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映画と日常

週刊映画鑑賞記(2020.4/13~2020.4/19)

トガジンです。
毎週日曜は、この一週間に観た映像作品について日記代わりに書き留めております。

木曜日には緊急事態宣言が日本全国に拡大されました。
それを受けて我が福井県の映画館も名画座一軒を除いてほぼすべて休業状態に入っています。
目ぼしい作品はほとんど公開延期になっていたのでそれほど困りはしませんが、やはりこの現状は寂しいですね。

この春公開予定だったタイトルは夏へ、そして夏公開予定のものは秋か正月映画へとスライドしていくものと思います。
(まあ、それも夏までに例のウィルスが沈静化していればの話ですが・・・)
昨年私がエキストラ参加した『るろうに剣心』の公開も秋以降にズレ込むのでしょうか?。



4/14(火)
火曜日は一日丸ごとお休みだったので、終日ホームシアターをフル稼働させておりました。
先々週まとめ借りしたドルビーアトモス収録ブルーレイの返却期限が迫って来たため、これらの中からサラウンド効果の高そうな場面だけを十数分づつチョイスして音響効果を重点的に楽しむことにしました。

『アクアマン』
(ホームシアター:レンタルBlu-ray)
『アクアマン』ポスター画像
周囲360°音に包まれる水中シーンや潜水艦内シーン、さらに主人公とヒロインと敵のパワードスーツ兵士が家屋をブチ抜きながら戦うシーンと、サラウンド好きならば涎を垂らして喜びそうなシーンが満載の映画です。
一番の見どころ(聴きどころ)はやはり水中シーン。
映像だけでなく音響もフルに使って「浮遊感」を味わわせてくれます。

『移動都市/モータル・エンジン』
(ホームシアター:レンタルBlu-ray)
『移動都市/モータル・エンジン』ポスター画像
車輪が取り付けられた移動型都市同士が争い合う未来のお話。
サラウンドファンとしては、超巨大都市ロンドンが弱小採掘都市を追う冒頭のチェイスシーンだけでお腹いっぱいであります。
都市内部でも常に鳴り響く機械音が前後左右&上下に振り分けられて、この異様な世界に臨場感をもたらしています。
逆に言えば、都市の外に出てしまうシーンでは途端に音情報が減ってしまうため寂しく感じる部分もありました。

『ゴースト・イン・ザ・シェル』
(ホームシアター:レンタルBlu-ray)
ゴースト・イン・ザ・シェル
押井守監督のアニメ版には無かった都市の大型広告の数々。
素子やバトーが地上を歩くときこれらの音が頭上から聞こえてくるものと思っていましたが、トップスピーカーにはあまり音情報を振っていない様子でガッカリです。
アトモス効果を強く感じたのは電脳同士の通信シーンでした。
つまり、素子やバトーは英語で喋っているのに荒巻(演:ビートたけし)が普通に日本語で喋るあの珍場面です(笑)。
まあ、公安9課の面々は脳内で翻訳出来るからあれでいいのでしょうけど、何度見ても日本人としては変な気分です。

『ファーストマン』
(ホームシアター:レンタルBlu-ray)
『ファースト・マン』ポスター画像
公開当時、IMAXで観てきた映画です。
日本でも屈指の大劇場で見ただけあって実験機や宇宙船内部の機械音や軋みなど物凄い轟音で包み込まれましたが、その反面、壁や天井から聞こえているはずの細かい音まで轟音に飲み込まれてしまっていたように思います。

今回ホームシアターの小規模サラウンドで聴いていると、狭い操縦席の中でギシギシ軋む機体の音を聞いているパイロットの不安とか孤独とかいった感情を親身に感じます。
そういえば、『機動戦士ガンダム』でカイ・シデンがモビルスーツに乗り込むとき「また棺桶入りかよ」と言っていたのを改めて思い出しました。

アトモス収録のレンタルBDたち
結局、借りたまま一度も見ないで返したディスクが3枚ほどありました。
もうまとめ借りはやめよう・・・。



4/18(土)
『エール』🈠
(居間49インチ4K液晶テレビ:NHK総合)
2020年春のNHK朝ドラ『エール』ポスター画像
例のウィルス感染によって暇が出来たことでNHKの朝ドラを見る機会が大幅に増えました。
現在の『エール』も一話から見てますが、幼少時代シリーズが終わってからというもの子役さんロス状態に陥ってしまって毎日見る気が失せておりました。
それでも、流石はNHKです。
土曜日には一週間分まるごと再放送と親切丁寧な総集編を放送してくれるので、結局第3週も見てしまいました(笑)。

『エール』裕一&鉄雄(青年)
家庭の事情で音楽の道を諦めざるを得なくなった裕一。
そんな彼の前に荒々しい雰囲気をまとった一人の男が現れました。

『エール』裕一&鉄雄
その男は少年時代に裕一の言葉にほだされて詩人を目指すようになっていたガキ大将の鉄雄でした。
少年時代と同じ強い意志力を持ったキャラクターとして再登場してきたことにホッとしました。
実はイケメン若手俳優にバトンタッチすることで、子役時代を演じた込江大牙くんの野性味が失われるのではないかと内心心配していたのです。

『エール』鉄雄再来
好きな音楽を奪われ元の「ずぐだれ(意気地なし)」に戻りつつある裕一を、今や親友となった鉄雄が救ってくれるのでしょうか。
いいなあ、この繋がり方。

この先恩人役で登場する志村けんさんが急逝されたり、ドラマと連動するはずのオリンピックが延期になったり、果てはドラマの収録もストップしたりと災難続きですが、なんとか中途半端なまま終わってしまうことがないよう願っています。


今週もお付き合いいただきありがとうございました。
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