週刊映画鑑賞記(2020.4/27~2020.5/3)
CATEGORY週刊映画鑑賞記
トガジンです。
毎週日曜は、この一週間に観た映像作品について日記代わりに書き留めております。
4/27(月)
『嵐電』🈠
(ホームシアター:WOWOW録画)

昨年京都みなみ会館で予告編を見たときからずっと気になっていた映画です。
今回WOWOWで放送されてようやく鑑賞することが出来ました。
こうしたマイナー映画も放送してくれるWOWOWに感謝です。

狐と狸が乗務する嵐電に乗ったカップルには必ず別れが訪れるという都市伝説を追うルポライター。
太秦撮影所に出入りする弁当屋の娘と東京から来たイケメン俳優との悲恋話。
そして、嵐電専門の撮り鉄高校生と修学旅行で京都に来て彼に一目惚れした東北の女子高生。
この3つのストーリーラインが絡み合って嵐電にまつわる不思議なお話が展開する・・・と思っていたのですが、脚本構成が途中で方向を見失っている感があって腑に落ちる終わり方にならなかったのが残念です。

『学校の怪談4』『DESTINY 鎌倉ものがたり』『ウルトラQ「あけてくれ!」』など、電車が異次元の世界に繋がっているというお話は結構数多いです。
やや消化不良気味ではあったものの、この着想そのものは面白いと思いました。
ただ、音響効果にちぐはぐな個所が多くて映画の世界に素直に入り込むことが困難でした。
特に5.1chサラウンドの音の振り分けが滅茶苦茶で、画面内で喋っている人物の声が全然違う方向から聞こえてきたりするのでストーリーが素直に頭に入ってきません。
私は映画を見ていて音に違和感を感じてしまうと途端に醒めてしまうのです。
このお話ならば無理して5.1chに労力を割いたりせずモノラルで勝負したほうが良かったのではないかと思います。

序盤の舞台は京都東映太秦撮影所内でした。
この広場と撮影準備に使われるプレハブ小屋には、私も『カツベン!』の撮影にエキストラとして参加した時(2018年9月)の待機場所だったのでとても懐かしい気持ちで見ておりました。
後ろの樹木の葉が落ちているのでどうやら撮影は冬に行われたようです。
根元に祠がありましたが、何かの神様が祭られている木なのでしょうか?。

ちなみにこちらがその時の私です(笑)。
『カツベン!』の現場は楽しかったなあ。
例のウィルスが収まった暁にはまたあの頃みたいに映画撮影に参加したいです。

他に、太秦撮影所へ行くとき乗り換えで利用した帷子ノ辻駅や西院駅、そして太秦広隆寺駅のシーンなども懐かしかったです。
あと、この写真に写ってる主演女優の大西礼芳さんが結構好みのタイプで、ストーリーや音響効果に難が多くても彼女を目で追うだけで2時間弱完走することが出来ました。
4/28(火)
『レイダース!』🈠
(居間49インチ液晶テレビ:NETFLIX)

スティーブン・スピルバーグ監督の『レイダース/失われたアーク<聖櫃>』を自分たちの手で完全リメイクした二人の少年(当時)とその仲間たち!?。

一人はエリック・ザラ。
企画・監督であり、インディ役を体当たりで熱演。

もう一人はプロデューサーであり、同時に宿敵ベロック役を演じたクリス・ストロンポロス。

家の台所で酒場の乱闘シーンを撮影中、背中に本当に火がついて大慌て。
私も彼らと同じ頃にビデオで映画作りをしたことがありますが、ここまでバカにはなり切れませんでした(笑)。
大笑いしながら見ていても自分の高校時代を思い出して懐かしいやら悔やしいやら・・・。
学生時代に一度でも映画作りに身を投じたことのある者の目には、こいつらのバカさ加減がとてつもなく愛おしいものに映るはずです。

クライマックスシーンもこのとおり。
もちろんベロックの頭は爆発し、トートの顔もドロドロに溶けていきます。

映画は一応完成したものの、二人は意見の食い違いから仲違いをして今はすっかり疎遠になっていました。
そして30数年後・・・。

高校時代にはどうしても実現できなかった飛行機爆破シーンを撮り足すために再びかつての仲間が集まります。
その結果は・・・?。
このドキュメンタリーだけでなく、彼らが作ったコピー版『レイダース/失われたアーク<聖櫃>』全編も見たくなることうけあいです。
連日
『エール』
(居間49インチ4K液晶テレビ:NHK総合)

今週も展開超早いです(笑)。

裕一と音の出会いから疾風怒濤の展開でプロポーズまで一気に突き進み、反対していた音の母も裕一の父もいつの間にか二人の結婚を認めてくれるようになっておりました。

今週は唐沢寿明さん演じる裕一の父:三郎が大ヒットでした(笑)。
ちょっとやりすぎ気味ではありますが、彼のコミカルな姿のおかげで裕一の「養子縁組」問題を忘れてドラマを楽しんでいられます。

しかし、今週一番の目玉は先ごろお亡くなりになられた志村けんさんの登場シーンでしょう。
役のモデルは山田耕作だそうですが、なんだか裕一の行く手に立ち塞がる壁のような存在に見えました。
史実では山田耕作は古関裕而先生の憧れの人であり、作曲家としてコロムビアに紹介してくれた恩人でもあったはずですが、ドラマではそのあたりの設定に手が加えられているのかも知れません。
いずれにせよ志村さんご存命中にどこまで撮影が進んでいたのかが気になります。
後半ナレーション処理だらけになってしまうのではないかと余計な心配をしているところです。
今週はちょっとまとまりのない記事になってしまいました。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
毎週日曜は、この一週間に観た映像作品について日記代わりに書き留めております。
4/27(月)
『嵐電』🈠
(ホームシアター:WOWOW録画)

昨年京都みなみ会館で予告編を見たときからずっと気になっていた映画です。
今回WOWOWで放送されてようやく鑑賞することが出来ました。
こうしたマイナー映画も放送してくれるWOWOWに感謝です。

狐と狸が乗務する嵐電に乗ったカップルには必ず別れが訪れるという都市伝説を追うルポライター。
太秦撮影所に出入りする弁当屋の娘と東京から来たイケメン俳優との悲恋話。
そして、嵐電専門の撮り鉄高校生と修学旅行で京都に来て彼に一目惚れした東北の女子高生。
この3つのストーリーラインが絡み合って嵐電にまつわる不思議なお話が展開する・・・と思っていたのですが、脚本構成が途中で方向を見失っている感があって腑に落ちる終わり方にならなかったのが残念です。

『学校の怪談4』『DESTINY 鎌倉ものがたり』『ウルトラQ「あけてくれ!」』など、電車が異次元の世界に繋がっているというお話は結構数多いです。
やや消化不良気味ではあったものの、この着想そのものは面白いと思いました。
ただ、音響効果にちぐはぐな個所が多くて映画の世界に素直に入り込むことが困難でした。
特に5.1chサラウンドの音の振り分けが滅茶苦茶で、画面内で喋っている人物の声が全然違う方向から聞こえてきたりするのでストーリーが素直に頭に入ってきません。
私は映画を見ていて音に違和感を感じてしまうと途端に醒めてしまうのです。
このお話ならば無理して5.1chに労力を割いたりせずモノラルで勝負したほうが良かったのではないかと思います。

序盤の舞台は京都東映太秦撮影所内でした。
この広場と撮影準備に使われるプレハブ小屋には、私も『カツベン!』の撮影にエキストラとして参加した時(2018年9月)の待機場所だったのでとても懐かしい気持ちで見ておりました。
後ろの樹木の葉が落ちているのでどうやら撮影は冬に行われたようです。
根元に祠がありましたが、何かの神様が祭られている木なのでしょうか?。

ちなみにこちらがその時の私です(笑)。
『カツベン!』の現場は楽しかったなあ。
例のウィルスが収まった暁にはまたあの頃みたいに映画撮影に参加したいです。

他に、太秦撮影所へ行くとき乗り換えで利用した帷子ノ辻駅や西院駅、そして太秦広隆寺駅のシーンなども懐かしかったです。
あと、この写真に写ってる主演女優の大西礼芳さんが結構好みのタイプで、ストーリーや音響効果に難が多くても彼女を目で追うだけで2時間弱完走することが出来ました。
4/28(火)
『レイダース!』🈠
(居間49インチ液晶テレビ:NETFLIX)

スティーブン・スピルバーグ監督の『レイダース/失われたアーク<聖櫃>』を自分たちの手で完全リメイクした二人の少年(当時)とその仲間たち!?。

一人はエリック・ザラ。
企画・監督であり、インディ役を体当たりで熱演。

もう一人はプロデューサーであり、同時に宿敵ベロック役を演じたクリス・ストロンポロス。

家の台所で酒場の乱闘シーンを撮影中、背中に本当に火がついて大慌て。
私も彼らと同じ頃にビデオで映画作りをしたことがありますが、ここまでバカにはなり切れませんでした(笑)。
大笑いしながら見ていても自分の高校時代を思い出して懐かしいやら悔やしいやら・・・。
学生時代に一度でも映画作りに身を投じたことのある者の目には、こいつらのバカさ加減がとてつもなく愛おしいものに映るはずです。

クライマックスシーンもこのとおり。
もちろんベロックの頭は爆発し、トートの顔もドロドロに溶けていきます。

映画は一応完成したものの、二人は意見の食い違いから仲違いをして今はすっかり疎遠になっていました。
そして30数年後・・・。

高校時代にはどうしても実現できなかった飛行機爆破シーンを撮り足すために再びかつての仲間が集まります。
その結果は・・・?。
このドキュメンタリーだけでなく、彼らが作ったコピー版『レイダース/失われたアーク<聖櫃>』全編も見たくなることうけあいです。
連日
『エール』
(居間49インチ4K液晶テレビ:NHK総合)

今週も展開超早いです(笑)。

裕一と音の出会いから疾風怒濤の展開でプロポーズまで一気に突き進み、反対していた音の母も裕一の父もいつの間にか二人の結婚を認めてくれるようになっておりました。

今週は唐沢寿明さん演じる裕一の父:三郎が大ヒットでした(笑)。
ちょっとやりすぎ気味ではありますが、彼のコミカルな姿のおかげで裕一の「養子縁組」問題を忘れてドラマを楽しんでいられます。

しかし、今週一番の目玉は先ごろお亡くなりになられた志村けんさんの登場シーンでしょう。
役のモデルは山田耕作だそうですが、なんだか裕一の行く手に立ち塞がる壁のような存在に見えました。
史実では山田耕作は古関裕而先生の憧れの人であり、作曲家としてコロムビアに紹介してくれた恩人でもあったはずですが、ドラマではそのあたりの設定に手が加えられているのかも知れません。
いずれにせよ志村さんご存命中にどこまで撮影が進んでいたのかが気になります。
後半ナレーション処理だらけになってしまうのではないかと余計な心配をしているところです。
今週はちょっとまとまりのない記事になってしまいました。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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