週刊映画鑑賞記(2023.2/27~2023.3/5)
CATEGORY週刊映画鑑賞記
トガジンです。
毎週日曜日はこの一週間に観た映像作品を日記代わりに書き留めています。
今週見たのはこの2本。

1本はNETFLIX制作映画。
もう1本はWOWOWで放映されたドキュメンタリー映画です。
2/28(火)
『ドント・ルック・アップ』🈠
(ホームシアター:NETFLIX)

レオナルド・デカプリオ。
ジェニファー・ローレンス。
メリル・ストリープ。
ケイト・ブランシェット。
ロン・パールマン。
クリス・エヴァンス。
この錚々たる顔ぶれ!。
「現在契約者数激減中のNETFLIX起死回生の一撃か?」とか思いながら見ておりました。

ある日、妖星ゴラスみたいな地球へ衝突確実な巨大彗星を発見してしまった科学者たち。

ところが彼らの必死の報告も中間選挙の人気取りしか頭にない大統領に鼻で笑われ、テレビに出て訴えても笑いものにされるばかり。

その後、彗星接近が事実と分かってようやく政府主導の彗星爆破計画が発動した・・・と思ったら、米国一の金満IT起業家が「彗星の中にはレアメタルがいっぱい。」と言い出してあっさり中止。
政府はレアメタル採掘計画に舵を振ったものの計画は完全に失敗。
そして人類は・・・。
この映画、現在の環境破壊問題に置き換えて見ると意図がとても分かり易いです。

地球の危機をエキセントリックに唱え続ける若い女性天文学者:ケイト(演:ジェニファー・ローレンス)は環境活動家:グレタ・トゥーンベリさんに重ね合わせることが出来ますし、金儲けと票集めしか考えないアメリカ大統領はドナルド・トランプ前大統領そのまんまです。
そして低俗なTVショーは、両者の対立を事の本質(環境破壊)そっちのけで面白おかしく報道するばかりのマスコミの姿です。

シャレが効いていて面白かったのは、かつてゴールデングローブ授賞式のスピーチでトランプ大統領(当時は候補)を痛烈に批判したメリル・ストリープさんがトランプみたいな大統領を演じていることです。
トランプ大統領時代にこれをやっていたらもっと笑えたと思うのですがね。
でも、この映画で一番印象に残ったのは・・・。

レオナルド・デカプリオ、肥えたな~。。
「これって役作りだよね?。この役のためにわざと増量したんだよね?。そうだと言ってよ、レオ様!。」という女性ファンの悲鳴が聞こえてくるようです。
私の場合、劇映画でハズレを引いてしまった後は何故かドキュメンタリー作品を選びたがる傾向があるようです。
というわけで、『ドント・ルック・アップ』の次に見たのはコレでした(笑)。
3/3(金)
『ナワリヌイ』🈠
(ホームシアター:WOWOW録画)

現ロシア政権を痛烈に批判し続け、多くの支持者に支えられているプーちんの政敵と呼ばれたアレクセイ・ナワリヌイ氏。
何度も不当逮捕されたうえに、2020年には危うく暗殺されそうになった彼の行動を追うドキュメンタリー映画です。

暗殺の方法がプーちんが毎度使う毒殺であったことに「自分がやったと言ってるも同じ」と驚きと笑いを抑えきれないナワリヌイ氏。
そしてドイツ国家と異国の友人たちの協力による奇跡的回復。
ナワリヌイ氏と彼の家族・仲間たちが実行犯相手に自ら(偽名で)電話をかけて犯行時の状況を聞き出すという痛快な展開!。
しかし、彼は他国に逃げ続けている事を良しとせず、不当逮捕を覚悟のうえで母国へと帰っていく。

いや~、面白かった!。
「面白かった」という言葉は不謹慎かもしれませんが、それでもやっぱり人物の魅力に緊張感と痛快さが加わって凄く面白かったです。

ナワリヌイ氏は現在もロシアの刑務所に収監中です。
刑務所内でもプーちんと現行政府への批判活動を止めようとしないため刑期が大幅に延長されてしまっているそうです。
心配なことは、一年前ロシアがウクライナに侵攻したことで「世界の人々は彼のことを忘れてしまっているのではないか?」ということ。
彼は現在母国がウクライナへ侵略戦争を仕掛けていることをどう思っているのでしょうか?。
仮に今もドイツに出国状態だったとしたら、ウクライナや世界各国に対してどんな働きかけをしたでしょうか?。
一日も早くプーちんが失脚(もしくは死亡)し、ナワリヌイ氏が新しいロシアの指導者として表舞台に出てくることを願うばかりです。
【NETFLIX 一旦契約終了】

今週火曜日でNETFLIX契約期間が終了しました。
翌日からは再び再契約待ちの画面に逆戻りです。
この1ヶ月間に見たNETFLIX作品は
『トロール』
『インフィニティ:無限を旅する』
『ナイブズ・アウト:グラス・オニオン』
『西部戦線異状なし』
『エノーラ・ホームズの事件簿2』
『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』
そして今週の『ドント・ルック・アップ』の計7本でした。
月額1,980円で7本なら一本あたり300円弱なのでまあこんなもんでしょうか。
でも、現実問題としては週に2~3本見るのがせいぜいなのにNETFLIXばかり見ているわけにはいきません。
今後もNETFLIXは見たい作品があるときにだけ短期契約することにします。
今週もお付き合いいただきありがとうございました。
毎週日曜日はこの一週間に観た映像作品を日記代わりに書き留めています。
今週見たのはこの2本。

1本はNETFLIX制作映画。
もう1本はWOWOWで放映されたドキュメンタリー映画です。
2/28(火)
『ドント・ルック・アップ』🈠
(ホームシアター:NETFLIX)

レオナルド・デカプリオ。
ジェニファー・ローレンス。
メリル・ストリープ。
ケイト・ブランシェット。
ロン・パールマン。
クリス・エヴァンス。
この錚々たる顔ぶれ!。
「現在契約者数激減中のNETFLIX起死回生の一撃か?」とか思いながら見ておりました。

ある日、妖星ゴラスみたいな地球へ衝突確実な巨大彗星を発見してしまった科学者たち。

ところが彼らの必死の報告も中間選挙の人気取りしか頭にない大統領に鼻で笑われ、テレビに出て訴えても笑いものにされるばかり。

その後、彗星接近が事実と分かってようやく政府主導の彗星爆破計画が発動した・・・と思ったら、米国一の金満IT起業家が「彗星の中にはレアメタルがいっぱい。」と言い出してあっさり中止。
政府はレアメタル採掘計画に舵を振ったものの計画は完全に失敗。
そして人類は・・・。
この映画、現在の環境破壊問題に置き換えて見ると意図がとても分かり易いです。

地球の危機をエキセントリックに唱え続ける若い女性天文学者:ケイト(演:ジェニファー・ローレンス)は環境活動家:グレタ・トゥーンベリさんに重ね合わせることが出来ますし、金儲けと票集めしか考えないアメリカ大統領はドナルド・トランプ前大統領そのまんまです。
そして低俗なTVショーは、両者の対立を事の本質(環境破壊)そっちのけで面白おかしく報道するばかりのマスコミの姿です。

シャレが効いていて面白かったのは、かつてゴールデングローブ授賞式のスピーチでトランプ大統領(当時は候補)を痛烈に批判したメリル・ストリープさんがトランプみたいな大統領を演じていることです。
トランプ大統領時代にこれをやっていたらもっと笑えたと思うのですがね。
でも、この映画で一番印象に残ったのは・・・。

レオナルド・デカプリオ、肥えたな~。。
「これって役作りだよね?。この役のためにわざと増量したんだよね?。そうだと言ってよ、レオ様!。」という女性ファンの悲鳴が聞こえてくるようです。
私の場合、劇映画でハズレを引いてしまった後は何故かドキュメンタリー作品を選びたがる傾向があるようです。
というわけで、『ドント・ルック・アップ』の次に見たのはコレでした(笑)。
3/3(金)
『ナワリヌイ』🈠
(ホームシアター:WOWOW録画)

現ロシア政権を痛烈に批判し続け、多くの支持者に支えられているプーちんの政敵と呼ばれたアレクセイ・ナワリヌイ氏。
何度も不当逮捕されたうえに、2020年には危うく暗殺されそうになった彼の行動を追うドキュメンタリー映画です。

暗殺の方法がプーちんが毎度使う毒殺であったことに「自分がやったと言ってるも同じ」と驚きと笑いを抑えきれないナワリヌイ氏。
そしてドイツ国家と異国の友人たちの協力による奇跡的回復。
ナワリヌイ氏と彼の家族・仲間たちが実行犯相手に自ら(偽名で)電話をかけて犯行時の状況を聞き出すという痛快な展開!。
しかし、彼は他国に逃げ続けている事を良しとせず、不当逮捕を覚悟のうえで母国へと帰っていく。

いや~、面白かった!。
「面白かった」という言葉は不謹慎かもしれませんが、それでもやっぱり人物の魅力に緊張感と痛快さが加わって凄く面白かったです。

ナワリヌイ氏は現在もロシアの刑務所に収監中です。
刑務所内でもプーちんと現行政府への批判活動を止めようとしないため刑期が大幅に延長されてしまっているそうです。
心配なことは、一年前ロシアがウクライナに侵攻したことで「世界の人々は彼のことを忘れてしまっているのではないか?」ということ。
彼は現在母国がウクライナへ侵略戦争を仕掛けていることをどう思っているのでしょうか?。
仮に今もドイツに出国状態だったとしたら、ウクライナや世界各国に対してどんな働きかけをしたでしょうか?。
一日も早くプーちんが失脚(もしくは死亡)し、ナワリヌイ氏が新しいロシアの指導者として表舞台に出てくることを願うばかりです。
【NETFLIX 一旦契約終了】

今週火曜日でNETFLIX契約期間が終了しました。
翌日からは再び再契約待ちの画面に逆戻りです。
この1ヶ月間に見たNETFLIX作品は
『トロール』
『インフィニティ:無限を旅する』
『ナイブズ・アウト:グラス・オニオン』
『西部戦線異状なし』
『エノーラ・ホームズの事件簿2』
『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』
そして今週の『ドント・ルック・アップ』の計7本でした。
月額1,980円で7本なら一本あたり300円弱なのでまあこんなもんでしょうか。
でも、現実問題としては週に2~3本見るのがせいぜいなのにNETFLIXばかり見ているわけにはいきません。
今後もNETFLIXは見たい作品があるときにだけ短期契約することにします。
今週もお付き合いいただきありがとうございました。
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