『スター・ウォーズ フォースの覚醒』(その1)
CATEGORY『スター・ウォーズ』シリーズ
トガジンです。

今日は昨年12月に公開された『スター・ウォーズ フォースの覚醒』を取り上げます。
先日3D版ブルーレイが発売されたことや、キャリー・フィッシャーの暴露本騒ぎがあったところなのでタイミングもよろしいかと(笑)。
今日と明日の2回に分けてアップします。
今回は観るまでの経緯と初めて観たときの個人的な思い出話になります。
【期待】
<オリジナル三部作>が作られた頃、「『スター・ウォーズ』サーガは全9部作である」と明言されていました。
エピソード4~6は、ルーク・スカイウォーカーを主人公とした冒険談。
次いでエピソード1~3は、時代をさかのぼってルークの父親やオビ=ワンの若い頃を描く前日談。
そして最後のエピソード7~9は、ルークやレイアの子供たちの世代の物語。
これらを3年おきに公開して、2001年に完結する、と聞かされそれを信じていました。
ところが『ジェダイの復讐』公開後、待てど暮らせどエピソード1が公開されることはありませんでした。
1999年から2005年にかけてようやく<新三部作>が作られましたが、内容的にちぐはぐな設定とCGに頼り切った現実味の無い表現によるものでストレスと不満ばかりがつのるものでした。
それでも私たちは、懲りることなく来たるべき<最終三部作>を待ち望んだのです。

新旧6部作はダース・ベイダーことアナキン・スカイウォーカーの物語でした。

その息子ルーク・スカイウォーカーは、登場作『新たなる希望』では颯爽としていたものの『帝国の逆襲』と『ジェダイの帰還』においてはまるでいいところがありませんでした。
あれではベイダーの引き立て役にすぎません。

しかし思い出していただきたい。
我々が初めて目にした『スター・ウォーズ』において、彼は間違いなく主人公でありヒーローでした。
まだ見ぬ世界の冒険に胸躍らせていた当時の少年たち(私も含む)の分身だったのです。

そのルークが皇帝にズタボロにされて父親に助けを乞う姿のイメージのまま終わってしまってよいものか。
彼が最終三部作で新時代のジェダイ・マスターとなる姿を見せてくれなければ『スター・ウォーズ』は完結しないのです。

ところがこのデブが「最初から全6部作の予定だった。9部作なんて言ってない。」などと戯言を言い出しました。
儲けるだけ儲けてやる気がなくなったのでしょうか?。
<新3部作>で自分の監督の才能の無さを思い知って逃げ腰になったのでしょうか?。

しかしルーカスフィルム売却やらなんやらいろいろあって、J・J・エイブラムスの手により<新々三部作>が始動しました。
エイブラムス監督、とてもいい感じです。
『スター・ウォーズ』の監督はこれくらいお茶目さんでないと務まりませんね。
【初見】

2015年12月19日の朝、私はここにいました。
大阪エキスポシティです。
公開初日の18日に行かなかったのは、単にIMAXの良い席が取れなかったからです。
ネット予約回線が途中でパンクするなどしてほとんど徹夜したものの、ようやく繋がったころにはもう隅っこの席しか空いていませんでした。
そこで急遽、翌日の予約に切り替えたところ画面に対してセンターライン上の良い席を取ることが出来ました。
朝1番の回と、3回目の上映2回分です。

土曜日ということもありロビーはすごい人出でごった返していました。
初日3日間限定発売のパンフレットを買い求める客が長蛇の列を作っていました。
二日目だったからでしょうか、コスプレ姿の人は見かけませんでした。
たぶん、前日はダースベイダーやジェダイやエイリアンがうようよいたのでしょうね。
お祭に乗り損ねたみたいでちょっと損した気分でした。

エキスポシティのIMAXは、縦18メートル・幅26メートルの日本最大級のスクリーンを完備しています。
次世代レーザープロジェクターにより鮮明な映像で、3Dにおいても暗くなることなく残像も皆無で映像世界への没入感は半端ないです。
『フォースの覚醒』を最初に観たときは、私はこの座席中央のF-20で鑑賞しました。
位置が少し前過ぎて、3Dメガネ無しだと視界にスクリーンが丁度よく収まるのですが、3Dメガネをかけると画面両端が少し欠けてしまうほどの距離でした。
でもこれが良かったんです。
特に「見よう」と身構えなくても「映像が勝手に視界に飛び込んでくる」感じです。
余計なことを考える余地もないくらい存分に映画を堪能できました。

20世紀フォックスからディズニーに移って、最初にシンデレラ城が出てくるのではないかという不安がありました。
結果は、このルーカスフィルムのロゴが無音で現れるところから映画が始まります。
ディズニーのロゴやファンファーレが無かったのは良かったとしても、やはり少し寂しい気はします。

そしていつものこのアバンが現われます。
この瞬間、場内に大きな拍手が沸き起ったことは言うまでもありません。

恒例の宇宙空間に飛び去っていくストーリーの前フリ。
「ルーク・スカイウォーカー」「レイア」と、懐かしくもお馴染みの名前が流れていきます。

こういう画を見せてくれると、「俺たちの好きだった世界はあのあともずっと続いていたんだ」と感じさせてくれます。
<新三部作>では微塵も得られなかった感情です。
むしろ<新三部作>では見知ったキャラクターが出てくるほど、世界が矮小化してイメージが損なわれていく気分でした。
【出会い】

本作品の、いやこれから始まる三部作の主人公レイ。
ドロイドやウーキーとも会話が出来るC-3PO要らずで、宇宙船の操縦もライトセーバーの格闘もこなす万能選手。
その出生の秘密や無意識ながらのフォースの力量など謎の多い女性です。
彼女についての私なりの考察は、明日の更新で述べさせていただきます。

元ストーム・トルーパー認証番号FN-2187ことフィン。
仲間の死によって洗脳が解けたのか正義に目覚め、ファーストオーダーを裏切ります。
気が小さく逃げることしか考えなかった彼が、レイと出会ったことで”男”になっていきます。
今後、カイロ・レンとはなにやら因縁めいた関係になっていきそうな予感で続きが楽しみです。

レジスタンスで一番の腕前のパイロット、ポー・ダメロン。
フィンを「相棒」と呼ぶナイスガイ(死語)です。
今回はハン・ソロとキャラが被るのを防ぐためか、序盤で死んだと思われていて登場シーンが少なかったです。
次回以降は、フィンの親友・レイの理解者・ルークの協力者として活躍が期待されます。

カイロ・レン。
ダース・ベイダーに憧れ、自らもマスクを被り悪事に手を染めるジェダイの脱落者。
やってることは虐殺や誘拐など最悪なのですが、思い通りにいかないとライト・セーバーで周囲の機械や部下に当たり散らしたりするまるで子供のような奴です。
彼の両親は意外な人たちで、「なるほど、そうきたか」と思いました。

新ドロイドのBB-8。
実は、彼の存在がレイやフィンやポーといったキャラクターたちを巡り合わせていました。
粋な名脇役です。
【再会】

そして最も待ち望んだ場面がめぐって来ました。
「チューイ、我が家だ!」
予告編で何度も見たシーンですが、思わず息を止めてスクリーンを見つめていました。
そうです。
これなんです。
『ジェダイの復讐』から32年、私たちはこれが観たかったんです。

主人公はレイですが、我々オールド・ファンにとってはこの人こそが主役でした。
ハリソン・フォード演じるハン・ソロ。
昔より丸くなった感はありますが、いい感じの不良オヤジです。

あの気が強くて意地っ張りだったお姫様が、フーテン旦那と不良息子に悩まされる母親になっていました。
それでもやっぱり、芯の強さは相変わらずのプリンセス・レイアです。
あれ?、まだプリンセスだったんですね。

相変わらずと言えば、空気を読めないC-3POも再登場です。
左腕が赤色になっていますが何があったんでしょうか?。
そういえば彼の右足だけシルバーである理由も映画シリーズ正史では明らかにされていません。
その他、こんな人(?)たちも。

アクバ―提督。
お元気そうでなによりです。

彼は『ジェダイの帰還』でファルコンに乗っていたあの彼と同一人物なのでしょうか?。
そして、出来るものならこの人にも居て欲しかったです。

ウエッジ・アンティリーズ中佐。
エピソード4~6でルークのパイロット仲間で最後まで生き残ったメンバーの一人です。
ポーの上官として戦闘指揮を取ったりとか、続くエピソード8でルークと再会するところとか見たかったなあ。
演じたデニス・ローソンさんの近況が分からないのですが、俳優は辞めてしまわれたのでしょうか?。

そして真打ち登場です。
ラストの数カットのみの登場でしかもセリフ無し。
無言でレイを見つめるだけでした。
これでエピソード8以降で活躍しなかったら承知しません。
故・アレック・ギネスが演じた老オビ=ワンに匹敵する存在感を期待してますよ。
【IMAX】

『フォースの覚醒』は一部分のみIMAX仕様(アスペクト約3:2)の高解像度映像になっていました。
レイとフィンがミレニアム・ファルコンでタイ・ファイターを振り切って宇宙へ逃げるまでの場面です。
時間にして5分足らずですが、この間は天井から床まで壁面すべてに映像が映し出されていました。

比較的前方の席で観ていた私は、左右だけでなく上下にまで視線を動かす羽目になりました。
あの圧倒的没入感は後にも先にも体験できていません。
ブルーレイではシネマスコープサイズにトリミングされての収録になっていました。
(『ダークナイト』のブルーレイみたいにコロコロ画面サイズが変わられても困りますが)
IMAXでの再上映がない限りあのド迫力を再体験することは出来ないようです。
【満足!】

『スター・ウォーズ フォースの覚醒』は、スピーディで大胆な展開と随所に散りばめられたユーモアが効いていて、かつての名作『帝国の逆襲』に劣らない面白さでした。
大満足です。
次回作であるエピソード8は、製作総指揮にまわったエイブラムスが監督であるライアン・ジョンソンを羨んだほどに脚本の出来が良いと聞きます。
『ローグ・ワン』ももちろんですが、来年の年末が楽しみです。
お付き合いいただきありがとうございました。
明日は『フォースの覚醒』の内容について私なりの解釈を交えながら語らせていただきます。

今日は昨年12月に公開された『スター・ウォーズ フォースの覚醒』を取り上げます。
先日3D版ブルーレイが発売されたことや、キャリー・フィッシャーの暴露本騒ぎがあったところなのでタイミングもよろしいかと(笑)。
今日と明日の2回に分けてアップします。
今回は観るまでの経緯と初めて観たときの個人的な思い出話になります。
【期待】
<オリジナル三部作>が作られた頃、「『スター・ウォーズ』サーガは全9部作である」と明言されていました。
エピソード4~6は、ルーク・スカイウォーカーを主人公とした冒険談。
次いでエピソード1~3は、時代をさかのぼってルークの父親やオビ=ワンの若い頃を描く前日談。
そして最後のエピソード7~9は、ルークやレイアの子供たちの世代の物語。
これらを3年おきに公開して、2001年に完結する、と聞かされそれを信じていました。
ところが『ジェダイの復讐』公開後、待てど暮らせどエピソード1が公開されることはありませんでした。
1999年から2005年にかけてようやく<新三部作>が作られましたが、内容的にちぐはぐな設定とCGに頼り切った現実味の無い表現によるものでストレスと不満ばかりがつのるものでした。
それでも私たちは、懲りることなく来たるべき<最終三部作>を待ち望んだのです。

新旧6部作はダース・ベイダーことアナキン・スカイウォーカーの物語でした。

その息子ルーク・スカイウォーカーは、登場作『新たなる希望』では颯爽としていたものの『帝国の逆襲』と『ジェダイの帰還』においてはまるでいいところがありませんでした。
あれではベイダーの引き立て役にすぎません。

しかし思い出していただきたい。
我々が初めて目にした『スター・ウォーズ』において、彼は間違いなく主人公でありヒーローでした。
まだ見ぬ世界の冒険に胸躍らせていた当時の少年たち(私も含む)の分身だったのです。

そのルークが皇帝にズタボロにされて父親に助けを乞う姿のイメージのまま終わってしまってよいものか。
彼が最終三部作で新時代のジェダイ・マスターとなる姿を見せてくれなければ『スター・ウォーズ』は完結しないのです。

ところがこのデブが「最初から全6部作の予定だった。9部作なんて言ってない。」などと戯言を言い出しました。
儲けるだけ儲けてやる気がなくなったのでしょうか?。
<新3部作>で自分の監督の才能の無さを思い知って逃げ腰になったのでしょうか?。

しかしルーカスフィルム売却やらなんやらいろいろあって、J・J・エイブラムスの手により<新々三部作>が始動しました。
エイブラムス監督、とてもいい感じです。
『スター・ウォーズ』の監督はこれくらいお茶目さんでないと務まりませんね。
【初見】

2015年12月19日の朝、私はここにいました。
大阪エキスポシティです。
公開初日の18日に行かなかったのは、単にIMAXの良い席が取れなかったからです。
ネット予約回線が途中でパンクするなどしてほとんど徹夜したものの、ようやく繋がったころにはもう隅っこの席しか空いていませんでした。
そこで急遽、翌日の予約に切り替えたところ画面に対してセンターライン上の良い席を取ることが出来ました。
朝1番の回と、3回目の上映2回分です。

土曜日ということもありロビーはすごい人出でごった返していました。
初日3日間限定発売のパンフレットを買い求める客が長蛇の列を作っていました。
二日目だったからでしょうか、コスプレ姿の人は見かけませんでした。
たぶん、前日はダースベイダーやジェダイやエイリアンがうようよいたのでしょうね。
お祭に乗り損ねたみたいでちょっと損した気分でした。

エキスポシティのIMAXは、縦18メートル・幅26メートルの日本最大級のスクリーンを完備しています。
次世代レーザープロジェクターにより鮮明な映像で、3Dにおいても暗くなることなく残像も皆無で映像世界への没入感は半端ないです。
『フォースの覚醒』を最初に観たときは、私はこの座席中央のF-20で鑑賞しました。
位置が少し前過ぎて、3Dメガネ無しだと視界にスクリーンが丁度よく収まるのですが、3Dメガネをかけると画面両端が少し欠けてしまうほどの距離でした。
でもこれが良かったんです。
特に「見よう」と身構えなくても「映像が勝手に視界に飛び込んでくる」感じです。
余計なことを考える余地もないくらい存分に映画を堪能できました。

20世紀フォックスからディズニーに移って、最初にシンデレラ城が出てくるのではないかという不安がありました。
結果は、このルーカスフィルムのロゴが無音で現れるところから映画が始まります。
ディズニーのロゴやファンファーレが無かったのは良かったとしても、やはり少し寂しい気はします。

そしていつものこのアバンが現われます。
この瞬間、場内に大きな拍手が沸き起ったことは言うまでもありません。

恒例の宇宙空間に飛び去っていくストーリーの前フリ。
「ルーク・スカイウォーカー」「レイア」と、懐かしくもお馴染みの名前が流れていきます。

こういう画を見せてくれると、「俺たちの好きだった世界はあのあともずっと続いていたんだ」と感じさせてくれます。
<新三部作>では微塵も得られなかった感情です。
むしろ<新三部作>では見知ったキャラクターが出てくるほど、世界が矮小化してイメージが損なわれていく気分でした。
【出会い】

本作品の、いやこれから始まる三部作の主人公レイ。
ドロイドやウーキーとも会話が出来るC-3PO要らずで、宇宙船の操縦もライトセーバーの格闘もこなす万能選手。
その出生の秘密や無意識ながらのフォースの力量など謎の多い女性です。
彼女についての私なりの考察は、明日の更新で述べさせていただきます。

元ストーム・トルーパー認証番号FN-2187ことフィン。
仲間の死によって洗脳が解けたのか正義に目覚め、ファーストオーダーを裏切ります。
気が小さく逃げることしか考えなかった彼が、レイと出会ったことで”男”になっていきます。
今後、カイロ・レンとはなにやら因縁めいた関係になっていきそうな予感で続きが楽しみです。

レジスタンスで一番の腕前のパイロット、ポー・ダメロン。
フィンを「相棒」と呼ぶナイスガイ(死語)です。
今回はハン・ソロとキャラが被るのを防ぐためか、序盤で死んだと思われていて登場シーンが少なかったです。
次回以降は、フィンの親友・レイの理解者・ルークの協力者として活躍が期待されます。

カイロ・レン。
ダース・ベイダーに憧れ、自らもマスクを被り悪事に手を染めるジェダイの脱落者。
やってることは虐殺や誘拐など最悪なのですが、思い通りにいかないとライト・セーバーで周囲の機械や部下に当たり散らしたりするまるで子供のような奴です。
彼の両親は意外な人たちで、「なるほど、そうきたか」と思いました。

新ドロイドのBB-8。
実は、彼の存在がレイやフィンやポーといったキャラクターたちを巡り合わせていました。
粋な名脇役です。
【再会】

そして最も待ち望んだ場面がめぐって来ました。
「チューイ、我が家だ!」
予告編で何度も見たシーンですが、思わず息を止めてスクリーンを見つめていました。
そうです。
これなんです。
『ジェダイの復讐』から32年、私たちはこれが観たかったんです。

主人公はレイですが、我々オールド・ファンにとってはこの人こそが主役でした。
ハリソン・フォード演じるハン・ソロ。
昔より丸くなった感はありますが、いい感じの不良オヤジです。

あの気が強くて意地っ張りだったお姫様が、フーテン旦那と不良息子に悩まされる母親になっていました。
それでもやっぱり、芯の強さは相変わらずのプリンセス・レイアです。
あれ?、まだプリンセスだったんですね。

相変わらずと言えば、空気を読めないC-3POも再登場です。
左腕が赤色になっていますが何があったんでしょうか?。
そういえば彼の右足だけシルバーである理由も映画シリーズ正史では明らかにされていません。
その他、こんな人(?)たちも。

アクバ―提督。
お元気そうでなによりです。

彼は『ジェダイの帰還』でファルコンに乗っていたあの彼と同一人物なのでしょうか?。
そして、出来るものならこの人にも居て欲しかったです。

ウエッジ・アンティリーズ中佐。
エピソード4~6でルークのパイロット仲間で最後まで生き残ったメンバーの一人です。
ポーの上官として戦闘指揮を取ったりとか、続くエピソード8でルークと再会するところとか見たかったなあ。
演じたデニス・ローソンさんの近況が分からないのですが、俳優は辞めてしまわれたのでしょうか?。

そして真打ち登場です。
ラストの数カットのみの登場でしかもセリフ無し。
無言でレイを見つめるだけでした。
これでエピソード8以降で活躍しなかったら承知しません。
故・アレック・ギネスが演じた老オビ=ワンに匹敵する存在感を期待してますよ。
【IMAX】

『フォースの覚醒』は一部分のみIMAX仕様(アスペクト約3:2)の高解像度映像になっていました。
レイとフィンがミレニアム・ファルコンでタイ・ファイターを振り切って宇宙へ逃げるまでの場面です。
時間にして5分足らずですが、この間は天井から床まで壁面すべてに映像が映し出されていました。

比較的前方の席で観ていた私は、左右だけでなく上下にまで視線を動かす羽目になりました。
あの圧倒的没入感は後にも先にも体験できていません。
ブルーレイではシネマスコープサイズにトリミングされての収録になっていました。
(『ダークナイト』のブルーレイみたいにコロコロ画面サイズが変わられても困りますが)
IMAXでの再上映がない限りあのド迫力を再体験することは出来ないようです。
【満足!】

『スター・ウォーズ フォースの覚醒』は、スピーディで大胆な展開と随所に散りばめられたユーモアが効いていて、かつての名作『帝国の逆襲』に劣らない面白さでした。
大満足です。
次回作であるエピソード8は、製作総指揮にまわったエイブラムスが監督であるライアン・ジョンソンを羨んだほどに脚本の出来が良いと聞きます。
『ローグ・ワン』ももちろんですが、来年の年末が楽しみです。
お付き合いいただきありがとうございました。
明日は『フォースの覚醒』の内容について私なりの解釈を交えながら語らせていただきます。
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