壁掛けテレビ大作戦!
CATEGORYホームシアター
トガジンです。
突然ですが・・・

このたび、寝室のテレビ(32インチ液晶)を壁掛けにしてみました。

ベッドの足元方向の壁に、寝たまま見るのに丁度良い高さにテレビを設置します。
もちろん、業者に頼まず全部で自分の手で取り付けました。
今回の記事はそのDIY作業の記録です。

壁付けに使った液晶テレビは東芝:32ZP2。
2011年製の32インチで、現在の家を建てた時にホームシアター部屋のサブテレビ(番組視聴とレコーダーの録画操作用)として買ったものです。
さすがに9年前の製品なのでNETFLIXやAMAZONプライムビデオ等ネット配信ビデオには対応してませんが、基本性能(特に画質)の良さはそれを補って余りあるほどのもので、売却したり死蔵させてしまうには惜しい優秀なテレビです。

また、32ZP2は今ではもう珍しくなった3D対応テレビです。
偏光メガネ方式なので付属のメガネ以外にも映画館で100円で買い取ったリアル3D方式メガネも使えます。
あと『スター・ウォーズ:フォースの覚醒』のときに映画館で買ったキャラ物も(笑)。
(まあ、ベッドに夫婦並んで寝そべりながら3D映画を見るなんてことはまずないでしょうけど)

取付金具は条件に合うものをいろいろ探してコレに決めました。
↓アマゾン販売ページ
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B07ZK8LCTZ/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o03_s00?ie=UTF8&psc=1
シンプルで組み立て易そうだったのと、なにより値段が安かった(2,000円ちょっと)のが決め手でした。

取付部材(部品)を開梱。
壁に直接取り付けるアーム部とテレビ背面のVESAネジ穴に取り付けるプレート、それに各種ネジ類とケーブルタイと説明書。
そして、小さいながらも水平器が付属していました。
テレビに水平はとても大事です。
水平が狂ったまま壁に固定してしまったら、この先ず~っと傾いたテレビを見続けることになってしまうからです。
さて、寝室に限らず、我が家の壁のほとんどは石膏ボードで覆われています。
そこに直接TVを取り付けたとしても、ネジが緩んで落下する危険が高いです。
(ホームシアター部屋だけは唯一例外で、スピーカー取り付け用に一部の壁裏に木板を仕込んでもらってます。)

安全のため、壁の内側に張ってある柱や横胴縁(横板)にネジ止めする必要があります。
それら下地となる部分を探す作業には、スピーカー天吊り作業の時大活躍してくれたシンワ測定株式会社の「下地探しどこ太」を使いました。
壁の目星を付けたあたりを針でプスプス刺してみて、固く刺さりにくい場所があればその下に下地となる柱や横胴縁があるということです。

結果、テレビを掛けたいポイントに柱は無かったものの、床から30センチおきに横胴縁が張られていることが分かりました。
ベッドから見た場合に見やすい角度になる床から150センチと180センチの位置にマーキングを付けておきます。

しかし、購入した金具のベース金具(壁に直接取り付ける部分)の高さは21センチしかありません。
上部3つのネジを下地部分に取り付けるとしてもあとの2つは石膏ボードに打ち込むことになってしまいます。

下の2本にはこのような石膏ボード用アンカーを使うことも考えましたが、後々(さらに大きなテレビに掛け替える場合も考えて)後悔しないようガッツリ固定してしまいたいところです。

そんなわけでホームセンターで600ミリx400ミリのパイン集成材木板を買ってきました。
お値段1,580円なり。
上下30センチの下地幅を完全にカバー出来るサイズの木板を壁にガッチリ固定して、その上にテレビ壁掛け金具を取り付けるのです。

パイン集成材はオーディオラックにも使えるほどの強度と、程よい加工のし易さを合わせ持った木材です。

いよいよ取り付け作業開始。
まずパイン集成材にネジ打ち用のマーキングを施します。
壁の内側に張られている横胴縁の間隔は上下30センチ。
高さ40センチの板の上下5センチのところに線を引けば、それが自動的に縦幅30センチのガイドラインになるわけです。

上下のセンター位置に錐やドリルで下穴を開けます。
木ネジで板を固定するときは「板割れ」の可能性があるため、私は必ず下穴を開けてからネジ止めすることにしております。
ただし、私はインパクト(電動のドリル&ドライバー)を持っていないので下穴開けもネジ止めも手回しです。

まず上部中心部を高さ180センチの下地部分にネジ止め。

付属の水平器で傾きを確認しながら・・・

中央下部分もネジ止めします。

さらに四隅とそれぞれの中間もネジ止めしていきます。
今回は上下それぞれ5本づつ、合計10本のネジを使って壁に木版を固定しました。
ネジは全て壁内側の下地に固定していますから10キロ程度の液晶テレビくらいならビクともしないはずです。

ここまで進めて、最初に止めた上部中央のネジを一度抜きます。
なぜならば・・・。

少しでも強度を高めるため、取付金具の一番上のネジを一番丈夫な下地部分に取り付けるためです。
金具の上部には3つのネジ穴が並んでいるため、それら全部を横胴縁に固定できればかなり安全度が高まります。
(下の2つは短いネジでパイン材に固定します)

金具も水平器で傾きをチェックしながら慎重に取り付け。

全部のネジを締めて取付完了!。

位置がかなり上寄りになってますが、どうせテレビの裏側になって見えない部分なので問題ありません。
それよりも強度(=安全性)が高まったことに満足しています。
試しに体重80キロの私が思いっきり体重をかけてみましたがビクともしませんでした。

お次はテレビ側の作業に移ります。
液晶部の破損を避けるため、作業はベッドの上で行いました。
まず脚部を取り外します。

裏側のVESA規格ネジ穴にバックプレートを取り付けます。

取付完了。
ネジは32ZP2に付いていたものを使いました。

壁に取り付けたアームの先にプレートを引っかけてネジ止めします。
ここまでは全部私一人で作業しましたが、この部分だけは一人では難しいため妻に手伝ってもらいました。
二人でテレビの左右を支えながらジョイント部分に引っかけ、妻に支えてもらっている間に素早くネジ止めします。

とりあえずテレビの壁付け作業完了です。
手前味噌ですがなかなか良い感じになりました。

アンテナ線やHDMI機器、そしてLANケーブルを接続していきます。

とりあえず外部機器としてソニーのPS3(プレイステーション3)を接続しておきました。
我が家にはPS3が2台あって、一台はシアタールームに置いた初期型、そしてこちらは妻所有の中期型(CECH-2500B)です。
これ一台でBD/DVD再生とNETFLIXやAMAZONプライム等配信ビデオ視聴、ついでにゲームも(笑)楽しめます。
また、他の部屋に設置している複数のDIGA(BDレコーダー)の録画番組をLAN経由で見ることも出来ます。
32ZP2のHDMI入力はまだ2つ残っているので、後々レコーダーやFire TVなども接続可能です。

しかしテレビの下からだらんと垂れ下がったケーブル類が気になります。
出来るだけ壁紙に近い白色のケーブルを使ったのですが、やはりこれではみっともなくて仕方ありません。

そこでホームセンターで配線カバー(モール)を使ってケーブルを隠すことに。
1本200円弱の1mものを4本(床配線用も含む)で800円ほどでした。
色は壁紙に近いミルキーホワイトです。

ケーブルを束ねたモールはテレビの真下から真っすぐ下へ向けて配置しました。
変に隠そうとするよりも、こうしてテレビの中央から堂々と延びてるほうがなんだか清々しい気がします(笑)。
また、後々テレビを大型のもの(43インチまでは設置可能)に交換したとしても見栄えは変わりません。

テレビを下向きに傾斜させているため背後に若干のスペースが出来ています。
このスペースが勿体ないので、幅10センチほどの木板(桐)とL型金具を買ってきて小さな棚を作りました。
この追加費用は1,000円くらいだったと思います。
何を置くかは特に考えず作ったのですが・・・。

「あら、いい場所が出来たわ♪」と、妻に消臭元の置き場にされそうになりました。
「そんなもん置いたらテレビの上から見えて格好悪いやろ!。」というわけで却下であります。

そんなわけで、我が家の壁掛けテレビが無事完成しました。
写真は使用イメージです(汚い足でスミマセン)。
費用は全部で4,000円程度で済みました。
これでベッドに寝っ転がったままテレビを見たり映画見たりゲームで遊んだり出来ます。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
突然ですが・・・

このたび、寝室のテレビ(32インチ液晶)を壁掛けにしてみました。

ベッドの足元方向の壁に、寝たまま見るのに丁度良い高さにテレビを設置します。
もちろん、業者に頼まず全部で自分の手で取り付けました。
今回の記事はそのDIY作業の記録です。

壁付けに使った液晶テレビは東芝:32ZP2。
2011年製の32インチで、現在の家を建てた時にホームシアター部屋のサブテレビ(番組視聴とレコーダーの録画操作用)として買ったものです。
さすがに9年前の製品なのでNETFLIXやAMAZONプライムビデオ等ネット配信ビデオには対応してませんが、基本性能(特に画質)の良さはそれを補って余りあるほどのもので、売却したり死蔵させてしまうには惜しい優秀なテレビです。

また、32ZP2は今ではもう珍しくなった3D対応テレビです。
偏光メガネ方式なので付属のメガネ以外にも映画館で100円で買い取ったリアル3D方式メガネも使えます。
あと『スター・ウォーズ:フォースの覚醒』のときに映画館で買ったキャラ物も(笑)。
(まあ、ベッドに夫婦並んで寝そべりながら3D映画を見るなんてことはまずないでしょうけど)

取付金具は条件に合うものをいろいろ探してコレに決めました。
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シンプルで組み立て易そうだったのと、なにより値段が安かった(2,000円ちょっと)のが決め手でした。

取付部材(部品)を開梱。
壁に直接取り付けるアーム部とテレビ背面のVESAネジ穴に取り付けるプレート、それに各種ネジ類とケーブルタイと説明書。
そして、小さいながらも水平器が付属していました。
テレビに水平はとても大事です。
水平が狂ったまま壁に固定してしまったら、この先ず~っと傾いたテレビを見続けることになってしまうからです。
さて、寝室に限らず、我が家の壁のほとんどは石膏ボードで覆われています。
そこに直接TVを取り付けたとしても、ネジが緩んで落下する危険が高いです。
(ホームシアター部屋だけは唯一例外で、スピーカー取り付け用に一部の壁裏に木板を仕込んでもらってます。)

安全のため、壁の内側に張ってある柱や横胴縁(横板)にネジ止めする必要があります。
それら下地となる部分を探す作業には、スピーカー天吊り作業の時大活躍してくれたシンワ測定株式会社の「下地探しどこ太」を使いました。
壁の目星を付けたあたりを針でプスプス刺してみて、固く刺さりにくい場所があればその下に下地となる柱や横胴縁があるということです。

結果、テレビを掛けたいポイントに柱は無かったものの、床から30センチおきに横胴縁が張られていることが分かりました。
ベッドから見た場合に見やすい角度になる床から150センチと180センチの位置にマーキングを付けておきます。

しかし、購入した金具のベース金具(壁に直接取り付ける部分)の高さは21センチしかありません。
上部3つのネジを下地部分に取り付けるとしてもあとの2つは石膏ボードに打ち込むことになってしまいます。

下の2本にはこのような石膏ボード用アンカーを使うことも考えましたが、後々(さらに大きなテレビに掛け替える場合も考えて)後悔しないようガッツリ固定してしまいたいところです。

そんなわけでホームセンターで600ミリx400ミリのパイン集成材木板を買ってきました。
お値段1,580円なり。
上下30センチの下地幅を完全にカバー出来るサイズの木板を壁にガッチリ固定して、その上にテレビ壁掛け金具を取り付けるのです。

パイン集成材はオーディオラックにも使えるほどの強度と、程よい加工のし易さを合わせ持った木材です。

いよいよ取り付け作業開始。
まずパイン集成材にネジ打ち用のマーキングを施します。
壁の内側に張られている横胴縁の間隔は上下30センチ。
高さ40センチの板の上下5センチのところに線を引けば、それが自動的に縦幅30センチのガイドラインになるわけです。

上下のセンター位置に錐やドリルで下穴を開けます。
木ネジで板を固定するときは「板割れ」の可能性があるため、私は必ず下穴を開けてからネジ止めすることにしております。
ただし、私はインパクト(電動のドリル&ドライバー)を持っていないので下穴開けもネジ止めも手回しです。

まず上部中心部を高さ180センチの下地部分にネジ止め。

付属の水平器で傾きを確認しながら・・・

中央下部分もネジ止めします。

さらに四隅とそれぞれの中間もネジ止めしていきます。
今回は上下それぞれ5本づつ、合計10本のネジを使って壁に木版を固定しました。
ネジは全て壁内側の下地に固定していますから10キロ程度の液晶テレビくらいならビクともしないはずです。

ここまで進めて、最初に止めた上部中央のネジを一度抜きます。
なぜならば・・・。

少しでも強度を高めるため、取付金具の一番上のネジを一番丈夫な下地部分に取り付けるためです。
金具の上部には3つのネジ穴が並んでいるため、それら全部を横胴縁に固定できればかなり安全度が高まります。
(下の2つは短いネジでパイン材に固定します)

金具も水平器で傾きをチェックしながら慎重に取り付け。

全部のネジを締めて取付完了!。

位置がかなり上寄りになってますが、どうせテレビの裏側になって見えない部分なので問題ありません。
それよりも強度(=安全性)が高まったことに満足しています。
試しに体重80キロの私が思いっきり体重をかけてみましたがビクともしませんでした。

お次はテレビ側の作業に移ります。
液晶部の破損を避けるため、作業はベッドの上で行いました。
まず脚部を取り外します。

裏側のVESA規格ネジ穴にバックプレートを取り付けます。

取付完了。
ネジは32ZP2に付いていたものを使いました。

壁に取り付けたアームの先にプレートを引っかけてネジ止めします。
ここまでは全部私一人で作業しましたが、この部分だけは一人では難しいため妻に手伝ってもらいました。
二人でテレビの左右を支えながらジョイント部分に引っかけ、妻に支えてもらっている間に素早くネジ止めします。

とりあえずテレビの壁付け作業完了です。
手前味噌ですがなかなか良い感じになりました。

アンテナ線やHDMI機器、そしてLANケーブルを接続していきます。

とりあえず外部機器としてソニーのPS3(プレイステーション3)を接続しておきました。
我が家にはPS3が2台あって、一台はシアタールームに置いた初期型、そしてこちらは妻所有の中期型(CECH-2500B)です。
これ一台でBD/DVD再生とNETFLIXやAMAZONプライム等配信ビデオ視聴、ついでにゲームも(笑)楽しめます。
また、他の部屋に設置している複数のDIGA(BDレコーダー)の録画番組をLAN経由で見ることも出来ます。
32ZP2のHDMI入力はまだ2つ残っているので、後々レコーダーやFire TVなども接続可能です。

しかしテレビの下からだらんと垂れ下がったケーブル類が気になります。
出来るだけ壁紙に近い白色のケーブルを使ったのですが、やはりこれではみっともなくて仕方ありません。

そこでホームセンターで配線カバー(モール)を使ってケーブルを隠すことに。
1本200円弱の1mものを4本(床配線用も含む)で800円ほどでした。
色は壁紙に近いミルキーホワイトです。

ケーブルを束ねたモールはテレビの真下から真っすぐ下へ向けて配置しました。
変に隠そうとするよりも、こうしてテレビの中央から堂々と延びてるほうがなんだか清々しい気がします(笑)。
また、後々テレビを大型のもの(43インチまでは設置可能)に交換したとしても見栄えは変わりません。

テレビを下向きに傾斜させているため背後に若干のスペースが出来ています。
このスペースが勿体ないので、幅10センチほどの木板(桐)とL型金具を買ってきて小さな棚を作りました。
この追加費用は1,000円くらいだったと思います。
何を置くかは特に考えず作ったのですが・・・。

「あら、いい場所が出来たわ♪」と、妻に消臭元の置き場にされそうになりました。
「そんなもん置いたらテレビの上から見えて格好悪いやろ!。」というわけで却下であります。

そんなわけで、我が家の壁掛けテレビが無事完成しました。
写真は使用イメージです(汚い足でスミマセン)。
費用は全部で4,000円程度で済みました。
これでベッドに寝っ転がったままテレビを見たり映画見たりゲームで遊んだり出来ます。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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