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映画と日常

”例のウィルス”に関するあれこれ

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トガジンです。

新年度が始まりました。
例年この時期は春の各種イベントとか地元局の新番組・新コーナーの準備などが目白押しで書き入れ時なのですが、今年は例のウィルスのせいで1月や2月の閑散期と同じレベルになってしまっております。
もう笑うしかありません。

それでも、「一か月分の仕事が全部無くなった~」と嘆く同業者も多い中、私は有難いことに生活するのに必要な分の仕事は頂けています。
こうなればあれこれ不安を募らせるのは止めにして、何か楽しめることを探すほうに意識を向けようと思います。

もちろん、人前ではちゃんとマスクして人混みを避けて不要不急の外出も出来る限り避けた上での話ですよ。
感染なんかしたくないし、媒介者にもなりたくないですから(笑)。



そんなわけで、当ブログでは今後いちいち「新型コロナウィルス」と書くのを止めることに決めました。
なんか鬱陶しいですから。

でも、日常生活にも映画にもアレが大きな悪影響を及ぼしているのは事実です。
だから、どうしても必要な時には「例のウィルス」と書き表すことにしました。

『例のあの人』
なんだか『ハリー・ポッター』の「例のあの人」みたいですけど(笑)、こうして名前を言わなければこっちに近寄って来ないような気がするのですよ。



出るのか?「緊急事態宣言」
例のウィルスに怯える国民に対し「1世帯に布マスク2枚づつ配布しまっせ」とドヤ顔で発表してくれた安倍総理(笑)。
そうやって心和ませてくれる裏側で、今彼が決断を迫られているのは、2011年3月福島第一原発事故の際の原子力緊急事態宣言以来となる「緊急事態宣言」発令の是非についてです。

『シン・ゴジラ』より 緊急事態宣言
この「緊急事態宣言」という言葉を聞いた瞬間、私は即座に映画『シン・ゴジラ』のワンシーンを思い出しておりました。

『シン・ゴジラ』より 総理「今まで出たことがない大変な布告だぞ」
総理「しかし、今まで出たことがない大変な布告だぞ」

『シン・ゴジラ』より 官房長官「ご決断を!」
官房長官「時間がありません。ご決断を!」

現総理と官房長官
・・・みたいなやりとりが本物の総理と官房長官との間でも行われているのでしょうかね~(笑)。



最後にちょっと近況報告など。

おととい(1日)から昨日(2日)までの二日間、母と妹と私の3人で京都へ行っておりました。
こんな書き方をするとまるで家族旅行みたいに思われそうですがそうではありません。
実は京都に住んでいる伯母(母の姉)が亡くなったのです。
喪主である従兄は「こんな時だから家族葬にする。落ち着いてから焼香に来てくれればいい。」と言ってきてくれましたが、故人の実妹である母は「どうしても姉に直接お別れを言いたい」と聞き入れようとしません。
しまいには自分一人で電車で行こうと切符の準備を始める始末です。
以前メニエール病で倒れたことがある母を一人で行かせるわけにはいきません。
そのため、私と現在在宅勤務になっている妹も一緒に車で京都へ行くことになりました。

実は、今年1月にご近所と大阪時代の旧友が立て続けに亡くなったため、葬式に参列するのは今年に入ってこれが3回目です。
まさかたった3ヶ月の間に3度も黒ネクタイを締めることになるとは・・・。

葬儀場は親族だけとはいえ結構な人数が集まっていました。
ほぼ全員が喪服にマスク姿で、しかも家族単位である程度距離を置きながらの葬儀という実に異様な風景になっていました。
それでも母と他の兄妹や親戚たちは近寄ってお喋りを始めます。
話題はやはり「マスクが手に入らない」とか「会社がずっと休みで収入激減で困ってる」とか「子供の学校は無事始まるのか」とかいった例のウィルスがらみのことばかり。
そんな中、母は時折「喋りにくい」と言ってマスクを外そうとしてしまいます。
私と妹はそのたびに「お母さん、マスク外したらあかんよ。」と、母の監視役ばかりしておりました。

ただ、こんな時期ではありますが、京都へ行くに当たり一つだけ楽しみにしていたことがありました。
従兄の孫娘であるももちゃん(2歳:桃の節句に産まれたからももちゃん)に会えるかも知れないということです。
ももちゃんは昨年夏に一日だけ(それも数時間)福井に来てくれたことがあるだけでしたが、そのあどけない笑顔とまだカタコトの言葉に新鮮な感動と癒しを与えてくれた女の子なのです。

しかし、例のウィルスに感染でもしたら大変だということで葬儀場にももちゃんの姿はありませんでした。
まあ予想していたことではありましたが残念です。
今年の夏にはまた福井に遊びに来てほしいなあ。
その時までに「例のウィルス」騒ぎが沈静化してくれることを願うばかりです。



今回はあまり映画に関係ない話でしたが、お付き合いいただきありがとうございました。
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