週刊映画鑑賞記(2020.2/24~2020.3/1)
毎週日曜日は、この一週間に観た映像作品について日記代わりに書き留めております。
・・・が。
今週は一本も映画見てません
週の前半は「超大怪獣大特撮大全集」の記事をまとめるのに時間を費やしていたからですが、木曜以降はコロナウィルスのせいで仕事関係がシャレにならない事態になってしまいました。
幸い我が福井県にはまだ感染された方は見つかっていませんが、この状況下で映画館に行くなどもってのほかであります。
自宅にいてもノンビリ映画なんか見ていられる状態じゃありません。
政府が急に「イベントの自粛要請」とか「小中高校臨時休校」なんて言いだしたせいで、3月の仕事の予定が軒並み変更(もしくは完全中止)になってしまいその対応に追われる毎日です。
まず、完全中止になった仕事に関しては、頼んであった助手やアルバイトの学生さんたちにキャンセルとお詫びの電話。
延期になった仕事については改めてスケジュール調整と再度のスタッフ確保をしなければならなくなっているのですが、「どうせそっちも中止になるんじゃないですか?」と断られ続けて今かなり焦っております。
あと、出入り先の一つであるA社の担当さんから怖~い話を聞かされました。
A「●●さん(私)、ちょっといいですか?。コロナの件でお話が・・・。」
私「はい。」
A「弊社でもコロナウィルス感染防止のためにいくつか決まり事を作りまして、●●さんにも順守していただきたいのです。」
私「それはもちろん!。」
A「来社時や取材から戻った時など社屋に入る時の手洗いとうがいを義務とします。外注さんたちも例外ではありません。」
私「義務・・・」
A「それと毎朝検温してください。もし発熱があった場合には隠さずに報告して絶対に無理して出社しないで下さい。」
私「分かりました・・・けど、大丈夫なんですか?。もしそれで番組に穴が開くようなことになったら・・・。」
A「うちからコロナ感染者を出すよりずっとマシです。」
私「は、はあ。」
A「万が一、うちの社員からコロナ感染者が出た場合、その者の所属部署自体は臨時休業します。それが報道部や制作部だった場合は確実に彼らと接触しているであろう●●さんにも出入りをお断りすることになります。」
私「でも、報道部はディリーのニュースをやらないわけにいかないじゃないですか。」
A「報道の場合は他の部所の報道経験者をかき集めて対応します。」
私「・・・。(こんな田舎の局でもそこまでやるか~)」
A「あと、●●さんはうち以外にもB社とC社にも出入りしてますよね。」
私「は、はい。」
A「それらの他社でコロナ感染者が出た場合、●●さんには当分の間うちの会社への出入りをご遠慮いただきます。」
私「ハイ・・・。」
これはもう、冗談でなく失職の危機であります。
コロナウィルスよ、頼むから福井に来ないでくれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ。(。>人<。)オネガイッ
あと、映画に絡んだ話も・・・

本当ならば、今日京都みなみ会館で開催されるはずだった『ウルトラマンダイナ』上映会が(すでにチケット完売だったにも関わらず)やはり中止の憂き目に遭っておりました。
まあ、このご時世に満員状態の映画館の中に2時間以上も閉じ籠るイベントなんか開催したら、世間様から何言われるか分かったもんじゃありませんからね。

私自身は『ダイナ』には行くつもりは無かったのですけど、どうしても行きたかったのが3月14日~15日にかけてオールナイトで開催される『平成ガメラ降臨祭』です。

このオールナイト上映会にはゲストとして脚本家の伊藤和典さんが来るのです!。
伊藤さんが脚本を書いた作品(『平成ガメラ3部作』『劇場版パトレイバー1&2』『MM9』など)の大ファンである私は、先日『大怪獣バラン』『獣人雪男』を観に行ったときこの情報を知って絶対に行く気満々でいました。
しかし・・・3月15日といえば、先日政府が出したイベント自粛要請の最終日ではないですか!。
今の状況を考えると、本当に開催出来るのか心配です。
それでも、一応チケットだけは抑えておこうと発売日の金曜(2/28)を迎えたのですが・・・。
妻「今度だけは絶対にダメ!。それこそ不要不急でしょ!」
私「でも、2週間後にはコロナウィルスも沈静化しているかも知れないし・・・。」
妻「あなたね、ガメラと自分の命とどっちが大事なの!?。」
そんなわけで私は参加を諦めましたが、この『平成ガメラ降臨祭』が無事開催されることを、そして大成功を収めることを心より願っています。
なぜならば、このイベントが成功すれば版権を持っている角川が再びガメラ映画製作に向けて重い腰を上げてくれるかも知れませんから。
今週もお付き合いいただきありがとうございました。