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映画と日常

週刊映画鑑賞記(2020.10/5~2020.10/11)

トガジンです。
毎週日曜日はこの一週間に観た映像作品を日記代わりに書き留めています。



10/6(火)
『バースデー・ワンダーランド』🈠
(ホームシアター:WOWOW録画)
『バースデー・ワンダーランド』ポスター画像
<あらすじ>
誕生日の前日、自分に自信がない小学生の少女アカネの前に謎めいた大錬金術師ヒポクラテスとその弟子ピポが現れる。
自分たちの世界を救ってほしいと訴える2人に無理やり連れて行かれたのは、骨董屋の地下室の扉から繋がるワンダーランドだった。
不思議な動物や人が住むそのカラフルな世界は色が消えてしまう危機に陥っていた。


劇場版クレヨンしんちゃん『嵐を呼ぶ モーレツ! オトナ帝国の逆襲』や『嵐を呼ぶ アッパレ! 戦国大合戦』『河童のクゥと夏休み』など数々の傑作アニメを世に送ってきた原恵一監督の最新作です。
劇場公開時には見逃してしまいましたが、先日WOWOWで録画しておいたのを視聴しました。

『バースデー・ワンダーランド』メインの3人(いや4人か)
・・・。
う~む・・・。
観終わって「これ、本当に原恵一監督の作品なのか?」と思わず声に出てしまいました。

ネガティブ思考な少女が異世界に迷い込み、”予言”や”伝説”を実現することでその世界の危機を救うという冒険ファンタジー。
手垢が付いたありふれたストーリーで、しかもそのイメージが全て「どこかで見たことあるような世界観」で固められていて斬新さがまるで無いのです。

でも、それはまだ良しといたしましょう。

『バースデー・ワンダーランド』主人公
一番駄目な点は、この冒険を経た主人公がどう成長したのかハッキリしないまま映画が終わってしまうことです。
アカネが自発的に行動するシーンが一度も無く、あれでは単なる異世界の案内役でしかありません。
これには心底ガッカリしました。

『バースデー・ワンダーランド』元祖野原親子
それでも最後まで見ていられたのは、敵の師弟コンビを演じていた声優さんの聴き心地のよい声のおかげでした。
敵ボス:ザン・グ役が藤原啓治さん。
そしてその弟子:ドロポ役は矢島晶子さん。

野原ひろしとしんのすけ
そうです!。
『クレヨンしんちゃん』の(元祖)野原父子コンビだったのです。
原監督作品らしいキャスティングで、この二人の掛け合いに引っ張られて最後まで観てしまいました。
※藤原啓治さんは去る4月12日、還らぬ人となってしまいました。ご冥福をお祈り申し上げます。



10/9(金)
『カツベン!』
(ホームシアター:WOWOW録画)
『カツベン!』ポスター画像
<あらすじ>
子どもの頃から活動弁士に憧れていた染谷俊太郎は「心揺さぶる活弁で観客を魅了したい」という夢を抱いていたが、今ではニセ弁士として泥棒一味の片棒を担いでいた。
そんなインチキに嫌気がさした俊太郎は持ち逃げした大金を持ってとある小さな町の映画館に流れつく。
「これで本物の活動弁士になれる!」と期待した俊太郎だったが、そこにかつての泥棒仲間と彼らを追う刑事、そして今は映画女優となっていた初恋の相手まで現れる。
俊太郎の夢と恋の行方やいかに?。


『カツベン!』エキストラ参加場面
2年前、私もエキストラの一人として京都太秦撮影所で一部のシーンの撮影に参加した作品です。

>『カツベン!』 〜どないしよう 活動写真に写ってしもうた〜 (2019/12/19)

劇場公開以来ブルーレイ発売を心待ちにしていましたが、どういうわけかパッケージソフトはDVDしか発売されず、ハイビジョン画質で見るにはアマゾンプライムビデオやU-NEXTの有料配信のみ。
どうしてもディスクメディアに拘りのある私はWOWOWの放送を待っていたのです。

『カツベン!』即興
前は主演の成田凌さんの即興活弁の面白さと自分も参加したシーンにばかり気持ちが集中していましたが、今回は作品中で上映されている無声映画にも注目しておりました。
というのも、その中の『金色夜叉』のお宮役は私の現在の一推し女優:上白石萌音さんなのです。

上白石姉妹
上白石萌音さんは妹の萌歌さんと姉妹一緒に東宝シンデレラオーディションに合格してデビューしたとのことなので・・・

『モスラ』(1961)
もし、再び日本で『モスラ』が作られるとしたならば(あるいは『ゴジラ』新作に客演でも可)、是非姉妹で4代目小美人として出演していただきたいですね。
上白石姉妹の歌唱力をもってすれば、あの「モスラの歌」(♪もすら~や、もすら~、とんがんかさくやいんどむ~)も何かとんでもなく素晴らしい歌に聴こえてくるはずです。



『ウルトラセブン』(4Kリマスター版)
(ホームシアター:BS4K録画)
『ウルトラセブン』4Kリマスター版放送
今週は第3話と第4話が放送されました。
この2本にはある共通点があります。
それは「ダンがウルトラアイを奪われて変身不能に陥る」ということです。
また、どちらも女性(に化けた宇宙人)に奪われています。
そういえば、第37話「盗まれたウルトラアイ」でも盗んだ相手はマゼラン星人の美少女でした。

第3話「湖のひみつ」
「湖のひみつ」セブン対エレキング
<あらすじ>
木曽谷付近に落下した物体を調査するため現地に向かったダンとフルハシ。
その正体はピット星人の宇宙船だった。
船内に入ったダンはピット星人にウルトラアイを盗まれてしまう。
やがて、付近の湖から怪獣エレキングが出現。
セブンに変身出来ないダンはカプセル怪獣ミクラスを立ち向かわせるがエレキングの電気攻撃には歯が立たなかった。


放送は第3話ですが、制作順では一番最初に作られたエピソードです。
そのせいか、ツッコミどころも1話、2話に負けず劣らず多いです。

「湖のひみつ」変身シーン
実は第3話の変身シーンには不自然な点があります。
ダンは手の平でペタッと目元を隠しているだけで、彼の手元にはウルトラアイが映っていません。
これは第2話でも同様です。

第2話と第3話はどちらも野長瀬三摩地監督の作品ですので、この2本の屋外ロケは同じ日に行われたと考えられます。
私の想像ですが、この2話&3話合同屋外ロケに出かけるときに小道具担当スタッフがウルトラアイを忘れたまま出てしまったのではないでしょうか?。
あるいは、小道具さんがウルトラアイを作るのが「湖のひみつ」のクランクインに間に合わなかったのか?。
そのどちらかではないかと思われます。

「湖のひみつ」ウルトラアイ
それにしても、ダン=セブンはどうしてこうも大事なウルトラアイを盗まれたり失くしたりすることが多いのでしょうか?。

作劇上の理由として、まず「物語にサスペンス性を持たせるため」という点が考えられます。
その最高峰が第37話「盗まれたウルトラアイ」で、無理に宇宙人や怪獣を出さずともウルトラセブンの物語は成立することを証明して見せました。
(ただ、幼い子供たちには不評だったかも知れませんが・・・)

「湖のひみつ」カプセル怪獣
もうひとつは、せっかく作ったカプセル怪獣の設定を生かすため。
毎回すんなりセブンに変身出来てしまったらミクラスもウィンダムもアギラも出番は無いですから。

あと、設定上の理由付けとしてセブンは地球で変身するためのアイテム携帯にまだ慣れていないという考え方も出来ますね。
セブンはモロボシ・ダンという地球人に姿を変えて人間社会に紛れ込んでいます。
そしていざという時にだけ元の姿に戻る変身アイテム(というよりリミッター解除装置と呼ぶべきか?)を持ち歩くことになったわけですが、こんなものはM78星雲に居た頃には全く必要なかったものです。
持ち慣れないモノを持ち始めたばかりの頃って、よくその存在自体を忘れすことが多いものですよね。

ガラケー
例えば私たちも携帯電話を使い始めた頃には、まだ持ち慣れていないためどこかに置き忘れることが多かったと思うのです。
あれと同じではないでしょうか。

「湖のひみつ」ウルトラアイがない!
ダンが懐に手を当てて「はっ?、ウルトラアイが無い!」と焦っている姿は、私たちが初めて携帯電話を持った頃に「あっ?、携帯忘れた!」と慌てたかつての自分と同じなのです(笑)。

第4話「マックス号応答せよ」
「マックス号応答せよ」セブン対ゴドラ
<あらすじ>
相次ぐ船舶消失事件の調査のため地球防衛軍が誇る最新鋭の科学調査艦マックス号が出動する。
しかし、そのマックス号までもが消失してしまった。
それは地球侵略を企むゴドラ星人の仕業だった。
ゴドラ星人は美女に変身してウルトラアイを盗みダンをセブンに変身出来なくさせ、さらにフルハシに化けて地球防衛軍基地に潜入し基地を爆破しようとする。


第4話もツッコミどころがテンコ盛りであります。
名作『ウルトラセブン』も最初の6~7話くらいまではいろいろ試行錯誤しながら作っていたらしく、シナリオが舌足らずだったりキャラ設定があやふやなところが多いです。

「マックス号応答せよ」またもや・・・
3話で「ウルトラ・アイは僕の命なんだ」と言っていたダンですが、続く4話でまたもやウルトラ・アイを奪われてしまいました。
しかも、今度の相手も女性に化けた宇宙人です。
3話と4話を続けて見ると、ダンには学習能力というものが欠けていると思わざるを得ません。
弟子のレオや息子のゼロには見せられませんな(笑)。

「マックス号応答せよ」第六感
ゴドラ星人はフルハシ隊員に化けてウルトラ警備隊基地に潜入してきますが、ダンは「フルハシ隊員とは思えない、僕の六感がそう教える。」と即座に見破ります。
「流石はウルトラセブン!」と言いたいところですが、「じゃあ、あの女の時にも気付けよ」とツッコまずにはいられません(笑)。

「マックス号応答せよ」エメリウム光線
色々あってウルトラアイを取り戻したダンはセブンに変身。
爆弾を仕掛けたゴドラ星人の一人をエメリウム光線でやっつけます。
ただし、そこはウルトラ警備隊基地の地下原子炉・・・。

「マックス号応答せよ」火気厳禁
ビームを喰らったゴドラ星人の向こうには「火気厳禁」の張り紙が!?。
万が一、ビームが外れたりここで爆発なんかされたりしたらウルトラ警備隊基地が・・・、いや地球そのものが・・・。
撮影場所はおそらく当時のTBSのボイラー室かなにかだと思われますが、せめて張り紙を外すとか向き(背景)を変えるかくらいするべきだったと思います。

「マックス号応答せよ」宇宙遊泳
タケナカ参謀、アマギ、ソガ、フルハシの4人は宇宙空間を漂うマックス号から宇宙遊泳で脱出します。
ウルトラ警備隊の隊員服とヘルメットはそのまま宇宙服にもなるのですね。
それにしても、この格好で宇宙遊泳って・・・。

いやいや、こんなに簡素な装備でも宇宙空間で生存出来る時代はいつか必ずやって来ます。

『さらば宇宙戦艦ヤマト』簡易宇宙服
遅くとも西暦2201年くらいには(笑)。



連日
『エール』
(居間49インチ4K液晶テレビ:NHK総合)
2020年春のNHK朝ドラ『エール』ポスター画像
祐一の召集は解除されました。
戦意高揚映画の主題歌を作ることで国への貢献度大と認められたためです。

『決戦の大空へ』ポスター
その映画のタイトルは『決戦の大空へ』
ここで少し意外だったのは、祐一が企画の説明を受ける際「主演は原節子、作詞は西条八十先生」と実名が出ていたことでした。

これまで『エール』では全ての登場人物の名前は実際のモデルとは微妙に変えられていました。
例えば古関裕而→古山祐、野村俊夫→村野鉄男、伊藤久男→佐藤久志といった具合にです。
これは原節子や西条八十は今後『エール』に登場する予定は無いということなのでしょうか?。
西条八十と古関裕而先生は戦後『ひめゆりの塔』で再びタッグを組むはずなのですが・・・。

『エール』予科練
祐一は『決戦の大空へ』の主題歌「若鷲の歌」に取り組みますが、勇ましいだけの曲調には納得出来ず作曲のヒントを得るため予科練を体験取材します。
そこで純粋に国や家族を慕う訓練生の話を聞き、あの現代にまで伝わる名曲「若鷲の歌」を生み出しました。

ここで残念だったのは、もう一つの勇壮バージョンを一切聴かせてくれなかったことです。
おそらく譜面がもう残っていなくてどんな曲だったのか分からないためだと思いますが、なんだか作為的で不自然な感じになってしまいました。

『エール』ようやく結婚した五郎と梅
一方、五郎と梅ちゃんは無事に結婚。
戦時話になってから徐々に世知辛い雰囲気になってきていますが、五郎が出てくるとなんだかホッとします。

『エール』五郎と祐一
しかし、五郎は戦時歌謡のヒットメーカーとなった祐一に「これ以上戦争に加担する曲は作らないで欲しい」と直訴します。
その言葉に「国のために戦いたいと思う気持ちは決して悪いことじゃない」と答える祐一。

このセリフだけを取り上げて「NHKが戦争肯定した!」とか騒ぎ出す人が出なければよいのですが・・・。



う~ん、どうしても『ウルトラセブン』の記事が長くなってしまうなあ。
ワンポイントレビューのはずだったのに・・・来週は気を付けます。

今週もお付き合いいただきありがとうございました。
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COMMENTS

6 Comments

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A-chan  

セブン第3話+エール

こんばんは。
ウルトラセブンでエレキングが出ましたね。ホルスタインみたいで可愛いので、私のお気に入りの怪獣の1つです。女の子(?)のペットなのも可愛い設定♪
(初めて観た時には、怪獣大百科の写真でしか見た事の無かったエレキングを操っているのが女の子だった事には正直言って驚きました)
例のエレキングの切断シーンですが、流れ出した血液は鮮血というよりも液体燃料みたいな感じに見えましたので、それが体内の電気に引火して大爆発という事でそんなにエグイ光景には見ていませんでした。それよりエレキングを操っていた女の子の正体には魂消ましたけど・・・・・・。

確かにダンはウルトラアイをよく盗まれますが、変身アイテムはウルトラ族の命ですから、易々と無くす事は無いでしょう(ハヤタはベーターカプセルを良く落としてましたけど)。
これはただ単に、ダンが女性に甘いせいなのかもしれませんよ(^^)。

「エール」いよいよ佳境に入ってきましたが、五郎くんに対する裕一さんの激昂は少々トラウマになってます。その存在が癒しだった五郎くんと裕一さんの間に確執が生じるなんて、今まで思いも寄らなかったまさかの展開ですから。でも、五郎くんも裕一さん個人に反戦論を唱えるのはどうかと・・・・・・。
裕一さんだって戦争を肯定している訳では無いけど、個人の力ではどうにもならないのが現実。そういう中で予科練の少年達は自分達なりに命懸けで日本の為に尽くそうとしている。そんな彼らへのエールとして裕一さんも応援歌を作曲している。それを未来ある少年達を戦争へ煽り立てて無駄死にさせているような言われ方をすれば、普段はヘタレ・・・いえ温厚な裕一さんだって・・・・・・。
後に2人が仲直りするのは見えてますが、どうなっていくのでしょうね。

2020/10/12 (Mon) 01:11 | EDIT | REPLY |   
トガジン

トガジン  

Re: セブン第3話+エール

A-chanさん、コメントありがとうございます。

>ウルトラアイ

シリーズ初期に2話連続でダンがウルトラアイを盗まれる話を出してきたのは、視聴者の子供たちに「大切な物は失くさないように気を付けましょう」と教えてくれていたからかも知れないですね(笑)。

でも、やはり歴代ウルトラマンの中で変身アイテムを盗まれたり失くしたり忘れたりした回数はセブンがダントツなのですよ。
女の子に化けた敵に3度も盗まれただけでなく、猛吹雪の中に落としてしまったり、車の中に置き忘れてきたり・・・。
そんな失敗続きのダンのことは「普段は持ち慣れていないのだから仕方ないよね」とか「これくらいのほうが人間臭くて親しみがある」とか思いながら見ることにしております。

>ハヤタはベーターカプセルを良く落としてました

ハヤタがベータカプセルを紛失したのは「怪獣殿下」の時だけだったと思います。
落としたベータカプセルに手が届かずなかなか変身出来ないというサスペンスは何度かありましたが、敵に奪われてしまったことは無かったように思います。
あ、でもベータカプセルとスプーンを間違えたことはありましたね(笑)。

>『エール』

私も裕一が急に五郎に怒鳴ったときは「彼も軍国主義に感化されてしまったのか?」と驚きました。
でも、戦地へ慰問に行って現地の兵隊の実情を目の当たりにすることで、これまで状況に流されるばかりだった裕一が戦争に対して大きく変わっていくのは確かですし、五郎との確執もその時には解消されるはずだと思います。。
そして、これから描かれるであろう東京大空襲や学徒動員によって親しい人たちが犠牲になりはしないかも心配です。
これまでがコメディタッチで楽しい音楽ドラマといった感じだっただけに、戦争時の影の濃さとのコントラスト差が激しくてより戦争の異常さが際立つドラマになっていると思います。
(これに似た感じの作品を強いて挙げるなら『この世界の片隅に』ですかね)

2020/10/12 (Mon) 20:40 | EDIT | REPLY |   

mikaidou  

美女の基準値

トガジンさんのセブンの巻、楽しみに読ませて頂いてます。
ダンを惑わせたワンレン美女(ああ、死語ですね)の写真を見て何だかすごく懐かしい気がしました。
何でかなあと思ったのですが、多分、特撮で見る美女というのが、
女性の「綺麗」の基準みたいなものを私に植え付けたんじゃないかと。
南沙織さんや(懐)アンヌ隊員には特段何とも思わないところがツボですよ^_^

2020/10/13 (Tue) 06:55 | EDIT | REPLY |   
トガジン

トガジン  

Re: 美女の基準値

mikaidouさん、コメントありがとうございます。

>ワンレン美女

あのゴドラ星人が化けた女の服がなぜか全身赤と白だけのカラーリングで、なんだかおめでたい感じがして思わず笑ってしまいました。
1967年当時はああいうのが流行っていたのですかね。
そういえば大阪万博('70)のコンパニオンもあんな感じのコスチュームが多かった気がします。

ワンレンボディコン(死語)が流行ったのは私が20代の頃でしたねえ(遠い目)。
そういえば、当時大阪にもデッセ・ジェニーというお立ち台のあるディスコ(これも死語)がありました。
もし、バブル全盛期に『ウルトラセブン』が作られたとしたら、ゴドラ星人もピチピチ・ミニスカのワンレンボディコン姿でダンに迫るのでしょうかね?(笑)。

>「綺麗」の基準

『セブン』に限らず、昔の特撮番組には怖い話や辛い話もいっぱいありましたよね。
それに立ち向かう主人公(ダン=セブン)に憧れる気持ちと、ある時は彼を支え、ある時は厳しく叱咤し、またある時は庇ってくれた優しいお姉さん(アンヌ)のことも私の記憶に残りました。

あと、最初の『仮面ライダー』(旧一号編)は無茶苦茶怖かったですが、それでも緑川ルリ子(真樹千恵子)や野原ひろみ(島田陽子)が子供の目にもすごく綺麗で、彼女たちを守るライダーになり切った気分で見ていたように思います。

男が特撮ヒーローものを見るとき、幼い頃には「甘えさせてくれる女性」を、少年時代には「守ってあげたい女の子」を、そしておっさんになってからは「こんな娘が欲しい」と思わせてくれる可愛い子を求めるものなのです。

2020/10/13 (Tue) 22:44 | EDIT | REPLY |   

ゾンビマン  

毎度です。

ダンのデコに貼られた絆創膏が今のバンドエイドなのに少し驚きました。
一時期サビオとかありましたけど、昭和40年代はじめに簡単に貼られているダンにあらためて親近感が(笑)
あの頃は包帯で大げさに処置して盛り上げていた良き時代でしたので。

2020/10/14 (Wed) 10:59 | EDIT | REPLY |   
トガジン

トガジン  

今回のケガは実は最終回の伏線だったのかも?

ゾンビマンさん、コメントありがとうございます。

ダンは紅白女にでっかいスパナで殴られてましたけど、それでもあの小さなキズバンだけで済んだのはさすがウルトラセブンといったところでしょうかね。
(殴られたときは一応ヘルメット被ってましたが、手で抑えていたのは額でした)
でも、最終回でひどく体力が落ちていたセブンはパンドンに殴られただけで額から出血するほどの大ケガを負っていました。
”傷ついたモロボシ・ダン”というと最終回の血が滲んだ包帯のイメージが強いですが、実は「マックス号応答せよ」と「史上最大の侵略(最終回)」も満田かずほ監督の作品です。
第4話「マックス号応答せよ」は、傷つき弱っていた最終回のセブンに向けての伏線だったのですね。(・・・違うかな?)

2020/10/14 (Wed) 20:55 | EDIT | REPLY |   

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