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映画と日常

週刊映画鑑賞記(2022.11/7~2022.11/13)

トガジンです。

毎週日曜日はこの一週間に観た映像作品を日記代わりに書き留めています。
と言っても、今週観た映画は↓の1本のみでした。



11/11(金)
『忍者部隊月光』🈠
(ホームシアター:東映チャンネル録画)
『忍者部隊月光』ポスター画像
1964年公開作品、つまり私が生まれた年の映画です。
ポスターはカラーですが映画はモノクロでした。

当時『忍者部隊月光』は原作漫画を元にTVドラマ化されて好評を博していました。
本作はその人気を受けて作られた劇場版という位置づけです。

『忍者部隊月光』原作漫画
原作はタツノコプロの創始者:吉田竜夫さんが漫画家時代に描いた忍者アクションものです。
現代の裏世界で忍者部隊が悪の組織と戦うというスタイルは、後の『科学忍者隊ガッチャマン』の原型と言えるかも知れません。

『忍者部隊月光』忍者部隊
原作漫画では幼い顔立ちをしている月光ですが、実写版ではいかついオッサンになってました(失礼!)。
当時東映スタッフは『忍者部隊月光』をアメリカの戦争ドラマ『コンバット』みたいなイメージ作りたかったため、主役の年齢を大人に設定したそうです。
それにしても、もう少し若くてスマートな人でもよかったんじゃないかと・・・(これまた失礼!)。

主演の俳優さんはよく存じ上げませんが、右から2番目のクールな感じの人は『電人ザボーガー』の大門豊(主演)や『仮面ライダーV3』の結城丈二(ライダーマン)の山口暁さんですね。
あと、忍者部隊の司令官役は『ウルトラセブン』のキリヤマ隊長こと中山昭二さんでした。
幼少期に馴染んでいた俳優さんが出てくると、それだけで安心して見ていられます。

あと、音楽担当が渡辺宙明先生でした。
あの低音を活かした独特のリズム感はまだ確立されていないようですが、それでもやはり特撮ファンにはお馴染みの作曲家さんということで安心感がありました。

ところで・・・。
20221008皆既月食
今週この作品をチョイスした理由ですが、別に先日(11/8)「皆既月食+天王星食」があったからではありません(笑)。
帰宅後、レコーダーの中で上映時間短めの映画を探していたら、先日予約録画しておいたこの映画が80分とちょうどいい長さだったのでこれに決めただけのことです。

あの日、既月食の時間,はまだ仕事中だったのですが、しばらくの間外に出て仕事仲間数人と一緒に月を眺めておりました。
皆既月食と天王星食が同時に見られるのは日本では442年ぶりだったそうで、なんだか歴史の証人になれたみたいで得した気分でした。
(さすがに天王星は肉眼では見えなかったですが・・・)

ふと、夏目漱石が「I Love You」を「月が綺麗ですね」と訳したという粋なエピソードを思い出していました。
残念ながらあのとき一緒に月を見上げていたのはムサ苦しい野郎共ばかりでしたけど(笑)、もし可愛い女性が隣にいたら思わず口に出していたかも知れません。
でも、赤い月って、綺麗というよりなんだか不吉な感じがするのですがね。

次に皆既月食が日本で見られるのは3年後だそうです。


今週もお付き合いいただきありがとうございました。
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