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映画と日常

週刊映画鑑賞記(2022.12/12~2022.12/18)

トガジンです。

毎週日曜日はこの一週間に観た映像作品を日記代わりに書き留めています。

20221217 トップ画像
今週はこの2本。
『マジンガーZ』は12/6に亡くなられた歌手:水木一郎さんへの追悼鑑賞。
『アバター』は来週観に行く続編に向けての復習です。



12/12(月)
『マジンガーZ対暗黒大将軍』
(ホームシアター:東映チャンネル録画)
マジンガーZ対暗黒大将軍
この日、アニメ・特撮作品の主題歌やテーマソングを数多く歌ってこられた歌手の水木一郎さん逝去のニュースが飛び込んできました。

この日の夜は当初別の作品を見る予定でいたんですが、水木さん・・・いやアニキの歌声が狂おしいほど聴きたくなり、別の映画など落ち着いて見ていられそうにないため、アニキの歌がいっぱい使われているこの映画を見る事にしました。

劇場版マジンガーシリーズ一挙放送
今回観た『マジンガーZ対暗黒大将軍』は、東映チャンネルがマジンガーZ放送開始50周年記念として「劇場版マジンガーシリーズ」を一挙放送していたのを録画しておいたものです。
本当は年明けにでも全作品をゆっくり見ようと考えていたんですが、思いがけないアニキの訃報を受けて最高傑作と称される『マジンガーZ対暗黒大将軍』を見ることに決めました。

『マジンガーZ対暗黒大将軍』出撃
この映画では主題歌「マジンガーZ」は使われていなかったためアニキの代名詞である「ゼェ~ット!」は聴けませんでした。
それでも、マジンガー出撃シーンで流れてきた「Zのテーマ」を聴いて思わずウルッときてしまいました。

♪人間(ひと)の生命(いのち)は尽きるとも 不滅の力マジンガーZ

アニキ最後の熱唱!
今月3日に行われた『マジンガーZ』誕生50周年を祝う番組で車椅子姿でステージに登場したアニキ。
その最後の姿を思い出してしまったのです。
自力で立つことも出来ず声もほとんど出ない状態でありながらファンの前に姿を見せて、しかも「生涯現役」と公言していました。
これを見たとき「この日はステージに上がれるくらい身体の調子が良かったのかな。」と思っていたのですが、このわずか3日後にアニキは逝ってしまいました。
この時は決して調子が良かったわけではなく、最後の力を振り絞ってマジンガーの誕生祝いに駆けつけてくれていたのです。

最期の瞬間まで歌を、アニメを、特撮を、そして我々ファンを大切に思ってくれていた人でした。
改めまして、心よりご冥福をお祈りいたします。



12/17(土)
『アバター』
(ホームシアター:3D Blu-ray)
『アバター』日本語版ポスター
続編『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』を観に行く前に前作『アバター』を久し振りに見返しておくことにしました。

『アバター』ブルーレイ2種
『アバター』は2Dオリジナル劇場公開版と未公開シーンを追加したロングバージョンを収録したエクステンデッド・エディション版と3D版の2種類のブルーレイを所有していますが、今回選択したのは3D版です。

『アバター』一場面
『アバター』を見るのはエクステンデッド・エディション版を買って以来ですからおよそ10年ぶりということになります。
人間が別の身体を脳波コントロールして別の世界に生きるというこの映画のコンセプトが、現在ではまた違った意味合いのものに見えてきました。

メタバース
『アバター』公開当時にはまだその概念を理解する者などごく僅かだった「メタバース」や日本の「ムーンショット計画」などの仮想現実世界構想が重なって見えたのです。
改めてキャメロン監督の先見性とSFセンスに脱帽です。

ビクタープロジェクター用3Dメガネ
3D映画を観るのはずいぶん久し振りです。
朝から3Dメガネを充電しておきながらも「内蔵バッテリーがヘタっていないだろうか?。2時間40分の間、途中で電池切れにならず最後まで見られるだろうか?」と心配しておりましたが、幸い最後まで3D映像を堪能することが出来ました。

3D二重映像
もう13年も前の3D映画ですが、絵作りと演出の巧みさが既に完成の域に達していて古さは全く感じません。
その見事な立体感を平面画像ではお伝え出来ないのが残念です(笑)。

3Dの実写映画は、2つのレンズを持つ3Dカメラで撮影した作品でなければ本来の立体感は得られません。
『アバター』以後3D映画は数多く公開されましたが、そのほとんどが通常の2Dカメラで撮影した映像をあとからCG処理で3D変換するニセ3Dが多かったです。
そのため、人物の鼻がおかしな飛び出し方をしていたり遠近感が狂っている場面があまりにも多くて、結局3Dからは人々の気持ちが離れてしまいました。

そういえば、最近は映画館でも3D映画はほとんど上映されなくなりました。
テレビも数年前から3D機能が削除されていますし、3D版ブルーレイも発売されないか、あるいは高額なUHD-BDとの抱き合わせでしか手に入らない状況になっています。
気の早い話ですが、続編『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』の3Dブルーレイは普通に発売されるだろうか?と心配になっていたりなんかします。

『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』ポスター画像(横)
その『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』ですが、私は明日(19日)観に行くことにしています。
当然座席指定予約済みです。
残念ながら大阪や京都へ足を運んでIMAXやドルビーシネマで楽しむことは諦めざるを得ませんでしたが、ジェームズ・キャメロン監督がハイフレームレート技術を駆使して作ったという滑らかな3D映像と前作からさらに広がるパンドラの世界を楽しんできたいと思っています。


今週もお付き合いいただきありがとうございました。
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