『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(その1:ローグ・ワンからローグ2へ)
CATEGORY『スター・ウォーズ』シリーズ
ネタバレが含まれています。必ず映画をご覧になってからお読みください。
トガジンです。
19日にIMAXシアターで2回観てきました。
予想を遥かに上回る素晴らしい作品でした。
『スター・ウォーズ』シリーズ全作品中、観ていて思わず涙したのはこれが初めてです。
この作品の直後に『新たなる希望』と『帝国の逆襲』を観たなら涙腺崩壊は必至と思われます。
『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』🈠
(劇場:109シネマ大阪エキスポシティ)

<あらすじ>
銀河全体を掌握しつつあった帝国軍は究極の兵器であるデス・スターの建造を進めていた。
無法者たちによる反乱軍の極秘チーム”ロ―グ・ワン”に加わった女戦士ジン・アーソは、様々な葛藤を抱えながらも実現困難なミッションに立ち向かう。
それはデス・スター攻略に必要不可欠な設計図の奪取作戦だった。
そしてそのカギは、天才科学者であり何年も行方不明になっていた彼女の父親に隠されていた。

彼らが自ら名乗ったコール・サインは”ローグ・ワン”。
ローグ・・・?
『スター・ウォーズ』ファンなら思い出しませんか?。
あの『帝国の逆襲』の冒頭で、遭難したルークとハン・ソロを捜索していた部隊のコールサインを。

「ローグ2から基地へ、二人を無事発見した」
そうなんです!。
ローグ~というコールサインは反乱軍の中にずっと息づいていたのです。

『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』において、デス・スターの存在を知った反乱軍の面々は恐怖に打ち負けて降伏論に傾いていきます。
その中に会って主人公のジン・アーソは「希望を捨てない」ことを力強く主張し、仲間<ローグ・ワン>と共にデス・スターの設計図を奪取するため惑星スカリフへと飛び立ちました。
そんな彼女の行動につき動かされて、ラダス提督は艦隊を動かし、ベイル・オーガナは娘レイアをジェダイの生き残りであるオビ=ワン・ケノービの元に派遣します。

多大な犠牲を払いながらも、ジンたちはなんとか設計図を入手して反乱軍艦隊に伝送することに成功します。
しかし、ジンをはじめとするローグ・ワンのメンバー達は、一人として生きて帰ることはありませんでした。
そのことを悟ったラダス提督は絞り出すような声でこう言います。
「ローグ・ワン、フォースと共にあらんことを」
この瞬間、私は『帝国の逆襲』のあの場面を思い出てしまい、不覚にも涙を抑えることが出来ませんでした。
人知れぬ彼らの偉業は後のデス・スター撃破へと結実し、反乱軍はそのことを決して忘れてはいなかったのです。
反乱軍にとって「ローグ2」というコールサインは、ローグ・ワンのメンバーたちへの感謝と敬意と哀悼の念が込められたものだったに違いありません。

今回は『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』について、最も私の心の琴線に触れた部分のみを書かせていただきました。
書きたいことはまだまだ山ほどありますが、私ごときの言葉では万分の一も伝えられない気がします。
この映画の精神が非常に日本人好みのものであったこと。
散っていったローグ・ワンの一人一人のこと。
随所に姿を見せる懐かしいキャラクターたちのこと。
ターキンや若い頃のレイアに見る技術的な凄さのこと。
シリーズ中、最恐最悪の残忍さを見せるダース・ベイダーのこと。
そのベイダーからたった一枚のメモリーカードを守って必死に戦ったオルデランの兵士たちのこと。
そうして受け継がれていった希望のこと。

この作品の存在によって、エピソード4から6まで、一本の縦筋がビシッと通った気がします。
オリジナル・トリロジーの前に観るべきはプリクエル・トリロジーではありません。
この『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』です。
本日もお付き合いいただきありがとうございました。
トガジンです。
19日にIMAXシアターで2回観てきました。
予想を遥かに上回る素晴らしい作品でした。
『スター・ウォーズ』シリーズ全作品中、観ていて思わず涙したのはこれが初めてです。
この作品の直後に『新たなる希望』と『帝国の逆襲』を観たなら涙腺崩壊は必至と思われます。
『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』🈠
(劇場:109シネマ大阪エキスポシティ)

<あらすじ>
銀河全体を掌握しつつあった帝国軍は究極の兵器であるデス・スターの建造を進めていた。
無法者たちによる反乱軍の極秘チーム”ロ―グ・ワン”に加わった女戦士ジン・アーソは、様々な葛藤を抱えながらも実現困難なミッションに立ち向かう。
それはデス・スター攻略に必要不可欠な設計図の奪取作戦だった。
そしてそのカギは、天才科学者であり何年も行方不明になっていた彼女の父親に隠されていた。

彼らが自ら名乗ったコール・サインは”ローグ・ワン”。
ローグ・・・?
『スター・ウォーズ』ファンなら思い出しませんか?。
あの『帝国の逆襲』の冒頭で、遭難したルークとハン・ソロを捜索していた部隊のコールサインを。

「ローグ2から基地へ、二人を無事発見した」
そうなんです!。
ローグ~というコールサインは反乱軍の中にずっと息づいていたのです。

『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』において、デス・スターの存在を知った反乱軍の面々は恐怖に打ち負けて降伏論に傾いていきます。
その中に会って主人公のジン・アーソは「希望を捨てない」ことを力強く主張し、仲間<ローグ・ワン>と共にデス・スターの設計図を奪取するため惑星スカリフへと飛び立ちました。
そんな彼女の行動につき動かされて、ラダス提督は艦隊を動かし、ベイル・オーガナは娘レイアをジェダイの生き残りであるオビ=ワン・ケノービの元に派遣します。

多大な犠牲を払いながらも、ジンたちはなんとか設計図を入手して反乱軍艦隊に伝送することに成功します。
しかし、ジンをはじめとするローグ・ワンのメンバー達は、一人として生きて帰ることはありませんでした。
そのことを悟ったラダス提督は絞り出すような声でこう言います。
「ローグ・ワン、フォースと共にあらんことを」
この瞬間、私は『帝国の逆襲』のあの場面を思い出てしまい、不覚にも涙を抑えることが出来ませんでした。
人知れぬ彼らの偉業は後のデス・スター撃破へと結実し、反乱軍はそのことを決して忘れてはいなかったのです。
反乱軍にとって「ローグ2」というコールサインは、ローグ・ワンのメンバーたちへの感謝と敬意と哀悼の念が込められたものだったに違いありません。

今回は『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』について、最も私の心の琴線に触れた部分のみを書かせていただきました。
書きたいことはまだまだ山ほどありますが、私ごときの言葉では万分の一も伝えられない気がします。
この映画の精神が非常に日本人好みのものであったこと。
散っていったローグ・ワンの一人一人のこと。
随所に姿を見せる懐かしいキャラクターたちのこと。
ターキンや若い頃のレイアに見る技術的な凄さのこと。
シリーズ中、最恐最悪の残忍さを見せるダース・ベイダーのこと。
そのベイダーからたった一枚のメモリーカードを守って必死に戦ったオルデランの兵士たちのこと。
そうして受け継がれていった希望のこと。

この作品の存在によって、エピソード4から6まで、一本の縦筋がビシッと通った気がします。
オリジナル・トリロジーの前に観るべきはプリクエル・トリロジーではありません。
この『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』です。
本日もお付き合いいただきありがとうございました。
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