週刊映画鑑賞記(2021.11/8~2021.11/14)
CATEGORY週刊映画鑑賞記
トガジンです。
毎週日曜日はこの一週間に観た映像作品を日記代わりに書き留めています。
11/8(月)
『里見八犬伝』
(ホームシアター:日本映画+時代劇4K録画)

公開当時(昭和58年12月)、大学1回生の冬休みに劇場で観て以来実に38年ぶりの鑑賞となりました。
これを観た理由ですが、実は大したことではありません。
単にこの放送が4Kリマスター版(ピュア4K放送)だったからです。
ここ最近、『ゴジラ最恐画質シリーズ』『日本沈没』『八甲田山』(日本映画専門チャンネル)、『ウルトラQ』『ウルトラセブン』(NHK-BS4K)などといった4K放送作品があまりに高画質なため「我にもっと4K映画を!」みたいな感じで4K映画に飢えていたのです。

『里見八犬伝』の4Kレストアは元の35ミリフィルムの雰囲気をそのまま残していて、むやみに”高画質化”しようとしていないことがフィルム映画好きな昭和人には却って好感が持てました。
フィルム・グレイン(フィルム特有の粒子感)もそのまま残されていて、まるでフィルム上映を見ているような気分が味わえます。
最近の若い人達にはフィルム・グレインとノイズの区別も分かっていない連中がいて、うっかりそういう人がレストアを担当してしまうとやたらツルツルした味気ない画面に変えられてしまうという取り返しのつかない不幸に見舞われます。
(例:『ルパン三世 カリオストロの城』UHD-BD版)
その点では、この映画のレストア担当者は”分かっている人”だったに違いないと思われます。

実は主演の薬師丸ひろ子さんは私と同い年です。
デビュー作『野生の証明』は公開当時友達と映画館に観に行きました。
自分と同じ中学生の女の子があんな大作映画に出演して(しかも主演女優)、しかもあの名優:高倉健とも対等に渡り合っていたことに驚くと同時に嫉妬のような感情を覚えました。
あと、『戦国自衛隊』(桃太郎みたいな恰好でゴリさんと相討ちする少年兵の役)も観ましたが、その後はしばらく彼女の出演映画は見ておらず、約4年振りに映画館で観たのがこの『里見八犬伝』でした。

内容は99パーセント忘れてましたが、なぜか真田広之さんとのえっちシーンがあったことだけはしっかり覚えてました(笑)。
もちろんそのものズバリの描写ではなく、アップで撮られた彼女の表情が次第に恍惚としていきやがて喘ぎ声をもらすという程度のものでした。
それでも、タメ年アイドルと思って見ていた当時の私は少なからざるショックを受けました。

今回久し振りに見ていると、深作欣二監督は最初から薬師丸ひろ子を”オンナ”として撮っていることに気付きました。
男として振る舞っている静姫(薬師丸)のお尻や太腿のアップショットとか、新兵衛(真田)が襲い掛かって胸元をはだけさせるとか、角川のアイドルに対しても容赦ありません(笑)。

この頃の千葉真一さんの作品には必ず出ていた志穂美悦子さんも出演していて得意のアクションを披露しています。
前年の『転校生』ではアクション無しの普通の人(先生役)を演じてましたが、今回は新体操みたいな踊りとキレキレのアクションを見せてくれていて「やっぱりこの人はビジンダーや」と思っておりました(笑)。

そして、ゾンビ刺客役で出演していた岡田奈々さんも心トキメク美しさでした。
私は歌謡曲には全く興味なかったので歌手としての岡田奈々は全く知らなかったのですが、暴漢に襲われて手に大ケガを負った事件があってその時初めて顔と名前が一致して「なんて可愛い人や」と思ったことは覚えています。
深作欣二監督はどの女優さんも魅力的に撮りますね~。
そしてそれは、当時31歳だったこの人↓も例外ではありません。

”オンナ”といえば玉梓役の夏木マリさん。
胸もあらわに血の風呂を浴びる姿はまさに「妖艶」!。
先月まで朝ドラで主人公のお婆ちゃん役を演じていた人とはとても思えません(笑)。
『里見八犬伝』が勧善懲悪ものとして成立し得たのは、この夏木さんの怪演あってのことだと思います。
11/9(火)
『ゴジラvsコング』
(ホームシアター:Blu-ray)

本当はゴジラの日(11月3日)に観たかったのですが、当日は仕事の都合で時間を確保出来ずこの日に鑑賞となりました。

公開当時、大阪エキスポシティのIMAXシアターで観てきた映画です。
ストーリーに関しては見終わった後なにも残らない(笑)ですが、その反面、映像と音響効果はとてつもない豪華さで、私みたいなサラウンドジャンキーにとってはブルーレイを買って見返すだけの価値がある作品です。

大画面の迫力については劇場公開時に体験済みですし、そもそもIMAXには敵うはずもありません。
今回はドルビーアトモスによる3次元立体音響を楽しむことに主眼を置きました。

頭から尻尾の先までサラウンドの聴き所がぎっしり詰まった映画です。
コングが飼育されていた巨大ドームの鳥の羽音、そして雷。
コングを移送する空母内部とゴジラとの水中戦。
極地へコングを運ぶヘリのローター音
地下空洞の特殊な残響。
香港市街でのゴジラ対コングの戦い。
そしてゴジラ&コング対メカゴジラの死闘。
我が家のシアタールームは先日天井のトップスピーカー設置角度を適正に再調整したばかりなのですが、冒頭シーンでコングの咆哮が映像での位置関係通りちゃんと頭の後ろから聞こえてきたときは「これだよこのサウンド!」と全身に鳥肌が立ちました。
ただし、(これは劇場公開時にも感じたことですが)この映画は音楽が全く印象に残らないのが大きな欠点です。
記憶に残る映画には大抵の場合鑑賞後も頭の中でリフレインされ続けるメインテーマや印象深いメロディがあるものですが、『ゴジラvsコング』にはそういった記憶(あるいは感性)に刻み込まれる楽曲がひとつもありません。
『キング・オブ・モンスターズ』のようにゴジラのテーマに伊福部明先生の楽曲、コングのテーマに’33年版『キングコング』、メカゴジラのテーマに佐藤勝先生の曲をそれぞれアレンジして付けてくれていたら、もっと燃える映画になっていたんじゃないかと思います。
11/11(木)
『るろうに剣心 最終章 The Beginning』
(ホームシアター:Blu-ray)

この日はアマゾンから届いたブルーレイを妻と一緒に鑑賞しました。

平成31年(2019年)2月16日。
もう2年半も前のことになりますが、私は東映京都太秦撮影所でこの映画の撮影にエキストラとして参加してきました。
真夏の祇園祭のシーンなので薄手の夏服衣装ですが、撮影は2月(しかも極寒の京都)だったのでメチャクチャ寒かったです。
実は中にヒートテックの下着を着ていて、さらにホッカイロを2枚貼って頑張りました(笑)。

その甲斐あって、1カットだけではありますがしっかり画面に収まることが出来ました。
しかも・・・!。
若干ピンボケ気味とはいえ、なんと主演の佐藤健さんと有村架純さんと同じフレームに収まっていたのです!。
(↑の写真はあえて私の顔が見えないフレームを選んでます。)
私は劇場で一度観ているので落ち着いて見ていられましたが、妻は公開当時「567が落ち着くまで映画館なんかには行かない!。」と言っていたためこれが全くの初見です。
それでも妻は私の登場カットにすぐ気付いてくれました。
妻「凄い凄い!。タケルと一緒の画面やが。いいなあ~!」
と、私の肩をバンバン叩きながら福井弁丸出しで羨ましがっておりました(笑)。
私「わはは、どーだ羨ましかろう!」
この時の募集は男女100人以上の大人数で応募要項に「夫婦同伴や親子同伴も歓迎」とあったので妻を誘ってみたのですけど、「映画に映るなんて恥ずかしい。アンタの気が知れない。」とあっさり断られたのでした。
あの時私と一緒に行っていれば、お前もタケルと同じ画面に収まれたものを・・・。
なにはともあれ、「妻を羨ましがらせる」というこの日一番の目的を果たせて大満足でありました(高笑)。

今回購入したブルーレイは豪華BOX入りの初回生産限定豪華版です。
本編ディスクのみの通常盤も発売されてはいますが、メイキング映像が収録されているのはこの限定バージョンだけなのです。
そのため倍近い値段を払ってこちらを買いました。
本編に映ったのは1カットのみですが、もしかするとメイキングにも自分の姿が映っているかも知れません。
もし映っていれば、このBDは当日の思い出が詰まった貴重な品ということになります。
そして・・・

メイキングビデオにはあの日(2019年2月16日)の撮影風景も入っていました。
そして、その中に私の姿もしっかり映っていたのです!。
(あまりにもハッキリ映っていたためそのカットはあえて載せないことにしました。)
さらに、広角ショットを目を凝らしてよく見ると、あの時ご一緒したエキストラ仲間の姿も発見することが出来ました。
例えば・・・
映画ロケに詳しく、さりげなく映るコツを教えてくれた人。
(↑の写真もその人が撮ってくれました)
父親と一緒に参加していた高校生の男の子。
(彼は『るろ剣』に詳しく、この日撮った場面は剣心の過去の出来事であることを教えてくれました)
リハーサルを重ねる度に違うアイデアを考えて、常に動きに変化をつけていた物売り役のベテランエキストラさん。
(この方とはその後『日本独立』の現場でもお会いしました)
そんな当日の思い出がぎっしり詰まった、値段以上の価値がある特典ディスクでした。
最後にTVドラマのことなんかも少々・・・
『カムカムエヴリバディ』🈠
(居間49インチ液晶テレビ:NHK総合・もしくはBS4K)

実は今、昨年前期の『エール』以来再びNHKの朝ドラにハマっています。
仕事があるので毎朝リアルタイム視聴とはいきませんが、毎回録画して毎晩帰宅後に見ています。
戦前から戦後、そして現代に至る100年間を3人のヒロインを通して描くドラマで、かの名作『この世界の片隅に』を思い起こさせるような庶民視点による昭和史になっています。
しかし私の本当の目的はストーリーではありません。
主演女優の上白石萌音さんです。
実は私、デビュー作『舞妓はレディ』以来彼女のファンなのです。
仕事でインタビュー撮影をさせてもらったことがありますし、『ちはやふる-結び-』にエキストラで参加したときは萌音さんと同じ現場に居合わせることが出来ました。
実際の上白石萌音さんは、『カムカム~』や『ちはやふる』の役柄と全く変わらない素直でサービス精神豊かな笑顔の可愛い女性でした。

今週木曜の回では不覚にも胸がキュン!となってしまいました。
自分に見合いの話が持ち上がったことから岡山から大阪まで意中の相手に会いに行くも、ただ泣きじゃくってしまうばかりで何も言えず逃げ帰ってしまいます。
ところが、相手の彼氏は彼女の様子を心配して後を追ってきてくれて、安子の家族の前で交際を申し込むのです。
妻は「ヒャー、恥ずかしぃ~!」と悶絶しておりましたが、この時私は朝飯食いながら密かに涙目になっておりました。
私は中高生の頃からこんな胸キュンラブストーリーなんて虫唾が走るくらい嫌いだったんですが、この場面にだけは真剣に見入ってしまっていたのです。

一日一回、贔屓の女優さんやアイドルの姿を愛でて仕事に出る・・・。
ただそれだけのことが、これほど日々のパワーの源になり得るということをこの歳になって初めて知りました。
心配なのは、これからストーリーが戦争時代に突入して萌音さん演じる安子も笑顔でばかりはいられなくなること。
そして、『カムカムエヴリバディ』が母子三代に渡るストーリーであることから、安子はやがてお婆ちゃんになって物語から退場してしまうのではないか?ということです。
安子には若い頃素敵な恋をしたお婆ちゃんとして最終回まで出続けて欲しいと願っています。
【感謝の極み】
更新直前、プレビュー画面でふとアクセスカウンターに目をやると、そこにはとても嬉しい数字が・・・

いつの間にか7万ヒットを超えておりました~
私にとってこれは単なるキリ番ではございません。
いつもご来訪いただいている皆様のお声そのものであり、とても励みとなるものです。
いつも有難うございます!。
そして今後もよろしくお願いいたします!!。
今週もお付き合いいただきありがとうございました。
毎週日曜日はこの一週間に観た映像作品を日記代わりに書き留めています。
11/8(月)
『里見八犬伝』
(ホームシアター:日本映画+時代劇4K録画)

公開当時(昭和58年12月)、大学1回生の冬休みに劇場で観て以来実に38年ぶりの鑑賞となりました。
これを観た理由ですが、実は大したことではありません。
単にこの放送が4Kリマスター版(ピュア4K放送)だったからです。
ここ最近、『ゴジラ最恐画質シリーズ』『日本沈没』『八甲田山』(日本映画専門チャンネル)、『ウルトラQ』『ウルトラセブン』(NHK-BS4K)などといった4K放送作品があまりに高画質なため「我にもっと4K映画を!」みたいな感じで4K映画に飢えていたのです。

『里見八犬伝』の4Kレストアは元の35ミリフィルムの雰囲気をそのまま残していて、むやみに”高画質化”しようとしていないことがフィルム映画好きな昭和人には却って好感が持てました。
フィルム・グレイン(フィルム特有の粒子感)もそのまま残されていて、まるでフィルム上映を見ているような気分が味わえます。
最近の若い人達にはフィルム・グレインとノイズの区別も分かっていない連中がいて、うっかりそういう人がレストアを担当してしまうとやたらツルツルした味気ない画面に変えられてしまうという取り返しのつかない不幸に見舞われます。
(例:『ルパン三世 カリオストロの城』UHD-BD版)
その点では、この映画のレストア担当者は”分かっている人”だったに違いないと思われます。

実は主演の薬師丸ひろ子さんは私と同い年です。
デビュー作『野生の証明』は公開当時友達と映画館に観に行きました。
自分と同じ中学生の女の子があんな大作映画に出演して(しかも主演女優)、しかもあの名優:高倉健とも対等に渡り合っていたことに驚くと同時に嫉妬のような感情を覚えました。
あと、『戦国自衛隊』(桃太郎みたいな恰好でゴリさんと相討ちする少年兵の役)も観ましたが、その後はしばらく彼女の出演映画は見ておらず、約4年振りに映画館で観たのがこの『里見八犬伝』でした。

内容は99パーセント忘れてましたが、なぜか真田広之さんとのえっちシーンがあったことだけはしっかり覚えてました(笑)。
もちろんそのものズバリの描写ではなく、アップで撮られた彼女の表情が次第に恍惚としていきやがて喘ぎ声をもらすという程度のものでした。
それでも、タメ年アイドルと思って見ていた当時の私は少なからざるショックを受けました。

今回久し振りに見ていると、深作欣二監督は最初から薬師丸ひろ子を”オンナ”として撮っていることに気付きました。
男として振る舞っている静姫(薬師丸)のお尻や太腿のアップショットとか、新兵衛(真田)が襲い掛かって胸元をはだけさせるとか、角川のアイドルに対しても容赦ありません(笑)。

この頃の千葉真一さんの作品には必ず出ていた志穂美悦子さんも出演していて得意のアクションを披露しています。
前年の『転校生』ではアクション無しの普通の人(先生役)を演じてましたが、今回は新体操みたいな踊りとキレキレのアクションを見せてくれていて「やっぱりこの人はビジンダーや」と思っておりました(笑)。

そして、ゾンビ刺客役で出演していた岡田奈々さんも心トキメク美しさでした。
私は歌謡曲には全く興味なかったので歌手としての岡田奈々は全く知らなかったのですが、暴漢に襲われて手に大ケガを負った事件があってその時初めて顔と名前が一致して「なんて可愛い人や」と思ったことは覚えています。
深作欣二監督はどの女優さんも魅力的に撮りますね~。
そしてそれは、当時31歳だったこの人↓も例外ではありません。

”オンナ”といえば玉梓役の夏木マリさん。
胸もあらわに血の風呂を浴びる姿はまさに「妖艶」!。
先月まで朝ドラで主人公のお婆ちゃん役を演じていた人とはとても思えません(笑)。
『里見八犬伝』が勧善懲悪ものとして成立し得たのは、この夏木さんの怪演あってのことだと思います。
11/9(火)
『ゴジラvsコング』
(ホームシアター:Blu-ray)

本当はゴジラの日(11月3日)に観たかったのですが、当日は仕事の都合で時間を確保出来ずこの日に鑑賞となりました。

公開当時、大阪エキスポシティのIMAXシアターで観てきた映画です。
ストーリーに関しては見終わった後なにも残らない(笑)ですが、その反面、映像と音響効果はとてつもない豪華さで、私みたいなサラウンドジャンキーにとってはブルーレイを買って見返すだけの価値がある作品です。

大画面の迫力については劇場公開時に体験済みですし、そもそもIMAXには敵うはずもありません。
今回はドルビーアトモスによる3次元立体音響を楽しむことに主眼を置きました。

頭から尻尾の先までサラウンドの聴き所がぎっしり詰まった映画です。
コングが飼育されていた巨大ドームの鳥の羽音、そして雷。
コングを移送する空母内部とゴジラとの水中戦。
極地へコングを運ぶヘリのローター音
地下空洞の特殊な残響。
香港市街でのゴジラ対コングの戦い。
そしてゴジラ&コング対メカゴジラの死闘。
我が家のシアタールームは先日天井のトップスピーカー設置角度を適正に再調整したばかりなのですが、冒頭シーンでコングの咆哮が映像での位置関係通りちゃんと頭の後ろから聞こえてきたときは「これだよこのサウンド!」と全身に鳥肌が立ちました。
ただし、(これは劇場公開時にも感じたことですが)この映画は音楽が全く印象に残らないのが大きな欠点です。
記憶に残る映画には大抵の場合鑑賞後も頭の中でリフレインされ続けるメインテーマや印象深いメロディがあるものですが、『ゴジラvsコング』にはそういった記憶(あるいは感性)に刻み込まれる楽曲がひとつもありません。
『キング・オブ・モンスターズ』のようにゴジラのテーマに伊福部明先生の楽曲、コングのテーマに’33年版『キングコング』、メカゴジラのテーマに佐藤勝先生の曲をそれぞれアレンジして付けてくれていたら、もっと燃える映画になっていたんじゃないかと思います。
11/11(木)
『るろうに剣心 最終章 The Beginning』
(ホームシアター:Blu-ray)

この日はアマゾンから届いたブルーレイを妻と一緒に鑑賞しました。

平成31年(2019年)2月16日。
もう2年半も前のことになりますが、私は東映京都太秦撮影所でこの映画の撮影にエキストラとして参加してきました。
真夏の祇園祭のシーンなので薄手の夏服衣装ですが、撮影は2月(しかも極寒の京都)だったのでメチャクチャ寒かったです。
実は中にヒートテックの下着を着ていて、さらにホッカイロを2枚貼って頑張りました(笑)。

その甲斐あって、1カットだけではありますがしっかり画面に収まることが出来ました。
しかも・・・!。
若干ピンボケ気味とはいえ、なんと主演の佐藤健さんと有村架純さんと同じフレームに収まっていたのです!。
(↑の写真はあえて私の顔が見えないフレームを選んでます。)
私は劇場で一度観ているので落ち着いて見ていられましたが、妻は公開当時「567が落ち着くまで映画館なんかには行かない!。」と言っていたためこれが全くの初見です。
それでも妻は私の登場カットにすぐ気付いてくれました。
妻「凄い凄い!。タケルと一緒の画面やが。いいなあ~!」
と、私の肩をバンバン叩きながら福井弁丸出しで羨ましがっておりました(笑)。
私「わはは、どーだ羨ましかろう!」
この時の募集は男女100人以上の大人数で応募要項に「夫婦同伴や親子同伴も歓迎」とあったので妻を誘ってみたのですけど、「映画に映るなんて恥ずかしい。アンタの気が知れない。」とあっさり断られたのでした。
あの時私と一緒に行っていれば、お前もタケルと同じ画面に収まれたものを・・・。
なにはともあれ、「妻を羨ましがらせる」というこの日一番の目的を果たせて大満足でありました(高笑)。

今回購入したブルーレイは豪華BOX入りの初回生産限定豪華版です。
本編ディスクのみの通常盤も発売されてはいますが、メイキング映像が収録されているのはこの限定バージョンだけなのです。
そのため倍近い値段を払ってこちらを買いました。
本編に映ったのは1カットのみですが、もしかするとメイキングにも自分の姿が映っているかも知れません。
もし映っていれば、このBDは当日の思い出が詰まった貴重な品ということになります。
そして・・・

メイキングビデオにはあの日(2019年2月16日)の撮影風景も入っていました。
そして、その中に私の姿もしっかり映っていたのです!。
(あまりにもハッキリ映っていたためそのカットはあえて載せないことにしました。)
さらに、広角ショットを目を凝らしてよく見ると、あの時ご一緒したエキストラ仲間の姿も発見することが出来ました。
例えば・・・
映画ロケに詳しく、さりげなく映るコツを教えてくれた人。
(↑の写真もその人が撮ってくれました)
父親と一緒に参加していた高校生の男の子。
(彼は『るろ剣』に詳しく、この日撮った場面は剣心の過去の出来事であることを教えてくれました)
リハーサルを重ねる度に違うアイデアを考えて、常に動きに変化をつけていた物売り役のベテランエキストラさん。
(この方とはその後『日本独立』の現場でもお会いしました)
そんな当日の思い出がぎっしり詰まった、値段以上の価値がある特典ディスクでした。
最後にTVドラマのことなんかも少々・・・
『カムカムエヴリバディ』🈠
(居間49インチ液晶テレビ:NHK総合・もしくはBS4K)

実は今、昨年前期の『エール』以来再びNHKの朝ドラにハマっています。
仕事があるので毎朝リアルタイム視聴とはいきませんが、毎回録画して毎晩帰宅後に見ています。
戦前から戦後、そして現代に至る100年間を3人のヒロインを通して描くドラマで、かの名作『この世界の片隅に』を思い起こさせるような庶民視点による昭和史になっています。
しかし私の本当の目的はストーリーではありません。
主演女優の上白石萌音さんです。
実は私、デビュー作『舞妓はレディ』以来彼女のファンなのです。
仕事でインタビュー撮影をさせてもらったことがありますし、『ちはやふる-結び-』にエキストラで参加したときは萌音さんと同じ現場に居合わせることが出来ました。
実際の上白石萌音さんは、『カムカム~』や『ちはやふる』の役柄と全く変わらない素直でサービス精神豊かな笑顔の可愛い女性でした。

今週木曜の回では不覚にも胸がキュン!となってしまいました。
自分に見合いの話が持ち上がったことから岡山から大阪まで意中の相手に会いに行くも、ただ泣きじゃくってしまうばかりで何も言えず逃げ帰ってしまいます。
ところが、相手の彼氏は彼女の様子を心配して後を追ってきてくれて、安子の家族の前で交際を申し込むのです。
妻は「ヒャー、恥ずかしぃ~!」と悶絶しておりましたが、この時私は朝飯食いながら密かに涙目になっておりました。
私は中高生の頃からこんな胸キュンラブストーリーなんて虫唾が走るくらい嫌いだったんですが、この場面にだけは真剣に見入ってしまっていたのです。

一日一回、贔屓の女優さんやアイドルの姿を愛でて仕事に出る・・・。
ただそれだけのことが、これほど日々のパワーの源になり得るということをこの歳になって初めて知りました。
心配なのは、これからストーリーが戦争時代に突入して萌音さん演じる安子も笑顔でばかりはいられなくなること。
そして、『カムカムエヴリバディ』が母子三代に渡るストーリーであることから、安子はやがてお婆ちゃんになって物語から退場してしまうのではないか?ということです。
安子には若い頃素敵な恋をしたお婆ちゃんとして最終回まで出続けて欲しいと願っています。
【感謝の極み】
更新直前、プレビュー画面でふとアクセスカウンターに目をやると、そこにはとても嬉しい数字が・・・

いつの間にか7万ヒットを超えておりました~
私にとってこれは単なるキリ番ではございません。
いつもご来訪いただいている皆様のお声そのものであり、とても励みとなるものです。
いつも有難うございます!。
そして今後もよろしくお願いいたします!!。
今週もお付き合いいただきありがとうございました。
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