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映画と日常

週刊映画鑑賞記(2021.6/14~2021.6/20)

トガジンです。
毎週日曜日はこの一週間に観た映像作品を日記代わりに書き留めています。

月曜日はかなり久し振りの終日休みでした。
迷わず映画館へGO!。



6/14(月)
『るろうに剣心 最終章 The Beginning』🈠
(劇場:福井コロナシネマワールド)
『るろうに剣心最終章 The Beginning』ポスター画像
一本目はこちら。
先日公開が始まったばかりの『るろうに剣心 最終章 The Beginning』です。
元々は昨年夏の公開予定でしたが、例のウィルス感染拡大の影響により延期を余儀なくされていました。

私も本作の公開を心待ちにしていた者の一人です。
ただ、私は特に『るろうに剣心』のファンというわけではありません。
私の最大の興味は・・・

20190216 京都太秦撮影所にて共演者に撮ってもらった一枚(マスク)
エキストラとして参加した自分の姿が映っているか?
でした。

20190205『るろ剣』エキストラ当選メール
話は2年半前に遡ります。
私は「佐藤健主演&大友啓史監督による大型時代劇」のエキストラ募集に登録しました。
当初タイトルは伏せられてましたが、これが『るろうに剣心』の続編であることは一目瞭然です(笑)。
競争率がかなり高かったらしくなかなか返事が返ってきませんでしたが、諦めかけた頃にこの当選メールが届きました。
(๑و•̀ω•́)وヨッシャー!!

他の作品のときは「わざわざ京都まで映画に映りに行くの?。もの好きもいい加減にしてよね。」と苦笑いしていた妻も、この時ばかりは「え~~~、タケルに会えるの?。いいなあ!。」とメチャメチャ羨ましそうにしておりました(笑)。
せっかく「一緒に行かないか?」と誘ってやったのに断るからいけないのだよ。
それしてもタケルって、お前・・・。

20190216 朝6時に太秦映画村
2019年2月16日(土)。
早朝6時に京都太秦撮影所に集合。
この時間に福井から直接行くのは大変なので京都市内のカプセルホテルに前泊しました。

20190216 エキストラ支度部屋(ボカシ)
案内された支度部屋にはすでに結構な数の参加者が集まっていました。
以前『ちはやふる』や『カツベン!』でもご一緒した人たちもいて、「よう毎度!」「またわざわざ福井から来たんか?、好きやな~。」などと声をかけてくれました。
ちなみに、「好きやな~」と言ってたその男もわざわざ岡山から来ていた奴でしたが・・・(笑)。

私も生まれて初めて本場の床山さんやメイクさんにカツラや衣装を着けてもらいました。
また、真夏のシーンなので顔や腕に日焼け色のファンデーションも塗ってもらってます。
参加人数は約170名とのことで、支度部屋は足の踏み場もないほどでした。
途中「●サイズの衣装が足りない!」などと怒鳴る声も聞こえてきたくらいで、スタッフさんもさぞ大変だったことと思います。
朝6時に到着した私も扮装完成まで(待ち時間も含めて)1時間以上かかりました。

20190216 こんな頭(マスク)
ちなみに頭はこんな感じ。
この写真は仕事仲間(特に若い女の子)や飲み屋のおねーちゃんとの話のネタにフル活用したことは言うまでもありません。
100%笑いを取れました(笑)。

20190216 こんな衣装
ただ、2月の京都でしかもこんな薄着の格好での屋外ロケですから、もう寒いのなんの!
下着にホッカイロを2枚貼って耐えしのぎました。

それでも撮影に入ったら「寒い」なんて言っていられません。
主演の佐藤健さんだって、我々エキストラと同じように夏服の衣装を着て演技をしているのですから。

『仮面ライダー電王』の佐藤健
佐藤さんはこの撮影の2ヶ月前に公開された『仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER』に「自分を育ててくれた作品だから」と約10年ぶりに野上良太郎役で出演していました。
撮影現場でもこの話でもちきりで、一般人(エキストラ)の好感度の高さはもちろんのこと、スタッフの方たちも意気に感じていたように思います。
私も特撮大好きオジサンの一人として俄然応援したくなりました。

『るろうに剣心』有村架純
剣心の妻:巴役は、なんと有村架純さん!。
撮影中、私は通行人役の一人として佐藤さんと有村さんのすぐ横を何度も何度も通らせていただきました。
当時有村さんといえば朝ドラ『ひよっこ』のほんわかしたイメージが強かったのですが、この日の彼女は終始憂いを帯びた表情をしていてどこか神秘的ですらありました。

『『るろうに剣心 最終章 The Beginning』この場面
私が参加したのは『The Beginning』中盤あたりに出てくる祇園祭りのシーンです。

・・・そして!。
このシーンの別カットにお二人の横を歩く私の姿がバッチリ映っておりました!
ヾ(○⌒∇⌒○)ノ

エキストラとしてこれ以上の名誉はありません。

20210614 『るろ剣5』チケット
この日、スクリーンに映った自分の姿・・・じゃなくて『るろうに剣心 最終章 The Beginning』を見た劇場は、国道8号線沿いのショッピングモール内にあるシネコン:福井コロナシネマワールドです。
出るとき「あ、あの人『剣心』に映っていなかった?」とか言われるんじゃないかと自意識過剰になってしまいました(笑)。

出来れば妻と一緒に見に行きたかったんですが、残念ながら彼女は仕事があったため諦めました。
今度2回目を見るときは、自慢しながら一緒に見たいと思っております(笑)。


『るろうに剣心 最終章 The Beginning』は、”人斬り抜刀斎”として怖れられていた頃の剣心を描いた前日譚であり、(ハッキリ言って)アクションシーンは以前の3部作や前作『The Final』に比べると見劣りします。
志々雄真実(藤原竜也)や雪代縁(新田真剣佑)のような強力な敵がいないことも一因ですが、今作では剣心が凄腕の暗殺者としての自分に疑問を抱き徐々に変わっていく姿を描くことを目的としているためだと思われます。

『スター・ウォーズ エピソード3:シスの復讐』ポスター画像
例えるなら、アナキン・スカイウォーカーがフォースの暗黒面に堕ちる過程を粛々と(あるいは義務的に)描いてみせた『スター・ウォーズ:シスの復讐』のようなものでしょうか。
ただし、両者の方向性は真逆で、アナキンは善の心を失って闇落ちしますが、剣心は殺人マシーンから人の心を取り戻していくという違いがあります。

そういえば、アナキン(ダース・ベイダー)と剣心にはもう一つ大きな共通点がありました。

剣心と巴
どちらも転身のきっかけになったのは妻の死でした。



6/14(月)
『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』🈠
(劇場:福井コロナシネマワールド)
『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』ポスター画像
『るろうに剣心』終了の次は『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』を鑑賞。
こちらも『るろ剣』と同じ昨年夏公開予定でしたが、二度の延期を経てようやく劇場公開された作品です。

20210614 『閃光のハサウェイ』チケット
『るろ剣』終了から『閃光のハサウェイ』開始まで1時間ほど空いたのでその間駐車場で仮眠を取りました。
目と脳をスッキリさせてこの日2本目の映画に特攻です。

『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』原作表紙
原作小説は刊行当時読んでいますが、思い出すのも嫌になるくらい後味の悪いラストでした。
あれをそのまま映像化されるとしたら、『デビルマン』並みの心の準備が必要です(笑)。
ただ、今回の映画は原作3巻のうちの1巻分だけなので特に身構えることはありません。

『閃光のハサウェイ』ハサウェイ・ノア
それに、今回のアニメ映画3部作には原作小説とは結末が異なる可能性が残されていると考えています。

小説版『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア-ベルトーチカ・チルドレン-』表紙
原作小説『閃光のハサウェイ』は、富野監督が書いた『逆襲のシャア』の小説版『ベルトーチカ・チルドレン』の続編です。
『ベルトーチカ・チルドレン』は映画版とは登場人物に大きな違いがあるため、ガンダム世界のパラレルワールド的な扱いにされている作品です。
映画『逆襲のシャア』では直接クェスを撃墜したのはチェーン・アギ(アムロの恋人)であり、ハサウェイは激高してそのチェーンを殺してしまうという展開でした。
それに対し、小説『ベルトーチカ・チルドレン』ではハサウェイ自身が初恋の相手のクェスを殺しており、そのことが彼の精神に深い傷を負わせてしまいます。
少年時代に人を殺してしまった点は確かに同じではありますが、その傷の深さはアニメと小説ではかなり違うはずです。

『閃光のハサウェイ』イメージビジュアル
以前『機動戦士Zガンダム』が映画化されたとき結末が大きく変わったように、アニメ版『閃光のハサウェイ』も少しは救いのあるエンディングを迎えられることを願います。

時間的にはあと一本見るくらいの時間はありましたが、この日は欲張らずにこれで帰宅しました。
若い頃は平気で映画3本~4本ハシゴしたものですが、50を過ぎた頃から集中力が保てなくなっている気がします。
もう「にっ●つロ●ンポ●ノ」なんて無理かもなぁ・・・。



【今週のその他諸々】

■6/7(月)
『ウルトラQ』第12話「鳥を見た」

(ホームシアター:BS4K録画)
『ウルトラQ』第12話「鳥を見た」 俺は王様になるんだ
村の大人たちからいわれなき差別を受ける三郎少年。
しかし彼には大きい夢がある。
「いつか俺は行くぜ。遠い所だよ。俺は王様になるんだ。」
そう打ち明ける相手はブンチョウのクロウだけ。

『ウルトラQ』第12話「鳥を見た」 ラスト
実はクロウの正体は怪鳥ラルゲユウス。
三郎を大人たちの暴力から守り、彼の夢をひとときだけ叶えさせてくれたラルゲユウスは遠い海の彼方に去っていく。
必死に追いすがる三郎。
「俺も連れて行ってくれ!」

・・・あれ?。
この話の流れとラストシーンって、他にもどこかで見たような?。

劇場版『銀河鉄道999』ラストシーン
それ、劇場版『銀河鉄道999』でした。
(注:メーテルは怪獣化しません)
となると、三郎にはこの別れのあと「少年の日の幻影」(クロウ)に背を向けて前に走り出して欲しいです。
鉄郎がそうしたように。

2年前に見たときは「三郎は被差別民なのか?」とそっちの面ばかり気にしてましたが、今回はまた違った視点が沸き出てきました。
つくづく奥深い作品です。

6/17(木)
『ゴジラS.P.(シンギュラ・ポイント)』最終話「はじまりのふたり」🈠

(ホームシアター:NETFLIX)
『ゴジラSP』最終回 ゴジラ
4月から毎週欠かさず見てきたこのアニメもついに最終回。
週に一回の放映(配信)がこれほど待ち遠しく思えたアニメは本当に久し振りでした。

ただ、ちょっと残念だったのはゴジラの扱いです。
怪獣というよりは破滅の象徴みたいな描かれ方をされていて、劇場版アニゴジ三部作の時みたいに「ゴジラである必要」があまり感じられませんでした。
具体的に言えば「ゴジラから逃げ惑う人々」の描写が皆無でした。
大型動物くらいのサイズになったラドンやアンギラスは結構怖かったのですがね。

『ゴジラSP』最終回 ジェットジャガー●●化!
でも、(密かに)大好きだったジェットジャガーが主役メカとして大活躍してくれたことは嬉しかったです。
ネタバレになるので詳しくは書きませんが、最終話でまさかの●●化を見せてくれたときは思わず拍手喝采もので、最終回の見せ場を全部持っていってしまいました。
●●化の理屈はからきし分かりませんが、オリジナル(『ゴジラ対メガロ』)の根性論みたいなものではないようです(笑)。

今だからこそ『ゴジラ対メガロ』
でも、初めて観たゴジラ作品が『ゴジラS.P.』という人が『ゴジラ対メガロ』を見たときどう思うのでしょうかね?。
訊くのが怖いような楽しみなような・・・(笑)。

あと、エンドクレジット後に出てきたメ●●●ラにもビックリ!。
今から第2期が楽しみで仕方ありません(喜)。

6/18(金)
■『ウルトラマン80』
(ホームシアター:ファミリー劇場録画)
第25話「美しきチャレンジャー」
『ウルトラマン80』斎藤浩子
かつて子役として『仮面ライダー』『超人バロム1』『猿の軍団』など数多くの昭和の特撮TVドラマに出演していた斎藤浩子さんが20歳のレディになって登場。
「ちょっと見ないうちに大きゅうなったなあ~。」

『ウルトラマン80』矢的の目線の先
でも、斎藤さんよりも目が行ってしまうのは、女性訓練生たちの運動着です。
どうみても全員ノーブラなのであります(笑)。
腋の下から見える横乳が実にイヤラシイ。
気のせいか、矢的隊員の目線もそっちに向いてるような・・・?。

「タイムトンネルの影武者たち」
『ウルトラマン80』武者
猛とエミが黄泉の国に迷い込んでしまうというお話です。
前にも異次元の街に迷い込む話がありましたが、私、こういうタイムスリップものとか異次元世界ものって大好物なんですよね。
ただ、行った先が過去の世界ではなく黄泉の国(死者の世界)というのが残念・・・というかよく分かりません。
普通にタイムスリップで良かった気がするのですがね。

『ウルトラマン80』タジマとハラダ
1話からのレギュラー隊員ハラダとタジマは今回が最後の出番となります。
(ただし最終回に顔見せあり)
しかし、今回そのことには一切触れられず出番が多いわけでもありません。
『レオ』のMACもそうでしたが、昭和後期のウルトラは主人公と隊長以外の隊員の扱いが冷たい気がします。


今週もお付き合いいただきありがとうございました。
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