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映画と日常

週刊映画鑑賞記(2023.3/20~2023.3/26)

トガジンです。

毎週日曜日はこの一週間に観た映像作品を日記代わりに書き留めています。

今週はこれ1本!。
『シン・仮面ライダー』ポスター画像(マスクUP)
一日も早く見たいと思っていたんですが、当初は「月曜から金曜まで休み無し」の予定だったため今週は観られないものと諦めておりました。
でも、幸か不幸か一日だけ仕事がキャンセルになったため嬉々として観に行きました。
それもわざわざ大阪まで!(笑)。

あと、週末には藤井道人監督の新作映画にエキストラ参加するため一泊二日で新潟県へ遠征しておりました。
今週はずっと妻の視線が怖かったです・・・(汗)。



3/22(水)
『シン・仮面ライダー』🈠
(劇場:109シネマズ・大阪エキスポシティ)
『シン・仮面ライダー』ポスター画像(IMAXバージョン)
昨年の情報公開時からずっと楽しみにしていた映画です。
本当なら公開初日に見に行きたかったのですが、現在ちょうど春の繁忙期に突入してしまっているため来週月曜までおあずけ状態になっておりました。
ところが、22日(水曜)の仕事が先方の都合で急遽延期となり、その日のスケジュールが丸一日空いたのです。

元々IMAXの大画面+大音響で楽しみたいと思っていたので、速攻で109シネマズエキスポシティIMAXシアターHPの座席予約ページを開いてみたところ、時すでに遅く午後からの回の良い席はすでに埋まっていて端っこの席しか空いていませんでした。

ところが!?。
109シネマズエキスポシティ『シン・仮面ライダー』ガラ空き?
朝10時からの回を見てみるとセンターライン上の良い席がいくらでも空いているではありませんか!。
この時は何も考えずに、私がこの劇場でいつも選ぶ席(F-20)をポチっておりました。

10時上映開始ということは9時半頃には着かねばなりません。
しかし、我が家からエキスポシティまで車で3時間半ほどかかります。
そのため朝5時に家を出ました。
結構大変ではありましたが、これも最良の環境で『シン・仮面ライダー』を楽しみたいがためです。
(๑•̀ㅂ•́)و ガッツ!

2023-03-22 『シン・仮面ライダー』チケット
私が買ったチケットは3月22日午前10時からの回です。

「22日の10時って・・・あれ?、その日のその時間といえば・・・?。」

2023-03-22 WBC日本優勝
そうです!。
この日(3/22)の午前中といえば、WBCの決勝戦が行われ日本が世界一を勝ち取ったまさにあの時です。
だから良い席が空いていたのですね(笑)。

WBC決勝戦のTV視聴率は40%を越えていたそうです.
つまり私は日本人の4割I以上が日本の優勝に歓声を上げていた瞬間、映画館で『シン・仮面ライダー』を楽しんでいたというわけです(笑)。
でも、チケット購入したときの私は決勝戦が22日であることをすっかり忘れておりました。
それに、前日のサヨナラ逆転勝利が見応え有り過ぎてWBCはもうお腹いっぱい状態だったため「まあいいや」って感じでした。
ただ、翌日は仕事仲間と全然話がかみ合わず、しかも(冗談で)「非国民」呼ばわりされたりもして困りました(笑)。

2023-03-22 109シネマズになにか違和感が?
そんなこんなでやって来ました109シネマズ・エキスポシティ。
ここへ来たのはおととしの夏『ゴジラvsコング』を見に行って以来なので約1年8ヶ月ぶりです。
でも、何か違和感が・・・?。

2020-10-01 ガンダム
エキスポシティのオープン以来この場所にはずっとガンダムvsザクのモニュメントが飾られていましたが・・・。

2023-03-22 ガンダムとザクが無い?
いつの間にかスヌーピーのスクールバスに変わっていました。
この建物の一角にあったガンダム専門店もスヌーピーのお店に変わっています。
『ガンダム』放映50周年の2029年4月7日へ向けたカウントダウンがあの像の前に表示されるんだろうと思っていたのですがね。

2023-03-22 これって当たり?
入場時にもらったライダーカードは「1号ライダー」と「緑川ルリ子」の2枚が入ってました。
おっ、これって「当たり」じゃないですか?。

ライダーカードとはオリジナル『仮面ライダー』放映時に発売されたスナック菓子のオマケでした。
私の親はあまりお菓子類を買い与えてくれなかったので、少ないチャンスで幸運にも手に入った2号ライダーが写っているカードを宝物としてずっと大切に持っていた思い出があります。
全種類集めると専用アルバムがもらえるという男の子のコレクター気質を刺激して大人気でしたが、カード欲しさにお菓子本体を食べずに捨ててしまう子供が大量発生するという社会現象も引き起こしましました。
まさか今回の『シン・仮面ライダー』で、カード欲しさに映画を観ないでカードだけ貰って帰る奴はいないと思いますけど(笑)。

『シン・仮面ライダー』タイトル
前置きが長くなりましたが、ここからようやく映画の感想に入ります(笑)。

ネタバレを感じにくくするため、ストーリー順ではなく良い点悪い点を分けて書くことにしました。
見出しが赤で書かかれた部分は酷評、もしくは私が気に入らなかった部分ですので未見の方は読み飛ばしてください。
また、青で書かれた肯定部分にもラストシーンに触れている部分があるため、こちらも未見の方はご注意願います。

◆血しぶき描写はベターな選択
vlcsnap-2023-03-26-13h44m25s831.jpg
公開後、ファンの間で賛否両論繰り広げられている『シン・仮面ライダー』。
その最初の賛否は「冒頭の血しぶきシーン」にあるようですが、私はこの描写を支持しています。

最初の頃の仮面ライダー(本郷猛)は改造人間としての自分の力をまだ上手く制御することが出来ません。
そのため、生身に近い下っ端戦闘員にパンチやキックがヒットするたびその肉体を叩き潰してしまうのです。
旧TV版では何気なく触れた水道の蛇口を握り潰してしまうといった表現をしていましたが、限られた尺数で改造人間という要素を端的に表現するのにこれはこれで上手い見せ方だったと思います。
描写もホラー映画みたいなグロさは無いので(私は)全然大丈夫でした。
ただし、基本的に「血を見ると気絶する」人とか「敵といえども仮面ライダーが人体破壊するなんて許せない」と言う人にはお薦めいたしません。

◆仮面ライダーの素顔
『シン・仮面ライダー』バッタ型改造人間
この映画では、まだ「改造された」自覚がない本郷が手袋を外して自分の手が人間のものではなくなっていることを知って動揺する場面が出てきます。

vlcsnap-2023-03-26-13h45m53s796.jpg
石森章太郎先生の漫画版では、そもそも『仮面ライダー』のマスクは改造人間になって醜い姿になってしまった姿を隠すためのものとして描かれていました。
本作では、赤い目になって改造傷だらけの素顔も一瞬だけ見せていました。
冒頭の流血シーンに加えてこうした「仮面ライダーの真実」も見せつけられたら、子供たちが仮面ライダーに憧れを持つことが無くなってしまうでしょう。
この映画がR12指定になった理由がよく分かります。

◆リファインされたデザインは控えめに言って「最高!」
『シン・仮面ライダー』コート着用ライダーのカッコ良さ
実は後半のアクションシーンや設定の難解さにはいささか不満を感じているのですが、それらを差し引いて余りあるほどに「もう一度劇場の第スクリーンで見たい!」と思わせてくれるくらい見た目の魅力が強烈です。
特に発表当時のイラストに描かれていたのと同じ、トレンチコートを羽織った仮面ライダーのカッコ良さは筆舌に尽くし難いものがありました。

◆なんか「ポチ」とか呼びたくなるサイクロン号
『シン・仮面ライダー』犬のようについてくるサイクロン号
サイクロン号って無人でも本郷の後をついてくるんですね(笑)。
本郷が歩いてる時は同じ速さでトロトロとついてくるし、本郷が立ち止まればサイクロンも止まる。
逆に本郷が犬みたいにチンチンしたらウィリー状態になるのだろうか?。
なんか可愛いです(笑)。

◆シン・緑川ルリ子
『シン・仮面ライダー』ルリ子
原作(TV版)とは最も大きく変更された人物が緑川ルリ子でした。
演じたのは浜辺美波さん。
浜辺さんは、私が全然興味ないジャンルの映画やドラマ(恋愛ものとか)に多く出ていた人なので全然知らなかったですが、今回の緑川ルリ子役を見て俄然「私のお気に入り女優さん」にリスト入りしました(笑)。

キャラクター設定はオリジナル版のルリ子と違って、彼女自身もオーグ(改造人間)化されているみたいです。
しかも他のオーグのプラーナ(エネルギー源みたいなものか?)を自由に操る能力を持っているらしく(この辺の設定がまだ飲み込めていません)、その力で一文字隼人の洗脳を解いて2号ライダーを誕生させるに至ります。
改造人間であることと胸に秘めた計画のせいもあって、彼女は庵野監督の代表作『新世紀エヴァンゲリオン』の綾波レイのような無機質な話し方をして髪型も綾波と同じショートカットになっています。

ルリ子はショッカーの「人間の幸せは強力な何かに隷属することにある」という提唱に反発し、最高傑作とされるバッタオーグ(本郷猛/仮面ライダー)を洗脳前に奪取して自分の用心棒にしようとしていました。
だから、ハッキリ言ってしまうと、『シン・仮面ライダー』の真の主人公はシン・緑川ルリ子(笑)だと考えております。

『シン・仮面ライダー』ひろみ
ルリ子が綾波レイなら、かつて彼女の親友だったというひろみ(ハチオーグ)のキャライメージはアスカ・ラングレーそのものです。
(オリジナル版に登場したひろみはルリ子の大学の友達という設定で、あの島田陽子さん(故人)が演じていました。)
ショッカーに改造人間にされたルリ子の真の目的はひろみとの対峙によって明確に描かれます。
そういう意味でひろみは重要なキャラクターでした。

◆長澤まさみさんのムダ使い(笑)
『シン・仮面ライダー』長澤まさみのムダ使い
思わず「え?ウソ!?」と思ったのはサソリオーグを演じた長澤まさみさん。
最初は頭の上でチョロチョロ動くサソリの尻尾に目をとられて、この女優さんが長澤まさみさんだと気付くまで若干の時間を要しました(笑)。
東宝シンデレラ出身のトップ女優:長澤まさみのなんという無駄遣い!。
サソリオーグの最期の描写は声だけで表現してましたが、それもまるで女性のアノ時の声みたいな・・・(以下自粛)。
しかも、それを東映の『仮面ライダー』でやるという・・・よくもまあ東宝と本人がこの内容にOKしたものだと感心します。

この件を良かった点に含めるのはいかがなものか?とも思いましたが、ここは私自身の感性に素直に従うことにしました(笑)。

◆おっさんだからこそ染みる部分
『シン・仮面ライダー』池松・本郷と柄本・一文字
本郷猛役は、ちょっとおでこ広めな池松壮亮さん。
一文字隼人役は、どちらかというと爬虫類顔(失礼!)でお世辞にもイケメンとは程遠い(更に失礼!)柄本佑さん。

現在の仮面ライダーはイケメン若手俳優の登竜門となっていて浮世離れした男前ばかり出てくるため、昭和の特撮大好きおぢさんには正直言って作品世界に入り込めずにおりました。
でも、この映画のライダー役は二人ともおっさん化一歩手前の俳優がメインなので私にもしっくりきます(笑)。

『シン・仮面ライダー』ダブルライダー
本郷「行こう、一文字君。」
隼人「君はいらない。」
本郷「行こう、一文字。」
隼人「おう!。」

なんて律儀な本郷猛。
なんてキザな一文字隼人。
そして、なんて昭和的なバディ同士の会話。
この終盤の二人のやり取りは、青臭いイケメン俳優が喋ってもクサ過ぎてとてもじゃないが見ていられなかったと思います(笑)。

あと、クサいといえば・・・

◆『シン』シリーズ共通の臭いに対する妙なこだわり
『シン・ゴジラ』では何日も着替えていない職員の服の臭いを示唆される場面がありました。
『シン・ウルトラマン』では転移装置の位置を、使用者の臭いで探知するため長澤まさみさんが身体中をくんくんされるという素敵過ぎるシーンがありました。
そして、『シン・仮面ライダー』にもライダースーツの臭いを指摘されて洗濯するシーンが出てきます。
そのおかげで、クールで自称:用意周到なルリ子が着替えの際に恥じらいを見せるという名シーンも生まれました。

「味」と「匂い(臭い)」はどちらも映像作品で直接表現出来ないものです。
庵野監督は、身近な匂い(臭い)というものを観客にイメージさせることで、絵空事である特撮作品にリアリティをもたらそうとしている気がします。
それは、宮崎駿監督のアニメで食べ物が異常なまでに美味しそうに描かれることと同じ演出論だと考えます。

◆オリジナルに対するリスペクトの数々
1号が足を複雑骨折して動けなくなっている間に2号が覚醒して代わり戦うところ。
TVシリーズでの主役交代シチュエーションがそのままストーリーに組み込まれていることに思わずひざを打ちました。

◆適材適所に菊池俊輔先生の音楽を使っている
『シン・仮面ライダー』シン・ライダーキック
オリジナル版の音楽を手掛けた故・菊池俊輔先生の楽曲が、(アレンジは加えてあるが)戦闘シーンなど適材適所に使われているのが嬉しい。
そして燃える!。
設定やデザインが変わってもあのメロディが聞こえるとちゃんと『仮面ライダー』になってしまうから不思議です。
なんなら全編を菊池先生の音楽で通してくれても良かったのに。

◆ラストは「やっぱりそうきたか!」
『仮面ライダー』石森章太郎先生の漫画版ラスト
これは石森章太郎先生が描かれた漫画版を知る者ならばある程度予想出来たことだと思います。
一部設定に違いはありますが、良くも悪くも「ああ、やっぱりそうきたか」といった終わり方でした。

ここまでは個人的にNICE!な部分でした。
続いてBAD!な部分いきます。

◆ライダー同士の戦いがほとんどCG
『シン・仮面ライダー』CGバトルはいただけない
1号ライダーと覚醒前の2号の戦いがほとんどCG!?。
しかも、重さがまるで感じられないアニメみたいな軽い動きです!。
これはいただけません。

巨大なゴジラやウルトラマンをCGで描くのはまだ許せます。
でも、等身大ヒーローの仮面ライダーは可能な限り人間の肉体を使った実写アクションで見せて欲しかったです。
昔、危険なアクションを身体を張って見せてくれたスタントマン(大野剣友会)の方々に対するリスペクトが欠けていると感じました。

『シン・仮面ライダー』コマ撮りみたいな戦闘シーン
アニメっぽいといえば、ハチオーグとの戦闘シーンもまるでコマ落とししたかのようなチャカチャカした動きで気持ちが萎えます。
このアニメ風というか学生映画っぽい表現法は、庵野監督の過去作『キューティーハニー』でも多用されていました。

『キューティーハニー』ポスター画像
考えてみると、あの作品も今だったら『シン・キューティーハニー』と名付けられていたかも知れません・・・。

◆対ショッカーライダー戦もオールCG しかも暗くて狭くて動きが早過ぎる
『シン・仮面ライダー』暗いよ狭いよ早いよ~
こちらもオールCGのシーンですが、このシーンの問題はそこだけではありません。
トンネル内のシーンのため画面が暗くてしかも狭い。
狭いせいかCGを使っていながら動きが早すぎて何がなんだかよく分からない。
まさに「暗いよ狭いよ早いよ~」な面堂終太郎状態でした(笑)。

◆2号ライダーこと一文字隼人の過去が描写不足
『シン・仮面ライダー』一文字隼人の過去とは?
終盤、隼人はルリ子によって改造前の記憶を呼び覚まされ、ボロボロ涙を流しながら自我を取り戻します。
それ以降、彼は本郷にとって真の相棒となりました。

ただ「このとき隼人の過去に何があったのか?」「あのとき彼は何に対して涙を流したのか?」については全く描写されていません。
本郷にとっての「父の死」に相当するような一文字の辛い過去をきちんと見せてくれていないため、あのラストシーンにもいまひとつ気持ちが乗れなかった気がします。

◆一般市民がほとんど登場しない
『シン・仮面ライダー』一般市民の描写はこれだけ?
過去、庵野秀明監督が関与した特撮リメイクシリーズ『シン・●●』はどれも一般市民の登場機会が非常に少ないです。
その点は今回の『シン・仮面ライダー』も例外ではありません。
今作で唯一画面に登場した一般市民は、ハチオーグに操られて本郷とルリ子の後方に集まってきた商店街の人たちくらいだったと思います。
仮面ライダーが真に守るべき一般市民の描写が皆無に等しいことはこの映画の大きなマイナス点です。

◆立花のおやっさんも滝も政府の犬に・・・
『シン・仮面ライダー』立花と滝
オリジナル版で仮面ライダーと一般市民の接点的存在だった立花のおやっさんも、今作では政府関係者という設定に置き換えられていました。
(しかも演じているのは『シン』シリーズ三作連続で政府関係者役の竹野内豊さん)
あと、立花の部下と言う設定で滝和也も出てきますが、演じているのが斎藤工さんなので「いつベーターカプセルを取り出すか?」とか「コイツがサソリオーグの全身をくんくん嗅ぐのか?」とか余計なことばかり考えてしまいました(笑)。

『シン・仮面ライダー』ダブルライダー疾走!
なんだかんだ言いながらも、私は近いうち2回目を見に行く予定です。
「プラーナって何だっけ?」とか「ラスボスがチョウチョって・・・それってつまりイナ●マンじゃないのか?」とか「KとかIとかロボット(A.I.)関係の過去話が全然頭に入ってこなかった」とか、まだ色々と見返す余地がありますから。
そして、何と言っても前半の(CGに頼らない)「カッコ良すぎる映像の数々」を大画面でもう一度見たいです!。



藤井道人監督作品エキストラ募集
25日(土曜)の夜は、新潟県某所で藤井道人監督作品の撮影にエキストラとして参加してきました。
藤井監督といえば、昨年5月の京都ロケに参加してきた『ヴィレッジ』が4月に公開されますし、その後ももう一本撮っておられます。
今いちばん勢いのある監督さんかも知れません。

3月25日藤井組エキストラ参加通知メール
とは言え、今回の応募人数はなんと500名!。
実際には300名強だったらしいですが、それでもよほど運が良くないと画面には映れない気がします(焦)。

現在はまだ正式発表されていない作品なので詳細は明かせませんが、助監督さんの説明によると恋愛映画で日本と台湾の合作だそうです。
台湾の男優さんは全く分かりませんが、主演女優は現場に来ていました。
●木●さんです。
・・・って、いくらなんでもこれじゃ分からないですね。
ヒントは、藤井監督の過去にも出演している女優さんで、最初の●は色です。
昨年参加した『ヴィレッジ』の現場でご本人を直接見ていたのに、今回は茶髪に染めていたため最初「あの女優さん」だとは気付きませんでした。

2023-03-25 3月末というのに雪景色
今回の現場は新潟県の津南という地域で、我が家から高速使っても4時間半かかりました(食事休憩を除く)。
更に新潟県上越インターを降りてからが大変で、ナビに従って進んで「このまま●キロ道なりです」と言われた道が雪で塞がれて通行不能・・・。
慌てて他のルートを探しながら現場に向かいましたが、全く土地勘がないため高速を降りてから現場に着くまで1時間以上もかかってしましました。

そういえば昨年参加した『ヴィレッジ』の現場も京都・亀岡の山奥にあるゴミ処理場でした。
辺鄙な場所で撮影するのがお好きな監督さんみたいです。(;^_^A

2023-03-25 現場はニューグリーンピア津南横のグラウンド
実際の現場はスキー場横のグラウンドでした。
とはいえ、流石は新潟県!。
3月下旬というのに完全な雪景色を保っていました。

2023-03-26 舞い上がるランタン
今回の撮影は日が落ちてから深夜1時まで(実際には2時過ぎまでかかりました)、大勢の参加者が願い事を書いたランタンを空に飛ばす「ランタン祭」のシーンです。
幻想的で素敵な画が一杯撮れたに違いないと思います。
・・・でも、雪のグラウンドで、しかも陽が落ちてから深夜までの撮影なのでもう寒いのなんの!

私の役柄のことや撮影中のアクシデントなど書きたいことはいっぱいあるのですが、正式発表前の作品ですし、私自身も今夜は体力的にかなりシンドイのでここまでにしておきます。
なにしろ今日の深夜2時頃まで撮影に参加し、深夜に山道を走るのは怖かったのでそのまま現場で車中泊、そして今朝出発して(何度も休憩を挟みながら)夕方帰ってきたばかりなので・・・。(´_`;)
そのうち映画が公開されるときにでも詳しく書くことにします。


今週もお付き合いいただきありがとうございました。
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COMMENTS

4 Comments

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ぐらごる  

こんにちは!
鑑賞後3日経ちましたが、もう一度観たいと強く感じるようになりました。やはりクリエイター庵野氏の作家性が際立っている映画であり、好き嫌いを超えてそのエネルギーに惹き付けられます。

それにしましても、これだけ出演者が被りますと、「シン」シリーズのマルチバース編を期待しちゃいます。
きっと、本郷猛は「シン・ゴジラ」の世界では間准教授のゼミの学生です。

2023/03/28 (Tue) 13:12 | EDIT | REPLY |   

トガジン  

ぐらごるさん、コメントありがとうございます。

私も近いうちに2回目を観に行こうとスケジュール表と映画館の時間表を毎日見比べているところです。
見落としたかもしれない設定とか聞き漏らしたかもしれない重要なセリフを補完しなければ!。

・・・というのは建前で、コートを羽織った仮面ライダーの超絶カッコ良さとか、クールに登場したシン・緑川ルリ子のツンデレ化とか、サソリオーグの壊れた感じをもう一度見たくて仕方ないです(笑)。

>「シン」シリーズのマルチバース編。

実は私、『シン・ウルトラマン』のときは「あの世界の東京駅には今も凍ったゴジラが佇んでいるんじゃないか?」と考えておりました(笑)。
あと、ハチオーグが言っていた「思考を放棄して他者に隷属することが平和に繋がる」というショッカーの理念は『シン・ウルトラマン』のメフィラス星人の論法そのものでした。

でも、『シン』シリーズ全部を一つの世界にまとめることは、故・松本零士先生が『銀河鉄道999』『キャプテン・ハーロック』の世界に『宇宙戦艦ヤマト』も取り込もうとしたのと同じくらい無理がある気がしますね(笑)。

2023/03/29 (Wed) 00:04 | EDIT | REPLY |   

へろん  

え゛っ、エキスポシティのガンダムモニュメント、なくなったんですか!!
結構長い間だったので馴染んでいましたが……ちょっと寂しいですね。


『シン・仮面ライダー』、私はまだ観ていないのですが、リアル友人間では評価が真っ二つですね……(@_@)
緑川ルリ子が真の主人公というのは面白いですね。これまでとかなり違った展開にもできそう(^^;)

ところで『シン』シリーズを一つにまとめるのは私も想像しました。「リメイクとは壮大な同人活動である」と思ってますので、その行き付く先としてありそうな気がします。
実は先日あるお菓子のコラボパッケージに『シン』シリーズの主要キャラが一堂に会していましたので、そんな気がより強くしています(^▽^)

2023/03/30 (Thu) 06:03 | EDIT | REPLY |   
トガジン

トガジン  

6年後の放送50周年までは続けて欲しかったです(涙)

へろんさん、コメントありがとうございます。

>ガンダムのモニュメント

当たり前にあったものが無くなると妙に寂しいですね。
東京オリンピックのときにたいに、2年後の大阪万博2025も6年後の『ガンダム』放送開始50周年もあのモニュメントの前でカウントダウンするに違いないと思っていたのですがね。

>『シン・仮面ライダー』

「緑川ルリ子が真の主役じゃないのか?」というのは私の勝手な感想に過ぎませんが、あながち間違っていないと思います。
少なくとも、あの映画では本郷猛も一文字隼人も彼女の手の内で踊らされてたように見えましたから。

・・・おっとっと、まだ見ていないへろんさんにはこれ以上は書かないでおきます(笑)。
是非映画館で見てください。

>『シン』シリーズを一つに

『エヴァ』も含めた4作品のキャラクターを一堂に登場させるのは難しいかも知れませんが、今回のショッカーの理念と『シン・ウルトラマン』のメフィラス星人の企みと『エヴァ』の「人類補完計画」には共通性を感じました。
来週2回目を見に行く予定なのでそのときはその視点で見てみようと思っています。

2023/03/30 (Thu) 20:11 | EDIT | REPLY |   

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