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映画と日常

週刊映画鑑賞記(2023.9/25~2023.10/1)

トガジンです。
毎週日曜日はこの一週間に観た映像作品を日記代わりに書き留めています。

木曜の朝起きるとひどく身体が火照ってダルかったため、念のためにと熱を測ってみるとなんと37度3分!
今頃になって俺もコロナ感染者の仲間入りか?。
あるいはまさかのインフルエンザ?。
ビクビクしながら医者に診てもらったところ・・・ただの風邪でした。
今まで連日猛暑に耐え続けてきた疲れがドッと出たのでしょうか?。
それともただのエアコン風邪?。



9/26(火)
『ザ・スーパーマリオブラザーズ』🈠
(ホームシアター:レンタルBlu-ray)
『ザ・スーパーマリオブラザーズ』ポスター画像
予告編は映画館で何度か見ていて「ああ、綺麗な画面だな~」と思っていましたが、実はそれほど観たいとは思っていませんでした。
しかし、先日一緒に仕事した40歳代半ばの後輩が「映画のマリオブラザース、めっちゃ良かったッスよ。僕らはドンピシャ世代なんで、アレも出てくる!これもキター!って感じでなんかもう涙出そうでした。」と絶賛しておりました。

『スーパーマリオブラザーズ』レンタルBD
「奴がそこまで言うのなら」ということで今回ブルーレイをレンタルして見ることにしました。
音響はドルビーアトモス。
しかも喜ばしいことに日本語吹替え版もドルビーアトモスです。
折角の映像美を字幕を気にすることなく楽しみたい、ということで迷わず吹替え版をチョイスしました。

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異世界へのワープやカートに乗ってクッパ城に向かう場面では音が部屋じゅうを駆け回り、横スクロールでマリオが敵陣を駆けける場面では音の移動感がハッキリしていて、我が家のサラウンドシステムが嬉々として音を鳴らしておりました。

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ストーリーはほぼ原作ゲームそのままとのことですが、冒険ファンタジーアニメとして十二分な出来映えでした。
アクションシーンのカメラワークは秀逸ですし敵味方ともキャラが立ってます。
特にピーチ姫が可愛くてお転婆なのがポイント高いです。

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でも、後輩が熱く語るほどには私の心は躍らなかったです。
その理由は最初から分かっていました。
私はTVゲーム「スーパーマリオブラザース」を一度もプレイしたことがないからです。

ファミコン「スーパーマリオブラザーズ」
原作のファミコンゲーム「スーパーマリオブラザーズ」が登場したのは1986年。
そのとき私は22歳の大学生でした。
当時の私は8ミリフィルムを使った自主映画制作とオーディオとレーザーディスクで頭がいっぱいで、ゲームにはまるっきり興味なかったのです。
リアルタイムで「マリオ」に接した後輩と違い、原作に思い入れが皆無な私がこのファンムービーに歓喜出来るわけがありません。

『バーチャファイター』サラ対カゲ
私がゲームにハマったのは90年代の半ば頃からです。
それも家庭用ではなくアーケードゲームが最初でした。
最初は「アフターバーナー」や「ダライアス」などのシューティングゲームが主でしたが、ゲーセンに足しげく通うようになったのは初代「バーチャ・ファイター」から。
プログラムされたコンピューター相手の戦いよりも、反対側の席に座った見知らぬ相手との対戦にどハマりし、連日数千円単位で百円玉を消費したものでした。
今でも時々PS3で「バーチャファイター」「鉄拳」「デッド・オア・アライブ」などをプレイして反射神経を刺激しています。
ちなみに私の「バーチャ」使用キャラはジャッキー&サラのブライアント兄妹。
「バーチャ2」のイベントで「バーチャの鉄人」と呼ばれる名人たちと対戦したことがありますが、そのとき池袋サラさんに1セットだけ勝てたことが今でも自慢です(笑)。

話が横道に逸れてしまいました(汗)。
要するに、私は’90年代半ば頃までゲームというものにほとんど縁のない生活をしていたのです。
だからファミコンにも「スーパーマリオブラザーズ」にも興味は無く、後輩のようにマリオに愛着や郷愁を抱くことはありません。

東宝チャンピオンまつり 1971年夏 割引券?
これは特撮や怪獣映画における世代差と同じものではないかと思います。
私は小学校低学年の頃から「東宝チャンピオンまつり」のゴジラやTVの「帰ってきたウルトラマン」「仮面ライダー」に親しんで育った世代です。
だから昔の特撮作品がリマスター化されたり再上映・TV放映されるたび喜んで見ますし、新作が作られるたびにいそいそ映画館に赴いて多少出来が悪くとも「次に繋がるように」と何度もお布施(入場料)を払ってしまいます。

しかし、特撮ものは1975年から1983年頃まで空白期が続きました。
その頃に子供時代を過ごした現在40~50歳くらいの人たちには「ゴジラ」「ウルトラマン」「仮面ライダー」に対する思い入れはほとんど無く、その代わり彼らの深層に根付いているのが「マリオ」や「ドラクエ」などのTVゲームなのです。
だからその世代のスタッフが作った怪獣映画はどこか本質を見誤っていることが多い気がします。
(劇場版アニゴジ三部作が好例)

私が「マリオ」の映画に興味をそそられない理由はこれと同じです。
名作と呼ばれる映画もアニメも、そしてゲームにしても、多感な年頃にそれと接したことがない者には心揺さぶられることは少ないのかも知れません。



【29日(金)朝、食卓にて】
この日、朝ごはんを食べにキッチンに入ると妻が涙目になっていて声もひどい鼻声になっていました。
「なんだ、お前も風邪か?。俺のがうつったか?。」と訊くと「あんたと一緒にせんといて!。」とムスッ。

朝ドラ『らんまん』最終回
話を聞くと、ちょうどNHK朝ドラ『らんまん』の最終回を見終わったところだったそうです。
それがあまりにも素晴らしかったそうで、四月から半年間毎日欠かさず見ていた妻と母はポロポロ涙をこぼしながら見ていたのでした。

私は『らんまん』は朝出来かける前に朝ごはん食べながらチラ見していた程度であまり真剣には見ていませんでした。
なぜならば・・・。
主演の神木隆之介さんは来月公開の『ゴジラ-1.0』でも主演を務めることを以前から知っていたため、自分の中で神木さんに別の役のイメージを付けたくなかったからです。
奥さん役の浜辺美波さんについても、『シン・仮面ライダー』の緑川ルリ子のイメージを守りたくて『らんまん』を見ることは無意識に避けていました。

『らんまん』の神木・浜辺コンビは11月3日公開の『ゴジラ-1.0』でも共演します。
私は真っ白な気持ちで新作『ゴジラ』を楽しみたいので『らんまん』のことは考えないことにしていますが、「そんなに良いドラマだったのか!」と、少し勿体ないことした気持にもなっています(笑)。


m(__)m
今週もお付き合いいただきありがとうございました。
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