週刊映画鑑賞記(2023.6/5~2023.6/11)
CATEGORY週刊映画鑑賞記
トガジンです。
毎週日曜日はこの一週間に観た映像作品を日記代わりに書き留めています。
週の前半は少し体調を崩したため今週は1本のみです。

今月末には『インディ・ジョーンズ』第5作『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』が公開されます。
最新作を100%楽しむため旧作4本を今月中に見返すことにしました。
6/9(金)
『レイダース 失われたアーク<聖櫃>』
(ホームシアター:ディズニー・プラス)

シリーズ最新作にして最終作『運命のダイヤル』には、この『レイダース』の頃のインディ(演:ハリソン・フォード)の姿がCG処理で登場するとのことです。
その『運命のダイヤル』公開に先駆けて、今月からディズニープラスで『インディ』シリーズの4K配信が開始しました。

公開当時、私は高校2年生。
本当は公開初日に見に行きたいくらい楽しみにしていたのですが、ちょうどテストが近い時期だったため「映画を見に行く」など言語道断でした。
結局、公開から2週間くらい経った冬休み初日に映画・アニメ好きの親友と見に行きました。
劇場は福井で一番大きな映画館:テアトル福井(現:テアトルサンク1)。
平日とはいえ冬休みなのできっと混んでいるだろうと覚悟していましたが、予想に反して客は思ったほど多くはなく中央部の良い席を確保出来ました。
『ジョーズ』と『スター・ウォーズ』という2大ヒット作の監督が手を組んだ作品として宣伝されていましたが、地方の一般市民にはスティーブン・スピルバーグ監督の名前もまだまだ浸透してはいなかったようです。

本当は『レイダース』を見たあと『タイタンの戦い』か『マッドマックス2』のどちらかをハシゴで見て帰る予定でしたが、『レイダース』のあまりの面白さにそのまま劇場に居座って2回連続で見てしまいました。
あの頃の映画館は入れ替え制ではなく、一度入場したら一日中館内に籠って同じ映画を何度でも見ていられたのです。
嗚呼、あのおおらかな時代が懐かしい・・・。
でも、流石に2回連続で見てしまうと高校生でもストーリーの粗に気付いてしまいました(汗)。
あのトラックの爆発からマリオンがどうして生き延びられたのか今でもよく分かりません。
インディが潜水艦に取りついたまでは良かったものの、艦内に入れる筈はありません。
潜航する潜水艦に何時間も張りついていたとでもいうのでしょうか?。
等々・・・。
でも、そんな細かいことはどうだっていいんです。
CGなんか1カットも存在しない血沸き肉躍るライブアクションが、最初から最後まで私の心を惹き付けてやみません。

インディを追いかけて転がってくる巨大な岩石!。

アクシデントを逆手にとって生み出された映画史に残るギャグシーン。

無数の蛇!へび!ヘビ!。

聖櫃を巡ってインディとナチスの抜きつ抜かれつの攻防戦。
そして、インディの周りの人物たちも皆魅力的。

男勝りで酒にも滅法強く、再会した元カレ(インディ)にいきなりグーパンチを食らわせる気丈なヒロイン:マリオン。
そんな彼女が物語が進むにつれてどんどん可愛く見えてくるから映画って不思議です。

カイロでインディに協力してくれる良き友人:サラー。
3作目にも再登場し、今度の最新作にも姿を見せてくれるようです。(予告編に出てきます)
私としては『クリスタル・スカル』ラストのインディとマリオンの結婚式に彼の姿が無かったことが物足りなかったです。

見た目の不気味さに反して意外にお茶目なナチスの諜報員:トート。
初めて見た時は「桂文珍か?」と思いました(笑)。

熱弁するあまりに飛んできたハエに気付かず呑み込んでしまうライバル考古学者:べロック。
「あれは演出?だとしたらどういう意味?」と不思議に思っていましたが、実はあれも撮影時のアクシデントだったらしいです。
べロックを演じたポール・フリーマンさんの役者根性に脱帽!。
エンディングのレイダースマーチを聴いていると、細かい粗なんか全部忘れて「あ~面白かった」という心地良さだけが残ります。
これぞ映画!。
これぞエンターティメント!。

’85年にはレーザーディスクが発売されましたが、当時はビクターが版権を握っていたため最初VHD方式でしか発売されずにヤキモキさせられたことも忘れられません。
我が家のシアタールームの壁には私的殿堂入り作品(笑)のLDジャケットを飾っていますが、『レイダース』初回盤も迷うことなくその一枚に加えております。
この映画でひとつだけ気に入らないこと。
それは邦題のセンスの悪さです。
公開時に付けられた『レイダース 失われたアーク<聖櫃>』も日本語として十分に変なのですが・・・。

DVD化以降、シリーズ全体に合わせて『インディ・ジョーンズ レイダース 失われた聖櫃<アーク>』という更にお間抜けなタイトルに改題されてしまいました(呆)。
何十年も親しんできた邦題を変えるからにはそれなりの理由と納得出来る意味があって欲しいものです。
例えば『スター・ウィーズ/ジェダイの復讐』を『ジェダイの帰還』に変えたのはちゃんと内容に則した変更でした。
でも、『レイダース 失われた聖櫃』については今さら変える必要は無いだろうと思うのですがね。
今週もお付き合いいただきありがとうございました。<(_ _)>
毎週日曜日はこの一週間に観た映像作品を日記代わりに書き留めています。
週の前半は少し体調を崩したため今週は1本のみです。

今月末には『インディ・ジョーンズ』第5作『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』が公開されます。
最新作を100%楽しむため旧作4本を今月中に見返すことにしました。
6/9(金)
『レイダース 失われたアーク<聖櫃>』
(ホームシアター:ディズニー・プラス)

シリーズ最新作にして最終作『運命のダイヤル』には、この『レイダース』の頃のインディ(演:ハリソン・フォード)の姿がCG処理で登場するとのことです。
その『運命のダイヤル』公開に先駆けて、今月からディズニープラスで『インディ』シリーズの4K配信が開始しました。

公開当時、私は高校2年生。
本当は公開初日に見に行きたいくらい楽しみにしていたのですが、ちょうどテストが近い時期だったため「映画を見に行く」など言語道断でした。
結局、公開から2週間くらい経った冬休み初日に映画・アニメ好きの親友と見に行きました。
劇場は福井で一番大きな映画館:テアトル福井(現:テアトルサンク1)。
平日とはいえ冬休みなのできっと混んでいるだろうと覚悟していましたが、予想に反して客は思ったほど多くはなく中央部の良い席を確保出来ました。
『ジョーズ』と『スター・ウォーズ』という2大ヒット作の監督が手を組んだ作品として宣伝されていましたが、地方の一般市民にはスティーブン・スピルバーグ監督の名前もまだまだ浸透してはいなかったようです。

本当は『レイダース』を見たあと『タイタンの戦い』か『マッドマックス2』のどちらかをハシゴで見て帰る予定でしたが、『レイダース』のあまりの面白さにそのまま劇場に居座って2回連続で見てしまいました。
あの頃の映画館は入れ替え制ではなく、一度入場したら一日中館内に籠って同じ映画を何度でも見ていられたのです。
嗚呼、あのおおらかな時代が懐かしい・・・。
でも、流石に2回連続で見てしまうと高校生でもストーリーの粗に気付いてしまいました(汗)。
あのトラックの爆発からマリオンがどうして生き延びられたのか今でもよく分かりません。
インディが潜水艦に取りついたまでは良かったものの、艦内に入れる筈はありません。
潜航する潜水艦に何時間も張りついていたとでもいうのでしょうか?。
等々・・・。
でも、そんな細かいことはどうだっていいんです。
CGなんか1カットも存在しない血沸き肉躍るライブアクションが、最初から最後まで私の心を惹き付けてやみません。

インディを追いかけて転がってくる巨大な岩石!。

アクシデントを逆手にとって生み出された映画史に残るギャグシーン。

無数の蛇!へび!ヘビ!。

聖櫃を巡ってインディとナチスの抜きつ抜かれつの攻防戦。
そして、インディの周りの人物たちも皆魅力的。

男勝りで酒にも滅法強く、再会した元カレ(インディ)にいきなりグーパンチを食らわせる気丈なヒロイン:マリオン。
そんな彼女が物語が進むにつれてどんどん可愛く見えてくるから映画って不思議です。

カイロでインディに協力してくれる良き友人:サラー。
3作目にも再登場し、今度の最新作にも姿を見せてくれるようです。(予告編に出てきます)
私としては『クリスタル・スカル』ラストのインディとマリオンの結婚式に彼の姿が無かったことが物足りなかったです。

見た目の不気味さに反して意外にお茶目なナチスの諜報員:トート。
初めて見た時は「桂文珍か?」と思いました(笑)。

熱弁するあまりに飛んできたハエに気付かず呑み込んでしまうライバル考古学者:べロック。
「あれは演出?だとしたらどういう意味?」と不思議に思っていましたが、実はあれも撮影時のアクシデントだったらしいです。
べロックを演じたポール・フリーマンさんの役者根性に脱帽!。
エンディングのレイダースマーチを聴いていると、細かい粗なんか全部忘れて「あ~面白かった」という心地良さだけが残ります。
これぞ映画!。
これぞエンターティメント!。

’85年にはレーザーディスクが発売されましたが、当時はビクターが版権を握っていたため最初VHD方式でしか発売されずにヤキモキさせられたことも忘れられません。
我が家のシアタールームの壁には私的殿堂入り作品(笑)のLDジャケットを飾っていますが、『レイダース』初回盤も迷うことなくその一枚に加えております。
この映画でひとつだけ気に入らないこと。
それは邦題のセンスの悪さです。
公開時に付けられた『レイダース 失われたアーク<聖櫃>』も日本語として十分に変なのですが・・・。

DVD化以降、シリーズ全体に合わせて『インディ・ジョーンズ レイダース 失われた聖櫃<アーク>』という更にお間抜けなタイトルに改題されてしまいました(呆)。
何十年も親しんできた邦題を変えるからにはそれなりの理由と納得出来る意味があって欲しいものです。
例えば『スター・ウィーズ/ジェダイの復讐』を『ジェダイの帰還』に変えたのはちゃんと内容に則した変更でした。
でも、『レイダース 失われた聖櫃』については今さら変える必要は無いだろうと思うのですがね。
今週もお付き合いいただきありがとうございました。<(_ _)>
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