク:THE FIRST RU-72(Mサイズ)
そこで私が目をつけているのは、日本のカリモクというメーカーが作ったTHE FIRSTシリーズです。
国産だけに我々日本人の体形にフィットしていて長時間座っていても疲れません。
しかし、値段は税込み25万円(本体のみ)ほど。
これでもストレスレスチェアより少し安いのですが、たかが椅子に25万だなんて絶対に妻の認可は降りそうにありません。
現実的にはニトリのちょっといいやつを3~4年スパンで買い替えていって、本当に余裕が出来たら・・・ということになりそうです・・・。
⑤左旋円偏波BSアンテナ(WOWOW対応)

スクリーンやリクライニングチェアとは違い、こちらは現実的に期限が決まっています。
費用は1~2万円といったところですが、遅くとも今年の12月までに現在のBSアンテナを左旋円偏波のものに交換する必要があります。

現在は従来からのBSアンテナ(右旋)を使用しており、NHKのBS4K放送はこれで問題なく視聴出来ています。
しかし、12月1日からスタートするWOWOWの4K放送は左旋円偏波に対応したBSアンテナでなければ受信出来ません。
私にとってWOWOWはブルーレイ(購入/レンタル)に次ぐ重要な映像ソースです。
その他、現在も週一回程度だけ4K放送を実施している日本映画専門チャンネルにも左旋BSアンテナが必要です。
マスプロでもDXアンテナでも日本アンテナでも、名の通った日本メーカー製であればどこでもいいので、12月までには必ずアンテナ交換を済ませなければなりません。
ただ、4K放送は雨風には極端に弱いようです。
現在使っている45センチ径よりもっと大きなものにしたほうが良さそうです。
ブースターや分配器なども4K対応のものと交換する必要もあるかも知れません。
⑥ネイティブ4Kプロジェクター

最後は、「いつか必ず・・・」のネイティブ4Kプロジェクターです。
現時点での第一候補はビクター:DLA-V7。
値段(定価)は税込み110万円!。
8掛けでも88万円です。
それでも毎月2万円づつ順調にお金を貯めていきさえすれば4年後くらいには資金が貯まる計算です。
(もちろん上記のスクリーンとかリクライニングチェアを買い替えなければの話ですが)
私がこのクラスを買える頃にはもう2~3世代あとの製品になっているはずだと思います。
それはお値段据え置きでレーザー光源になっていたりなんかすると嬉しいのですがね。
その時が来るまでは今のDLA-X990Rを大事に使っていこうと思っております。
でも、それ以前に日本の経済が悪化してAV業界が絶滅していないか心配だったりもしますけど・・・。
夢は膨らむ。財布は萎む。
買い物って、こうしてあれこれ考えているときが一番楽しいものかも知れませんね。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!。
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